ちょっとした感想2   

 

01/7/25

  明日から留守にするので、随分しばらくぶりで、不在者投票に行ってきた。
  昔は市役所別館の選挙管理委員会がある3Fまでエッチラオッチラと上って行かなければならなかったし、理由を書いてハンコをうってと面倒だったが、だいぶ改善された。
  まず、場所が1F入り口のスペースを利用した。場所は狭いが、入って、理由書から不在者投票の理由を選んで丸をつけ住所・氏名を書くだけになった。その隣で投票用紙と2重の封筒をもらい説明を聞いて、投票用紙に記入し、2重に封印をした表に署名をして立会人に渡すと、立会人が日付と署名を入れてくれる。それを出口前にある投票箱にそれぞれ入れてお終い。昔は書いた物を封印して立会人に渡してお終いだった覚えがある。それに比べれば選挙に行った気がした。
  しかし、残念ながら投票したい候補者が居たから行った訳ではない。確かに入れておかなければ開票速報が面白くないが、今回はそれも見れるかどうか分からないし、北海道では地元情報はそう入らない気がする。やはり変わり目にきている今の状況への義務感。だから知事選、参議院地方区・政党、すべてに整合性は無い。なるべく多様な人間が政治の場に居て欲しいという私からのメッセージ、個人のこんなメッセージは投票結果には反映されないが、筋金入りの無党派としての筋は通してみた。後は、4年、6年忘れずにチェックしなくては!

01/7/23 

  一昨日、明石で花火見物の群集が歩道橋で将棋倒しになり小さな子供やお年寄り10人が死亡した。
 駅から続く1本の歩道橋が行く人、帰る人、見物をする人の渦を抱えきれなくなった結果らしい。
  江戸時代、隅田川の花火見物では橋の上での立ち止まりが禁止されていたそうだ。けれども、1番良いロケーションなので群集は花火の始まりとともにゾロゾロと橋の上を歩いて通ったそうだ。人間の考える事など200年やそこらでは変わらないのかもしれない。しかし、それならば対処法も過去から積み重ねられているはずだ。
 まず、流れを止めないよう努力する事。進行方向ごとの流れを作る事。どちらもきちんとできていなかった上、人出に対する予測も甘かったようである。すでに予兆は年末の新世紀カウントダウンのイベントでもあったそうである。主催者、警備会社、警察の連携や事前の打ち合わせもできていたのだろうか。
 「人間はどう行動するか」という視点が抜けたまま数値だけの計画案になっていなかったか。社会の中で色々な体験をすることなく人が大人になり社会を動かしていく時代になって、『人』というファクターがどんな働きをするか、教育の中で取り入れていく必要があるのではないだろうか。ともかく今後の検証を待ちたい。

01/7/19

  従妹かた くりこが出版した本を叔母が送ってくれた。正確に言うと従弟の嫁さんなので遺伝子のつながりは無いが、『類は友を呼ぶ』部分はあるものである。
 タイトルは『ハウスウィーパー』、簡単にくくると「子育てエッセー」であるが、私は「今までお母さんは一生懸命お母さんをやってきた。子供達もそろそろ自分の時間が必要な年になったし、私も私としての時間を持つよ」という子供達へのメッセージと受け取った。
 彼女は現在中1になった娘と小3の息子の母。出産でこんなに苦労していたとは知らなかったが、細々と面倒見の良いのは叔母譲り(これも遺伝的つながりは無いが)。元々イラスト関係の仕事をしていたので、母親としての経験でタップリと充電されたものを仕事に生かして欲しいなあと思う。
 本屋で見かけたらちょっと見て下さい。
『ハウスウィーパー』新風舎 ¥1200

01/7/18

  今日はしばらくぶりで本調子に戻って、韓国で物議をかもしている教科書問題について。
 基本的に学校で何を教えるか、どんな教科書を使うかはその国の国内問題であると思う。しかし、あまり世界の常識とかけはずれていたら今の時代、物笑いの種になるだろう。読んでいないから何とも言えないがどうなのであろうか。
 それ以上に、総理が靖国を参拝すると言い出したり、北方漁場でのトラブルがあったりとお互いの神経を逆なでした結果の表れではないだろうか。
 少なくとも韓国は本気で国として怒っている。地方の交流などのストップが続いているのはそのメッセージとして受け取るべきであろう。
 韓国や中国と日本の地理的位置は変わらない。いやだといっても席替えも引越しもできない中で、如何にお互いに上手に交際できるか、これが本来の外務省の仕事ではなかろうか。こちらの言いたい事をただ言うだけでなく、相手を如何に気持ち良く納得させるかが大切ではないだろうか。お金を使うより、頭と心と舌先三寸を働かせて欲しい。

01/7/16 

 ご心配頂いたジライヤは今朝早く帰ってきました。いったい何処まで行ったのやら…、耳にかさぶた、鼻っ面にはかなりの引っかき傷、爪はボロボロで足を引き摺り、あとから良く見たら後ろ足の爪が1本足りませんでした。帰って来てしばらく興奮してないていましたが、あとはグッタリと良く寝ていました。
 午前中に獣医さんから始まって捜索願を出した各方面に「見つかりました」コール。警察の交換の方が声を覚えていてくれて「ネコちゃん見つかりましたか?」と聞いてくれたのには驚きました。
 皆さんに心配の配給をしてしまい、心配頂いて、「帰ったよぉ〜」に「良かった!」と言って頂けて、ネコおばさんとしてはとてもうれしいです。たくさんネコがいるといっても1匹1匹は違う命、違う個性、1つ1つの命を大切にしたいです。
 お盆の送り火代わりにマタタビ線香をたきました。人間のご先祖様は私の方は東京住まいだったし、こちらは旧盆なので、集っていたのは猫ばかり(もしかしたらTOPPOさんが家を空けていたから慈郎も居た?)のような気がしまして。

焼津で飼った初代猫パピ(白黒)と押しかけ女房のチビ(三毛)
パピは17年半生きて一昨年正月に大往生。
チビは大人になってから入ってきて、6年前に病死しました。

 

 

01/7/13

  10日の午後から家のジライヤが消えた。基本的に夕方6時に全猫を呼び込んで夕飯を与える。今は日が長いので暗くなってから帰ってくるものもあるが、食事とリンクしてインプットされているので、大体帰ってくるし、家を空けても1泊位である。それが2日ともなれば捜しに出る。猫のテリトリーはさほど広くないし、呼んでも出てはこないけれど、たいてい帰ってくる。
 ところが、3日ともなると心配になってくる。今朝はかかりつけの獣医さんから市役所の環境衛生課へ、そこから保健所、警察と捜索願を出しまくった。「茶トラの去勢オスで8Kg位あるんです」と言うと、「大きいですねぇ!」と何処からも返事が返ってきた。ついでにパソコンで写真入りの捜索ビラを作って、家の前に張り出してみた。
 聞き合わせた範囲では情報なし。「何か分かったらお知らせします」との事だった。皆さん猫1匹に意外なほど親切に応対してくれたのが、驚きだった。

01/7/9

  富士の小学校の校外学習で1年生の坊やが高波にさらわれてから3日立つ。学年主任でもあった担任の先生は助けようとして亡くなった。坊やはまだ発見されていない。
 痛ましい事故であるが、防げなかったのだろうか。金曜日からかなりの強風で海も荒れていた。(実はTANUKIも4年生を連れての宿泊訓練で、焼津の海でカヌーなどをやっていたので気象は気になっていた。)土曜日も必ずしも良い天気とはいえなかった。砂の造形(規模の大きな砂遊びを考えて)が目的だったそうだが、砂にかける水をくみに波打ち際まで数人が担任の先生と行った時の事故だったそうだ。
 「不幸な事故だった」と終わらせて欲しくない。自然の中で学習する事は大事である。だからこそ、思わぬ事故の要因があるかもしれない、とチェックを怠らずに居て欲しい。1回の事前踏査だけでなく、天候の移り変わりでその場所がどう変わるか、季節によってどんな特徴があるかなどを大人がしっかり身に付けた形で実施して欲しい。
 また、学校は忙しすぎる。ともかく行事が1つ終わった、とするのではなく、その学年の子供達にとっては1度きりの行事がどれだけ彼らの心に豊なものを与えたかを評価して欲しい。

01/7/6

  今回は例の沖縄の事件から。とりあえず容疑者が日本側に引き渡されたけれど、私は釈然としない。
 担当の警察のある沖縄県や事件に関係する市町村が、「家の娘に不届きを働いた輩を早くよこせ、取り調べ逮捕させろ(司法権はこちらに有る)」と言うのは良い。「管理不行き届きだ」、「そもそも基地があるのが悪い」と言うのも良い。
しかし、外務省も防衛庁もその1点だけで良いだろうか。外務省としては自国と自国の人間の人権を守るのが仕事ではないのか。であれば゛「自国にいて被害にあった人の人権が優先する」と強く抗議すべきではないのか。また、「それが出来ないのであれば本来日本の国土である基地はお貸しできない」と言うべきではないのか。
 防衛庁としては「一緒に仕事をする為にそこにいる兵がだらしなく、それを管理できない司令官では仕事にならない、有能な者を遣してもらいたい」と交代を求めるべきではないのか。
 パートナシップと言うが、今回の事件も戦後占領を双方が引き摺ったままでいる。これをクリアできなければ日本は真の独立国にはなれない。

01/7/4

 サッカーに目を奪われていたら、ラグビーのジャパンはボロボロになっているらしい。環太平洋選手権を日本でやっているようなのに、中継どころかスポーツニュースにも出ない。サモアに42-8でボロ負けをした。
 ラグビーは世界でのシェアが小さいので、以前はそこそこの惜しい試合をしていたものだが、注目されないということはこんなに影響があるものなのか。高校チームも減少しているし、大学・実業団もそれぞれのレベルからの進歩がない。とっくに新しい選手に追い越されていいはずのベテランがまだ頑張っている。これは決して良い事だとは思わない。すべてアマチュアだし、自分達が楽しむ事を第一義としているスポーツだが、チームとして高い目標を持ってもらいたい。

01/7/4

 サッカーのキリンカップは日本の優勝で終わり。日本代表を強くしようと南米とヨーロッパからチームを招いての試合も、時と共に勝つ事が目標になってきた。
 暑い中での試合で動きは良くなかったが、時間のコントロールなどの知恵は随分とついてきた。後は体力と得点力。
 この試合は名古屋のストイコビッチのお別れ試合でもあったらしい。
 W杯の会場も次々とお披露目が始まった。後は本番でどれだけ良い試合ができるかだ!

01/7/2

 昨日はメチャクチャに暑かった。川根では38度を越えたとか。
 この家を建てた時、まだ回りは田圃ばかりだった。水を通ってきた風は冷たいので、初めのうちは本当にクーラーは必要なかった。最近は、田圃が減り、家もそれに合わせて立込んできたので、私にとっても暑さが堪えるようになった。風は相変わらずキツイのだが、田圃が少なくなった分、熱風が吹き荒れるようになった。体感として地球温暖化は確実に進行している。

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