ちょっとした感想   

 


02/3/29

   TOPPOさんとの春休みも第3コーナー。1日ゆっくり遊べるのは今日までなので、雨は降っていたが、近くのドライブに出た。
   am9:30過ぎに小雨の中を出発。まずディスカバリーパークへ。館内の写真位を見て引き上げるつもりだったのが、受付のお姉さんに「プラネタリュウムは如何ですか」と誘われた。時間が過ぎているので「始まっちゃったのでは」と聞くと「今日はお客さんがないので、まだ始まっていません」との事。TOPPOさんの本業の太陽に関する物なので「それでは」と見ていく事にする。まさにお客2人の貸し切り状態。説明役のお兄さんが今夜焼津で見えるはずの星空の紹介と、冬と春の主な星座の説明をしてくれる。その後、独自プログラムの『エクスプローリング・ザ・サン〜”太陽”その真実の姿を求めて〜』を見せてくれた。
   出たらam12:00前。どしゃ降りの中、御前崎を目指す。御前崎のなぶら市場で名物の穴子天丼を食べる。巨大な穴子がバッテン印に2本も入っている。野菜の天ぷらも添え物程度について、1口の冷奴と味噌汁・漬物付で平日¥900。お店の人が「お持ち帰りはできませんので、頑張って食べて下さいね」と持ってきたご自慢の充実。
   充実のお腹をさすりながらすぐ近くの日帰り温泉へ。お天気も悪く平日の昼過ぎという事で空いていた。湯船でノンビリと手足を伸ばし、リラックス。ゆっくりと暖まって、電動のマッサージ機でまたもリラックス。出がけに冷茶を1杯飲んで雨の中へ。
   帰りにもう1度なぶら市場へ寄りアイスクリームを食べ、おみやげ屋さんをのぞく。
   御前崎の鉛色に荒れた海と、うす暗くなった空を見ながら、時々どしゃ降りの道を焼津へと戻ってきた。

なぶら市場  http://plaza.across.or.jp/~town-omaezaki/08naburaichiba.htm

02/3/27

   3学期の終わりごろ、理科の採点をしていたTANUKIが、1年間のまとめのテストで、菜の花の写真を出して、花の名前を書かせたら、かなりの割合で「大根の花」という答えがあったという。学年全体でそうだったらしく、どうやら低学年の生活科で大根を作って、その花の記憶が残っていたらしい。しかし、大根に花が咲く事を知っているだけでも、なかなかのものと思うのだが…。
   菜の花、キャベツ、大根にブロッコリーとアブラナ科の花々が畑で咲き競っている。

大根の花 菜の花

02/3/26

   辻本議員が議員辞職願いを提出して記者会見を開いた。
   「他の方は党に迷惑を掛けたと離党はするけれど、議員は辞めない。私は議員は辞めるが離党はしない」と純正?関西弁で言っておられた。なかなかの仕掛け!
   それにしても国費(国税)から出る秘書給与というものは曖昧な使われ方をしているようだ。外務省のプール金やODAに比べれば、大した事の無い金額かもしれないが、ドンブリ勘定だったものをきちんと精査しなければ、財政再建など出来る訳もない事は、家計を預かる主婦にはよぉ〜く分っている。

02/3/25

   しばらくぶりの政治ネタで。
   社民党の辻本清美議員の秘書給与の件でマスコミはかしましい。はっきり言って税金泥棒。
   つまらない事を言わずに「新人の何も分らない内の大ドジで失礼しました」とさっさと辞職するのが一番だと思う。フリーになった上で衆参の各議員秘書の給与形態や事務所経費に付いて調べれば良い。自分が辞めていれば強く他の同様な議員にも辞職を迫れる。その結果、辞めた方と残った方と、どちらに質の良い人間が多かったかを考えるのは国民の勤めである。
   我々も議員活動とは何か、議員事務所の形態とはなどを、改めて考え直すべきである。
   ボランテア団体にしろ、NPO等にしろ、スタッフに人を得て日々の運営をしなければ、物事は動かない。その人々も生活を持った人であれば、そこで生活費を得なければならない。質の良い活動をしている所ほど、おそらく人件費がかなりのウエートを占めている事だろう。
   議員の場合、議員歳費が何人扶持かを示しているとしたら、民主主義の精神に照らして、それで良いかどうかを確認する作業が必要ではないだろうか。民主主義とは国民で年齢条件を満たしていれば誰でも、政治家になりたければ立候補して当選すれば政治家になれるシステムである。そして政治家になったなら自分の財産の多寡によらず、等しく政治活動が出来なくてはならない。

02/3/23

   手首が痛いと言いつつ連日のドライブ。本日は八王子にあるT家の墓までお墓参り。
   am7:30頃、「汚い車!」とTANUKIが大雑把にベッピンシャンをなすって、水を掛けただけの車でスタート。
   東名焼津からの高速上は順調に進む。厚木ICで降りたとたんに渋滞。R129をモタモタと進む。R16も渋滞。しかし、R20を渡った先は、お彼岸の中日を過ぎているので普通に流れる。それでも八王子霊園の裏門に着いたのはam11:00近く。石屋さんで線香と花を買って墓参り。更に同じ霊園内の親戚のお墓に廻る。
   お参りの後、石屋さんに桶とひしゃくを返して、瑞穂町のタニカへ向う。高尾街道もまた渋滞。昼も過ぎお腹も空いてくるが道路左側に食べ物屋が出てこない。この渋滞、食後に右折で割り込みたくないので、どうしても左側で探したい。ようやく駐車場の広い和食の店を発見。どうやら数年前に中学の友達と来た店のようだ。そこなら穴子の天ぷらが美味しかったはずとイソイソと店へ。思ったとおりの店で穴子の天丼膳を食べる。飾りのように付いている骨のから揚げもカリッとしていて美味しい。そのかわり八王子からろくに進んでいない事も確認。
   腹ごしらえもできた所で、また少しましになった渋滞道路へ。何とかR16の広い通りに出て米軍横田基地の脇を抜けて瑞穂町へ。さて、このR16がドンと通ってから、こちらへは何度も来ていない。近くに大型のショッピングモールができたと言うので、とにかくそれを目指す。ところがそれで付近の顔が全然違うものになってしまって、グルグルと回ってもたどり着かない。諦めてTANUKIが電話をしたら本当にすぐ近くで迷っていた。
   ここの末っ子がこの春から小学校。ちょっとしたお祝いをあげて、後はおしゃべり。長女とその従妹のお姉ちゃんが、そのショッピングモールの中の美味しいというシュークリームを、30分も並んで買って来てくれた。皮がカリッとしていてなかなか美味しかった。
   pm6:00前に辞し、またまた渋滞道路のR16を八王子に戻り八王子ICから中央道へ。ここからスイスイと談合坂SAへ。軽く夕飯を済ませ、河口湖から東富士五湖道路、御殿場から東名に入り焼津まで、長い長い渋滞道路の1日だった。

02/3/22

   一昨日、TANUKIが新しい互助組合のリフレッシュ券をもらってきた。例年は数回美術館へ行ったりすると、ほとんど無くなるのだが、昨年は忙しくてリフレッシュ券使用可の所へはほとんど出かけなかった。もちろん年度が変わればただの紙切れ。という訳で今日は急遽、森町のアクティ森へ遊びに行った。
   残念ながらam10:00前に家を出た時から雨。家の前の交差点は信号取り付け工事の最終段階で、交通整理のガードマンさんに誘導して出してもらう。
   できるだけ裏道を通ってR1へ。平日のこの時間なりの渋滞。島田の無料になる所からバイパスへ入る。まあまあの流れで千羽IC。森町のマラソンの時と違ってちゃんと降りる。ここからまたR1へ出る。掛川城の先から県道40を天浜線の線路に沿って行く。森駅からは太田川沿いを行く。桜はチラホラ。
   am11:30頃着。平日・雨天のためお客さんは少ない。まずはそのまま食堂へ。TANUKIはコロッケ定食(味噌汁がつくのに)とスープ・ソーセージまでつける。私はチキンのハーブ焼とソーセージ。そして間を持たせるために2人で珈琲。
   食後はTANUKIが体験館で茶碗を作るというので眺めている事にする。電動ロクロを使うコースでまず先生に教わりながら茶碗に挑戦。残った粘土で自由制作をして、気に入った物を1点焼いてもらえる。都合2時間で3千円。(1番手前が先生と作った茶碗。しかし湯呑が欲しいと、ほとんど植木鉢のようになった2番目を焼いてもらう事にした。)
   無事に作り終えて帰路。雨のため薄暗くなった中を買い物をしながら家に帰ってきたら丁度pm6:00だった。

02/3/21

   昨日の静清合併協議会で静岡&清水の合併にGoを出した。次は各議会の結論。さてどうなるのか。

02/3/20

   来年度から学校の週5日制が始まる。土曜日の受け皿をお願いした塾にはあまり受け付けてもらえなかったようだ。
   本来、学校の勉強から子供達を解放して、家庭や社会で実体験を増やそうと考えた事のはずだったのに、塾頼みというのがお門違いのような気もする。
   学校のクラブ活動ではないスポーツクラブ、バンドやコーラス等の音楽活動。○○少年団のような目的をもった子供の組織。ボーイスカウトやガールスカウト等の色々な活動を網羅したもの。児童館活動。学童保育、通学区ごと位にできている子供会でも何かアイデアがあっても良い。どうせなら補習授業に使うよりも生活の体験を増やす活動をさせて欲しい。
   ついでに言えば、このような組織を運営するのも大人であり、それぞれの家族がある事を考えれば、「家のお父さんまたはお母さんは、休みの時にはちっとも居ない」と言う状態を作るような形にはならないように考えるのも文部科学省や教育委員会の手腕である。
   もっと言えば、土・日が休みではないお父さんお母さんはたくさん居る。交通機関・警察・消防・商店・看護士・介護士・行楽地の様々な仕事。
   家族の生活形態もそれぞれ、その中で子供達の生活はどう変わるだろうか。

02/3/19

   昨日の毎日新聞の夕刊に、『にせ牛缶事件』の話がちらりと出ていた。今の話ではなく1960年の話しである。クジラ肉の牛缶を作っていた業者が東京都に摘発され、調査の結果ほとんどの缶詰業者がクジラ肉や馬肉で牛缶を作っていた事が発覚し、虚偽表示を取り締まる法律を作るスタートとなった事件だそうである。
   記事の方はそれから幾星霜、雪印の牛肉に端を発して肉の産地等の偽装事件に繋げているのだが、私はここから別の事を思い出した。
   多分、西丸震哉氏の著作(調べたのだが家の本では見つからなかったので、間違えだったらごめんなさい)だと思うのだが、この当時(だと思う)ある缶詰会社の牛肉の大和煮もご多分に漏れずクジラ肉がほとんどだった。しかし大分会社も儲かったので、いつまでもまがい物では申し訳ないと、本物の牛肉の大和煮の缶詰を作ったそうである。ところが「美味しくない」と評判が悪かった。「他所の会社のようにまがい物を入れたのではないか」とまで言われ、結局は元通りのクジラ肉中心の牛肉の大和煮に戻ったそうである。(もちろん今現在の話ではない。念のため)
   食品の品質については『美味しい』『まずい』という感覚と、その製品の正当性がかみ合わない事もあるので難しい。特に最近のそれぞれの産地が産地として売り込もうとしている物は、原料に近い形の物ほど違いを見分けるのは難しい。ベルトコンベアーのような流通ルートの不確かさが気になってくる。結局はそれを扱っている人の矜持の問題になり、消費者もそれを信用する他はない。人を見る目を養う事が益々大切になるのではないだろうか。

02/3/14

   忙中閑あり。高橋克彦の『降魔王』を読み終わった。ホラー小説に入るのだと思う。
   三瀬龍の『一億の昼と千億の夜』や『アンドロメダ・ストーリー』(萩尾望都、竹宮恵子でそれぞれマンガになっている)、ますむらひろしの『ジャングル・ブギ』(マンガですが)の系譜を継ぐ物語と大雑把に分けてしまおうか。
   『私』という存在を規定しているものは何なのか。『安楽な望むままの生活』は本当に人間にとって理想のものなのか。テーマだけでは重苦しすぎるが、日本の物語の中で思いっきり飛翔してくれる高橋氏の作品は、いつ読んでも面白い。

02/3/13

   昔々、私が子供の頃、今の赤ちゃんとママが公園デビューをするように、近所の子供達の仲間に入れてもらうセレモニーがあったらしい。(家の周りだけだったかもしれないが)
   赤ちゃんが生まれてしばらくは、生まれたんだなと分っても、誰も訪ねたりしない。お宮参りの頃に親族がお祝いをする。その頃になるとお母さんも床上げをするから、ボツボツと近所の親しい人、世話好きなおばさんなどが赤ちゃんを見にやって来る。
   そして、首が座る頃、近所のお姉ちゃん達にお披露目される。「もう、赤ちゃんが大きくなったから」と誰かに言われて、女の子達や小さい子供達、更には物見高いガキ大将まで、赤ちゃんを見に庭先に集まって来る。お母さんやおばあちゃんに抱かれて「○○ちゃんだよ」と名前が告げられ、あめ玉やお煎餅などが一つずつ配られる。
   そうなると、もうメンバーの1員で、大きいお姉ちゃん達がお守を頼まれたり、ガキ大将達にとっても面倒を見てやらなければならないチビさんになる。親の方もノンキなもので「おぶったげる」と言われれば「おばさんが洗濯物を取り込む間、良い」などと、おぶい紐で他所の子の背中に赤ちゃんをくくりつけていた。昭和30年代も始めの頃の話しである。

02/3/12

   昨日、鈴木宗男議員の証人喚問があった。
   1/4世紀前、ロッキード事件の証人喚問は伊豆の路線バスの中で聞いた。東伊豆から西伊豆へ1時間余りのバスの中で、「記憶にございません」を何回聞いただろうか。質問者が何を言ったかはすっかり忘れたが、バス料金千数百円とともにそれだけを覚えている。「料金は小銭をご用意くださいも無いもんだ」と思ったので…。当時同じ位の時間バスに乗って(距離は違うと思う)調布→渋谷間は110円位だった。
   それはさておき、ほとんどのキー局が中継をした今回の証人喚問、演じる方は視聴者を意識するようになったようだ。互いの話はかみ合わないものの「私はこれを言いたい」というメッセージを視聴者(国民)に向ける努力はしたのではないだろうか。後は、マスコミがどれだけ検証できるか、行政府が何処まで事実と認めるか、国民が何を真実だと思うかという事だろう。
   しかし、これだけとんでもない事がポロポロ出て来ていながら、大して外交問題で困っているようでもない国って、やはりこの国にとって外務省は必要ないのだろうか。

02/3/11

   今日は耳鼻科と整形外科のハシゴ。耳鼻科は花粉症の薬が切れたのでもらいに。整形外科は、2〜3日前から左の手首がおかしくなっていたので、ひどくならない内に原因調査。結局は昔馴染みの腱鞘炎だった。
   ところで、最近は医薬分業で、医者は処方箋を書くだけ、患者は自分のかかりつけの薬局にそれを持って処方薬を買いに行く訳だが、私の場合は薬局はバラバラのままである。20年近い付き合いの耳鼻科はその近くの薬局へ。帰りに寄った家の近くの病院の整形外科はその側の薬局。かかりつけの内科もあるのだが、こちらもその近くの薬局に行く。そんな訳で薬の自己管理はしているが、薬局ではその科に関してしか把握していない。こういう人は私以外にも多いのではないだろうか。

02/3/9

   Jリーグ開幕第2戦。今日の清水の相手は、またも鹿島。困った事に鹿島のホーム。鹿島は新しいスタジアムで5戦負け無しとか。
   どちらもJリーグオフ期間も試合で忙しく過してきたため、ようやくここで1週間近い調整が取れた。双方とも動きは悪くなかったが点は取れない。どちらかといえば清水が押され気味のまま、前後半、延長前半も過ぎ、延長後半ようやくバロンに合わせてVゴール勝をあげた。先週の神戸戦も0-0のまま延長に持ち込まれた。が、調子はまずまず、とにかく勝ってはいる。数年前、最後まで優勝争いに絡みながら、磐田のダントツの得点数に負けたような、最後の帳尻合わせに苦労しそうな展開をしているが、今年はW杯の関係で良い選手ほど忙しい。中心選手は体力を付け、ケガをしないよう体調を管理して、若手は出番に全力を出せるように頑張って欲しい。
   ところで今日の鹿島サポーターのウシガエルのような意味の無いブーイングはいただけなかった。どうせなら良いプレーを共に楽しみながら競り合いたい。一般に様々なスポーツ大会での日本人の見物は友好的だと外国チームにも言われている。せっかくの良い部分を、外国のつまらない部分を真似して国際化する事はいかがな物かと思う。

02/3/8

   昨日の毎日新聞夕刊の『今週の異議あり』で国語の教科書が取り上げられていた。
   日本人の国語力が落ちている、なのに教科書は薄くなる。しかし、『子供に迎合せず、本物の名文を読ませる教科書が必要だ』と明治大学の斎藤孝助教授はおっしゃる。
   今の国会を見ていても論争が出来ていない、これは相手の言っている趣旨がつかめない(要約力が無い)事に起因する。子供の分るものを教科書にするのではなく、格調の高い文章を教科書に載せ体得させる。また漢字を早くに覚えさせるのが良いとのことだ。『温泉ピンポンは誰にでもできますが、技を磨かなければ、ちゃんとした卓球は出来ません』と例を引かれると、そうかなぁ、という気になる。
   しかし、国語ばかりは学校だけでなく社会全体が責任を負うべきだと思う。テレビのアナウンサーやリポーターの話し方が口語のスタンダードの役についてしまっている現在、それに対抗するのはたやすい事ではない。 

02/3/7

   変な言い方だが、私はなるべく同じメーカーの同じ食品を食べないようにしている。どうせ食品添加物等のリスクがあるのなら、分散させようという算段である。と言うとカッコイイが、安売りのチラシを渡り歩いているとも言える。
   しかし、今回の全農の鶏肉、抗生物質の投与の有無を偽ったのは明らかな詐欺だ。
   我家はいまさら気にしていないが、健康のために避けている家庭は多いはずである。そして、鶏を飼育する側も感染症を出さないために、飼料やケージの工夫をするわけで、手間をかけている訳である。だから同じ鶏でもいささか高くなる。この差額は鶏肉の目方の単価ではなく、手間の単価である。混ぜられた生産者も消費者も、もっと怒らなければならない問題だ。
   ここまで書いてきて急に思いついたことだが、今までいかに単価を押さえて同じ物を作るかが日本経済の命題だった。しかし、これだけの手をかけました。これだけしか作れませんが、幾らで買いますか、という売り方が出てきても良いのではないかと思う。

02/3/5

   肉の不祥事が次々と出てきた。雪印の牛肉詰め替えから始まって、期限切れ保管の牛肉がBSE対策で買い上げた肉の中に紛れ込み、豚肉の産地詐称をした加工場が出て、今度は全農の鶏肉。製品ラベルを見て買うのがばからしくなってきた。詐称をされた産地も、売りつけられた小売店も、それぞれに裁判に持ち込んでほしいものだ。リスクを大きくするしか表示の正確性を守る道はないと思う。

※ 狂牛病についてBSE(牛海綿状脳症)という呼称に統一するそうなので、私のところも右へ習えします。しかし、日本語らしい日本語にならないのかね。

02/3/4

   スーパーのヤオハンが再生した。会社更生法が適用され4年半。マックスバリュ東海として、食料品スーパーに生まれ変わった。
   企業が潰れた話ばかりで情けない思いをしている中で、予想より早い再建は明るいニュース。でも、やっと立ち上がったばかり。頑張って欲しいと思う。

02/3/3

   今日は駿府マラソン、来月初めに日本平桜マラソン、その後焼津みなとマラソンとこの近辺のマラソン大会が続く。最長がハーフマラソンだが、メジャーチームの若手から走ることの好きな一般愛好者までが、自分のレベルに合わせて楽しめるマラソン大会である。今日の駿府マラソンでは季節柄高校の卒業記念に走った若者も多かった。陸上部だけでなく、野球部・サッカー部などに所属していた選手達も5km・10km・ハーフ等それぞれの趣旨に合わせて皆で走りを楽しんだようである。
   最近の毎日新聞の記者の目に『日本でも誰でもが走れるフルマラソンができないものか』という趣旨のものがあったが、各地で行われるこれらのものでも半日の交通が遮断され、地元の多くの人の手が必要になる。大会の趣旨と地域の事情を勘案するとハーフが妥当になってしまうのではないだろうか。

02/3/1   

   市町村合併が流行である。昨日、静岡市と清水市が合併する場合の新市名が静岡市と決まった。名前、税制、ビジョン等、さまざまな所で引っ張りっこをしての紆余曲折、未だに決定するには住民投票をという動きも両市にある。
   順当に行けば、それぞれの次の市議会で合併が決定されるが、市名決定のキャスチングボードを握った県代表委員の票が静岡に流れての決定だけに、スンナリと行くかどうかは分らない。
   県内各地で広域合併の動きは出ているが、それぞれの土地や地名への愛着を考えると一つにまとめる事をまず考えるよりも、共同でできることを増やしていく考え方の方が無理が無いかもしれない。

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