ちょっとした感想   

15/9/20

   自治会の運動会だったが、午前中のかなり早い時間に終わったようだった。
   夕方から組の懇親会。新しい家も増えて半分近くが名前が出て来ない…。我が家の場合は1番端に位置するし、1戸ずつの家に住んでいるとなかなか会う機会もないので、ごく近所の人でも随分久しぶりに話す人もあった。
   今回は、来年、組に保健委員の役がまわって来るのでその選出、次の町内会長がまわって来るので来年中にその選出をする準備、神社の年行事が次のまわり番(今年地区に廻ってきていて次に廻って来る時)でまわって来るのでその代表者をどうするかなど、相談をする事が多かった。保健委員以外はあわてて決めなくても良いので、まだみんな頭の片隅に入ったかどうかだが…。
   我々の周りでは孫話、ついで介護の話がシビアになってきた。

15/9/19

   夜中の内に安全保障関連法案が可決成立した。紛糾したというよりも、国民の目に触れないようにというコソコソ感が否めないが…。
   色々な所・色々な団体によって違憲訴訟が起こされるらしい。
   一方で、若者を中心に国会周辺や各地で反対運動を盛り上げていた人達は次の1手として選挙に行こう!と呼びかけているようだ。主権在民とは選挙権の行使によって、自分の意見を国政に反映させる事、あるいは自分が代表として議員選挙に出る事、選挙に行こうの前にまともな候補者に1人でも多く立ってもらいたいものだが…。
   また、民主主義とは隔たった意見を話し合いで折り合いのつく所に持って行くものだという基本も、今の国会では忘れられているようだが、選挙権が18歳からになり、社会科で学習したばかりの若い世代から国会を正してもらいたいものだ。

15/9/16

   今年の秋のお彼岸は休日が並んでしまったので、早々と八王子まで墓参りに行った。御殿場から富士五湖道路経由中央高速や、高尾山周辺など、秋の行楽シーズンには渋滞だらけで車の屋根を歩きたくなるだろう。その上、霊園内の駐車場も身動き取れないとなると、最低でも平日、それもできなければ早めを選択するしかない。
   残念ながらドンヨリと曇り。留守番が猫達だけで気楽なので、10時前にスタート。ススキ野原を楽しみながらのドライブ。行きの谷村PAで少し早目の昼飯。私は名物とか言われるとつい選んでしまうのだが、今回の地鶏の親子丼は長葱たっぷりで閉口した。地鶏はしっかりとした味だし卵も美味しかったのだが、せっせと葱を横によせて「もったいない」とTANUKIが前から手を出してきたので無駄にはならなかったが、何か損をした気がする。
   昼過ぎにはお墓に到着。意外と人が多いのは同じように混雑を嫌った人が結構いたかららしい。T家のお墓を掃除して拝み、親戚のお墓にもお参りをして帰る。
   帰りは河口湖ICからR139。鳴沢の道の駅と朝霧高原の道の駅をめぐって帰ってきたが、残念ながらかなりの雨降りで富士山は近くでチラリとシルエットが見えただけだった。
   それにしてもだんだん長距離ドライブはこたえるようになってきた。果たしていつまで行ける事やら…。

15/9/15

   あまり愚痴は書きたくないのだが…。
   主任児童委員をやっていた時も時々掛ってきたのだが、要領をえないパニック電話やエンドレス電話の相手をこの3カ月ほどでかなりやった。親族の事でもあり、事情が少しは分かっているので全く知らない相手と話すのよりは楽なのだが、それだけに逆にイライラする事もある。友人・知人・親族があってもどうにもならない孤立も時に起こるのは仕方がないと受け止めるようになった。

15/9/2

   2020年の東京オリンピックはメイン会場の設計変更の次はエンブレムも選んだものを取り下げて新しく選び直すそうだ。
   オリンピックのための大臣(後から就けたけど)を筆頭に組織があるにしてはお粗末な事だ。オリンピックにどういうメッセージを込めるかという哲学がないままに、そこから儲かる金勘定ばかりに励んだ結果ではないのかと勘繰りたくなる。
   人の上に立ってリードをしていくには、それによってどういう世界をイメージしているのかを誰にでも共感的に分かってもらえる伝え方が大切だと思うのだが、相次いでの失敗は実利にとらわれ過ぎて思索力も国語力も鍛えられていない結果ではなかろうかと心配になる。

15/9/1

   今日は大正の関東大震災が起こった日という事で防災の日だ。ここにきて大きな災害に何度も見舞われているので大正も遠くなったが、それでも祖母から話を聞いている我々世代にとっては生々しい。
   その話は何度も出したので、今日は最近のはやり言葉自助のための食品備蓄について書いてみたい。
   学生時代から結婚するまで、ボーイスカウト武蔵の6団を手伝っていた。子供達は近所の普通の子どもたちだったが、団を組織しているのはモルモン教の教会だった。モルモン教はアメリカ中西部で起こったキリスト教系の新興宗教と言えるものだと思う。宗教は住まっている人々の生活を反映するもので、その教えには中西部の開拓者精神が生きている。
   その教えの中で、食料は3月分を確保しなさいというものがあった。地震の災害のというより前の話で、アメリカと違い狭い東京の住居でそれは大変だろうと思っていた。しかし、やっている人にとってはそうでもないらしく、缶詰や乾物類・豆・調味料とお米・乾麺・小麦粉などを安売りの時に買い足して普通に使っていればちゃんと繰りまわしていけるとの事だった。今ではレトルト食品も増えたし、もっとやりやすくなっているだろう。教えてくれた人は水をポリタンクに入れてお風呂場に置いていた。無事使わなければお風呂に使って汲み足すと言っていたと思った。
   ボーイスカウトでも『備えよ常に』という標語があったが、備えあれば憂いなし、少し考えておこうかと思う。

8月    10月