02/4/29
昨日の各地の選挙は新潟の参議院補選と徳島の知事選は反自民候補が当選、和歌山の衆議院の補選はデットヒートの末、自民党候補が当選という結果になった。しかし、新潟はゴタゴタの上で自民党が候補者の入れ替えをした所だし、徳島は汚職に伴う知事の辞職による選挙、当然といえば当然の結果で、これから当選者が何をするかにかかっている。当選は始まりであって、結果ではない事を頭の隅に残しておかないと、いつまでたっても同じ話の繰り返しになる気がする。
02/4/28
パピの資料を探しに屋根裏に行った。ここには結婚以来の家計簿が溜め込んである。中身はともかく20数年間、付け続けている。その年によって、起こった事まで日記風に書いてある事もあれば、そっけなく数字が並んでいる年もある。
パピ関連だけでいくと、初期の頃は教養娯楽費に付けてあった。しかも医者等の急な出費は別枠にしてある。パピが晴れて我が家の1員になったのは翌々年、しっかり猫費の項目が出来ている。しかも、三鷹の私の祖母からパピに、お小遣いやお土産代をもらっている。「美味しいのを買ってあげなさい」と行く度に少しずつもらったパピのお小遣い、ありがたく便乗して飼主も食べていた。
02/4/27
新年度、と言っている間に連休に突入。このノンビリが終われば5月も半ば。早い!そして後1月経てば、このホームページも開設1周年をむかえる。
そもそも何か書いてみたかったけど、あまり考えずに立ち上げてしまった。あとから仕分けをしているので『我家&和賀家』は八幡の薮知らず状態。
OB会ページはいつも集まる人数は限られているので、もう少し仲間が広がれば良いなぁと、初めから計画していた割には、年に1〜2回の集まり。ニュースも限られている。
町のページは実は1番やりたかったのだが、写真の取り扱い方がまだ未熟で、実はあまり面白くないままになっている。
こんな反省をもって、2年目に向けて改めて何か計画をしたいと思い始めているところである。
02/4/25
NHKのクローズアップ現代で、自転車の加害事故について放送していた。主にスピードを出している若い人が反射神経の鈍くなったお年寄りにぶつかり、骨折等の重症事故や死亡事故まで起こっているそうだ。
これに対して清水市の警察では指導ではなく取締りを始めたそうだ。信号無視などの交通違反に調書を取って違反切符を切り、家裁へ送る。更に違反者を集めての交通指導をし、感想文(反省文)を書いてもらう。交通安全への意識を高める事で、自動車に乗り換えても安全運転をするためのプレ教育としても位置付けているようだった。
子供達、若い人達は教えられて納得する事も多いと思う。取り締まりにあったというのはマイナスイメージで捉えられやすいが、交通安全教育は年代に合わせて繰り返し行われるべきで、小学校での自転車教室でお終いというよりは良い事だと思う。
02/4/24
昨日の毎日新聞の夕刊に、大津市で、「市が自治会に市政協力への報奨金を出しているのは私的な慈善団体への公金支出を禁じた憲法違反だ」という原告の訴えに、地裁が「自治会は地域を代表する自治組織で、支出は合憲」として棄却した。
でも、ちょっと待ってよ!自治会が纏ったものが市町村、そして、そこまで住民の人数が多くなると、専従の職員がいなくては仕事が片付かないから、代表する首長や議員、役所の職員がいるんじゃない?元々自治会は地方自治の最末端。地方『自治』と言うでしょう。お金のやり取りより、町の人一人一人がここを考えて欲しいなぁ…。税金という形でお金を出すスポンサーであるだけではなく、あなたも地方自治の主役の一人だという事を。
02/4/23
このページらしく、全農と生協の偽表示チキンについて一言。
全農といえば、農協の集合体?、すなわち生産者の団体である。そして地域生協といえば消費者の共同購入をコンセプトにした団体。今回の事件が、自分達の生産した品物を流通させるための組織と、安全性などにこだわりを持ち消費者の目で確かめて物を買おうという、消費者の組織の間で起きた事に情けなさがある。
生協に商品を出しているという事は、タニカのような小企業にとっては信用保証のようなものである。「商品管理にうるさいけど、信用になる」とがんばっている。消費者としての商品を見る目に期待されている生協に、ただの販売業者にはなって欲しくない。
更に情けないのが、自分達の作った物を、誇りを持って食べてもらわなければならない全農が、不正表示をした事である。鶏生産に関っている組合員から「こんな事で良いのか」とまず声があがらなければおかしいのではないだろうか。
農協とは何なのかを考え直して初心に返らないと、日本の農業は益々産業として成り立たない、農水省の仕事を作るための産業になってしまう心配がある。
02/4/22
小泉総理が靖国神社に出かけたらしい。
外交音痴の日本だが、韓日共催のW杯前、中国の独占的経済水域には日本とトラブルを起こした不審船が沈んでいて、引き上げたい時、相手の神経を逆撫でして、良い結果が得られると考えているのだろうか。
ついでながら、報道通りなら参拝とは言わない。出かけただけ。靖国神社は神社としての参り方があるはず。他の宗教の信者が儀礼上または立場上行くのならともかく、そうでないのなら、きちんと作法に則らなくては参った事にはならない。
日本の神々の中には怨霊といわれるものが多い。生きていたいのに生き続けられなかった人、恨みをのんで死んだ人。戦死者の霊が祭られる靖国神社は、日本の歴史が認定したもっとも新しい怨霊の奉られている場でありうる。政治的なものだけに政治家が粗相をすると国が祟られるかもしれない。
02/4/19
「空き時間が消えた!」とTANUKI。
小学校の教員の彼にとって、今は新年度のスタートの時。中学年のスペシャリストなのだが、今年はクラス担任を離れた。今年はもう1年自治会の総代、来年は国体の開催で、願わくば期間中は審判で出たいという皮算用があったらしい。
しかし、世の中良い事ばかりになるはずは無い。授業時間はクラス担任の有る無しに関らず平等。クラス担任はこうして授業に入ってもらった空き時間に、クラス運営の雑用や教材研究をする空き時間を確保するのだが、総合学習やら算数の習熟度別少人数クラス編成やらの人手不足で時間が消し飛んだらしい。もっともこれはクラスを持っている人も一様に忙しくなったらしい。
さて、新しい学習指導要領のスタートであるが、現場では教材研究の時間もままならない。私の持論だが、人を相手にする仕事は、自分に余裕がなくては良い仕事にならない。教員だけでなく、医者も看護士も介護職も、まず、その本人にゆとりがなくては、良い仕事はしたくても出来ないだろう。
02/4/18
昨年も暖かくなるのも、梅雨らしい天気になるのも、暑くなるのも、涼しくなるのも早かった。
今年も確実に季節が早回りをしている。単にそういうめぐり合わせなのか、温暖化の影響なのか、もっと大きな変化の時なのか、『季節感』や『年中行事』好きの私にとっては気になる問題である。
更に、普通の状況だと、大体みな同じ感覚で炬燵布団をしまったり、冬物を片付けたりで、その時期には洗濯屋さんのセール等もあるものだが、今年はこちらが先取りしてしまって、これらの恩恵に与れないのも、困ったものである。
02/4/17
早くも新茶の取引が始まったそうだ。
ところで茶畑の窒素肥料。前にも1度話したが、やればやるほど美味しくなるという神話があるそうだ。しかし、お茶の木だって生き物、必要以上の吸収は出来ない。その余分な窒素が地下水を汚染しているそうで、対策を求められている。けれども、不況・リストラばやりの昨今、農業も同じで、不必要な投資は真っ先に見直すべきものだ。どうせ投資をするのなら、きちんとした土作りと肥料の投下と味の相関関係を科学的に検証して、一つ一つの畑の必要充分量を見極める事が大切だと思う。
02/4/16
午後から、来焼した農大の小泉武夫教授の講演会を聞きに行った。醸造学、発酵学が専門で、毎日新聞の家庭欄で『滋養たっぷり物語』を書いておられるほか、マスコミでも色々と活躍されている。
本日の主催は、焼津水産加工団地同友会・焼津地酒倶楽部及び醤油製造者の若手の集まり、若紫会であった。志太常磐松会の会長は醤油のヤマキン(株)社長の山中氏、焼津地酒クラブには志太常磐松会の大塚氏がいるので、志太常磐松会としても講演会のPRをさせてもらった。
焼津公民館ホールの会場には一杯の120名程の聴講者が集まった。本日のテーマは『発酵食品のこれから』と題し、体のためになる発酵食品についての話しであった。発酵食品は微生物が作る。大量の微生物が集まる事で効果のある仕事をしてくれる。たとえば糠床1gに20億個もの微生物が居るそうである。彼らが作る発酵食品は腐りにくくなり保存が利く。更に成分が濃縮されて栄養価が高く、消化吸収も良い。但し臭い。人が驚くほどの物も多い。
発酵食品が注目されたのは100年程前のロシアが最初だそうである。長寿の村で食べられていたヨーグルトがこれでメジャーになった。その後、アメリカでの疫学調査で酢の消費量の高いバーモント州で、病気の発生が少ない事が分り、酢が注目されるようになった。ヨーグルトは乳酸菌発酵でできるラクトフェリン(母乳の成分で新生児の免疫力になるもの)が免疫力を高めるそうである。また、酢のクエン酸には脂肪の分解を促進する等の効果があるそうである。
そして、日本でもガン研で昭和40年代から味噌汁を飲むと胃癌が少ないという研究がされていたが、当時は注目されなかった。
大豆の発酵食品、納豆は江戸時代にも良く食べられていたが、当時はご飯に掛けるのではなく、納豆汁として味噌汁に入れて食べられていた。味噌も大豆の発酵食品であり、また大豆の蛋白質量は牛肉にも匹敵するので、当時もけして蛋白質が不足していた訳ではない。
ところで納豆菌や乳酸菌はとっても強い菌で、これらを毎日食べていれば食中毒に負けない体内環境が作れる。また、肉好きな人は体内に窒素が多くなり、それを好む菌が集まり易くなり、ガンになりやすくなるが、これらの菌にも負けないのが納豆菌や乳酸菌である。
最後に麹について。実は日本酒というのは発酵酒の中で、一番アルコール濃度が高くなるのだそうである。もろみの段階で22〜23%のアルコール濃度があるそうである。普通、酵母はアルコール濃度が10%を越えると死んでしまうのだが、麹菌によって、アルコールに対する耐性が酵母にできるらしい。ここから米麹の中のアスペラチンという物質が制癌剤になるらしいという事で、実験段階に来ているそうである。また麹酸による美白化粧品はヒット商品になっているが、この強い還元作用でガンを治せないかという研究もあるそうだ。
オマケとして、江戸時代は夏の風物詩だった、甘酒について。実は今でも甘酒という季語は夏だそうだ。
当時、夏の死亡率が高かったのだが、甘酒というのは、米が発酵したブドウ糖と各種ビタミン、蛋白質が入ったもので、今でいう点滴薬のような物であった。よって夏の消耗から身を守る物であったらしいが、冷たいまま飲まないと、ビタミン成分が壊れてしまうそうである。
この甘酒、ご飯3、麹1、水7の割合で、電気釜に入れ、保温にして1晩置くとできるそうである。ただしカロリーが高いので、その点を現代人は考えなくてはならない。
このように、日本には体のためになる発酵食品がたくさんあるというお話だった。
02/4/12
毎日新聞の家庭欄に『おーい、父親』というコラムがある。先週だったか夫を主人、妻を家内とか女房とか言うのは夫婦の対等関係を壊すという内容だった。それに対して今日の『みんなの広場』で反対?意見が載っていた。
書き言葉の夫や妻を話し言葉で使う方がおかしくないかと。更にこれは立場語であるので、話している相手との兼ね合いもある。フォーマルなら「○○(姓)が・・・」と言えば良いし、普通には「(世帯主としての)主人」仲間内では「だんな」と使い分けて違和感無しとのことだ。
『おーい、父親』の筆者は30代男性、『みんなの広場』に意見を書かれた方は70代女性だが、なかなか面白いやり取りだ。
ちなみに、こちらでは結婚したとたんにいきなり『とうさん、かあさん』になる。東京語に訳せば『ご主人、奥さん』みたいなものである。だからその親は孫の顔を見る前に『おじいさん、おばあさん』になるが、違う地域では若奥さんのことを『ねえさん』と呼ぶ土地もあったはずだ。
日本語は立場語なので、話方で互いの立場ばかりか、話題に出てくる人の立場まで一目瞭然に分る事になっている。だから敬語が難しいのだが、その場に居なくても話を聞いただけで情景が分かる言葉でもある。
しかし、言葉はどんどん更新されるが、実態が同じならどうでもいい物でもある。たとえば、女房→女中→BG(ビジネスガール)→OL すべて働く女性に対する呼称だったはずなのだが…。次はどんな言葉で呼ぶのか楽しみでもあるが。
02/4/10
そろそろ藤が見頃かなと思って、蓮華寺池公園に散歩に行った。曇ってはいたが穏やかな日。
公園は小さな子供を連れたママ達や、ウォーキングの中高年。花を写そうという素人カメラマンに、老人施設のグループらしい車椅子のお年より。皆それぞれのペースで散歩や談笑を楽しんでいる。昔、藤棚の下の石のベンチに碁盤が刻んであったのだが、無くなってしまったようで残念。
幼稚園前の子供達を連れたママの団体さんが、食事の話をしていた。「カップラーメン」「朝昼件でマック」「ダイエット中」チラチラと聞こえてきただけだが、お子さん達に『ご飯の時間』の概念を植え込んでくださいね。
02/4/9 おまけ
昨年秋、TANUKIが取り組んでいた、小学校の社会科の 副読本が出来上がりました。早起きして写真を撮りに行った 桜えびも、教え子でもある農大の後輩に頼んで送ってもらった 会社のパンフレットも、私が請け負って2日がかりで写した茶畑と ミカン畑も、無事に納まっていました。 |
02/4/9
日本のマスコミからアフガニスタンが抜け落ちていく。
ソ連撤退後の混乱の中で群雄割拠を許した事が、今回の事件の発端ではなかったのか?「テロに対して共に戦う」とアメリカの後について行ったからには、後始末まで付き合わなくてはならない。
大昔から、国民が生活に満足していれば混乱は少ない。これを実現すべく努力する事が、アフガニスタンの安定に繋がる道の1つだと思うが、日本はどんな貢献をしているのだろうか?国民として知っておきたい事である。
02/4/8
加藤紘一代議士がついに辞職した。根が純粋な人なのだろうが、どうも危機に際して腹が座らない印象を受ける。ドッシリと構えて「どんと来い!」と受けられるようでなくては、トップの座は勤まらない。中曽根総理くらいまでは、この国をどうしたいかというビジョンを持っていた。(私としての賛否はあるが)しかし、それ以来、日本と言う国も国民も投げ出して、国会は政争の場に成り下がったような気がする。さて、どうする…。この国の行く末を決めるのは主権者である我々のはずだが、選択肢が無い!次の世代にバトンタッチする時に何と言えば良いのだろう。
02/4/7
昨日はTANUKIと二人で横浜へ出た。TANUKIのメガネが合わなくなってきたので、TOPPOさんの父上に見てもらうため。
am8:00過ぎに家を出る。穏やかな良い天気。但し、人に会うとTANUKIが挨拶だけでなく話し込んで、なかなか先に進まない。そのお蔭で焼津駅では1本電車を逃したが、静岡駅では新幹線ホームに上がったとたんに入ってきたのが、横浜にも停車する貴重なヒカリ。お蔭で50分で新横浜に到着。
地下鉄で横浜に出て、駅ビルにあるTOPPOさんの父上が居る眼科へ。検査・検眼をしてもらって併設のメガネ店へ。いくつかの蔓を試して顔の肌色に合うものに決めて、レンズを入れて送ってもらうように手配する。
予定より早く昼前、ビルの上にある食堂街で、夜には居酒屋に変わる鳥屋さんでランチメニュー。
お腹が一杯になった所で、腹ごなしに横浜猫の美術館を訪ねる事にする。DORAの条件反射でホイと東横線に乗ってしまったので、桜木町から球場を目指した。はずなのだが、出たのは伊勢佐木町。本屋を見つけて地図を調べても分らず、ガイドブックを買ってお店の人に道を尋ねる。近くのバス停からバスに乗せられ、5停留所。山手の道を山手カトリック教会やフェリス女学院のある道をポコポコと歩く。古い洋館や大きなお屋敷の立ち並ぶ道。無事に元町公園の脇を曲がって目的地に到着。
壁に猫の絵が無ければ周りと同じ普通のお宅。その1Fがショップと猫の美術館になっている。美術館とあるだけに絵は浮世絵・版画から油絵まで色々な猫が居た。小物や本はいい勝負になりそう。また古いお人形(猫じゃない)が西洋のも日本のもコレクションされていた。
ここから猫好きで知られた作家、大仏次郎の記念館もすぐ近く。昔来た時はここも猫だらけだったが、作家活動の紹介に力を入れていた。しかし『すいっちょねこ』の絵本もちゃんと大きな顔をしていた。そして、やはりそこここに猫の置物がさりげなく置かれている。
ようやく、もうじき仕事が終わると言うTOPPOさんと中華街で合流する事に。ボツボツ歩いて中華街を目指す。
ちょっと夕食には早いpm4:30、市場通りの菜香へ。海鮮中心の飲茶のお店で、まずビール。後はプーアル茶で、たっぷりのご馳走を食べる。外に出てもまだ明るかったが、すでにお店は順番待ちの人の列。近くの本物の喫茶店でコーヒーで二次会。更に中華街を歩いてお土産を買い、いっぱいのお腹を落ち着かせるために桜木町まで散歩。途中の横浜球場は横浜vs巨人。歓声が上がるたびに、それぞれのファンのTANUKIとTOPPOさんが気にしていた。
桜木町駅でTOPPOさんと分かれて、地下鉄・新幹線・JRを乗り継いで焼津に着いたら雨に迎えられた。
02/4/5
こちらでは今日から小・中学校の新学期が始まった。
週5日制と総合学習も本格的に始まる。
本来は家庭や地域で行うはずの『体験』をみな学校に押し付けた上、休みを1日増やすというのは大変な事だ。
しかし、残念な事に地域も家庭さえも、教育力が落ちてしまっている。仕方の無い部分もあるのかもしれない。
私は大勢の目に見守られて育つ子供は幸せだと思っている。たとえそれが好意的なものばかりでなくても、子供達はそこから多様な価値観や行動様式を知ることが出来る。大雑把に言えば、1つの物事もプラスからマイナスまで幅広い見方があることを知れば、そのどのあたりに自分を置くかを考える事ができる。
『まなぶ』とは『まねる』だとどこかで聞いた事がある。そこにどんなお手本があるかを知って、初めて自分の物になる事は多い。このお手本の選択肢が少ない事が『語彙の少なさ』や『切れ易さ』に繋がっているような気がする。
しかしながら、学校という集団の場はその微調整装置ではあっても、みんなで同じ事を一緒に覚える方が能率的な『読み・書き・計算』の基礎力をつける事に向いているし、義務教育は受ける側ではなく、教える側の義務である。
02/4/4
沼からポコポコと泡が立つように、政治家の秘書の給料のピンハネ(と言って悪ければ献金)問題が取り上げられている。でも、泥仕合にしかならないような…。
この際だから、誰かジャーナリストが与野党全部の秘書さんに当たって、どの位の広がりを見せる問題なのだか取材すれば良いのに。議員それぞれの品格以前の大問題が横たわっているような気がする。
02/4/3
武部農水相の進退が問題になっている。悪い人ではないと思う。しかし、役に立つブレーンは居ないようだ。大臣も政治家だが、彼の政策秘書は居るのだろうか?とにかく、危機の最中に気の利かない言葉ばかり目立った。
フラフラと腰が座らないのが一番良くないのだが、農水省とそこを代表する大臣が、問題無しから徹底検査までの霧の中をグルグル周りをして、いよいよ消費者を不安にさせ、生産者を戸惑わせた。結局農水省という役所は、生産者のためのものでも消費者のためのものでもないという事が分っただけだった。
大臣だけでなく、この役所が何を仕事とするのか、日本という国に必要かどうかも含めて考えてみた方が良い。
02/4/1
昨日の横浜市長選は、圧倒的優勢と言われていた現職を破って、新人の中田宏氏が当選した。およそ2万票差。
各党相乗り候補の政策も見えにくいが、無所属候補のそれも分りにくい。横浜市は市とはいえ大都市、その行く先は気にかかる。願わくば長野県政ウォッチャーのK嬢さんのような、ウォッチャーの出てくる事を期待する。