ちょっとした感想   


02/5/31

   今日からサッカーW杯が始まる。サッカー好きの多い静岡県、それぞれにワクワクしている。全部テレビでだけど、良い試合をたくさん見たいなぁと私も思っている。
   さて、W杯はサッカーの専売特許ではない。冬季種目(スキーやスケートなど)は日本にもスター選手が出てきたので注目度も高くなっているが、逆に注目度が落ちてしまっているのがラグビーだ。こちらはアジア予選がもうじき始まる。残念だが、日本は世界のトップとはずいぶん引き離されてしまった。体格は昔より向上しているはずである。技術も昔より交流は盛んで知りやすいはずである。結局は応援の力、注目度だと思う。桜の花のエンブレム、ラグビー日本代表も是非世界で互角にゲームできるほど強くなって欲しい。

02/5/30

   車を運転していて考えた。生活道路という道。上下で2車線。うっかりすると歩道は無い。バスも通る。駐車車両。自転車、バイク。ベビーカーにシニアカー。そして歩行者。まだあまり見かけないが車椅子。さまざまな物がごたまぜになりながら存在する道。たいていこの手の道の中央線は黄色ライン、はみ出し禁止になっている。
   しかし現実的だろうか。道の端を通るさまざまな物を安全に守るには、車は対向車に注意しながら真中を通るしかない。地域全体の安全を考えれば道をフラットにして車道との間に点字ブロックを埋め込む。水を吸い込む仕様の表面仕上げにして歩きにくい溝は無くしたい。中央線は無くしても対面通行の方が合理的な場合もある。いっそう生活道路は中央ラインは無くし、全面色をつけて注意を促したらどうだろう。土建工事はまだまだできるぞ、と渋滞の中で思った。

02/5/29

   このホームページをお披露目してから1年が過ぎた。はじめはフォルダーの表紙だけ行ったり、画像が付いていかなかったり、ファイルが2重に行ったりとスッタモンダだったが、どうやらそんな手順は慣れてきた。
   昨夜テレビを見ていたら、鉱石ラジオが発明された当時、アメリカでは多くの人がラジオ局を開局したそうだ。ごく身近な話題をのせたり、好きな音楽を流したり、近所の誰かに楽器の演奏や物真似をしてもらったり。今の日本のインターネット情況もそういう時期なのかもしれない。
   パピの事を書いていて、ごく当り前の状況は記録も取らないし、写真もない事を痛感。でも、後になって覚えているのはそんな事ばかり。けれども、資料しか知らない人にとっては、そんな日常はスッポリと抜けてしまう事になる。だから焼津発、普通のおしゃべり風の今、をこのホームページでは私なりに発信していきたい。

   そんな訳で、これからも一つよろしくお願い致します。

02/5/27

   昨夜のNHKスペシャルで、BSEの入ってきたルートの1つではないかと思われている輸入肉骨粉の、輸入ルートを追う番組をやっていた。
   輸入開始当時、BSE本家イギリス以外のものの輸入は規制されていなかった。番組は日本に輸出をしていたイタリアの会社から辿っていった。(この会社は今回の取材を拒否していた。よって資料とイタリアの対応する役所からの取材である)この段会で日本の農水省は『高温処理』を指定している。世界の流れが『高温・高圧処理』に変っても訂正していない。
   また輸入量はアメリカ等がヨーロッパ産の肉骨粉を禁輸にしてから飛躍的に伸びている。しかもイタリア国内産では不足して、アイルランドから輸入されたものも輸出されていた。これについても日本側は把握していなかった。
   さらに、日本国内では輸入国は問題にされず、蛋白質濃度でくくられて管理されていた。
   結局、農水省も役所のための役所業務であって、状況の変化に応じた情報収集も対処もやっていないという事が分った。お役人は与えられた山のような仕事をこなす前に、自分は何のために仕事をして給料という対価を国民の税金から貰っているのかを、今一度良く考えてほしいものだ。

02/5/26

   浜岡原発のトラブルは全国ニュースになってしまった。中電側はあくまでも事故ではなくトラブルだと言っているが。どちらにしろ点検直後の不具合はまずい。地元では事故ではないと言って謝らない事の方が問題にされ出した。
   しかし、一歩間違えれば大変な危険なものの側で、多くの人々が普通の生活をしている事への危機感を、もっと持つべきではないだろうか。

02/5/25

   浜岡原発の2号機が、一部住民の心配や反対を押して運転を再開した。そのとたんに水漏れ事故。
   1号機の事故後、事故の経過や対応等かなり情報を公開するようになったので、良い方向に流れるかなと思ったのだが、たんに止めていただけで、おざなりな点検で再開したとしか思えない。不信感が湧き上がるのを押さえるのは難しいだろう。
   しかも、全体に経年疲労を起こしているのではないかという見方もある。その上、東海地震が起これば被害は免れない立地。起こる前の危機管理を中部電力も地元自治体も国もも是非とも考えてもらいたい。

02/5/24

   かなり昔、「大きい事は良い事だ♪」というコマーシャルソングがあった(何の宣伝か忘れたけど)。しかし、本当に大きい事は良い事なのだろうか。市町村合併が盛んである。確かに生活に必要であっても、チマチマと各地に作るよりも、大きい物を大勢で使う方が効率の良い物も多い。しかし、きめ細かさを求められるものは、小さい事が効率の良さを生む事もある。みな同じでなくては不公平だからと広く浅く広げるよりも、ここにはこれがより必要だとポイントに手を差し伸べるためには、隅々まで心が行き渡らなくてはならない。
   どちらかではなくどちらもを求める方法を、考えつかなければならない問題だと思う。

02/5/23

   昼間、車の中でラジオを聞いていたら『猫踏んじゃった』の話をしていた。あれは元々ピアノのための曲だそうで、各国で弾かれているそうだ。それに『猫踏んじゃった』とタイトルをつけて歌にしたのは日本の事で、各国それぞれに全くイメージの違うタイトルがあるらしい。
   それはともかく日本の『猫踏んじゃった』は私とほぼ同じ頃に誕生したらしい。ちゃんとストーリーになったコミックソングだが(運転中なのでメモできなかった)難しいので、『ネコフンジャッタ♪』だけが一人歩きをし、各人各様の歌詞になったらしい。ちなみに私の覚えているのは下のようなものである。

猫踏んじゃった 猫踏んじゃった 猫踏んずけちゃったら引っかいた
猫引っかいた 猫引っかいた 猫ビックリして引っかいた
悪い猫め 爪を切れ 屋根を降りて 爪を切れ
猫ごめんなさい 猫ごめんなさい 猫脅かしちゃってごめんなさい
猫寄っといで 猫寄っといで 猫カツブシやるから寄っといで♪

02/5/21

   今日の毎日新聞の夕刊に全国の書店・出版業団体が募集した『心が揺れた1冊の本』のアンケートの上位が出ていた。トップが夏目漱石の『こころ』。私も読んだがあまり印象に残らなかった。漱石は父が好きなのでたくさん読んでいるが、内容を覚えているのは『虞美人草』くらい。『我輩は猫である』も部分的に面白かった所は残っているが、「どんな話?」と聞かれても答えられない。それだけでなく、上位10位の中で通読した本はこれだけ。
   以下50位までも古典から最近の本まで揃ったが、読んでいるのは『赤毛のアン』『星の王子様』『源氏物語(もちろん現代語訳で)』くらい…。本好きだと言うにはちょっと情けない。
   ちなみにベストテンは以下。

1.こころ 夏目漱石 2.五体不満足 乙武洋匡
3.人間失格 太宰治 4.チーズはどこへ消えた? スペンサー・ジョンソン
5.アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 6.方丈記 鴨長明
7.竜馬がゆく 司馬遼太郎 8.奥の細道 松尾芭蕉
9.塩狩峠 三浦綾子 10.だから、あなたも行きぬいて 大平光代

02/5/19

   昨夜、お向かいの中学(公立)のPTAの役員さんが後援会費を取りに見えた。任意で中学のクラブ活動費などを地元で助けようという趣旨で続いている。昔はお願いのビラだけだったものが、会計報告が付くようになり、最近はクラブ活動の近況(成績)などの報告も付くようになった。
   こうなると家に中学生が居なくても「頑張ったじゃん」とか「このクラブは元気ないね」などと気にかかるようになってくる。今年は運動部の主な大会日程なども出ていたので、土・日にグラウンドをのぞく楽しみもあるかもしれない。

02/5/17

   W杯サッカーの日本代表が決定した。
   ディフェンスに秋田、フォワードに中山と両ベテランを入れて来た。このところディフェンスが裏を抜かれて失点する事が多かった。ラインが気弱になった時、パワフルで抜け目の無い秋田がカツを入れる場面も出てくるだろう。また、中山は高原を始め自分と組むフォワードの選手を育てるのが上手な選手である。時間が少ないが、点の取れないフォワードをキッチリ絞って欲しい。そして、W杯での自分の得点数も増やして欲しい。
   静岡県内ではウルグアイ(裾野・御殿場)・ロシア(清水)・セネガル(藤枝)・日本(磐田)の4チームがキャンプを張る。清水ではロシアと付き合いの深い青森のみちのく銀行のサポートを得て、ロシア人行員が連絡や通訳の応援に来てくれている。
   梅雨時の試合で色々と大変な事もあるだろうが、キャンプで良いコンディションを作って、たくさんの良い試合を見たいものだと思っている。

02/5/17

   領事館問題の続きから。
   実は、あの映像に演出があったのではないかとひそかに疑っている。
   多分日本の対応はこんなもんだろう、あるいはもう少し上品に追い払うだろうという読みで、映像を出す事で北朝鮮の難民問題をメディアに載せる。ここからは完全な想像だが、これで北朝鮮を揺さぶるねらいがあったのか、中国がどういう見解で居るのかを知りたかったのか。あるいはこの難民問題を世界の問題にする気があったのか…。
   日本が内向きの議論に時間を使ったお蔭で、このテープは繰り返し流され目的は達せられたのではないだろうか。
   他所の公館へ入った人々はひそかに目的を達した。しかし今回は地元中国がどんな動きに出るかが直接問われている。結局、日本は狂言回しでしかない。

02/5/16

   サッカーの日本代表はノルウェーにも負けて帰ってきた。フォワードが点を取れない、ディフェンスが抜かれる、中盤でボールを取られるでは、勝てと言う方が無理な注文だが。
   中国の領事館の件も同様になってきた。まず日本大使館全体の亡命に対する対応が逃げの一手だった。また敷地内進入に対しても、初めから何らかの防衛策を取っていたとも思えない。大体自衛官(武官)なり警察官なりの出向者は居るのだろうか。危機管理の無さと事なかれ主義で中国の警察官を呼び込んだ形で、映像が流されなかったら口をつぐんで終わりだったと思われても仕方が無い。中国側が怒るのも尤もと、こちらまで思わされる。
   その揚句に日本国内向けのメッセージばかり出して、中国側が曖昧にしている彼らの出身地を北朝鮮だと明言したり、第三国から韓国へ向かわせると言ったり、微妙に運ばなければならない問題を公言してしまっている。これまた外交的には大ミスで、本来なるべく早く亡命したい彼ら5人の基本的人権に配慮して事を進めなければならない。これまた中国側の動きがそうであるならば完全に抜かれている。
   サッカーの方はW杯本番までに作戦の立直しで体制を整えるだろうが、外務省の方はどうなるだろうか。

02/5/12

   中国の領事館の件は、恥ずかしすぎて言葉なし。
   今日はナビスコの清水vsFC東京のテレビ放映があった。日本平でのホームゲームで森岡・伊東・真田が復帰。ゲームも勝てて良かった。
   そして、またもBSEの牛発見。しかし、出てくるものはまだ良い。老衰や病死で処分されて分らなくなる方が、疫学調査の妨げになる。農水省は責任を全うするためにも、データー蓄積のプラスになるような政策を行わなければならない。
   起こってしまった事の被害を如何に小さくできるかという危機管理能力は、外交的な有事ばかりでなく、各分野で国に求められる能力である。中国の事件のような小さな有事にも対処できないのに、有事立法などで騒いでいる国会は私には異常に見える。

02/5/10

   貴乃花が夏場所も休場するそうだ。あれだけの大怪我だったし、重い体重でスポーツをするのだから、そんなに簡単には治らないだろう。しかも、横綱という立場上、変な相撲は取れない。
   昨年のあの優勝決勝戦は感動しなかった。「そんなに欲をかくなよ」と見ていた。相撲という日本的興行にそぐわなかった。対戦相手の武蔵丸も困った事だろう。
   相当の努力が無くてはカムバックできないだろうが、戻って来れたら、これはこれで素晴らしい事だ。その時には感動しようと思う。

02/5/9

   今週のしり取り俳句のお題は

母の日の尻落ち着かぬ父の椅子  稚笑

から、椅子
   昨日はジライヤとパソコンの前のいす取りを描写したが、もう少し俳句らしくと考えていて思い出したのが、松谷みよ子の童話『二人のイーダ』。イーダちゃんのおじいさんの作った椅子が、何十年もイーダちゃんを捜し歩いていると言うお話。大人になってから見た映画で「いない…いない…」と町を歩く椅子の姿が、子供の頃にインプットされた映像(多分、自分の想像したイメージ)とそっくりでビックリしたのを覚えている。冒険物語と推理小説の中間をいっているので、細かい内容は省くが、印象深いお話しである。
   お話は夏休みのカンカン暑い中で進行するが、椅子の側から長い年月を眺めれば春・夏・秋・冬みんなあったはずと、

五月雨にぽつねんとある椅子ひとつ  DORA

02/5/7

   W杯でロシアが合宿をする事になっていた清水のトレーニングセンターの芝が何者かに荒らされた。除草剤のようなものを撒かれて芝が部分枯れ状態。短く刈り込んで、新しい種を蒔くそうだ。しかし除草剤の場合は残効性のものもあるし、大丈夫なのだろうか。施設選定のポイントは芝の状態も含めたグラウンド状態だと思うのだが。
   やった本人はいたずらのノリだったのだろうが、警察も器物損壊で捜査に乗り出した。全国ニュースにまでなってしまい、恥ずかしい話だ。

02/5/5

   結局このGWは遠出はできなかったので、今日は梅が島の黄金の湯へ。
   R1へ初めから入れば良かったのについ癖でR150へ。東名静岡の取り付け道路から県道27へ向かう。昔はすぐに山道になったが、今やほとんどが立派な道路と化している。安倍川を左に見ながら登って行く。新緑がきれい。こちらは藤もまだきれいに咲いている。山吹・ウツギ・泰山木?など花々も春から初夏のものが咲き誇っている。途中にある赤水の滝は3段の滝で今日は水量も豊富。周りの緑と涼しげな景色を作っている。渋滞も無く、気分の良いドライブが楽しめた。
   しかし、目的地黄金の湯は満員御礼!入り口で「休息所が満員です」と言われるが、2時間券で入ってみると丁度脱衣場もお風呂は空いていて、ゆったりと浸かれた。入ったとたんに滑らかさを感じるナトリウム炭酸水素塩温泉。しかし、数少ない洗い場はなかなか空かず、湯船に居るうちにのぼせてきた。露天風呂と内湯を出入りして、ようやく体を洗い、露天風呂の日陰でだいぶボーと浸かっていたが、出てみるとTANUKIはまだ居ない。
   冷たいキリンレモンを1本買って、マッサージ機に座り込む。待つ事かなりで、ようやく茹であがったTANUKIが出てきた。
   食事は魚魚の里へ行こうと行ってみたが、みごとに駐車場から車が溢れている。ここは釣堀やバーべQもあるので、ちょっと待った位ではダメ。どん詰まりで何とかUターンして出できた。お蔭で食べそびれ、だいぶ戻ったところにある真富士の里へ行った。こちらは農家のお母さん達がやっている食堂と売店。なんと!お茶摘みの繁忙期につきお休み。帰りは素直にR1に入り、次は道の駅・岡部。ここも満車。結局すきっ腹を抱えて焼津に帰り着き、喫茶店でお八つを食べる羽目になった。

02/5/3

   4/29にTANUKIの作った茶碗を引き取りに森町のアクティ森に行った。相変わらず、なるべくR1を避けて島田からバイパスへ。新緑がきれい。例年なら木にかかった藤の花がきれいな頃だが、咲き残っているのはわずか。代わりにもう桐の花が咲いていた。さらにこの地域は旧盆の頃に収穫する超早場米の産地なので、もう田植えも始まっていた。
   休みの日なのでさすがに駐車場はほぼ埋まっていた。まず陶芸教室で出来上がりを引き取り、そのまま食堂へ。本日は茶蕎麦定食を選ぶ。太目の蕎麦はお茶の香が豊か。筍ご飯と一口ずつの卵トウフや青菜の胡麻和え、サツマイモの甘煮、こんにゃくと椎茸の煮物でおなかが一杯。新茶の季節でお茶もおいしい。さらに外に出て、TANUKIは浜名湖地ビール、私は煎茶のアイスクリーム。
   ちょっと手入れが行き届かないハーブ園、売店などを歩いて腹ごなし。家へのお土産は『茶ぷりん』とかりんとうにしました。
   連休遊びまわり報告その1でした。   

02/5/2

   今日は麒麟カップの日本vsホンジュラス戦。W杯前に日本で行う日本代表の最後の試合。
   中村の動きもセットプレーも素晴らしかったが、動きの中で点が取れない。結局セットプレーから中村2点、三都須1点で引き分けた。市川は上手く前後に動いていたが、三都須は自分にマークをひきつけて誰かの動きをサポートするのか、マークを引き取ってもらって動きの幅を出すか整理したほうが良い。
   ホンジュラスの3点は何れも最終ラインのほころびから。動き出した選手にディフェンスがついていない、と思うまに得点された。森岡は間に合うのだろうか。メンバーが固定しすぎている最終ラインに入れ替え可能な要員がきちんと欲しい。
   しかし、課題は整理された。まだヨーロッパでの練習試合も残っている。監督・選手がこの問題にどう対処するのか、期待をもって見守りたい。

02/5/1

   加藤紘一議員の秘書が再逮捕。鈴木宗男議員の秘書が逮捕。どちらも政治家の影響力とお金の問題。水戸黄門の居ない水戸黄門漫遊記。「主も悪よのう…」の世界。
   世の中は変っているように見えて、人の心の中はちょっとやそっとでは変らないのだろうか。

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