15/10/24
J1サッカー、清水の今シーズン最後のホームゲームだった。残念ながら今シーズンを象徴するように柏に良い所なく0-3で敗れた。
試合中にキャプテンマークが故障でもないのに次々と渡されて行くところに今のチーム状態が象徴されていると思った。つまり誰が試合の中心に居るのかが確定されていない。どういう形で試合を進めて行くかのプランを指示するプレーヤーが居ない。選手同士が連動して動いていないので良いアイデアであっても動きがチグハグになる。問題を挙げればきりがないし、プレーの質という面では分からないところもあるのだが。
とにかくアスリートとしての身体作り、チームスポーツとしてのチームの意思疎通、これだけは来シーズンと言わず今すぐにでも是非きちんと準備してほしい。大勢の人間が関わる1つのチームには気の合わない人もいるだろう、でも職場とはそんなもの、気は合わなくても相手の技術が分かっていれば一緒に仕事はできる。今シーズンはメンバーもころころと変わったが、骨格となるメンバーが固定できるチーム作りをしてほしいものだ。
清水エスパルスは本当の意味での地域のクラブとして歩んできた。資金難で来シーズンは無いと言われた危機も乗り越えてきた。だからこそ、この危機も切りぬけて、付け焼刃ではなく、より強靭なチーム作りをしてほしい。
15/10/22
私はタイプとして話を聞かせやすいらしい。何かの機会に色々と相手から話を聞かせてもらう事が多い。しかし、こちらの体調の良くない時に医者でそれをやられるとどうなのかなぁ…とさすがに思う。
今日は蓄膿症の悪化か風邪か微妙な状態だったが、首周りがガチガチになり頭痛がひどかったので内科に行った。ちょうどインフルエンザの予防接種シーズンに入っていて2時間待ちになりさすがにメゲた。そこに来て熱は平熱、喉も呼吸音も心音も大したこと無しと医者は見たのだろうが、こちらの症状は置いたままダンナの体調の話をずっとしていた。
しかも小清竜湯(確かにこちらからリクエストする事もあるが)を出してくれたが、今日の証は素直に葛根湯のような気もするのだが…。
もっとも午前中に行った鍼の先生でも、オリオン座流星群を見なかった話と、近々行われる大井川マラソンに農大のOBの子が出る事、先日行われたマスターズ陸上の審判員が少なくて大変そうだった事など聞いていたばかりで、今日は体調が悪いなどという話はほとんどしなかったが…。
どちらにしてもインフルエンザやノロなど感染症系ではないようなので明日母が帰ってきても大丈夫そうだ。
15/10/17
箱根駅伝の予選会の日だった。午前中に葉書の印刷が上手くいかないプリンターをなだめている内に終わってしまったが、農大は12位、残念ながらの予選落ち。それも20kmを10名が走った合計タイムで10位で予選通過したチームと1分と違わない。レベルが上がったというべきか、最後の頑張りが効かなかったというべきか、大いに悔しがって次につなげてもらいたいものだ。
午後は新しいプロバイダーさんが機械を設置に来たのを相手にしている内にJ1のドンジリに付けている清水が仙台に0-1で負けていよいよJ2落ちが決まりそうな所に来た。昨シーズンから良い所なしなので腰を据えてサッカー王国の再興を目指してほしい所だが、こちらも後1歩の根性が見えないままシーズン終了を迎えそうだ。
急ぎの用事でメールもネットも目いっぱい使っているところでのプロバイダー変更で、時間の余裕があるのでとりあえず放り出してあるが、設定の変更も面倒でうんざりしている。
この週末で母の帰宅も3度目でお互いにだいぶ慣れてきて、母の食欲があるのだけがやれやれというところで、めげる1日だ…。
15/10/14
静岡市美術館の開館5周年記念『ちひろ美術館世界の絵本原画コレクション展 絵本をひらくと』を見に行った。
海外の作品ではそれぞれのお国柄の出たデザインであったり、色遣いの特徴があったりが楽しかった。また19世紀末から現代まで、子供の本・絵本の概念も少しずつ変わっているようだ。個人的には幼い頃読んだはずの『キンダーブック』の挿絵が、昔見たものと同じものだったかどうかはともかく、その時代らしい絵が懐かしかった。
長新太さんの文・絵の『つきよ』の展開と『まねっこねこちゃん』の言葉のつなぎと絵のつなぎが面白くて、買ってきてしまった。
15/10/13
母が自宅に帰って来るのに合わせて、昨日TOPPOさんが遊びに来てくれた。午前中に焼津に到着した後、岡部までコスモスを見に行った。玉露の里の駐車場に入るのに渋滞で車道から待つなどという経験を初めてした。その手前にコスモス見物用にかなりのスペースの駐車場があるにもかかわらずで、そちらも道路から渋滞していたが…。
コスモスはちょうど見頃で、おだやかに暖かな散歩日和だった。
夕方帰ってきた母の相手もたっぷりしてもらって、今朝は早々にショートスティのお迎えが来て母は施設へ。母は前回来た時よりも様子がずいぶんしっかりしてきて、身体も動かすようになった。
母を見送った後、我々は川根温泉までドライブ。温泉に浸かってのんびりと手足を伸ばしてきた。本日も半袖でも過ごせる良い気候。風呂上りには食事をして、お土産物などをチェック。それぞれに欲しいものを買い込んで帰り道。温泉だけではちょっともったいなかったが、帰りに母が落ち着いたかどうか施設にも寄って様子を見て来た。
15/10/10
TPPが大筋合意したとニュースで言っているが評価はまちまちだ。
私は農業分野について守るのではなく攻めれば良いと思っている。手間をかけてその分割高かもしれないが、味と安全はどこへ出しても胸を張れるものだと思う。心配をしているのは水の問題だ。水田というものは急峻で平野の少ない地形の日本を安全にするものすごい装置であったと思う。これ以上水田が減ると日本の水と平野が失われて行く事を心配しなければならない。
工業製品はすでにどこで作っても人件費(生活のレベル)の問題となりつつあり、域内を平等にというのならば生活レベルも平等になるように低い所は引き揚げるべく協力をするべきで、そうすればどこで作っても変わらないという事になる。
後は地域の自然環境の差、文化の差、得意分野の差、しかし、どこの国も自国民を育んできた農業を衰退させれば、その国の地の力が衰退すると考えるべきだ。何故ならば先祖代々そのための治山治水をしてきたはずで、それがその土地のもっとも良い姿になっているはずだからだ。
15/10/6
昨日は大村智北里大特別栄誉教授がノーベル賞の医学生理学賞に選ばれたが、今日はノーベル物理学賞に東京大宇宙線研究所の梶田隆章教授が選ばれた。このところほぼ毎年のように日本人からノーベル賞受賞者が出るが、これはすごい事だと思う。
基礎研究が大切なのか、実用化されて人々の生活に画期的な役割を果たす研究が大切なのかは、どちらもと言うしかないのだろう。日本の研究者は物理学分野での理論的なものもすごいが、青色ダイオードや今回の大村先生の発見された抗生物質「エバーメクチン」など多くの人の生活を変える発見は素晴らしいものだと思う。
ただ、日本の研究体制はどうも生活に直結する現場の仕事が軽んじられているような気がして残念だ。それでいて大学のカリキュラムが「今」役立つ即戦力の技術に偏っているのは矛盾を感じるが…。
15/10/3
サッカーJ1の清水は地元のお気に入りチームなのだが、今年は残念ながら全く良い所なく終わりそうだ。
このチームはどういう訳か数年に1度、ディフェンスから崩されてボロボロになる事があるが、今までは出来るゴールキーパーをチームに加える事で立て直してきた。
今年も失点の多いシーズンだったが、それ以上に心配だったのが『取られたら取り返せ』が全く機能しなかった事だ。ある程度点を取り合う試合は見ていてもハラハラさせられて負けてもそれなりに楽しいのだが、取られて取り返せない一方的な試合はイライラが募る。
サッカー王国と言われる静岡で、サッカー選手と言うだけで選手が甘やかされ過ぎたのではないかとちょっと残念だ。サッカー王国だからこそ見る方も見巧者となって良いプレーと悪いプレーにそれなりの反応を示すべきなのではないだろうか。そのためには選手も魅せてナンボと心得て自ら体力・技術・気力を磨いてほしい。
私は相手チームの良いプレーにも素直に感動するし、良い試合には勝っても負けても感動する。プロならばまずプロとして活躍できる身体づくりからきちんと取り組んでほしい。
15/10/2
5月から入院していた母が、救急病院→療養病院→ショートスティを経過して今日の午後帰ってきた。果たして家に戻っている事が分かっているのかどうか分からないが…。とにかくベットに入って落ち着いている。
しっかりと介護慣れしてやられる事にあまり抵抗はしないが自分から動く気も全然ない。それ以上に心配なのが食事。甘い物には反応するが、はたしてどのくらい食べていれば基礎代謝量分になるのか。何とか水分不足にはならないようにしたいものだが、付きっきりというわけにもいかないし、放っておけば黙って目をつぶっているし、相変わらずものは「痛い」しか言わないし、反応が取りにくくて苦戦している。次にショートスティに行ってくれる月曜日の朝をカウントダウンしながら待つ事になりそうだ。
15/10/1
月に1度、子ども相手の読み聞かせの会に参加をしている。実際に自分が読み聞かせをするのは年に数回だが、ぶっつけ本番は出来ない。本を探して下読みをし、聞かせられるようにするまでにはやはり準備がいる。お陰でここしばらく自分のおとっときばかりを持ちだしている。
実は、今年中に是非読みたいと思って本屋で見つけたのを幸いに買ってしまった絵本があるのだが、まだ思い切りがつかない。絵本だからそう長くも難しくもないのだが、できれば強く伝えたいと思うと、まだまだ自分が噛み砕いていないような気がする。『とどけみんなの思い 放射能とふるさと』(夢ら丘実果 文・渡辺あきお 絵/新日本出版社)、2匹の猫が主人公になっている。
ネコ膝に絵本を開く夜長かな DORA