11/11/30
防衛省の沖縄防衛局長が失言で更迭された。
あまりの失言と思ったが、これがもし、とても今年中に基地移転の話などできないという事での意識的に沖縄県民の態度を硬化させたというのならなかなかの戦略だが、実態はただの失言なのだろう。
しかし、この失言、過去の米兵による小学生の少女レイプ事件などまで思い起こさせ、きっちりと発信すれば日本だけでなくアメリカのフェミニスト団体まで含めて、基地移転の話はほとぼりを冷ましてからの方が良いだろうという流れを作れなくもない。
11/11/29
大学時代の仲間と9月に集まって「話足りなかったね」ということで再度集合。
今回は1人が都合が付かなかったが、4人で焼津駅から御前崎・子生まれ温泉と回ってきた。
事前には雨の予報が出ていたが暖かな曇り空。新幹線・東海道線を乗り継いできた3人を焼津駅で迎えて車でR150を南下。おしゃべりが目的なので、安全さえ確認できれば道路標識にあまり気を取られないで済むコースがありがたい。
早速に旅話。みんな海外も含めてよく遠出をしている。1人からさっそく親族がタイから帰ってきた時のおみやげとお菓子を頂いた。チマキとウイロウとソフトキャラメルを合わせて3で割ったような1口サイズのお菓子。いくつか味にバージョンがあるようで、キャラメル味も胡麻味もそれぞれに美味しかった。
ねずみ塚の駐車場に車を入れて灯台まで歩き紀行茶屋でお昼にしようと思ったのだが残念ながら休み。そのまま車で戻ってみはるさんへ。海が見える方のテーブルは埋まってしまっていたが、にぎり寿司の定食にマグロのカマ焼きを4人で山分けして食べた。
年末にアフリカに行くという人の旅費など経済面の話と円高のメリットを聞いて納得。
ここから子生まれ温泉へ。前回1人で踏査した時にさんざん迷ったおかげで何とかまっすぐにたどり着いた。リニューアルした割にはあまりどこも変わっていない。良いお湯にノンビリとつかる。眼鏡を取ってしまうと誰がどこに居るのかさっぱり分からないのだが、さほど広い温泉でもないので、それとなく寄り集まって(見つけてもらって?)よもやま話。絵本を作っている人、俳句を楽しむ人それぞれに創作の原点があるようだ。
日が短い時期なのですでに日暮れ時、カーナビの案内で焼津に向かうが、静岡空港の周りの道が整備されたのでカーナビと意見が合わない。しかし薄暗がりで迷うのも面倒なのでカーナビのご意見に従って旧道を通る。サカナのみやげ希望をかなえるべく石原水産に寄ったら、5時前ですっかり薄暗くなった中でまだまだバスが着いて賑やかだった。
今回はこれで駅までお見送りをしてお別れ、次は夏前に山梨の方に行かないかとのお誘いもあり、皆それぞれ忙しそうだが叶えば良いなと思っている。
11/11/28
昨日の大阪府知事選・大阪市長選はダブルで大阪維新の会が取った。
特に知事を途中で止めて市長選に鞍替えをした大阪維新の会代表の橋下徹氏についてはスキャンダル報道なども賑やかで、どう転ぶかと思っていたが、対立候補が既成政党の相乗りになった事が橋本氏に味方をしたようだ。
国会で迷走している既成政党にお付き合いをしていたら、大阪もつぶれる、それよりは脱皮をする事にかけてみようと思った有権者も多いのではないだろうか。
とにかく結果は出た。それぞれの議会が市民の目線で喧々諤々議論を尽くす事はもちろんだが、行政は別、府民・市民に支持されたリーダーの政策実現のための知恵をしっかりと出すべきだ。長野での田中康夫元知事と県の行政職とのぎくしゃくのような未熟な行動で日本国民としての恥ずかしさをまた味わいたくはない。少しは日本の民主主義も成長をしてほしい。
11/11/23
しばらくぶりにTANUKIと一緒に疲れをいやしに笑福の湯へ。こちらもリニューアル工事が終わって再開したばかり。(知らなかった)
このてのもの、リニューアルとともにいささか料金も高くなるのは仕方がない。さて、そのリニューアルの評価だが、ロッカーがお仕着せでなく空いている所を自分で選べるようになった。しかし、ロッカーキーとともに受付で渡されるバーコードの腕輪も結局付けていなければ無くしそうで煩わしい。風呂は足湯が無くなった代わりに炭酸泉のお風呂が出来た。ご丁寧にテレビ付きだが、防水のためにガッチリ囲われているので正面からしか見られない。そこまでしてテレビを見ようとも思わないが…。お湯は滑らかで気持ちが良かった。
選べるようになってありがたいのが、岩盤浴着で館内を動ける事、リラックスルームも使えるようになった。初めから行動を考えておけば少し安上がりになる。しかし、岩盤浴で汗をかいてしまえば気持ちが悪いが…。
岩盤浴は火窯房というより高温の房が出来、ロウリュウというイベントが時間を決めて行われている。冷風の出るクールダウン室もできたが、広々としたクールダウンの広間がなくなってしまったのが私的には残念だ。
岩盤浴でノンビリしてしまったので後が押せ押せになってしまったが、ボディクリーン(あかすり)もしてもらいさっぱりとしてきた。
私が磨きたててもらっている間にマッサージに行っていたTANUKIはイテテ、イテテと大騒ぎをしてきたようだ。
11/11/19
しばらく前からホームページのトップページと農大リンクに付けていたカウンターが消えた。トラブルでもあったかとしばらくそのままにしていたのだが、結局戻らないので借り元のホームページを当たったら無くなっていた。
無料版だし止めるならそれなりに予告をしてくれれば良いのだが、急に無くなるのはやはり無責任な気がする。
どちらにしろトップページは門構えのようなもので、さほどカウンターも廻らないので有っても無くても同じだし、農大リンクの方などもらった時に数字を引き継いだだけでチェックもしていなかったので、どの位の数字を示していたのかも知らない。
特にトラブルがなければ訪問者のIPチェックもさほどの意味もないし、また新たにどこからかカウンターを探してチェックをするのも面倒になってきた。
また、いくつも作っているリンクページも、最近はチェックをしていないし、交流範囲も変わってしまっている。
そろそろ大幅なリニューアル時なのかもしれない。
11/11/12
昨日の夜になって野田総理はTPPへの交渉参加表明をした。
国内は紛糾したまま、これで交渉のテーブルについて日本の国益を主張する交渉になるのだろうかとも思うが、今日になったら表向きは丸く収まってしまった。これが永田町という政治世界をより一層胡散臭く見せている気がするが、どうだろうか。
農業と輸出産業との対立のように言われている。しかし、地球全体の人口増を考えれば農業を衰退させれば地球全体の飢餓の拡散になるので、本当の所は工業生産の理屈で農業を追い込もうとしている国内問題でしかない気がする。
しかし、この問題を置いておくわけにはいかない。農林水産業による生産物は人の手によって作られたものとはいえ、別の生命であり、それぞれの遺伝子を持っているものであり、環境に影響されるものである。その特性をプラスに生かすためには単一性よりは多様性が求められる。
もう1つ、土地利用の問題がある。中東やインドや東南アジアは植民地化によるプランテーションや戦乱により主食を作るべき耕作地が荒廃した。日本の場合は平地の耕作地が工業化の波にのまれていった。
ここで郵政分割民営化を持ち込むのはどうかと思うが、儲けが得られる部分があるから、それを持ち出して全国一律の郵便配達というサービスが出来ていた。農業も同じで儲かるものがあるからその儲けを活用して多様な作物の生産や土地の養生が出来るはずで、その視点を無くしてはもうかる産業にはならない。
しかし、日本という環境には収奪農法になりかねない大規模化よりも1農家の規模はほどほどで多様化を考えた方がむいている。産地化する事は良いが、1つの作物に固定するよりは1つの地域に多様な作物を作る事を考えた方が今後の展望が開けるような気がする。
11/11/10
年金問題、特に支払い義務はない第3号被保険者の専業主婦の年金のあり方について色々と言われている。
しかし、これに関しては当時与党としてこの形を作った現野党・公明党の設計説明と反省をじっくりと聴きたい。
発足まで私は国民年金に加入して保険料を納めていた。祖母達や義父母が国民年金をもらう側に居たから特に不満があったわけではない。
また、たいして大騒ぎも無くこの変更が行われたような気がする。そして役所も政治家もこの設計で大丈夫だと思っていたのだろう。それならばこそ、何故持ちこたえられなくなったのかについてキッチリと検証をしてからでなければ、次の手直しは受け入れられない。
11/11/8
しばらくぶりに道に迷った。最近はカーナビの言うとおりにしていれば、ハテナと思ってもそれなりの方向に進んでいるのは分かるのだが、ものの見事。そういえば、前回道に迷ったのも相良の子生まれ温泉へ行こうとした時だった気がする。あの時はカーナビの言う通りにしたら訳の分からない所に案内をされた。そして、今回は大まかな道は分かっているので、ドライブコースとしてどうしようかなと考えながら道路案内を見ながら行ったのだが、あちらこちらで道路工事中で、迂回をしている内に方向が分からなくなってきた。
結果として、本人は???の方向からたどり着いた事はたどり着いたのだが、あわよくば入って行こうと思ったのに臨時休業。
そこで素直に金谷方面に出ていれば大まかな道は頭の中にも入っていたのだが、もと来たR150に戻ろうとしたのが間違いのもと。今まで切れ切れだったバイパスが中途半端にあちこちで繋がりかけているので、距離感が分からなくなった。
気が付いたら大井川の吉田町側、かなり以前に榛原からの帰りに夜中に(酔っ払いナビ付きで)走ったような…。そこまでどのあたりを走っていたのかさっぱり分からなかった。川を渡ればあっさり焼津、何をしに行ったのかよく分からないドライブになってしまった。
11/11/3
東日本大震災の津波のイメージが強烈過ぎたためか、最近は災害対策=津波対策のような話になっている。しかし、災害は多様な顔を見せるし、必ずしもどれとどれがセットになるというものでもない。
たとえば地震に噴火を伴う場合は多いだろうし、台風とともに大地震が起こるケースもあるだろうし、山間部の地震に土石流や水害が重なる事もあるだろう。海沿いが安全か山の方が良いのか、高台が安全か平野部が良いのか、何が起こるかによって避難コースも災害対策も違ってくる。
1つに思いこむよりも、より広い感覚の防災を考えたい。そのためには「危ない」のカンを鍛える事、何が危険か、どう回避するかを幼い内から身体にしみ込ませる教育をする事が大切なのではないだろうか。
東北の津波常襲地域で「津波てんでんこ」の教えを守って子供達が高い所へ率先して避難した。途中、中学生が幼稚園児を助けながらの避難なども言われる事なく出来た地区もあったようだ。また、お年寄りの知恵や生活技術が何も無くなった被災地で力を発揮した所も多かったようだ。収束しない福島の原発関連事故関連以外はそろそろ人の気持ちも落ち着きつつあると思う。災害対策の成功例もしっかりと調査をして次の災害に備えたいと思う。
それにつけても自然災害は必ずまたあるだろうし、それは仕方のない事だが、福島原発のようなそれに加えての人為的な事故はなるべくなくす事が出来るように、きちんと対策を立てておきたいものだ。
11/11/2
『災害時要援護者避難支援計画』というものをご存知だろうか。市町村が災害弱者の避難支援について対象者の網羅や1人1人の個別の支援計画まで作りましょうと国が音頭を取っているもので焼津市でも自主防と民児委員が実動部隊として協力して作っている。
今日の毎日新聞朝刊の『記者の目』で和歌山支局の岸本桂司記者が『紀伊半島豪雨と災害弱者』というタイトルでこの『災害時要援護者避難支援計画』の弱点について記している。
独居高齢者が点在する新宮市熊野川町西屋敷地区、豪雨で川が氾濫し孤立した地区には警察や消防も入れなかったそうだ。高齢化率も高い地域で、計画が出来ていたとしても実際に支援をする人が居ない状況に変わりはないようだ。
また、東日本大震災で津波が襲った岩手県山田町でも自主防の支援マニュアルはあったそうだが、実際には平日の昼間、働き盛りの人間は仕事に出ていて残っているのは高齢者ばかりの状況だったそうだ。
高齢者の体力や足腰の弱さなど避難するための体力的なマイナス点に加えて、過去の経験から大丈夫と判断したり、人の世話になりたくなかったり様々な気持ちの問題もある。しかし、それで高齢者に特に多くの犠牲が出るというのをそのままにしてはおけないというのが記者の主張だが、ではどうするかというと、個々にどの地域でも難しい問題にぶつかりそうだ。
我々の所でもないよりはまし、しかし個人情報の問題で公表も出来にくいし、実際に何かあった時に誰が責任を持つかという部分になると、なってみなくては分からないというしかない。
11/11/1
新しいネコが来て10日たった。頭と尻尾だけミケのルナ。もちろん女の子。遺伝学に興味のない人のために付け加えると猫の三毛は雌だけに発現する。よって雄の三毛が珍重されるのだが、厳密な雄ではない。
今回は犬・猫のレスキューをして里親探しをしている方にふるさと祭りで出会って譲って頂いた。今まで譲ってもらうといっても、パピにしても蒼や茶々にしてもトラ丸にしてもなあなあだったのだが、今回は約束をしてから先方が獣医さんで健康診断をして文書を取り交わしての譲渡となった。
「他の子と相性が悪かったりしたら返して下さい」と言われたが、みゆは叱ったり時に意地悪をするが基本的に無視、茶々は相変わらずの気弱で餌を取られたり、トラ丸が子守りに疲れて茶々の寝場所に逃げ込んだりととばっちりを受けているが、ルナそのものはあまり気にしていない。気まぐれににおいを嗅いだりチョッカイを出したりはするが、お互いに軽い付き合いのようだ。
そして本来の私の目的、トラ丸のお友達になってほしいにはルナが自ら応えてくれた。初めからトラ丸にはペッタリとくっついて行動し、じゃれかかって遊んでいる。しかし、人間にはなかなか懐かず、トラ丸が気を利かせて私の側に一緒に連れてきてもスルリと逃げてしまう。しかし、茶々ほど神経質ではないようで、側を通っても構いつけなければ平気だし、人目があっても走り回って遊んでいる。食事の時間にはすでに「ご飯、ご飯」と傍で騒いでいる。1日目に茶々のを取ろうとして叱られてからは自分ももらえると自覚して待てるようになったし、よく食べてよく出す健康優良児だ。
ルナの余波で昼間私が座っている所に茶々がペタリと寄って来るようになり、私が動いても飛び上がって逃げなくなった。
新入りが来たせいか、冬に向かう季節のせいか、庭に新顔のよそ猫が顔を出すようになった。その1匹が毛色といい顔立ちといい悠々とよく似ている。内外ともに楽しい猫事情だ。