できごと 06/10〜06/12まで
06/12/26
母子福祉協力員として、母子寡婦資金(就学資金・修学資金)貸し付け申し込み者の県担当者との親子面接にそれぞれの担当民生委員さんと共に立会い。
書類のチェックと主にお母さんの収入、保証人の勤務先などのチェック。そして進学先の学費と資金の差をどう解決するつもりかなどが中心の話題だった。
後は資金の振り込まれ方と返済の仕方の注意、そして、入学許可証、在学証明書の提出時期の説明などだった。この在学証明書は借り入れ中、毎年春に提出して確かにこの学校に在学している事を確認して資金が振り込まれる。
この後、県の最終審査がもう1度あり、「連絡がなければ受け付けられたと思って良いです」との事だった。
1時からと2時からの2組、それぞれ45分位掛かったので、こちらは座っているだけなのだが結構緊張して疲れた。
帰りに12月分の償還票を受け取る。今回の面接に付き合って返済金の引き落としは月末だと分かったので、これの発送は年が明けていい加減経ってからにしようと思う。
06/12/22
はだかっこの会の担当者打ち合わせ。
中心テーマのカルタのネタを絵本や物語から持って来る事にして、もう1人と分担して文を作る事になった。絵のお得意な彼女に難しい字はお任せして参考用の絵もつけてもらって、当日はそれも使って取るように企画。子供達には絵を描いてもらってそれを取り札にカルタ大会となる予定。
材料は会長さんが準備、私は読み札をパソコンで作る事になった。
後はお正月なので干支の話を担当する事になり「短いほどよろしい」と言われたので、島田まで藁細工のイノシシの写真でも撮りに行こうかと思う。
06/12/21
主任児童委員部会の忘年会。始まる前に部会長に先日の理事会の資料を渡し報告。
「来年1月から部内の活動はこの前に決めたメンバー中心で」と言われて、本来今日少し話し合う予定だった来年度の計画は、急ぎの予定も無いので1月の部会を使って立てることにして、今日はいいにしましょうという事にした。
食べながら飲みながら四方山話など…。みな現役世代なので、昼間はとても色々な活動に出て行く時間が取れないという悩みなども。
06/12/19
県の主任児童委員研修会が静岡市であった。県の研修なので伊豆から浜松まで70名ほどが集まっていたが男性は2名だけ。
10時から始まった研修は、まず県健康福祉部こども家庭室主幹の『静岡県のDV・児童虐待の現状と対応』という事で、10/19の研修と同じビデオを見、ほぼ同じ話を聞いた。今回の方が暴力を振るう側に対しての改善策は悲観的であったが…。
児童虐待もそうだが、早期発見・早期対応の大切さが強調された。
児童虐待については関心の高まりと法律による通報制度が周知された事で、平成10年から平成17年の間に2倍になっているが、全国的には同じ時期で5倍に増えている。
どちらにしても我々に求められているのは早期発見。事例として抱え込む事よりも専門機関への引き継ぐ事が大切だとの事だった。
午後は、法政大学教授・尾木直樹氏の『子どもの心と生活について』の演題で講演。
大分前に講演依頼をしたようで、「状況がめまぐるしく変わりますね」という事で、父子のコミニュケーション時間に関する調査の話から入った。いまや上流といわれる経済的に余裕のある層では70パーセントの父親が子供の受験勉強の指導をしているそうだ。またエリート男性をターゲットとした家庭向きの雑誌の売れ行きも好調だそうだが、これのメインテーマも子どもの受験だという。中間層の父親も「子どもを下流にはしたくない」と意識しているそうだし、小学5年生の国語力の低さと就学援助金を受けている家庭との相関関係も高いそうだ。
いじめを加害者に向かって「いけない事だからやめなさい」といえない状況、経済合理性だけで物事を考える事など、今の日本の状況そのものがおかしくなっている事をもっと心配するべきだ。また、子どものウツ傾向も高く、国連から1998年に勧告が出ているが、さらに2000年にも追加勧告が出されていながら状況が変わらないで、最近のいじめ自殺に繋がっている、などという話が色々な例をあげながら話された。
とにかく、いじめというのは人権侵害であり、冗談だろうとふざけだろうと人権を侵害する事はいけないという事を徹底していくべきだというのが今日の講演の主眼だったと思う。
母子寡婦資金貸し付け申し込みの県の担当者との面接の立会い要請が来た。3件の面接をしたのだが、1件は書類が出されなかったようで2件になっている。しかし、先日の分はまだ書類が廻って来ていないが…。
06/12/16
午後から民生児童委員1期目研修という事で島田へ。
人権週間という事でふじのくに人権フェスティバル。主催者側として島田市長と静岡地方法務局長の挨拶の後、全国中学生人権作文コンテストの県最優秀賞2名の表彰があった。袋井市の生徒が『誰もが同じ価値を持つ未来へ』と題して障害を持つ歌手のコンサートを聞いての感慨。御殿場市の生徒が『知ることの大切さ』の題で両親の仕事の関係で幼い頃から一緒に付き合ってきた知的障害者についての話だった。こちらは「障害者が助けを借りながら1人で自分の人生を生きる事が費用のために制限されるのはおかしい」と先日の障害者自立支援法の講演会の講師の先生よりよほど分かりやすくインパクトのある発言があった。全員でふじのくに人権宣言を唱和した後、講演が2つあった。
1つ目はダニエル・カール氏の『国際化と人権』。
彼が高校時代に交換留学生としてきたおよそ30年前、日本人が海外へ出かけるのも大変なら、自分も居るだけで充分珍しく注目を浴びたが、いまや日本人も気軽に海外へ行くし、外国人もそこここで暮らしている。日本人も外国人は日本語が分からないという先入観は捨てるべきだ。実際に外国から来て滞在している人達はレベルこそ色々だが日本語を学んで来ている。だから外国人と日本語で意思疎通を目指して良い。
しかし、日本語はかなり特殊な言語なので、気をつけるべき事がある。1つ目は主語。主語がないというのはほとんどの外国語に無い現象なので外国人にとっては戸惑いの元になる。また「あれ」も困惑を招く言葉ではっきりと示した方がよい。そして、婉曲表現も、外国語として日本語を学んできた人達にとっては直訳できずに分かりづらいし誤解の元になる。しかし、これらの婉曲表現は日本語を勉強している人には知って楽しい事なので使ったら意味を丁寧に説明すると良い。最後に身内や友人を謙遜語で紹介するのは外国では通用しない。特にアメリカでは家族を褒めちぎるような所があるので両極端だろう。例をあげながら漢字で板書までしての熱演で楽しかった。
2つ目は前川裕美さんの『盲導犬グレースとともに 夢見る力を信じて』ピアノの弾き語りとお話。彼女は網膜色素変性症で子供の頃からだんだん目が見えなくなり、現在は視力0.01、視野が1度だそうだが弱視といっても車の運転が出来る程度から様々あるそうだ。彼女達弱視者もあれ・こちらなどの指示語は分かりにくく、右・左など方向を示してもらった方が分かりやすいそうだ。また、声を掛ける時は「あなたですよ」という事が分かるように○○さん」と呼びかけてほしい。また話している相手を周りの様子などで識別しにくいので「○○を担当している○○です」のように言ってもらうと次の対応に戸惑わない戸の事だった。
高校卒業後ボストンへ留学して音楽を学び、盲導犬とも出会った。すでに10歳というグレースは彼女が話したりピアノを弾いている間はノンビリと寝転がっているが、彼女が立ち上がると自分も立ち上がり準備をする。介助犬法が出来て何年か経つがまだまだ認知が足りずレストランには入れなかったりタクシーに乗れなかったりする事があるが、もっと広く人々に知ってほしい。しかし一生懸命仕事をしている合間は普通の犬でイタズラもすれば脱走した事もあるそうだ。
障害があってもその人のやりやすい方法を取ればできる事があるし、色々なやり方にチャレンジしてみる事もできる。可能性を見て特に若い人の就職などを考えてほしい。生きる力をつけることは愛する事・必要とする事・褒める事というのは、障害者だけでなく万人に当てはまるものだと思った。
06/12/14
母子寡婦福祉資金の償還票の送付作業。今回もそのまま市の福祉庁舎へ寄って報告書も提出。古い資料を何時までも持っていても仕方がないので、1番初めにもらったものと最新のものを残して処分を頼んだ。
夕方に母子寡婦資金貸し付け申し込みの面接に行かなくてはならないので午後明るい内に場所を確認。見事にカーナビにだまされて細い道に紛れ込んでしまって迷ったので行っておいて良かった。
おかげで待ち合わせ場所には無事に着いたが、担当の民生児童委員さんはすでに例のジャンバーを着て待っていてくれた。敷地内に車を停める余裕が無いので空き地の端に停めていたら近所のお祖母さんが出て来てしばし民生児童委員さんと立ち話。最近ご主人を亡くされたらしい。
早いかなと思って訪ねたお宅はすでに親子とも帰って来ていた。今回は子供さんが高校進学という事でお母さんもまだ若い。「公立なら何とかなるんだけどね」との事だが子供さんは私学を目標にしている。お母さんは自営でお仕事をしているようだ。申し込み締め切りが明日なので、午前中には持って行くと言っていた。
来たついでだからと民生児童委員さんは歳末助け合いの在宅分配金を渡していく。「うちの地区は私の担当分が1番多いんです」と言っておられた。お金なので在宅の時に渡さなければならず、すべてを届けるのに結構時間が掛かって大変だそうだ。
06/12/13
午後から障害者自立支援法の講演会。講師は愛知教育大学の増田樹郎教授。静岡県立短大他静岡でも色々とお仕事もされていたらしい。
市の主催なので支援法万歳になるのかと思ったら、問題点・問題点・問題点…、の提示だった。
日本の福祉は問題が起こってしまってから当事者が、役所などを訪ねて対策を考える事後対応型で、しかも自己責任で決めなければならなくなった。しかし福祉先進国では予防や利用者のニーズを取り上げての事前対応型を取っている。
さらに、応益負担で利用者が定率の負担金を負うが、その利用者の収入を確保する取り組みがほとんどされていない。そもそも契約の元となるものは障害者本人がどんな生き方をしたいのかが基本となるべきだが、負担金を考えるととても利用できなくなってしまう。さらには利用者負担の上限の区切りが本人の所得ではなく世帯になっているため矛盾が生じている、などなど、かなり現行法に厳しいものだった。
障害者の権利条約が日本でも批准されれば、それに合わせて国内法も整備されるのでこれを見守っていきたいとの事だった。
夕方、母子寡婦資金貸し付け申し込みの面接希望者から電話。私は2地区を受け持っているのだが、今回はテリトリー外の方でお子さんが高校に上がるのだそうだ。担当の民生児童委員さんの名前を聞いて一緒に行きたい旨連絡を取る。
06/12/12
市役所の担当者から「主任児童委員研修、お一人ですが行ってもらえますか」との連絡。誰も行かないなら仕方がない、参りましょう。
保育園に発表会のお礼状を出す。ハガキに何枚かの写真を入れ込むのは難しい…。
夕方、はだかっこの会の人から「1月の企画何時相談しようか」と電話をもらう。すっかり忘れていたが「1度サブチーフをやってみて」と年度初めに振られていたのだった。
06/12/11
地区民児協定例会。先日の反省会兼送別会の写真を編集してプリントをしていく。辞めた方の分はとりあえず次の方が決まるまで引き継いでいる方が「どうせ会うから渡してあげる」と頼まれてくれた。
今回は理事会に出ていたので理事研修会などを除いてほぼ同じ議題。
それ以外では今月の1期目研修と2期目以上研修の日時と待ち合わせ場所の確認、先日の反省会の会計報告、来年の旅行幹事の選出などを行い、割合に早く終わった。
来年早々の12月の活動報告はせめて3が日はやめて、提出期限を1/5の午前までにしようという事になった。
06/12/9
保育園の発表会。あいにくの雨だが、お遊戯室はお家の人の熱気!一番後ろにはカメラの三脚が林立している。
年長さんから0歳児まで、みんなが主役。年齢差があるので同じ合奏でも1年ごとの成長が良く分かる。今年は0歳児も泣くこともなくお返事をしたり手を振ったりご機嫌だった。
劇やリズム運動などさらには詩の朗読、それぞれ身体一杯を使って元気な発表だった。
06/12/8
主任児童委員部会長の代理で市の民児協理事会に出席。
ここで話された事がおりてくるので当然だが、地区の定例会とほぼ同じ流れで話が進む。という事は主任児童委員部会が絡む議題はほとんど無い。今回は歳末助け合いの在宅分配について、赤い羽根の募金の状況、精神保健福祉ボランティア講座の開催案内、理事視察研修、新年交流会、来年度の全国民生委員児童委員大会の参加者の決定、役員改選(12月から新役員になるので)などが議題だった。さらに世帯調査を来春行なうかどうか、今年は全体での研修旅行を止めて数地区ごとに行ったがどうだったかなどの話が出た。
今月、部会を行う所が何をするかを話すだんで「毎月あるけど普段は何をやっているの?」とご下問があったが、「勉強会です」としか言い様がない。今月は反省会だが…。
それはともかく、再来年度の改選に向けてすでに話がされているのには驚いた。
06/12/6
一昨日の母子寡婦資金貸し付け申し込みの面接をした民生委員さんから早くも書類が廻ってきた。
内容が重ならないように、学校の内定が出ている事、将来やりたい事がある事などを記して署名捺印。市の担当課へ廻した。
06/12/5
部会長から主任児童委員研修の案内が送られてきた。市内2名参加との事で市の担当者に電話をしてみたら部員全部に送ったようで連絡をとったのは私が1番早かったようだ。「他にどうしても行きたいという人がなければ参加します」と伝えておいた。
06/12/4
部会長から次の理事会も仕事で出られないので代理出席をしてくれないかと電話。今回は他の予定も入っていないのでOKをした。
母子寡婦資金の修学資金貸し付けの申し込み希望者と面接。担当の民生委員さんに迎えに来てもらったが、家からも割合に近かった。
数年前にお父さんが亡くなったとの事で民生委員さんも直接の付き合いが無かったようで、とりあえず状況を尋ねる。しっかりとしたお母さんですでに書類も整えてあった。
子供さんの方はすでに学校の内定が出ているとの事で後は卒業を待つばかり。
夜は地区民児協の反省会兼今期で引越しのために辞められる方の送別会。
今回はカラオケも会長がお別れの1曲を歌っただけで静かな会食となった。
06/12/1
今朝の新聞の占い欄に「約束を忘れないように」とご託宣があった。何も予定は無かったよねと予定表を見直したが…。
昼前に母子福祉協力員の資料が届いた。ついこの前送ったばかりなのに年末だからと早々に送ってくる事もないでしょうと思うのだが…。
それではたと思い出した。先月の活動記録をまとめていなかった…。あわててまとめて提出に行った。
06/11/29
母子寡婦資金の修学資金貸し付けの申し込み希望者から面接予約の電話。幸いまたこちらの地区の方だったので、担当の民生委員さんと調整をしてもらって一緒に行く事にした。お休みが平日だというので子供さんの帰ってくる夕方に訪問する事になった。
06/11/27
昨日のわくわくコンサートのお礼状を出す。
06/11/26
テリトリーの中にある小学校の養護学級の音楽発表会わくわくコンサートに行った。会場で保育園の先生方とバッタリ。
1年生から6年生まで22名、緊張してあくびが出る子、じっとしていられない子は居るが特別に変わった子は居ない。全員での合唱でオープニング、その後で一人ひとりが選んだ曲の独唱に他の子供達が合唱で加わるような形式で進んでいった。何人か言語障害のきつい子が居たが皆しっかりと独唱ができた。特筆すべきは『鉄道唱歌』のメロディで山手線の駅名1周や新幹線駅を並べていく事ができる子が何人もいる事、自閉症やADHDの子供の中に自分がこだわる事にはすばらしい記憶力を発揮する子がいるが彼らもその一族なのかもしれない。
このコンサートのための宣伝ビデオや今年の学校生活のビデオも放映された。また、4年生までの子供と5〜6年生の子供それぞれでハンドベルの演奏も行なわれた。この子達にとって他の人と合わせて自分の番をじっと待つというのはずいぶん大変な事だったと思うが、2曲ずつしっかりと演奏してくれた。
最後はこのクラスの卒業生や同じ学校の子供達も一緒に『ビリーブ』の大合唱。終りに見に来た子供達から出演した子供達それぞれに花束が渡された。そして、会場から帰る時、今度は5組の子供達から見に来たお客さん皆に子供達がパソコンで作った名前入りカードとおみやげが配られた。
06/11/25
はだかっこの会の読み聞かせ。今日は当番には入っていなかったのだが、今月の会も来月の会も他の用事が入っているので顔を出しておく。手伝いだけのつもりだったが1冊読むことに。
少し早いが『こねこのみつけたクリスマス』(マーガレット・ワイズ・ブラウン文/中川千尋訳 アン・モーティマー絵)。今日は全体にざわついていた事もあるのだが、ちょっと長すぎて失敗。こちらも練習をしていなかったので半分位で集中が切れてしまった。クリスマスは毎年巡って来るので、来年またチャレンジしようと思う。
母子寡婦福祉資金の新規申請の調書の返送用封筒が送られてくる。こちらが承知しているのはこの前の1件だけだが、封筒は3枚、期限があるものなのだが、後の2件は誰の担当の人なのだろうか。このような場合、2地区にまたがっているというのは、うちの地区会長に聞くだけではすまないし、他地区については地区会の様子さえ分からないのでありがたくない。
06/11/20
中学に民生児童委員・学校連絡会のお礼状出し。個別の情報交換もやりましょうよとそれとなく書いてみた。
06/11/17
母子寡婦福祉資金の償還票の送付作業。ありがたい事に今回も何人かが滞納分を払いきってくれたようで人数が減っていた。それ以外にも少しずつ払っている人もあり、頑張ってほしいと願う。先日電話をくれた人は返済の初期に滞納していたのがたたってすでに滞納違約金が付いてしまっていたが、せっかく無利子で借りたものなのでなるべく余分なお金を出さないで済むようにと一言入れる。
もう何年も前に終わっているはずなのに、ほんの1・2回滞納分があって(本人はすっかり忘れているのかも)毎回廻ってくる人があるのだが、福祉事務所に連絡を入れるように勧める。これで解決してくれれば良いのだが…。
ずぼらのようだが付かず離れずの郵送の方がこちらも送りつけられる方も気が楽だし効果もあるようなので、時候の挨拶に一言加えた手紙を付けてしばらくこの方法を使う。
郵便局の後で福祉庁舎に寄って報告書も提出。資料も手隙の時に送られてくるので提出日にこだわらなくても良いとの事で、この方法が忘れなくて良いかもしれない。
06/11/15
O中学と民生児童委員・学校連絡会。
2時間目の授業参観の後、午前中一杯を使って学校の現状や生徒達の状況が特に生活指導面から説明された。
授業を見た限り、どのクラスの子供も生き生きと授業に参加し学校内もきれいにしてあった。この行事を意識してかどうか、各クラスとも体育祭や文化発表会の写真、職業体験授業で調べた事や体験した事を個人新聞風に発表したもの、地域学習や修学旅行についての新聞などや、絵画・習字なども展示されていた。
校長先生のお話では、まず学習内容が理解できるようにする事が最大の生徒指導だとして力を入れているようだった。特に体力をつける事、体験を増やす事に気を配り、身体だけでなく心も逞しく育てたいという事で、職業体験や自治会の防災訓練に参加する事、学校行事の案内状を子ども自身で近所の人に配る事など人と接する機会を作る事にも気を配っているそうだ。
また、虐待について、中学生年代になると暴力が家族や学校内で振るわれるなど子供が暴力的になる事、家出や深夜徘徊など家に寄り付かないか、無気力に過ごしたり、普段は大人しい子がキレたりという現れ方をする事など小さい子供とは現れる様子が変わってくるとの事だった。
生徒指導の先生からは不登校の状況やいじめの状況などが説明されたが、大きないじめは無いが、細々としたトラブルは起こりがちであり、担任などが間に入り話し合いをさせて解決させるなど地道に取り組んでいるようだった。
各学年主任の先生方からは各学年の目標と取り組みが説明された。3年生は色々な行事を取り仕切ってリーダーシップを発揮できて自信がついたが進路選択の時期に来て1人1人も将来を考える事でしっかりしてきたとのことだった。2年生はここに来て生徒会を引き継ぎまた学年の人数が少ないのでリーダーシップを取るべき子供が多くなるが1年生からの継続的な指導で伸びてきているとのことだった。今年の1年生は小学校の指導で時間を守ったり協力して動いたりはよく出来、体育祭でも上級生についてよく頑張った。ただ言葉がきつくそれがトラブルを起こす事もあるので相手の気持ちになって話すように指導を続けているとのことだった。
その後民生児童委員からも1言づつ感想や意見などが出された。
時間一杯で終了したが、終わってからAさんの地区の不登校の子供について、Aさんと一緒にその子の学年主任の先生と情報交換。来たり来なかったりの保健室や相談室登校のようだが、クラスには入れないもののそれ以外では仲間とも家でも普通の様子の子のようだ。ただ学習面で大きく遅れていることを先生は気にしていたが、登校も気まぐれだし様子を見ながらというような事だった。
06/11/14
時間が無くてそのままになっていたY中の文化発表会のお礼状をやっと出す。
昨日、保育園から頂いたパンジーも表の樽花壇に植え込む。袋に模様があるなと思ったらそれも子供達の絵といつもありがとう!の書き込みだった。
06/11/13
午後から地区民児協の月例会。例の身分証明書用の写真を提出。民児協の部会や大きな会合では付けるようにという名札も渡される。来年度の手帳も来た。
来年度の母子・寡婦福祉資金(就学支度資金・修学資金)の貸付制度について、主に今月半ばから来月半ばまでの申請期間の取り扱いについて説明がある。「申し込みがあったら一緒に連れて行ってください」とお願い。何せ昨日もすぐ近くなのに迷ったし…。「返済の大変さもクギを刺すべし」と前々任の方が言って下さる。
来月もまた1期目研修ほか、色々な行事がある。それらの確認。
今年の赤い羽根の大口募金の集計が出たそうで、件数・金額とも前年度を下回ったとの事。
保育園からきらきら発表会のご案内。案内状と一緒に子供達が書いたしおりとパンジーを頂いた。
夜、母子寡婦福祉資金を借りている人からの電話。しばらく体調を崩して入院していたがようやく退院して就職の目処も立ちそうなのでまたちゃんと返済していきますとの事。良かった!健康第一でただしあまり延滞をすると違約金がばかにならないので気をつけるように話す。
06/11/12
母子寡婦福祉資金を借りて大学に進みたいという親子を訪問。幸い地区会長の担当地区なので大船に乗った気でついて行く。
しばらく取り扱っていないそうだが今回の理事会で説明があったそうで、当事者がもらってきた書類に間違いなく記入し、必要書類を整えて提出すれば、担当の民生委員と母子福祉協力員に順に廻って来る書類に現状書き込みをすれば良いとの事だった。それと資金の趣旨から母子家庭であることを確認する必要がある。
訪問先では高校での様子と大学で何をやりたいか、自宅通学圏内の大学か遠くへ行くのかなどを本人に話してもらう。しっかりと受験勉強をしているようだった。お母さんは身近に保証人になったくれる親族などが居ない事を気にしていたが、そういう人が主として利用する貸付金なので、役所でどの範囲なら良いのか聞いてもらう事にする。
母子ともしっかりしているようなので安心したが、どこの大学に行きたいのかズバリとは教えてくれなかった。
06/11/11
本日は朝からあざれあで昨日の続きの分科会。早朝からゴロゴロと雷がなる天気で、少し早めに出かけることにした。
本日の分科会は『要支援家庭の早期発見・支援による子供の虐待の発生予防』・『子供虐待防止のための生きたネットワーク活動』・『子供虐待における親支援の取組』・『虐待を受けた子供の社会的養護のあり方』の4つに分かれて行なわれた。
私の出席した第2分科会は日本子供家庭総合研究所ソーシャルワーク研究担当部長の才村純氏をコーディネーターに『子供虐待防止のための生きたネットワーク活動』をテーマに4名の方の発表があった。
1人目は東京江戸川区の小学校の校長先生で、対応の難しいお母さんの問題を児童相談所とチームを組んで解決をしたことから月1回関係者が集まっての定例会を持つようになり、児童虐待に対する職員の意識の向上や協力体制ができてきたとの事だった。この場合の関係者とは児童精神科医・子供家庭支援センター所長及び担当者・児童相談所児童福祉士・児童館長・学童クラブ職員・学校側から校長・副校長・生活指導主任・教育相談担当者・養護教諭・関係する児童の担任、必要に応じて区の福祉担当者・地域保健所担当者・中学校関係者なども加わるとの事だった。またそれとは別に民生児童委員とは主任児童委員が日程を調整して学校参観をしてもらい地域での日常の見守りをしてもらっているとの事だった。
2人目は兵庫県加古川市役所のこども課家庭支援係の方で何も無い所からネットワークつくりに奔走された様子を話された。法的には家庭への立ち入り調査権が無く子供の保護が出来ない状況、通報しても子供の保護という結果が出ない苛立ちもあるようだが、電話相談に臨床心理士を置いて心配のあるお母さんには指導教室に誘う試みをしたり、学校の先生方に虐待が疑われた時の対応マニュアルを配ったり、警察との連携を取ったりと役所のセクションを中心としたネットワークの立ち上げと、それが人事異動があっても変わらずに機能するように工夫をしているようだったが、関係者が顔の見える関係になる事という基本があるようだった。地域との連携という事ではまだ民生委員さんとの関係が上手く行っていないようだが、きちんと研修の機会などを作って仲間に入ってもらうことを勧めたい。
3人目はNPO法人子供の虐待防止ネットワーク・あいちの理事長で、ネットワークはそこで困っている親子のためにあるのであってそれを忘れてはならない。一般に虐待通報をためらうのは虐待かどうか自信が無い・親に恨まれないか気になる・それぞれの職業の守秘義務に反する・トラブルを抱えたくない・通報しても対応してくれないなどと思うからである。しかしこれではネットワークの意味を成さないとのお話だった。この方は弁護士さんでもあり、虐待される子供の救出の一方で虐待をした親が刑事事件として立件された時にはその弁護人としてもかかわり、虐待のメカニズムを司法的にも解明して行きたいと活動をされているそうだ。
最後の方は児童精神科の医師で虐待から救出された子供達の心理ケアをされている。これらの子供達は成育歴なども複雑で親との連絡が取れない場合もあり、子供達の現状が養育態度によるものなのか発達障害によるものなのか判らない場合も多く治療には長い時間が掛かる。また長期的計画を立てて身体的・心理的ケアの観点を入れて指導を続けなければならないとの事だった。
分科会の後、1時間ほどの全体会がもたれ、各分科会での発表が要約された。
『要支援家庭の早期発見・支援による子供の虐待の発生予防』では赤ちゃんが生まれる前からかかわり、母子健康活動の上に色々な機関が手を伸べてグレーゾーンのお母さんに早期に手をさしのべる。そのためには担当者が顔を知り合って連絡を取っていく事が大切であるとのまとめだった。また、乳幼児の検診の中で母子関係の様子まで見られるので未受診者を把握しこれらの家庭に目を向けた支援が必要とされる。そして、せっかく良い取組をしていても他所に広まらないのは残念で広報の努力や調べる努力も必要だろうとの事だった。
『子供虐待における親支援の取組』では、窓口としては虐待を前面に出さずにお母さんの相談しやすいように子供の問題を広くとり、その中から支援が必要な親にはきちんとメンタルヘルスやグループ支援を行なう。虐待する親に対する支援プログラムも紹介されたそうだ。さらにそれを取り扱う臨床心理士の支援体制も必要だとの事だった。そして、虐待を支援を求めるシグナルとして地域での支えから専門家の治療までの中で捉え 官民が連携をしていくべきとの事だった。
『虐待を受けた子供の社会的養護のあり方』では乳児院・里親さん・自立援助ホームの事例発表が行なわれたが、色々な問題を抱えた子供達がメッセージを発するのを辛抱して待つ事、生き物と関わる農業体験を通して働く意味を考える事などそれぞれの立場からの関わり方が出されたが、18歳以降の子供達の居場所作りが大きな問題のようだった。また1人の子供を巡る様々な立場の理解と連携もますます大切なようだ。
帰ったら、母子福祉協力員の担当資料が来ていた。今月は来ないから良いのかなと思っていたが甘かった。
06/11/10
午後から子供の虐待防止推進全国フォーラムinしずおかに出席。厚生労働省の主催で昨年、埼玉県で第1回が開催され今回が2回目だそうだ。地区の主任児童委員の相棒と「私の所は多いのよ…」と言う同じ地区の民児委員さんに会った。
本日は静銀ユーフォニアでほぼ満席状況。開会の挨拶の後、今年度の児童虐待推進月間の標語公募の最優秀賞『あなたのもしやが子供を救う』が表彰された。
基調講演は子供の虐待防止センター理事長であり小児科医の坂井聖二氏の『虐待は家族からのSOS--家族機能不全としての子供虐待--』。
虐待の急増は弱い家族が弱い子供に当って家族が壊れていく警鐘である。親からの虐待というのは子供に心理的なものだけでなく、対人関係など多くの問題を残す。またADHDの主な様子と虐待を受けた子供の反応は似たところが多いので注意を要する。また虐待は1度収まっても再発することが多く世代間の伝染も多い。
虐待は家族機能の不全の現れであり、必ずまずネグレクトがあり、母が孤立し追い詰められることで起こる事が多いが、その裏に育児に無関心で自分をかまいつけてほしい夫(父)の存在がある。また親族や地域の中でも孤立している家族が多い。その中で加害者の意思に関わらず(しつけのためなど)子供の健康と安全が脅かされていることが虐待であり、したがって犯人探しや原因探しよりも子供の安全を確保し家族全体を援助することが必要になる。
また、虐待は子供が幼い時から始まることが多いが、小・中学生になっても継続している場合、その子供は幼児期の虐待を生き延びてきたのであり、親から捨てられる不安から逃げ出すことなどはまず無い。しかし、学校で問題行動が出る事が多く、それでも学校へはちゃんと来る場合は逆に背後に虐待があるのを疑う必要がある。また、対応施設が児相に一元化してしまっているのは、逆に小回りが効かない不便な点もある事を意識すべきである。というようなお話だった。
後半は北海道子供の虐待防止運営委員の松本伊智郎氏をコーディネーターに精神看護学教授の萱間真美氏・人間科学部助教授の西澤哲氏・静岡県立磐田学園長の土屋廣人氏・そして坂井聖二氏の4氏をパネリストに『虐待を受けた子供と虐待する親の世界--支援は子供と家族を理解することから--』のテーマで行なわれた。
西澤氏からは虐待を受けた子供は自尊心が育っておらず対人関係を築く時に大きな問題を抱えている。親が子供を受容できない・親が子供から被害を受けている意識を持っているなどの問題点が指摘された。一方萱間氏からは虐待をしてしまう母親のウツや乖離体験、周りの状況を母親が過干渉に感じるなどの点を考慮し気の合わない子供など刺激の少ない言葉でサポート対象者を把握する必要がある。ここから「お母さんを責めているのではないよ」というサインを出しつつ母親の心にそってケアをすすめる道が開くとする。さらに児相の現場の土屋氏からは子供・保護者・支援者の三者の利害を一致させるのが支援であり、時には施設入所によって距離を離す事も大切になる。円滑な関係ばかりではないが関係を切る事なく好転を待つことも必要である。
この後、会場からの質問・意見も取り上げながら、学校・保護者・子供それぞれの困ったの意味が違うこと、ケースワークは家族を揺さぶることでもあり、プラス・マイナスを考えチームワークを持つことが必要なこと、地域の中での子育てについて話が進んだ。
06/11/9
今月は早々と主任児童委員部会。昨年、静岡市にできた城東保健福祉エリアの見学に行った。11時に焼津市役所近くに集合して市のバスを出してもらい、まずはお昼を食べに。静岡駅近くでお昼。
城東保健福祉エリアは静岡城のすぐ近くにある元の国立病院跡地に市民の健康づくりの拠点として出来た。部会長の母上に言わせると「練兵場だった所」だそうで、どちらにしても公の広い土地が纏まってあったため街の真ん中の便利な所に大きな施設を作る事ができたようだ。駐車場や健康広場とされている運動場風の広場などに取り囲まれて目的別に3棟の建物が建っている。
まず入ったのが保健福祉複合棟で地域リハビリテーション推進センターリハ・パークしずおか、静岡市心身障害者ケアセンター、地域子育て支援センターなどが入り、1Fには障害者の働く喫茶室もある。ここのボランティア交流室で市の職員の方から説明を受け、建物の中を案内してもらった。屋上からは富士山がきれいに見え、建物内は身体の不自由な人にも使いやすいよう、手すりやトイレなどの工夫がなされていた。また2Fは子育て支援室があるため子供が転んでも危なくないように床のクッション性も良くしてあった。
2Fのもう一方はリハ・パークしずおかで、トレーニングルームや身体が弱った時の手すりの位置や段差解消などの展示と身体に合わせるためのシュミレーションルーム、車椅子など介護用品の見本の展示(販売はしていない)、スプーンなど生活小物の障害に合わせた加工のアイデアの展示や製作など障害や高齢になっても自宅で自分らしく日常生活が送れるような支援のアイデアが詰められている。
お向かいは保健所棟。1Fには市役所の市民サービスコーナーもあり、休日・夜間救急センター、歯と口の健康支援センター(歯医者さん)も収まっている。
もう1つは子供の杜・いこいの家で、発達の遅れや障害を持つ療育の必要な幼児のための通園施設になっている。保育園・幼稚園で中々受け入れてもらえないこれらの子供達の施設は昭和49年に出来たもので昨年ここに移転して受け入れ人数も50名に増えた。中庭を取り囲むように教室が並び、何庭で遊ぶ子供達はみな元気そうだったが、心身に色々な問題を抱えているので給食などはほとんど1人ずつ個別に作る事になるそうだ。この施設のもう1つのご自慢は永年奉仕をされている床屋さんが使用するボランティアルームで、きちんと床屋さんのイスや洗髪用の設備が揃っている。予算がなかなかおりないものだそうだが、このような子供達は肌が弱い事が多く普通に扱うと痛がって出来ない事も多いそうで、家族や子供達にとってはありがたい事だと思う。
ざっと説明を受けながら歩いただけで2時間近くが経ってしまうほど大きな施設だった。
母子寡婦資金の修学資金貸し付けの時期に入り、申し込みの面会の約束が入った。幸い担当民児委員がうちの地区会長なので付いて行って勉強して来れば間に合いそう。日曜日の午前中に面談の約束をして地区会長とも確認を取った。
06/11/8
テリトリーのもう1つの中学の文化発表会。今日は朝から行ったが、平日のためか保護者などお客さんの出足は遅いようだった。ロビーではこの文化発表会のためのシンボルマークの作品が色々と張り出されていた。
今年のスローガンは『響かせよう すてきな歌を この胸に』。
開会式の後、生活体験発表から。その後、英語スピーチ、総合学習の発表『金閣と銀閣の比較』と続いた。『金閣と銀閣の比較』は模型まで作ってみて、それをレンズで映し出すなどなかなか工夫されていた。
この学校は特殊学級があるのだが、次は彼らの和太鼓の演奏。息の合った力強い演奏だった。
その後は有志による発表。女の子達のダンス、男の子の体操(縄跳び・あん馬・マット運動など技はなかなかだったが合間のパントマイムをもう少し分かりやすくしてほしいな)、最後は独唱だった。
さらに、3年生の選抜合唱で『名づけられた葉』。午前の最後はブラスバンドの演奏だった。
午後からが各クラスの合唱コンクールだったのだが、今日はここまで出失礼してきた。
06/11/2
主任児童委員部会長から電話。「理事会に代理で出てまくれない」との事だったが、鼻つまり声で、今週は忙しい!とお断りの返事をする。その代わりにワークショップには出るからと付け加える。同地区の相棒も申し込んだようだ。
06/11/1
活動記録の回収元の副会長さんから「3日は留守にするからね」と電話を頂いて10月の活動記録提出。
子供の虐待防止推進全国フォーラムinしずおかの参加証があっさりと来た。分科会も第1希望が通ったので、参加者が少ないのかもしれない。
06/10/31
中学に文化発表会のお礼状を出した。
昨日の件についてリターンメールをもらう。
06/10/30
地区民児協の連絡網で身分証明書用の写真のサイズが知らされてきた。ちょうど夕飯準備時に電話をもらってそのままバタバタして気がつけば夜中、次の人がメールが利く所で良かったとホッとしながらメールで連絡。
06/10/28
午前中まず、はだかっこの読み聞かせに行く。色々な行事がある日のためか子供達もボランティアも少なめ。会場の準備をして、後の予定があるので最初にやらせてもらう。今日の私の出し物は『ショーティーとねこ』(バーナデン・クック作/小風さち訳・小笠原まき絵)。初めだし、小さな本だし聞いてくれるか不安だったが、しっかり乗ってくれた。
自分の出番だけで失礼させてもらって、そのまま文化センターでやっているお向かいの中学の文化発表会を見に行く。開会式の来賓紹介には間に合わなかったが、地区のほとんどの民生児童委員は年輪ピックの開会式に出ているので代表で…。
今年のスローガンは『築こう文化つなげよう心のピースを〜愛のメロディーを奏でよう〜』。各クラスの合唱が中心で体育祭が終わった頃から各クラス準備をして朝や放課後に一生懸命練習していた。他に各学年代表者の総合学習の研究発表、英語のスピーチ、生活体験発表、ダンスや少林寺拳法、ボーカル&ギターなど個人の興味にあわせた発表、ブラスバンドの演奏やPTAの合唱などもある。最後は芸術鑑賞で落語だったようだ。
今回は『祖母からの教訓』のタイトルで生活体験発表をした3年生の、この春亡くなったおばあさんの想い出の話が心に残った。忙しいご両親と共に子供達の世話をしてくれたおばあさんが認知症になり家族で見とりをしていたが、ちょうど今年の彼の誕生日の日に亡くなられたそうだ。
文化センターの大ホールを借り切って1日がかりの催しだが、お昼までのしばらく楽しませてもらってきた。
06/10/27
せっかく静岡市であるワークショップ、とりあえず義弟の所からファックスで申し込んでみた。
06/10/26
夜、主任児童委員部会。本日は先生を迎えての『親子の声を受け止めたい』というタイトルで研修会。
講師は小学校の先生からスタート、その後子育てのためいったん退職、子育てが一段落したところで教職に復帰、その後、非行・不登校の子供の相談員、適応指導教室、学校カウンセラーなどを歴任され今も教育委員会に所属しておられる。
その中で1人の子供について、色々な立場から互いに見えにくいところを見て補完しながら見守る事の大切さを話された。
現在の県内の非行は高校生が多いが、全体としてはH13年の暴走族取締り強化によって減少している。しかし小学生だけは増加している。現在はリーダーの居ない粗暴犯・万引き・家出(特に女子中学生)などが多く、虐待や淫行などの外から見えにくい問題も増加している。特にネット・携帯・テレクラなど、親から見えない所でのつながりや非行意識の無さが問題となる。
これらの問題の裏に親からスポイルされる子供、どう関わったら良いか分からない親の問題がある。これら見ようとしないと見えてこない問題を見つけ出し、早期発見・早期対応をすることが望ましい。主任児童委員には親としての先輩として具体的にどう子供と接すれば良いのか、特にどう子供を認めれば良いのかを具体的に教えてほしいとの事だった。
また、適応指導教室では子供の心を開放し情緒の安定をさせ、それからようやく基本的生活習慣を身に付け生活のリズムを整える事、自分が何をやりたいのかを考えて学習をする気になる事、友達と緊張感無くどう対するのかなどの人間関係を改善する事、 使ったものを片付ける・皆の物を大切に使うなど公共心を向上させる事などを通してようやく生活意識を向上させ社会適応力を獲得させてやっと学校という社会に戻していくという気の遠くなるようなプロセスがある事を示された。
現在登校拒否時と関わっている主任児童委員から質問が出て、まずお母さんと友達になる事、約束ではなく何となく規則的に訪問をしてみる事など細かいテクニックなども話に出てきた。
最後に業務連絡。来月は視察研修で12月は反省会。来年度計画については「この前行けなかったからお茶くらいおごります…」と言う部会長がまた集合を掛けるという事になった。ワークショップの案内が配られたが、申し込み期限が過ぎているがまだ間に合うそうだ。
「子供と家族の声に耳を傾けて」---子供の虐待防止推進全国フォーラムinしずおか---
06/10/21
午後、ふるさとまつり(公民館まつり)の開会式と明るい街づくり大会。気持ちの良いお天気の中で公民館の駐車場で行われた。
市民歌を歌おうと思ったらテープが言うことを聞かなくて小学校の先生のリードで伴奏無しで歌った。来賓の祝辞の後は小学生の『明るい町づくり作文』の披露、子供達による『明るい街づくり誓いのことば』、例年通り女性部の代表の方による『明るい街づくり大会宣言』の読み上げの後拍手で採択。最後に小学生による秋の歌の合唱の披露があった。
開会式が終わった後でざっと館内の各講座の展示を見て廻った。民児協の皆さんも様々に講座に加わっているようで、昨日の準備でもずいぶんお見かけしたが今日は作品を拝見して来た。最後に和室の囲碁・将棋に入りこんで熱戦を見学。将棋のグループの方に誘われたが、こちらは見るの専門だから…、ちょうど目の前で指しているお2人がこのグループのトップクラスの方で、なかなかの熱戦、最後は時間に追われての見落としをされたようだが、つい最後まで見てしまった。子供達にとってはお祖父さん年代の方ばかりだが、囲碁も将棋も誘われて一緒にやる子供もいた。入り込んできた子供達に「せっかくだから教えてもらいな」と押し込んだのは私です…。
06/10/20
明日から公民館祭りのため、午後からはだかっこの会も展示の準備。
公民館側から展示用のパネルの出し方や会場準備の説明を聞いて一斉にスタート。とはいえ、まず室内から机やイスを1度廊下に運び出してから倉庫からパネルを取り出す。狭い所で大勢が一斉に動くので大混乱。それでも1時間半ほどで与えられたスペースにパネルを組んで机を並べ、6月に作った折り紙の魚、8月に作った牛乳パックの人形、9月にやった染め紙を展示した。
06/10/19
午後から1期目民生委員・児童委員研修で島田まで行った。電車に合わせて地区ごとに駅で待ち合わせだがギリギリに着いたのでようやくホームで地区のメンバーに追いついた。
本日のテーマは『ドメスティックバイオレンス〜被害者支援のためにできること〜』の講演と『介護保険制度について』の説明。
DVの講演の講師はNPO法人フェミニストサポートセンター・東海理事長の隠岐美智子氏。
とにかく地域から見えにくい問題だが、相談を受けたら福祉事務所か警察署の生活安全課へ相談をするように勧め、できれば付き添って欲しい事、さらに「あなたにも悪い所があるのでは」などと相談者に説教をして相談者を傷つけるような二次被害を起こさないようにしてほしいとの事が強調された。また法律によって警察も動きやすくなったので被害が大きくならないうちに相談したい。
後半は改正された介護保険制度について県中部健康福祉センター長寿介護課長からの説明。
06/10/17
赤い羽根募金、テリトリー持ちの民生児童委員さん2人について廻る。いわゆる特別募金というものであらかじめ前年実績でお願い状が出されている所へもらいに行くのだが、商売をされている家などは景気や状況にも左右されるし、そのあたりの微調整はテリトリー内から新しく総代さんになった人などにお願いして調整をしているらしい。ちゃんと私まで含まれているが、もっともらえそうな地域のえれえ衆がたくさん居ると思うのだが…。
午後1時間半ばかりかけて23軒を訪問、16軒から頂いた。「留守だった所は後で行くから」との事で私は放免。
06/10/16
朝、一緒に赤い羽根募金をする地区民児委員さんから「お祭りも終わったし明日赤い羽根の募金をやろう」とTEL。
06/10/15
本日は朝から港で福祉まつりふれあい広場。バザーと様々なボランティアグループの活動PR、ステージでは色々なグループのパフォーマンスもある。市民児協もバザーで出店。全員ユニフォームのジャンパーを着て集合。他は黄色のエプロンやそれぞれのグループのハッピやTシャツなので人数のバランスからもかなり目立った。
開会式の挨拶に立った市長、トレーニングスーツ姿で何のパフォーマンスかと思ったら今朝早くに磐田でラジオ体操の収録があって行って来たそうだった。それ以上にお元気なのが社協の会長さん。「台風が心配だったけど押しやっちゃったからねぇ」といつものペース。もちろん戦争中に兵隊さんだった年代で、何の話から続いたのか「鰹節をしゃぶるのが健康に良いだよ…」という話で落ち着いた。
今回も売り場の当番にはなっていなかったのでカメラを抱えて会場をブラブラと取材。
今年も静岡福祉大学が子供を遊ばせるスペースを作ってくれていたが、大学の地域交流センターで文科省地域子供教室推進事業、日本レクリエーション協会委託事業として遊びの城という事業を月2回程度実施して、学生と共に幼児から小学生を対象に遊びやスポーツを行なっているそうだ。
バザーや授産所などの製品販売が多いのだが、コンパニオンアニマルのコーナーがあり、家ネコ4匹と外ネコ1匹がいると言ったら試供品のキャッツフードをたくさんくれた。捕まらない猫を捕まえる方法の相談をしたら、「100均の洗濯ネットの大きいのに追込むが良い」と教えてくれた。ネコ自身の幸せに繋がるかはわからないけど、飼い猫の方が絶対に長生きだものねという話と共に。
歩いている内に地区の人や主任児童委員の人達に出会う。しばらくお休みだった主任児童委員部会の副会長さんも復帰していて、地区の農産物販売をしていたので山芋を買った。
暑さに疲れて舞台前の客席でしばらくおばあさん達の発表を見ている内に、地区民児協からお昼ご飯の集合。お昼を食べたところで地区の方は解散。
バザーの売れ残りも市の市の民児協会長が地元のバザーに出すからと引き取ってくれて完売。最後は投売りだったが予定金額は行ったそうだ。
帰りに前回の主任児童委員部会で次の役員に指名された5人と現会計さんとで喫茶店で会合。しかし、部会長さんが来ない…。理事会で役員交代は却下されたという話はすでに廻っていて、「部会長はどうするつもりだろう」から話は廻らない。1時間半ほど色々話ながら待っていたが、朝から家を空けていてこれ位がみんな限界という事で解散した。
結果、子育てに関する直接の事業を単発で準備をしてするよりも情報の交差点で良いのではないかという方向に話が流れた。地区の児童委員さんや自治会の人と赤ちゃんの生まれた家に「おめでとう」!を言いながら「こんな支援がありますよ」という広報ができる内容があれば良いねという方向に話が向かった。
06/10/14
午前中、はだかっこの会。今回は音楽遊びとクッキング。
動物の鳴声遊びや動物の歌を集めて歌った後、身近なものを楽器にしておもちゃのチャチャチャの演奏。
その後は、小さい子が多いので背割りのミニコッペパンに具材をはさむだけのクッキング。手を洗って、それぞれのテーブルでお母さん達も一緒に、チューブのマーガリン・レタス・マヨネーズ・チーズ・魚肉ソーセージを順にはさみ、上にケチャップを飾る。あまりベタベタとこぼしもせずに皆上手にできた。そして、自分で作ったものは美味しいらしく、皆よく食べた。お皿代わりに食べきれない時は包んで持って帰るためにホイルを敷いたのだが、作業台兼お皿として使われた。
しっかり食べたら子供達はパワー全開。お茶も飲んだりでトイレにも行きたいし最後がバタバタになったが、時間通りに終わった。
06/10/13
地区民児協の月例会。今日は午前中の会合のうえ、お茶当番だったので早くに出た。
今月はもう歳末助け合いの配分申請書の扱いについて。明後日のふれあい広場の詳細打ち合わせ。来年度役員を引き続きお願いするという事で決定。また、主任児童委員会部の役員交代の件は理事会で却下されたようで取り合えずホッ。その他、研修会・講演会の出席者配分など。
うちの地区にも旅行の写真を配って写真代を会計さんから頂き一段落。旅行幹事さんからの会計報告もあった。
明後日のバザーに出す物を皆が持ってきたので、今日の午後の値付け担当者の車に乗せて、お昼前に終了。
中学から民生児童委員と学校教職員との懇談会の案内を受け取る。
06/10/10
午後から第36回 市社会福祉大会。
主催者側として市長の挨拶の後、高齢の市社会福祉協議会会長が相変わらずの元気な挨拶。その後、社会福祉に功労のあった団体・個人の表彰と感謝状の授与。さらに政治家や県中部健康福祉センター所長、県社会福祉協議会の方などの来賓挨拶が続く。
大会宣言が読み上げられ、採択された後、白井のり子さんの講演。
サリドマイド被害で両手がほとんどないまま生まれた彼女は25年前、映画『典子は、今』に出演。ちょうど高校を卒業して熊本市役所にお勤めを始めた頃のことだったそうだが、あれから幾星霜、結婚して2児のお母さんとなり、今年、市役所を退職して講演活動を主にしているそうだ。
サリドマイド禍も薬害が判明した時点で薬を回収しなかったばかりに被害が広がった典型的なもので世界に3.900名いる被害者の内309名が日本人だそうだ。その内の100名近くが早期に薬の回収ができていれば被害にあわずに済んだはずの人達だそうだ。上肢の奇形が典型だが視力や聴力にも障害が現れ、彼女も右目の視力が無いそうだ。しかし、明るい声で話されるのであまり悲壮感は無い。物心付いた時から手は無いので足で色々な事をする事を覚えたし、褒められればもっと色々チャレンジしてみようと思ったようで、本人はあまり不自由は感じていないようだ。紆余曲折はあったが普通の小学校に入り、4年生の時に先生に「掃除当番もしなさい」と言われて足で雑巾掛けをしてできた事から、できないと思わずに色々とチャレンジする気になったそうだ。中学・高校と障害者である自分に悩んだ事もあったそうだが「大丈夫!だいじょうぶ」という言葉に救われたそうだ。
映画出演後の大フィーバーで人疲れし、さらには結婚・子育てという事でマスコミの前に出る事なく普通の生活をしていたが、数年前に話し方の講習を受けてから、伝えたいと言う思いを大切に講演活動を始めたそうだ。
ポジティブでなかなか良い講演だった。
今日の会で園長先生にもお会いしたが、保育園に運動会のお礼のハガキを出す。
06/10/8
朝早くからこの前写真を預けた副会長さんから「残った分どうする?」と電話。どうせ週末に地区会なのでそれまで預かってもらう事にした。ついでに「赤い羽根は何時やりますか?」と聞いたら、「お祭りが終わってからにしようよ」という話になった。
幼稚園に運動会のお礼状を出していない事に気がついて、あわてて出す。
06/10/7
保育園の運動会。朝は雲が厚くどうなるかと思ったがお日様(保護者会長さん)の開会のあいさつおかげで雲は切れ、暑いほどの良い天気になった。
0歳児から年長さんまでお家の人も一緒にそれぞれできるようになった事に力いっぱいチャレンジした。最後の年長さんのリレーはまさに抜きつ抜かれつ、みんな一生懸命頑張った。
06/10/6
母子福祉協力員の月報を市役所に提出。だいぶ昔にほとんどの返済を済ませ後2・3回という人について、県の担当者から連絡を取ってみてもらうように頼む。せっかく市役所まで行ったので子育て支援関連のチラシを目に付いただけもらってきた。
もう1つの中学からも文化発表会の案内が来る。
06/10/5
時間に追いたてられて借入金償還台帳は残りも全部郵送してしまった。夕方報告書の整理。
午後からはだかっこの打ち合わせ会。今月のプログラムの詳細と福祉祭りの件。ボランテア協会の行事や講演会も色々あるようだ。さらに予算で買った手品を「1人1つ練習しておいて」と渡される。
中学から文化発表会と学校公開日の案内を、保健センターからは講演会の案内を受け取る。
06/10/4
地区会長から「活動報告の相談支援件数の分野別は何になるのか」と質問の電話。
主任児童委員の場合相談支援件数に記入する事はまずないのだが、母子福祉協力員をやっているのでその関係の活動記録がこちらに入る。活動内容と対象者を識別するようになっていて、件数が同じになるはずだとの事だった。
倉敷の民児協の主任児童委員のSさんが主任児童委員用の情報交換掲示板を作って案内を下さった。
06/10/3
前月の返済をしてくれた人に『無理なくコンスタントにお返し下さい』と1筆入れて、それぞれ本人の借入金償還台帳を郵送する。それ以外の人達、訪ねてみようかどうしようか地図を見ながら思案中。まず歓迎はされない訪問なだけに気が重いが、後ほんの数回を放ってあるばかりにずっとデーターが来ている人もあるのだが…。
06/10/2
9月の活動記録を提出。
ついでに旅行の写真をK地区の分だけ仕上げて渡してもらうようにお願いする。ちょうど今日、旅行委員の会合だという事でタイミングが良かった。旅行委員の会計さんがK地区の分の写真代を持ってきてくれた。いつもに比べてもらい過ぎだが、K地区の写真担当者との兼ね合いもあるからと言われてありがたく頂いた。
母子福祉協力員として担当の9月分の台帳のチェック。返済遅れの無くなった人が1人、前月の返済をしてくれた人が半数。それぞれ本人の借入金償還台帳を郵送する準備をする。