ちょっとした感想  

※ 仁王さんの思い出話は我家&和賀家に移動しました。


02/2/28

   国会は予算が先か証人喚問が先かと旧態然とした与野党の駆け引きが続いているらしい。
   しかし、証人喚問が、予算の使い方が適切かどうかの判断材料になるとしたら、先にしない事には来年度の予算が的確かどうかが分らないはず。しかし、それを言うのなら、農水省の狂牛病対策費にしろ、厚労省のハンセン氏病や薬害ヤコブ病の和解金にしろ、何故支出が必要になったかを精査しなければならない。こんな事をしていたら来年度予算が何年先に決まるか分らなくなりそうだが、漫然と前年の予算を引き写すのでなく、何故をキッチリ確認する事こそ行財政改革の初めの1歩になるのではないだろうか。

02/2/27

   しばらくぶりに狂牛病について。
   本日の毎日新聞によると、90年には国際獣疫事務局が、牛などの肉骨粉の輸入政策を見直すように各国に勧告を出していた。更に同じ年イギリスの農魚食糧省、獣医局長から農水省の畜産部衛生課長にイギリスのBSE対策についての書簡が送られていた。この時に農水省が真面目に農業の振興と国民の健康な食生活を考えていれば、今回の騒ぎは起こさずに済んだのかもしれない。
   ところで、熊本の捨て牛は、証拠物件として保管が不便な物として金銭に買えて保管する事となり、2つの業者に落札されたが、高齢で肉の価値が無いためテーマパーク等で飼育されることになったそうである。

02/2/26

   ソルトレークでのオリンピックも後味のあまり良くないまま終わった。
   ブッシュアメリカ大統領が東アジアを歴訪したけれど、東京で焼き鳥を食べていった事位しか印象に無い。
   国会では相変わらず、鈴木宗男議員と外務省のスキャンダル(あえて言わせて)で遊んでいる。
   テレビのワイドショーはまだ田中真紀子議員を追っかけているようだし。
   そんな中でコッソリと、健康保険の本人3割負担が決まろうとしている。
   本来、いくつもに分かれている健康保険がアップアップになってしまったので、抜本的に改革するはずだったのが、その抜本的改革の理論は何処にあるのか?
   私が思うに、労働の流動化やワークシェアリングを考える社会で、カイシャに個人の世話を押し付ける事は出来なくなりつつある。また高齢化社会は働く場から離れた人が増える事を意味する。ここは政府が保険を1本化する。個人対政府の拠出割合はどうなるか分らないが、お金が無いから医者にかかれないという事が起きないように広いネットを張る。その上で特定のお金の掛かる療養には所得限度を設けて政府が面倒を見る。それ以上に裕福な人は個人で民間の保険をかける。この位の仕事をしてくれれば、3割負担が高いか安いかはともかくとして、考える気にもなるが、ただ、料金をアップして済ませるのでは腹が立つ以外の何ものでもない。
   本来健康保険は医者のためでも製薬会社のためでもなく、国民が健康に過せる保障をするものであるはずだ。
   医療費支出を減らしたいのなら、すでに地方自治体があちらこちらで工夫をしているように、病人を作らない、生活改善や健康診断など、個人の健康を守る方向に持っていくのが正しい方向ではないだろうか。

02/2/25

   例年、虚空蔵さんのお祭りが終わる頃になると花粉が飛び始め、薬が手放せなくなる。ところが、今年はすでに最盛期。抗アレルギー剤では納まりすぎず、セレスタミンのお世話になっている。いわゆるステロイド剤なので、あまり使い続けたくないのだが、背に腹はかえられない。しかし、実際に顔を合わせる人もだが、HP上でも花粉症が猛威を振るっているので、関係HPをいくつか纏めてみた。

慈恵医大耳鼻科の花粉症のページ http://www.tky.3web.ne.jp/~imaitoru/

耳鼻科50音辞典 http://homepage1.nifty.com/jibiaka50/index.htm

お薬110番 http://www.jah.ne.jp/%7Ekako/index.html

静岡県スギ花粉飛散状報 http://www.siz.saiseikai.or.jp/~jibika/kafun.html

02/2/23

   本日は浜当目の虚空蔵さんのだるま市。しばらくぶりに休みの日に当たったので、TANUKIと一緒に午後から瀬戸川の土手を散歩がてらお参りに行った。
   風も無く穏やかな日で、歩くと暑いほどだった。瀬戸川には相変わらずたくさんの鳥がいた。魚を追いかけているもの、人からパンクズか何か餌をもらっているもの、砂州で休んでいるもの、色々な種類の鳥がごたまぜにいる。川は護岸工事をされ、木やカヤなどの植物も大分少なくなってしまったが、明るい親水公園となり、ジョギングや犬の散歩の場になっている。願わくばこれ以上手を加えずに置いて欲しい。
   虚空蔵さんは、焼津港に突き出した小さな丘の上にあったのだが、今はお寺は麓に移されている。それでも、丘を登る人は多い。途中には立派な楼門に仁王様も居り、山頂にはお堂や鐘撞き堂もあるちょっとした広場になっていて、見晴らしが良い。その代わり、当てにならない沓面の狭い階段が所々あるほかは山道である。大汗を書いて上り下りし、お参りを済ませて、だるま市やその他の屋台をひやかしながら帰って来た。

02/2/22

   本日は猫の日。そう昔の話しではないと始まりはいつかと調べてみた。1987年、猫の日制定委員会が作った物だとか。猫飼いにとってはカルカンのイベントで有名な日だが、ペットフード工業会が仕掛け人だったようである。
   調べていたら、本日はボーイスカウトの創始者、ベーデン・パウエル卿の誕生日で、世界友愛の日でもあるそうだ。
   私は大学時代クラブでスカウト活動をしていた。学内ではほとんど山遊びをしていただけだが、地域のカブ・スカウトの手伝いもしていた。
   年齢の異なる子供たちで1つのチームを作り、なるべく戸外で遊ばせるという活動の原点は今もあるのだろうか。どこへ行っても同年齢集団ばかりの現在では貴重な場になりつつあるかもしれない。

02/2/20

   オリンピックの判定が色々と問題になっている。
   アメリカの国民性は白か黒かと極端だ。しかし、たとえば白と黒ならば、間の数多くのグレーの弁別が出来る事が大切なのではないだろうか。しかも、これが良いか悪いかとなると個人の目の付け所でまったく変わってしまうものだ。だから採点法も年々変わっていくのだろう。
   審判の判定に別の価値観で横槍を入れては競技は成り立たない。だから、これまで「おかしいんじゃない」と思っても内部からは表立っては出てこなかったのだろう。それがマスコミによって変わろうとしている。良いか悪いかは長い目で見なければならないだろうが、選手個人はこの騒動よりも、自分の極めたい技にどれだけ近付いたか、ライバルに比べてどうだったか、自分の感覚を信じて頑張って欲しい。

02/2/19

   『JAF-MATE』3月号が来た。事故ファイルで歩行者の安全と”分離信号”というタイトルで信号のある交差点での左折事故について取り上げている。
   左折時に歩行者を巻き込む事故が増えているそうだ。確かに歩行者が道路の真中まで来ない内にと勢い込んで右左折する車は後を絶たない。特に左折では自分の側に歩行者や自転車が居たら巻き込む事になる。それ位は見極めているよと言うかもしれないが、これが次の誤動作を誘発する。つまり歩行者の方が車を先にやり過ごす。しかし、歩行者用の信号の方が短いので、結果として危険な状況で歩行者が道路の真中に出ている事になる。
   つまり、事故を減らす事は簡単な事なのだ。信号をどんな形にするかではなく、幼稚園や小学校で最初に教わった通り、まず、歩行者・自転車を通してしまってから車が曲がる。交差点の周りは植え込みや看板等、見通しを妨げる物は何も置かない。特に運転者の視線を引き付け過ぎる物は減らす。
   予測をし過ぎるのも危険だが、相手の次の1手を見極めずに自分の都合だけで動くのはもっと危険である。

02/2/18

   ここしばらく風邪も引かずに調子が良いと思っていたら、あえなくダウン!どうもやる事の切りがつくと良くないようだ。しかし、お蔭でオリンピックのアイスホッケーをゆっくりと見た。昨日のロシアvsアメリカは2-2。今日のスウェーデンvsチェコは2-1。どちらもスピードの速い、動きの良い試合だった。
   最近、国内リーグのアイスホッケーは面白くないので、全然見ていなかった。「こんなに面白いものだったんだ!」と認識を新たにした。まだ予選。このままハマリきったら遊び過ぎの付けがきそう!
   でも、オリンピックも残り1週間。どの種目の選手もケガ無く実力を発揮して欲しい。

02/2/15

   お正月からこちら、平日の午後の時間が割りと空いている。お蔭でパソコンの今まで使っていなかった機能を見ることが出来た。使いこなせている訳ではないが、CD-Rの利用や、住所録、日程表等、やはり使ってみると便利なものだ。
   実はこの空き時間、義母の亡くなった事で出来ている。数年前の入院以来、週に何度かは午後、義母の所に通っていた。この時間がポンと空いてしまった訳である。
   本来やるべき事、やった方が良い事は片付け物をはじめ色々山積みされているが、もうしばらく自分の時間に当てようかと思っている。

02/2/14

   小さな町工場や、ちょっとした商店に昔はこだわりのある親父さんが居たものだ。そんな親父さんとは、たいてい元気で愛想の良いおばさんがコンビを組んでいたものだ。もちろん逆に奥さんがこだわりを持って店を切り盛りし、旦那は商工会などの仕事に廻っている家もあったが。
   最近、お店に関しては、このようなメッセージ性がずいぶん消えてしまったように思う。20年以上この町に住んでいるが、これはどうしてもこのお店という買い物は、数えるほどしかない。お彼岸の中日にだけおはぎを作って売るお菓子屋さんのおはぎ。お客さんが来た時安心して出前を頼めるお鮨屋さん。扱いの悪いくせ毛を何とかしてくれる美容院。メンテナンスばかり頼んでいるけど、私より良く家の布団が分っている布団屋さん。腕に見合ったアドバイスをしてくれるカメラ屋さん。しかし、現像焼付けだけなら早い所に出す事もあるけれど。やはり数年に1度頼む畳屋さん。そして、獣医さん。これでお終い。
   思うに、仕事にこだわりを持っているか、きちんと説明してくれるか、が私の判断基準になっているらしい。後は、結局何処でも同じ、ならば安くて良い物を探そうという事になる。

02/2/13

   夕方のテレビニュースで国会の中継をやっていた。北方4島には日本のODA援助で作られた施設がいくつかあるそうだが、『ムネオハウス』と呼ばれているそうだ。自分の資金で作ったのならともかく、予算を引っ張ってきただけでそれは、幾らなんでも厚顔無恥というものだと思うが。

02/2/12

   今朝は月に1度の交通立哨の日。総代の当番は4月に1度だが、とにかく四つ角で交通安全の旗を持って1時間立ち番。
   小学生の通学ルートが一部変わったので、子供の通行にハラハラする回数は減った。
   その分ジックリと車を眺めていたが、シートベルトの着用率は高いのだが、お父さん世代が手を抜いている。上着、コート、ジャンパー等でモコモコになっているから締めにくいのだろうが、一番安全運転を心がけて欲しい世代だ。もう1点彼ら世代でヘッドレストが肩のあたりになっている人を複数見かけた。あれでは追突された時に頭が守れない。もう少し若い世代では、シートは倒したものの、低い朝日とフロントガラスの曇りで見辛いのか、背中を浮かせて体を丸めた運転も気になった。
   しかし、信号待ちで旗に睨まれてシートベルトを締めてくれた人も幾人か。
   もうしばらく寒い日が続き、車も身体もかじかみ気味ですが、お互いに安全な交通に心がけましょう。

02/2/11

   今日買い物に行ったスーパーで『Apron』別冊の牛肉特集号をもらってきた。牛肉は大丈夫!と大書きしてある。全農の著作物で01/12/1の発行になっている。

http://www.zennoh.or.jp/ZENNOH/TOPICS/APRON/0309/index.html

   内容については、いちいち説明をするよりも読んでもらった方が早いので、上記URLへのアクセスをお願いする。また、全農のページからBSE(狂牛病)に関するデータファイルへもアクセスできるので、興味のある方はご一読を!
   これ1つで「あら、そう」と納得する訳ではないが、きちんとしたメッセージを分かりやすい言葉で消費者に伝える努力は大切だと思う。
   ところで、やはりというべきか猫にも同様な病気があり欧州では狂牛病との関連が疑われているらしい。欧米の猫の主食は肉!水俣病は水俣湾の汚染された魚を食べた猫の踊り病から始まった。猫共々注意を払って安全な食物を手に入れる努力をしなくては。

02/2/9

   『体にいい寄生虫』(藤田絋一郎著・講談社文庫)という本を読み終わった。7日のだんかいでは買ってきてパラパラとめくっただけだったのだが、面白かった!
   初めに出てくるのがシラスの話。これを生で食べるのは静岡と高知だけだそうだ。イワシの稚魚なので海に生息するそれが、サナダムシの中間宿主らしい、というのを確かめるべく、わざわざ静岡で生シラスを食べたそうだ。ところが、お腹で暴れ出したのは淡水性の顎口虫。これにて食べたシラスは実は白魚である事が判明したという。
   このようなエピソードが繋がっていくのだが、寄生虫を専門とするこの先生は寄生虫が減るのと反比例して花粉症が増えていくのに着目し、耳鼻科の先生方は青っ洟(感染症、そのさいたるものが結核であった)をたらす子供が減るのと反比例してアレルギーが増えているのに着目していたそうだ。寄生虫と感染症の人体の防御システムは反対の作用をする物らしいが、これをヒントにアレルギー(花粉症だけでなくアトピーや喘息等も含めて)対策ができるのではないかと考えているらしい。
   是非早く良い薬を開発して欲しい。

02/2/7

   こう暖かいと、そろそろスギ花粉が飛びそうである。私はそれこそ長い付き合いで、高校在学中、多分花粉症という言葉が一般化される前からの事である。当時は春よりも秋の方がひどくて『文化祭アレルギー』と1人で呼んでいた。
   どうやらこの花粉症をはじめとするアレルギーは、人間があまりに清潔好きになったために起こるようになったらしい。そもそも人間の体にまとわり付いていた寄生虫や病原菌が追い出されたために、それらの相手で手一杯だった体内の保安機構が花粉などに過剰反応しているらしい。地球に人間をはじめ様々な生物が居るように、人体という小宇宙も生態系のバランスで成り立っているのではないだろうか。

02/2/6

   リストラ流行である。
   しかし、リストラの戦略が曖昧なままの所が多いような気がする。ただ、何人人を減らして人件費が幾ら安くなったと言うだけの成果ではジリピンである。強化すべき所にどう力を集中させて活路を開くのかが無ければならない。
   ところで、企業にしろ、役所にしろ、物なりサービスなりを提供して対価をもらう行為である。どうすれば、よりその価値が上がるか(=喜んでもらえるか)が分れば戦略の立て方は見えてくる。これが無いから我々はより一層不景気の風に吹かれているような気になるのではないだろうか。

02/2/5

   最近のお巡りさんは赤塚不二夫の漫画のように良く拳銃を発射する。またパトカーの追跡中の事故も多い。たいがい「活動に不備は無い」とのコメントが出るが、死傷者が出ていることに間違いは無い。それが容疑者である事が多いので、大騒ぎになる事は少ないが、人権を守る仕事をしている警察官が基本的人権である生命を軽く扱う感覚は危険ではないだろうか。
   よりいっそう、第三者はもちろん、警察官だけでなく犯人の身体の安全も考えた逮捕術を開発する努力が大切である。生きている容疑者からは話が聞けるが、死んでしまった人から話を聞き出す技術は無いのだから。

02/2/4

   田中外務大臣を更迭した事で、内閣支持率がドカンと下がった。
   マスコミではこれに関して、色々な人が色々な解説をしている。
   私が思うに、外務省の役人と田中外務大臣とのトラブルは過去に数々あった。役人も大臣も『外務』の仕事をしているようにはとても見えない9ヶ月だった。それでも国民の大臣に対する支持が高かったのは、役所・公務員というものは役人の為のものではなく国民の為のものだというスタンスだけはきちんと取っていたせいではないだろうか。
   少なくとも彼女は普通のおばさんの感性からはかけ離れていなかったし、だから主婦をターゲットとするワイドショーに格好のネタとされた。(本物の本人は知らないが)我儘でちょっとガサツなおばさんの役をやりながら、外務省という所が幼稚園か小学校低学年の子供の集まりのような所である事が見えてきた。
   そして、国民は1人の議員の横槍で外務省全体が動かされたり、無駄なお金が使われたりしている事実を見、総理大臣がどういう解決をするかを見ていた。これは農水省・厚労省・国土交通省など、もっと利権と族議員と役所がガチガチに絡み付いている場の改革をどう進めるかに対するテストケースでもあった。
   それを昔ながらの手法で解決をしようとしたのだから、国民がコケルのも無理は無い。総理大臣だけでなく、内閣も与野党の国会議員1人1人もその見識と力量が国民に問われているのだと思う。

02/2/3

   本日は森町のマラソン大会の会場へ焼津みなとマラソンの宣伝に行く。開会前に行うので、am4:30起き。雨。
   am5:00待ち合わせのはずが、実際にはam5:30になったが、車2台、総勢4名でたて看板と応募要綱を持って出かける。
   時間が早いので藤枝バイパスがまだ無料開放中なので、藤枝からバイパスに入る。途中降りるはずの出口を通り過ぎて遠回りしたり、最後の駐車場で何処に止めて良いのか分らずに狭い道でぐるぐる廻ったりしたが、無事予定時間より早くに会場に到着。
   責任者が大会本部に挨拶に行っている間に、看板とビラを運び出す。会場は受付をはじめ、町の様々な団体の出店が設営中。我々は看板1つ。しばらく人の流れを見て、更衣室に当てられた町のホールの入り口付近に陣取る。桜マラソンの宣伝の人達と一緒に、受付を済ませた今日のランナーたちにビラを渡していく。「もう申し込んだよ」と言ってくれる人もあり、「みんな行くよ」と元気の良い人も居る。猫と一緒に車でマラソン会場を廻りながら走っている名物おじさんは、相変わらず大きな三毛猫を肩に乗せて歩いている。小学生からかなり年配の方までみな元気が良い。目が悪いらしく伴走者が着いている方も居る。
   出走者の受付がほぼ終わり、開会式が始まる頃に我々は失礼する。
   帰りは他の2人と分かれてTANUKIと遠州の名刹の1つ法多山へお参りに行った。お参りの後おみくじを引いたら凶!ここで引く2度目の凶。境内の厄除け団子でゲン直しをする。
   おみやげの厄除け団子を配りながら家に帰ったのはpm2:00。雨で薄暗い日だったが、すでに十分夕方のような気がした。

02/2/2

   今日の毎日新聞の夕刊に、環境省が猫の室内飼育を奨める法律を作ろうとしているという記事があった。
   室内飼い、放し飼い両方を経験している私としては、机上の理屈は通らないでしょうとしか言えない。猫の性質からして、マンションなど高層建築で出入り口が1箇所の所以外では、まず無理な話しだ。
   もう1点、猫という種の保存の観点からも反対したい。如何に数を減らすかばかりを考えていると、先々遺伝子レベルでの問題点を抱え込む事になる。
   自然界は人間が支配するものではなく、自然の中に人間も生きているのだ。猫と人との接点は多いが、猫のことは猫に任せるべきだ。

02/2/1

   はや2月。小兵衛さんがおしゃべりコーナーでバレンタインデーの話をしていたが、タニカさんは今ごろ寝る間も惜しんでチョコレートの作業をしている事だろう。零細企業の菓子製造業としては、年間のかなりの部分をここで稼ぎ出さなくてはならない。「絶対に必要な物じゃないから、不景気はイタイ」とタニカの経理を担当するママは嘆いていた。
   しかも不景気は大雑把な見積もりを許さない。「ギリギリの土壇場になってドカンと注文が入ってもね、やりきれないもの」そう、工場の設備も人数も、限られているところでの季節物の作業は大変である。
   残念ながら、タニカの名前で出て行くものは少ないが、この季節にしか会えない小さなメーカーのチョコレートが売り場を彩り始めている。楽しい行事の裏にある苦労もちょっぴり知ってほしい。

1月へ   3月へ