10/1/31
訃報ばかりだが…。
『寒太のしりとり俳句塾』でご一緒した康ちゃんさんが1月29日の午後亡くなられたという報がTOPPOさんから『俳句でおしゃべり』に入った。みなさん『寒太のしりとり俳句塾』以来のお仲間なのでそれぞれにお名前ややり取りに思い出はあると思う。
TOPPOさんは現実の行動半径の重なりで俳句結社に誘われた。それ以来、現実の康ちゃんさんとのお付き合いがあったので書き込んでくれたのだ。時々はこちらの『俳句でおしゃべり』も見て下さっていたそうだ。(声もかけていってくれれば良かったのに!)まず、ご冥福をお祈り致します。
実は当時、私はある小説の主人公が発する「つるちゃんさん」の音の面白さが気に入って、しりとり俳句塾にいた何人かの「○○ちゃん」に「○○ちゃんさん」と返しをしていた。
先日『寒太のしりとり俳句塾』のバックナンバーをクルクルと流しながら見ていたら懐かしい名前が次々と飛び込んできた。マーボートーフ君や瑞々うさぎさんはもう大人になったのだろうか。ジライヤとともに本物の猫の俳人(もちろんジョーク)、猫のくりちゃんは元気だろうか。夏子さんはずいぶん前に亡くなられた。当時たくさんやり取りをしていてもお名前が思い出せなかった人、今でもそれとなく繋がっている人、ネットの時間の流れは速いが、現実にもあれからずいぶんと時が流れた。
10/1/29
ミステリー作家の北森鴻さんが心不全で1月25日に亡くなった。48歳だったそうだ。
『メイン・ディッシュ』『花の下にて春死なむ』の文庫本を買ってきた。この2冊だけはやはり持っていたい。
蓮丈那智を主人公にしたシリーズも面白いが、『香菜里屋』シリーズ・北狐堂シリーズ・大悲閣シリーズ、どれもかなり胡散臭いしかし気を引かれる主人公がなかなか良い。まだまだ楽しませてもらおうと思っていたのに残念だ。
北森さんのご冥福をお祈り致します。
10/1/22
国会が始まった。お金の話なら、政治資金のつまらない話より国家国民の金の話、年度末にむけてどのような形で乗り切るのか、来年度、どれだけの雇用を作るのか、企業の業績をどう上向きに持っていくのか、時間を無駄にせず、給料に見合うだけの仕事をしてほしいものだ。
10/1/17
年があけて父の誕生日頃には墓参りをしたいと思っていたのだが、連休でも無し天気も良しという事でようやく出かけた。
8時半、起き抜けにそのまま出発。とりあえず日本坂PAに寄っておみやげと飲み物を調達。お世話になる石屋さんと時間が残って足がのばせれば叔父の所まで行こうと少し余分に何やかやと買い込む。
1時間ほどで御殿場IC。雪が路肩に残っているし路面は融雪剤で真っ白。須走りから西富士道路はまさかまだ凍っていないよねという状況。河口湖から中央道に入れば山の斜面の木下も畑もうっすらと雪をまとっている。しかし天気は良いし風もあまりないので体感温度はそんなに寒くはない。谷村PAでトイレ休み。小仏トンネルが少し混んではいたが、すんなりと11時頃には霊園に着いた。
さすがにこの季節は石屋さんもノンビリムード。それでも置いてあった花と線香を買って墓参り。墓のある場所は山陰になるので肌寒いが幸い風はない。叔父が昨日用事で近くに行ったついでに寄ってくれたそうで花が立っていた。
前回は入れなかった西八王子IC前の蕎麦屋で早めのお昼。お蕎麦屋さんで蕎麦にこだわりがあるようだったが釜揚げうどんも美味しかった。ここから叔父に連絡。幸い在宅のようだったので訪ねることにした。今時はカーナビをセットすればかなり近くまで連れて行ってくれるので便利なのだが、私が圏央道に乗ろうとしたらカーナビとTANUナビがそろって拒否。ブツクサと八王子の渋滞の中にはまり込む。そしてあきるのICから圏央道に。ここからしかカーナビの圏央道は始まっていなかったようだ。
関越道との接点の鶴ヶ峰ICから地道に出てカーナビの言う事を聞きながら「近くに着きました」の合図が出た所から電話をする。ちょうど買い物に行こうと外に出たところらしかった叔父が「ああ、見えた、見えた」と迎えに来て案内をしてくれた。これまた携帯が普及したおかげ。
以前我々が住んでいたような戸建のアパート。しかも前がちょうど空き地で日当たり良好。叔母もやっとノンビリできるようになったと言っていた。それでもまだ叔父はチョコレートの試作や型作りをやっているらしいが…。
1時間ほどお邪魔をして父の一周忌をどうするかなども相談をして帰りについた。
インターチェンジまでの道が自信がなかったのでカーナビを自宅誘導に設定したが、またまたカーナビと意見が違って帰りは私の勘を優先して帰ってきた。西富士道路から御殿場まで、何とか日のある内に通りたいと思ってせっせと走らせたが4時過ぎに外気温は0度をさしていた。
東名も所々で半端に混んだが7時前には家に帰りついた。
10/1/16
12日のハイチの大地震から5日が過ぎた。救助や援助が進まないと日本のマスコミは賑やかだが、たとえば東海・東南海・南海地震が1度に来たら(確率はかなり高いらしい)そんなにすぐに万事がスムーズに動き出せるだろうか。
今日は防災に関する講演会があって聞きに行ったのだが、東海地震1つでもほかとダブった場合でも静岡県がこうむる被害はそんなに違わないはずだが、救援の手が届くまでの時間はものすごく違うはずだとの話があった。どちらにしても東からの援助は伊豆半島付近まで、東海地震だけならば大阪以西の支援は当てになるが、南海地震までが起これば九州の東側まで被害があるはずなので、真ん中にはまる静岡まで援助の手が届くまでにはかなりかかるだろうとの事だった。
静岡県の場合、東西の交通網は海沿いに重なるようにあり、地盤の弱い所も多く、津波も来るだろうから寸断されるだろう。一方、南北のルートは地盤が弱く道を通せないできてようやく整備中であり、山の中のこれらの道が震災にどれだけ耐えるかは分らない。そのための保険としての静岡空港とその路線なんだねというのが本日の私の感想なのだが…。
『自然災害を抑えることはできない。住民・企業・行政が連携して地域防災力を向上させることで地域を守る』というのが今日の講師の提言だった。
情報網が発達したせいもあるのだろうが世界各地で大震災の被害が多い。特に建物の耐震性のせいでの被害が大きいように思う。地震の揺れのほんの数分、自分がつぶされずに身を守れれば生き延びられる確率は高い。
被災された方々の辛い日々がなるべく早く終わることを祈るばかりだ。
10/1/12
魁皇が初場所3日目で幕内通算808勝の新記録を出した。昨日1位の千代の富士に並び、歴代名横綱を抜いての堂々の記録だ。
5回も優勝をしているのに横綱にはまだなれない。しかし、それが幸いをして体調が悪く成績の上がらない時もしのいで、ここまでの勝ち星を延ばして来れたという事もある。素晴らしい記録には素直におめでとうを言いたい。
魁皇と対戦して負けた千代大海が引退。遅きに失した気もするが、このの相撲で踏ん切りが付いたのだろう。(1/13追記)
10/1/11
高校サッカーも決勝戦を迎えた。山梨学院大付属vs青森山田高校。さまざまなスポーツで名前の出る2校だが、サッカー界ではフレッシュな顔合わせだった。
山梨学院大付属が前半に取った1点を守って勝ったが、グラウンド一杯を使って両校とも攻守の切り替えよく走りまわる良い試合だった。
10/1/10
主にJ1磐田で活躍した名波選手の引退試合がエコパであった。テレビで見たのだが、あの広いスタジアムにたくさんのお客さんが入っていた。
フランスW杯をともに戦ったヒデ(中田)やカズ(三浦)・秋田など往年の名選手をはじめ、ゴン(中山)をはじめとする磐田を支えてきた選手達に磐田の現役選手数人も加えられた豪華メンバーだった。すでに30代も後半の人達の試合とはいえ、走っているうちに勘が取り戻されるのか、闘争心に火が付くのかみな真剣にボールを追っていた。特にこの人のこれを見せなければと素人にも意図の分かりやすい組み立てが多く、ゴールに繋がるつながらないはともかく試合としてもなかなか楽しかった。
主役の名波は前半は日本代表、後半は磐田のチームでプレーしたが、色々やったが今日はゴールに嫌われたようで惜しいプレーが多かった。しかし後半最後にゴールを決めて大円団を迎えた。
10/1/7
鍼の先生に行くのに静岡まで出たついでに気分転換に由比本陣の広重美術館まで足を伸ばした。いつの間にかここも静岡市清水区由比。足を伸ばしたといっても隣町。小さな美術館だが時々面白い企画をする。
ちょうど広重と北斎の富士の描きくらべという企画展をやっていた。北斎の方が1世代年上なのだが長生きをした人でしかも画業が認められたのは晩年で、そういう意味では北斎と広重はほぼ重なった時代を生きた。
しかし比べてみると作風はまったく違う。同じ風景を描いているのだが、動きがあるものは北斎の方が圧倒的に上手い。その代わりゆったりと穏やかな様子は広重の方が味がある。ともに奥行きを出すための遠近感の工夫もしているのだが、北斎は画像を縦に押し詰めたように描き、広重はあえて前に視界を切る物を大きく持ってくる。
それとともに江戸時代の富士はずいぶん色々な所から、また遠くからも見えていたようだ。そして江戸時代の日本人も富士を愛していたからこれだけ多くの絵が作られたのだろう。
10/1/5
鳩山総理の人気も早くもかげりが見えてきた。新機軸を出すかなと期待されていたわりには旧自民党風味の小沢幹事長の味が濃すぎるせいだろう。
鳩山人気の盛り上げだけならタップリあるらしい個人資産を社会のために使う事を考えれば良い。現在、親のリストラやボーナスカットで授業料を払えない高校生がかなり居るらしい。企業もぎりぎりの業績の中で社会還元のための奨学金貸付などをなかなかやりたがらない。育英会も貸付の申し込みは増え、就職が出来ないなど返済の出来ない多数の焦げ付きを抱えている。民主党政権は将来的に高校の授業料無償化を政策としているので、ここしばらくの資金援助があれば不本意に高校進学をあきらめたり中退を余儀なくされる子供達を救えるはずた。政治の駆け引きなしに若い世代を大切にしたいというメッセージは明確に伝わるはずだ。
政治家の寄付行為は禁止されている?大資産家の母上も姉上も居られるのだし…。
10/1/3
箱根駅伝も往路だけでは片手落ちなので復路について。もちろん今日もテレビの前でしっかりと見入っていた。
箱根からのスタートではトップで飛び出した東洋大1年生選手のうれしそうな顔。時差10分以内のチームは昨日の時差によってスタート。農大も5番目に出て行った。3番手で出た日体大の選手があまり調子が良くなかったようで、農大も抜いたが、逆に明大に抜かれた。山の上り下りは毎年色々な事が起こり順位も変わるが、テレビの撮影ポイントも多く見ているほうにはワクワク感がある。
7区で東洋大のトップ安泰(2位との5分近い差)は決まってしまったが、農大は明大を抜き返したものの駒大に抜かれてキッチリ5位キープ。その後も農大はたんたんと5位をキープ、あまりテレビに映される事もなかったが、各区間では良いタイムを出して5位でゴール。
9区で亜細亜大のたすきが数秒の差でつながらなかったが大きなトラブルを起こすチームは無く復路も激戦だった。しかし、おもしろい事に、往路で10位以内に入った各校が順位は上がったり下がったりしているが、復路の10位以内にゴールしている事だった。
10/1/2
何年ぶりかで箱根駅伝を朝からずっとテレビで見た。もちろん細々とした用事はあるが、例年ならばこの時間はカーラジオを聞きながら近間の親戚の年始周りに出る。3日はやはりラジオを聴きながら横浜まで行くので、入れ込んでいる割にはあまり見てはいない。
しかし今年は年始回りの必要はないので、じっくりと腰を据えてテレビ見物をして入る。ダイジェストと違い長い道中にさまざまなドラマがある。この何年かは学連選抜のモチベーションが高い。オープン参加で記録は残らないがシード圏内に入るとシード枠が1つ増えるというご褒美があるからだろう。最後は明大が抜け出して2区へ、農大は1区は真ん中辺を進んだ。
2区は日大のダニエル。13位から2位まで押し上げた。区間3位で走った農大のエース外丸も一時は4位争いをして11位から6位まで押し上げたのだが…。
そして3区は日体大の野口が4位まで押し上げてきた。抜かれる時しか農大が写らないのがうれしくないが…。4区は距離の短いデットヒート区間、農大も3位まで上がってきた。
そして往路最後の5区、箱根の山登りは昨年激走をした東洋大の柏原の走り、7位で受けてトップに。しかも昨年の自己記録を破ったそうだ。山梨学院大・中大にも抜かれ、その代わり明大を抜いて農大は5位で往路終了。
農大は昨年、10区で悔しい思いをしたが、今年は気を引き締めて最後まで粘り強く戦ってほしい。
ところで今年は途中でつながらなかったチームも無く、フラフラで箱根にゴールをした19位・亜細亜大、ラストで入った大東文化大も20分と差がなかった。全体のレベルが上がり、どのチームも選手層が厚くなっているという事だろう。
10/1/1
画面では駅伝競技寝正月 DORA