05年防災訓練
今年度は県の防災訓練のメイン会場に焼津市がなっていたために大掛かりな訓練が行われた。
この会場では2つの自治会(参加者1265名)と中学1校が参加した。
自治会・総代ごとに避難完了 | |
毛布と竹を使ったタンカ作り あるものを工夫して |
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三角巾の使い方 慣れなので何度でもやってみて… |
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救命救急 人工呼吸・心臓マッサージ あなたはできますか? |
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もちろん消火訓練も | |
救助犬も登場 この中に人が居るワン! |
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さっそく救助 兵庫県警のレスキュー隊 |
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自衛隊の指導で土嚢作り 二次災害を起こさないために大切 |
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炊き出し アルファ米なのでお湯をさすだけ |
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さかなセンターの炊き出し 具たっぷりのお味噌汁 |
救助犬について
今回はNPO災害救助犬静岡の皆さんが参加した。そこで話に聞いた事をまとめる。
救助犬というとヨーロッパアルプスのものが古くから有名だが、日本では阪神淡路大震災の前あたりから発足した。
犬は普通に飼われている家庭犬だが、人を探す事と足場の不安定な所を歩けることを特別に訓練している。
基本的な「待て」や「来い」などの他に、特に誰にでも抱かれる事ができるようにする。これは犬が怪我をしてしまった時、ハンドラー(犬を連れている人)がケガをしてしまった場合などを想定して、誰でも犬を触れるようにしなければいけないからだ。
また、救助犬は人のにおいを探し、動けなくても見えなくても探す事が求められる。たいていはほえて知らせるが、犬によってはここだ!とその場を引掻いたりして知らせる事もある。ハンドラーはその場で救助できればするが、手にあまる時は印をつけて救助を呼ぶ。
災害現場は足場が悪い事が多いので、揺れるハシゴを歩く、高い所へ登るなどの訓練も普段からしている。