ちょっとした感想   

22/2/28

   昨日の新聞の投稿欄に同世代らしい方が「段飾りのおひな様を買ってもらえなかった子供時代」について書いていた。
   我々世代、うっかり段飾りのおひな様を飾ろうとしたら、狭い家の中で居場所がなくなりかねなかったし、そんなギャグマンガもあったように思う。
   もちろん我が家にもそんな大そうなものはなかった。初めに貰ったのは私が生まれた時に頂いたこけし人形。だいぶ色も剥げてしまったが、今でもお守り代わりに持っている。次が、幼児期に父方の叔母の連れ合いが買ってくれた雛あられ容器のお内裏様とお雛様。これも今でも無事に存在している。その後、学校に上がる頃に末の叔父にお内裏様のセットと雪洞や桜橘などのお道具を買ってもらった。これこそケースがあるわけでもなくボロボロだが、今でもみんな、この季節には取り出して飾っている。
   それぞれに元気で幸せでいられるようにとの思いがこもっているようで大切にしている。

22/2/24

   ロシアがウクライナを軍事攻撃した。ロシアの東側で領土問題を抱えている日本も黙ってやり過ごすわけにはいかないだろう。
   どこで落ち着くか分からないが、ウクライナとしてはこれ以上領土をズタズタにされない内に、さっさとNATOに逃げ込んでしまった方が安全なのではないだろうか。DVと同じで暴力をふるえば振るうほど相手は逃げていく。

22/2/23

   スーパー猫の日は感慨もなくスルー。生きている猫がそこここで安心してころがっている我が家の様子は好きだが、騒ぐほどのイベント感はない。もちろんTANUKIがわざわざさかなセンターで猫用に赤身の欠片を買ってきて与える程度に猫達にとってのイベント感はあるかもしれないが…。
   こちらはそれどころでなく、体調不安の1月だった。基本的にアレルギー鼻炎、クシャミ鼻水鼻詰まり、だるかったり熱っぽかったりもするが、平熱以上には上がらない。「目もかゆいし花粉だよね」と思っても、世間にコロナウイルスがあふれている(ここは県内ワースト5に入る)と、「もしや…」と気になってくる。
   寒さもあって外出は医者か買い物だし、風のきつい外気にさらされれば花粉症が悪化するし、なんとも鬱陶しいこの頃だ。

22/2/19

   オリンピック女子フィギアスケートの話をもう少し続けたい。
   この試合は夜に行われ、最終滑走は現地時間でもかなり夜遅くになっていた。選手は試合の後クールダウンをして、体のメンテナンスをし、もしかしたら気持ちの整理をしながら食事をしたりもして休むのだろうと思う。そうなると就寝時間は午前0時を回る事になるのではないか…。
   気になるのは、未成年という期間の違いは国によって違いがあるかもしれないが、ごく年若い選手達がこのような日程をこなしている事だ。選手にとってメリットのある時間帯というよりは、観客の都合を考えた時間に思われる。
   ユニセフがマスコミも巻き込んでSDGsを推進しているが、こういうところにも目を向けていくべきではないのだろうか。

22/2/16

   オリンピック女子フィギアスケートのワリエワ選手のドーピング問題で大騒動になっている。
   検体そのものがオリンピック前のロシア国内の大会の問題、心臓病の薬を服用するような15歳という子供がハードな運動をする事はないとなれば、何らかの形で体に取り入れたのだろうが、選手本人に責任がある問題というよりはロシア国内のスポーツをめぐる闇があるのではないかと思われてならない。
   フィギアスケートのロシア選手は若い人が多いが、これからが楽しみだと思う選手が次の大会には出てこないほど新陳代謝が早い。ある意味まだ意思を持たない子供達を調教して見世物にしているように思われて、これは明確な児童虐待ではないかと個人的には思う。
   一方、スノーボードの女子選手達は国籍を超えて和気藹々と競技を楽しんでいるようで、オリンピックがこちらの方向に進化すれば良いのにと思う。

22/2/10

   フィギアスケートの羽生結弦選手の4A(クワッドアクセル)への挑戦が終わった。
   今回彼は優勝よりも4Aの完成に賭けていたように思う。残念ながら転んでしまったが、成績表上は4Aに挑み回転不足があったという判定になったそうだ。夢ではなく現実の技として彼が育て上げられなくても後進達が磨き上げていく事になるだろう。
   ハードワークのスポーツの特にトップに立ち続ける事は大変に難しい。また第1人者が変わらないという事は次を担える選手が育っていないという事実でもある。今回、アメリカのネイサン・チェン選手が羽生の記録を更新して金メダルに輝いた。日本のオリンピック初出場の鍵山選手が銀、さらに上を目指してチャレンジした宇野選手が銅のメダルを取ってそれに続いた。世界も日本もフィギアスケート界の次の世代が台頭している事は見ている者にも心躍る事だ。

22/2/9

   コロナ感染者数の増加が止まらない。県内ワースト5位内をキープしている焼津市、高齢者施設でクラスターというニュースはあるが、市のデーターを見ると各年代まんべんなく感染をしている。
   「幼児もマスクを」などと寝ぼけた事を言っている政治家もいるが、自分の子供や孫と頻繁に会う機会があればそんなことを言っても無駄だという事が分かるだろう。かなり小さな子供も「良い子だね」と言われてマスクをかけているが、紐が耳にかかっているだけ、口が出ていたり鼻が出ていたり、マスクとしての機能に期待をするのは難しい。さらにそうしなければ息苦しいはずで、素直にマスクがかかっていたら、周りの大人は子供の顔色の変化などによほどの注意を払わなければならない。
   ところで不幸にも亡くなられる方のデーターを見ると、超高齢の方、持病をお持ちの方で、夏のように急に呼吸が悪化して亡くなられるというわけではないらしい。普段の年のインフルエンザでも亡くなられる事はあるわけで、このデーターとの比較をしてみたいなと思うのだが、意味はないのだろうか。
   そろそろコロナだけでなく医療状況が一杯いっぱいになっているようだが、その上にワクチン接種にも医療者の手が必要となってくるはずだ。騒ぐばかりでなく、効率的に人を回すにはどうしたら良いか、視野を広くとって考えるべきではないだろうか。

22/2/1

   あっという間に今年も1月が過ぎた。
   クリスマス・年末年始・成人式・受験と人の動きが多くなる時期を過ぎて、またコロナ感染が広がっている。しかも今回のオミクロン株は感染しやすい特性を持ち、子供から高齢者までまんべんなく感染させている。今回は子供の集団からの感染の広がりが特徴になっている。幸い、あまり毒性は強くなく、重症者が少ないが、高齢者の感染が増えるにつれて重症者も増えてきている。
   焼津市も例外ではなく、今月の私の予定はほぼ中止。しかし、中止になれば連絡などに余計に手間のかかるものもあり、何やら慌ただしい日が続いている。
   そこに一昨昨日、クシャミ鼻水が止まらなくなった。少々早いが花粉症だろうとは思うものの、今時なので気持ちが落ち着かない週末を過ごした。耳鼻科で熱もないし喉も大丈夫だからコロナではないだろうと言われてホッとした。早々と花粉症の薬を飲むことになった。

1月    3月