ちょっとした感想   

22/3/29

   どんより曇って寒の戻りのような1日だった。
   築30年を超えて南側の縁側の床板がどちらもブクブクになってきていたのだが、東側はちょうど部屋から足を踏み出すあたりがのたくって危なくていて、重くなってしまったトイレの引き戸とともに直してもらう事にした。カーテンレールも交換して、母が後付けをしたものの今は使っていない頭上の物入れも外してもらったりと、プチリフォーム。
   いつも世話になっているリフォーム会社を通して大工さん2人に来てもらった。
   昨日から本棚2本の中身を出して、机やいすなど動かせるものを移動。このところお天気もいまいちなので昨日・今日でどうせ取り外すカーテンも洗濯。
   まずは、いらなくなった物入の取り外しとカーテンレールの交換。南側なので物干しは欲しいので、竿も1本設置してもらった。
   床板は張り替えるより上から張ってしまいましょうという事で、段差がかなりなくなった。トイレの戸も調整をしてもらってすごく軽くなった。
   半日仕事で終わり、午後は荷物の戻し仕事。
   大昔からある本箱は祖父が使い、父が使い、母が使い、私が使っているので、「これは何だ」から「うっかり捨てられない」まで、分解しそうなものも含めて結局そのまままたしまい込んだ。

22/3/26

   「公会堂でタイムカプセル展があるんだって」という話を「へぇ~、何が出てくるんだろうね」と他人事に聞いていたのだが、自分が出したものが戻って来て驚いた。
   1991年、自治会主催の『地域環境フェスティバル』で未来の社会が環境にやさしく、明るい世界であることを願って行われたそうだ。テーマは身の回りの環境・地域の環境・地球の環境などについて、日ごろ感じている事、考えている事というのもだった。
   以下、私の作文。
パピ: この家の人間たちは書かないと言っているから、この紙は我々の意見を書こうじゃないか。
チビ: そうね、我々ネコやイヌだって環境問題には言いたい事があるもの。
パピ: そう、この大村は人間だけのものじゃない。
チビ: ええ、ネコやイヌ、そして、自然の中にいる鳥や蛙や虫たち、最近見ないけどヘビなんかだってこの土地に生きている仲間だもの。
パピ: わしは昔、野生のたぬきを見たぞ、岡部へ行く道路でだけど、この辺にもいると聞いて、見たいと思っている。
チビ: 私たちから見れば、この辺はどんどん住みにくくなっているわ。車が多くなったし、土の道は少なくなるし、狩りをする草っ原や田畑も少なくなったし…。
ジロ: それでも僕の住む横浜に比べれば、抜群の環境ですよ。
パピ: わしは若い頃、遠出をして車にはねられて、やっとの思いで家にたどり着き、獣医さんへ連れて行ってもらい一命をとりとめた事がある。
チビ: この間はけんかで目をだめにしてきたし、パピおじさんは色々大変な目にあっているね。
パピ: 長生きしてればいろんなな事があるさ。そもそもわしは君と同じノラネコの子さ。
チビ: アラ、私は飼いネコの子よ。小さい時に捨てられちゃったの。母さんがしっかり狩りの仕方を教えてくれてたから、生き残れただけ。
パピ: わしは人間の家の物置で生まれたので、少し大きくなって見つかった時、その家のお嬢ちゃんが学校の先生にもらってくれって連れてきてくれたのさ。
    母さんと別れるのがちょっと早かったので、ネコの仁義はあまり教えられてなくてね。
チビ: そこへ行くとコジロウはかわいそうよね。段ボールに詰められて捨てられていて、ジロが助けなかったら死んでいたわ。
ジロ: 暑い中で生きたまま箱詰めにして捨てるなんて、人間とは恐ろしいものさ。
コジロウ:  あたしの兄弟たちはどうなっちゃったんだろう。
パピ: お前さんは運よく生きのびたのさ。その事を考えなくちゃ。人間は何でも自分の好きなように考えているけれど、本当はそんな事できるわけないのさ。
    人間と同じこの土地に、まったく別の猫の国がある事さえ知らないんだから。
ジロ: ところで、イヌの僕としては、散歩に行く度にいつも思うんですが、あの『犬糞禁止』何とかしてほしいスヨ。我々は生きているんですからね。
    ものを食べれば当然出す。散歩はそのためのものでしょ。
パピ: わしはそんなもの知らんよ。おしっこをかけとかないと、周りのものと連絡が取れないし、知らない奴が入り込む危険もあるからね。
ジロ: 人間は何を考えているのですかね。3~4日もすれば土の上の糞なんて虫や微生物に食べられて土を元気にしてくれるのに…。
チビ: その土がないのよね、私はもっぱらお庭の土。ちゃんと埋めとくから、すぐ分解しちゃうわ。
パピ: 今は見た目のきれいさばかり優先されて、本当に大事な土や水や植物の力を人間は忘れてしまっているんだよ。
チビ: 困るわよね、うっかり草を食べると除草剤がかかっていたりもするし。あれ、土を痛めつけるのよ、お腹もこわすけど。
コジロウ: あたしはパピじいちゃんやチビおばさんよりズーと長く生きたいんだよ。こないだ生まれたばかりだもの。でも生きていけるかな、心配だよ。
ジロ: 横浜に比べりゃまだ住みやすいさ。
パピ: 人間たちに良ーく考えてもらわんとな。でも、車はまだまだ多くなるだろうから、ひかれないように気を付けるんだよ。
   ちょうど小慈郎が来たばかりのようなので、今の家に引っ越したばかりの頃、周りはまだ田圃だらけで、夏でも窓を開け放せば冷房はほとんどいらない時代の話。カエルの合唱がにぎやかで、ツバメや蝙蝠が当たり前に飛び交っていた。
   もちろん猫は放し飼い、犬だって外につながれていた。パピは結婚した翌年から買い始めた猫、チビはその後迷い込んできた猫、慈郎はTOPPOさんの飼い犬だがTOPPOさん以上に焼津にはよく来ていた。

22/3/19

   高校野球が始まった。
   雨で1日開始が遅れ、事前にはコロナ陽性者を出したチームが出場辞退、選抜チーム選出の時には選ばれて当然の成績を出していたチームが選に漏れ、選出基準はどうなっているのかと一部からクレームがついた。
   何のかのと色々あったが、出場チームには楽しんで精一杯の力を出した試合をしてほしい。
   別に感動をさせてもらいたいわけではないが、選手もブラスバンドも応援団もを力一杯感じてほしい。

22/3/15

   数日前から咳が止まらなくなってきた。背中が変に痛いし、ちょっとまずいかも…、と思いつつ様子を見ていたが、薬をもらった方が早いかと内科へ行った。
   最近はコロナのお陰で特に風邪症状には対応が物々しくなる。それも面倒だったのだが…。
   案の定、受付で「風邪っぽい」っと言ったら待合室の外に連れ出されて問診。あからさまなコロナ対応でどこへ出かけたか、誰と会ったかなど。体温は気温が高かったせいもあり6度台。「午前診療の最後になるから家で待っていて良いよ」と言われて、1度家に戻る。
   「お待たせしました、どうぞ」と電話が来たのが11時半過ぎ。「こちらで待っていて」と通されたのはカーテンで囲ったベット。ガンガンと空気清浄機(除菌はできるけど除ウイルスはどうなのか?)が働いていた。
   ところが、先生はあっけらかんとTシャツ1枚。歯科でマスクだけでなくフェイスガードに手袋で重装備をしているのを見慣れているので「大丈夫か」とつい思ってしまう。しかも、喉を見て聴診器を当てて抗生物質と気管支拡張テープをあっさり処方してくれた。予想通りの診断と言えばその通りだが、コロナが状況を厄介にしているのだけは確かだ。

22/3/3

   今日はひな祭り。晩のメニューは散らし寿司に貝の汁と決まっているが、昨日の買い物で見つからなかったイクラと、当日の方が安心のアサリを買いに出た。
   結果としてスーパー3軒を回る事になったが、どちらもなかなか見つからない。1軒目はどちらも振られ、2軒目で、鮭ではなくてマスの子のイクラをようやく発見。ハマグリの安売りをしていたようだが、すでに無く、アサリは初めから無かったのかも…。そして、3軒目でようやくアサリを手に入れた。
   どちらもひな祭りにはまずある品で、イクラが無いのはまさか戦争のためでもあるまいが…。そういえばアサリの生産地偽造などという問題も最近の事だったと思いだした。

22/3/1

   母が買ったカーデガンが値札が付いたまま出てきた。今や懐かしいバブル華やかな頃の肩パットで大きく肩を張り出したデザイン。母好みの中間色が混じりあっていて、ある意味可愛らしいのだが、ごつい出来のお陰でかなり温かい。
   母が亡くなってもう5年、父が亡くなった2009年の春以降は1人で外出をする事もほぼなくなっていたので、それよりかなり前のものだろうが、最近また妙に袖の大きなデザインが出てきているので、ありがたく着せてもらう事にした。

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