ちょっとした感想   

24/10/29

   今回の衆議院議員選挙について、もう1つ心覚えとして書いておきたい。
   鈴木静岡県知事が、「県内での応援活動はしない」と言っていて、実際に県内では行わなかったようだが、事もあろうか裏金議員として自民党を離れた萩生田光一氏や西村康稔氏の応援演説に出向いていたようだ。「お世話になっている友達だから」とご本人の弁だが、それならば「静岡県知事」の肩書は外した上でにしてほしい。
   今年の知事選では浜松市長としての仕事ぶりを評価して、静岡県出身というだけで良く知らないもう1人の候補より良いかと1票を入れたが、次は考えさせてもらう。
   裏金以上に統一教会との関係からして、私は今この時点で萩生田光一氏に議員を続けてもらいたくはなかった。選挙区が違うので何を言っても仕方のない事だが…。

24/10/28

   衆議院議員選挙が終わった。解散の経緯からして当然とは思うが与党が過半数割れをした。しかし、194名が当選した自民党が第1党であることに変わりはない。
   野党側も保守党から共産党まで考え方は色々なので、まとまって何かあるという事もなさそうだ。また当選した無所属候補の中にはいわゆる裏金議員として自民党を離れた人達も混じっている。ただ、この状態だからこそ(あえて言うが)あの悪夢のような安倍政権下の内閣独裁のような状況には、しばらくはなれない。民主主義国家らしく国会での論戦を通して各政党が国民に自分たちの意見をアピールし、与野党の妥協点を見つける事をしなければならなくなるはずだ。
   また、自民党はここで石破総裁に敗戦の責任は押し付けられない。ご本人は即選挙ではなく論戦を通した上で国民の判断を仰ぎたいと言っていたものを、党内世論の多数をもって選挙になだれ込みたいというのを総裁として民主的に認めた結果なのだから。
   この不景気な世の中で、企業団体献金で濡れ手に粟の状況の議員を良しとするのは献金の見返りを期待した企業関係者位のものではなかっただろうか。
   そして、8議席を減らした公明党も主要な支持者である創価学会員の気持ちを受け止めきれなかったのではないだろうか。そもそも創価学会は日蓮上人に対する一神教で他宗教を折伏してまでこの教えを広める事を大切にしてきたはずである。それを旧統一教会という別の宗教(しかもあからさまに日本人を食い物にした)とズブズフの自民党候補を共に応援していたというのは、彼らにとっては大きな裏切りではなかったかと私は思う。

24/10/23

   家の傍に地区のゴミ集積場がある。月・木の燃えるごみと、火のプラゴミをここに集めて、ゴミ収集車が持って行くことになる。
   うちの組軒数が多い上にお隣のアパートも同じ所を使っているので、収集日にはかなり大量のゴミが集まる。さらにカラスがゴミを散らばす、ルールを分かっていない人が収集されないゴミを置いて行って積み残されてしまう、ゴミが残っていれば曜日にかかわらずゴミを置いて行く人がいるなど、かなりのトラブルを抱えている。
   ついに自治会の役員さん達が動いてくれて、金網の蓋つきサークルを置いてくれることになった。しかし、環自協さんがお1人で「重くて自分では運べないから、今持ってきてもらったので取り付けます」とこの土砂降りの中で作業をしてくれた。
   狭くても公道のT字路なので停止線からかなり控えなくては置けないという事で、ゴミ収集車の方が今後どうコース取りをするのかちょっと心配ではあるが、動かないようにガッチリと留めてもらい、ボロボロになっていたカラス除けのネットや注意看板なども整理してもらって、スッキリとなった。
   何もなければスッキリではあるが、明日、ゴミが満載されたところでどんな様子か見てみなければ上手くいくかどうかは分からない。

24/10/22

   昨日、市立病院でTANUKIが白内障の手術をした。白内障の前に網膜の前にできてしまった薄皮をはぐ手術があって、それが無くなれば白内障の症状が強まるので一緒にやってしまうとの事だった。
   何処も同じような手順のようで、同じ日に手術予定の人が午前中から集められ、まずは体温と体重測定。その後は病室に案内されて病室や備品の説明と書類のチェック。私の時と違って1泊させてもらえるので、その点は楽だと思う。また、寝間着・手術着・タオル類洗面用具などが有料だが借りられるので(外郭団体が入っている)短期の場合は着替え以外ほぼ手ぶらで良いのでありがたい。
   私はこのあたりで帰ってきたが、その後点滴針が早々と刺され、うんざりするほど点眼薬を差されたはずだ。結局、手術の順番は最後だったようで、終わったら6時近かったそうだ。しかも、局所麻酔なので、かなりビビったようだが、実際けっこう痛かったそうだ。
   今朝、迎えに行ったら、まだ退院後の注意事項を聞かされている最中だったが、眼帯を取ったのに「はっきり見えない」とブツブツ言っていた。
   寝ている時にこすらないようにアルミ製のガード用眼帯を渡されたが、帰ってきたら早々に張り付けていた。帰って来るなりテレビの前に転がっていたから、その方が安全かもしれないが。しばらく埃などで炎症を起こすのが1番の心配だが、今日も良い天気にはならなかったし、明日も雨らしいのでその点は良かったかもしれない。

24/10/16

   昨日、衆議院議員選挙の告示。
   党首の皆さんは張り切っているが、何処が第1党になったら日本はどうなるのかという見通しは自民党も含めてさっぱり分からない。
   有権者の1人としてこれだけは言いたいのだが、国の歳入不足というのならまず議員歳費に手を付けるべきだ。家計が火の車になればお父さんだけ小遣い据え置きはどこの家庭でもあり得ないだろう。個人的には休業補償(1月の生活保護費を国会開催期間の日割り)+国会会期に合わせて出てくるための往復交通費の実費で十分だと思っている。まず庶民、それも子育て中のシングルマザーの経済実情を体験して、この国が子供にやさしい国なのかどうか、子供が増える環境なのかを考えてほしい。
   また、子育て支援で大学無償化などと言っている党もあるが、まずは保護者が安心して子供を預けて働ける病児も含めた保育環境の整備(もちろん保育士の増員や給料アップなどを含め)や、高校生までの子供の体験格差をなるべくなくすために、給食の無償化、課外授業や修学旅行などの支援をして、どの子も親の経済的理由で出来ないという事の無いような施策が先ではないだろうか。
   さらに高齢者はもうしばらく増え続ける、高齢者だけでなく1人暮らしの人も増える、それぞれの地域での人のネットワーク化を考えなければ地域が機能しなくなる。日本の自治会・民生委員・保護司や更生婦人会、さらには地域それぞれのボランティア活動、主体は昔は地域で働いている農家や商家、小さな会社の経営者などだったが、今は会社勤めをリタイアした若手の高齢者だが、何時までも雇われて働けというのでは、これらの人々が居なくなり、地域が回らなくなる。

24/10/8

   先日、袴田巌さんの再審無罪が静岡地方裁判所で出たが、検察は控訴せずようやくこの問題の決着がついた。
   裁判官はかなり踏み込んで人権侵害の取り調べや証拠の捏造などまで認定したが、裁判所が初めからきちんと中立の立場で双方の証言を見ていたらもっと早くに真実にたどり着いたのではないかという疑問はそのままだ。
   袴田さん家族についても長い年月を犠牲にしたが、被害者側家族もそれは同じで、結局真犯人も何が元でこのような事件があったかの真実も分からないままとなった。

24/10/7

   自民党の石破総裁は今回の衆議院選で裏金問題にかかわった議員について党推薦を出さなかったり比例復活をさせなかったりという措置を取る事にしたようだ。
   総裁選ではそのような事を言っていたが、総裁に決まってからうやむやになりそうだったが、世論や野党からの「それで良いと思うのか」という批判や、内部での「それでは選挙が戦えない」の声にこたえる形の措置となったようだ。今回の執行部がここまで読んでいたとしたらしたたかだが、どうなのだろうか。
   ご本人はやる気のなかった総選挙は決まりのようだが、ノンビリと党内野党をやっていて、外交日程や予算案の日程を気にしていなかったのではないだろうか。
   国の財政は借金だらけ、災害は多発、少子化を心配しているが高齢者が増え続けるのも事実、必要な所にお金の手当てをすれば、議員を甘やかせる予算など出てこないはずだ。しかし、それならと大企業に活動資金を募るのも筋違いのような気がする。また、統一教会問題は宗教の問題という以上に外国に日本の国会が牛耳られかけた事の方が怖さがある。まずは選挙期間にこれらの問題の答えを示してほしい。
   そして、評論家やコメンテーターはとやかく言うが、最後の答えを出すのは各選挙区の有権者の仕事だと思う。

24/10/2

   ご近所の奥さんたちが見えて、「最近ゴミ出しがルール違反だね」という話になった。我が家の塀際が収集場所なので、散らかると一緒に迷惑をこうむる周りの家の方々が寄ったようだ。
   かなり大勢が出すので、なかなかルールは徹底できない。カラスが散らかすし、収集日の朝を外れる時間に出してほしくないのだが、夜勤など生活時間帯の関係で前日でなければという人もいれば、そう強くも言い出せない。我が家だけでなく、まわりの家の方も散らかっているのに気が付けば片付けてくれているが、それも近くの人ばかりが不公平じゃないという感情もあると思う。
   昔は田んぼの中ののどかな道だったが、今や広さは変わらないが、結構車が通る道になっている。散らかるのはその点でも気になるのだが、なかなか良いアイデアは浮かばない。

24/10/1

   10月に入った。10月とはとても思えない最高気温30℃。風もあまりなく蒸し暑かった。
   しばらく前にはお彼岸の頃には長袖の物を出していたが、衣替えなどとんでもない。Tシャツ1枚で頭から汗が噴き出している。
   それでもお向かいの中学は体育祭の総練習。空の色はさすがに秋の色、日よけ用のテントを張ってだが1日賑やかだった。

9月    11月