12/7/31
今日は民児協の志太榛原4市2町の連絡会が島田市であった。
当番市の市長さんがたいてい挨拶に見えるのだが、今日の島田市の桜井市長は被災地瓦礫受け入れの事について話して行かれた。
市長は受け入れる方向を強く打ち出しているのだが、その気持ちの1つとして島田市には過去に日清紡の工場があって、東北から中学を卒業した女工さん達が大勢来ており、こちらで結婚をされた人も多く、市民のかなりに東北に親類縁者が居る事を上げておられた。
「色々言われるが、やはり何かしたいじゃないですか」にうなずく市民の方も多いと思う。
12/7/29
私の贔屓は野球は阪神、サッカーは清水、スタートこそ良かったものの、春を過ぎたら失速。どこまで続く負け試合になっている。
そういえば、ずいぶん試合を見ていない。当然ながらテレビで見るわけだが、そもそも放送が無い。ここしばらくはオリンピックでより割りを食うだろうが、見ないだけでなく試合日を忘れている。
これはプロスポーツとして良い傾向とはいえないのではないか。もちろん会場に来るお客さんは入場料も払うしその他にもお金をおとしてくれるだろから、大事にするだろう。しかし、それではすそ野は広がらない。知らなければこの選手を見に1度試合を見に行ってみようかとも思わない。
プロスポーツも色々増え、チーム数もある程度あるわけだから、人の好みもそれぞれで視聴率が取れないのかもしれないが、何だか寂しい気がする。とはいえ、もう1人の私は他に面白い番組もないので、あまりテレビを見る事もないのだが…。
12/7/26
児童虐待が昨年度は6万件に迫る所まで来たそうだ。件数は年々増えている。大きな事件で児童虐待がクローズアップされた事や虐待かもしれない段階での通報義務ができた事なども件数上昇の後押しをしているだろうが、これだけの数の幼い命が辛い思いをしていると思うと心が痛む。
しかも、通報をされたたところで児童相談所の担当者達の時間は1日24時間しかない(もちろん労働基準法から言えば1人が8時間労働のはず、しかしローテーションで24時間対応になっている所が多いらしい)。こまめに子供本人や保護者との連絡を取り関係機関と情報交換をし、休む間もない状況でも1人が80ケース近くを持ち、基本は複数対応なのですべての通報に同じ力を入れて対応をする事は実際問題としては時間的にも担当者のメンタル面からも不可能な仕事に思えてくる。実際に身体を壊したりうつ病を発症してこの仕事から離れる人は多いそうだ。少子化の対策をというのならば、心身が傷つけられているこの子供達に手厚い支援があっても良いのではないか。そのためにはそこに至るまでの子育て支援や早期介入によるしっかりとした専門職による支援が必要なのではないだろうか。
先日の全国主任児童委員研修会でも、虐待の3月前の状況の検証をしてその時点に目を配れるようにしようという話が出た。
しかし、善意によるボランティア精神で解決できる状況はすでに超えてしまっているように思われる。
12/7/22
梅雨明けはしたもののカラリと暑かったのは3日だけ、その後は戻り梅雨、夜、戸を締め切った後のクーラーも不要で肌寒い。
だからと言って掛け布団は洗濯に出した後だし、タオルケット1枚では明け方に肌寒さで目が覚める。今朝などはトラ丸が腕の中に丸まり、みゆが反対側で背中合わせ、ルナが私の足を枕にしていた。こちらも暖かかったがネコも寒くて暖を求めて来たのだろう。茶々が来ないのはばあちゃんの押し入れの中の毛布にくるまっているから(多分)。押し入れの中を整理して汚れ物を洗おうと思っている内にお天気が悪くなって出来なかったので私に怒られる事もない。
それにしてもこの天候不順、北は昨年の地震の関係で農地がすべて元に戻っているわけではなく、九州は大雨被害、この秋は米や野菜の収穫は大丈夫だろうか。
ウナギはもともと高価なもので、産地であるここに来てからお総菜代わりに使うようになったので無くてもあきらめがつくが、基本的な食材が無い!は大いに困る…。
12/7/20
今月は気になるニュースが多い。大飯原発再稼働後、電力使用量抑止の割合が軽減された。つまり、電力が足りなくなる足りなくなるというのは、原発を再稼働するためのただの脅しでしかなかったととらえて良いのではないだろうか。民主党もお粗末だが、原子力政策の基本設計は自民党政権が行った事なので、野党面をしてほっかぶりをする自民党の政治家も許せない。首相官邸前では多くの人々による原発反対のデモが行われているようだ。主義主張によるものというよりは「今行動すべき」とそれぞれの気持ちから動いているようなので今後この動きがどうなるかは気になっている。
首相官邸前のデモと言えば貧困対策をというものもあるらしい。年越し派遣村の時はまだ自民党政権だった。政権が代わっても消費税増税が検討されているだけで1人1人の国民は貧しくなったという感想を持っている人が多いのではないだろうか。これもこの先どうなるかが気になる。
そして米軍の墜落問題が解決していないらしいオスプレイの日本への配備。せっかくの点検飛行は是非東京で、永田町の上などを飛んでほしいものだ。
民主党政権は、自民党政治に落第点を付けるため主義主張の面ではてんでんばらばらの寄せ集めだった感が否めないが、最低限どんな日本の将来像を描いているのかをもっと具体的に明確にメッセージを出し、そのための政策をどう法文化していくのかを考えるという基本ができていない事が国の内外から信頼感を得られない欠点だと考える。
12/7/17
東海地方は今日例年より早めの梅雨明け。ジンジンと夏の日差しが降り注いだが意外と湿度が低くて気温の割には過ごしやすかった。
そして、梅雨明けとともに色々な事が動き始めた。
まず、はあちゃんの部屋の掃除をしようと布団を上げたら布団の角とその下の畳が腐り始めていた。しかも虫の姿も…。これはどうにもならずカバーにしていたビニールの炬燵掛けと敷き布団と敷布団にかけてあったカバーは廃棄。布団はゴミに出すわけにもいかないので布団屋さんに頼んで廃棄してもらい、ついでに我々が今まで敷いていた布団などを洗濯に出した。
畳はとりあえず掃除機をかけ水ぶきをして窓を開けて部屋を乾燥をさせた。しかし、畳もこのままという訳に行かず、畳屋さんに連絡。今日は無理というのでゴミ袋でカバーをして、見に来てくれるのを待つ事に。
さらに、造園屋さんから明日から育ち過ぎた植木の手入れなどに来てくれると連絡。
今週は予定が空きのはずがすっかり何やかやで埋まってしまった。
12/7/12
7月5日に上野動物園で産まれたジャイアントパンダの赤ちゃんが昨日朝死んでしまった。
繁殖の難しいジャイアントパンダが自然交配で出産まで行ったこと自体は快挙だが、その後の人間のはしゃぎぶりは少々異常ではなかったか。以前は細心の注意を払って見守りはするが、神経質になっている母パンダのまわりであまり人間がウロチョロしなかったのではなかったか。
すでに動物園の見世物としての仕事は終わったと思う。今必要な機能は希少動物のリスクを分散して保護する事、あちらこちらの動物園で保護されている事で伝染病や災害など何かあった時にも種がどこかで生き延びる、また分散化する事で遺伝子が均一化しない、その上で、自分達の住んでいる所では見られない動物を見て楽しむという動物園の楽しみの部分があると思う。
あまりマスコミに振り回されず本来の仕事をしてほしい。
12/7/11
マスコミで大きく取り上げられたせいか、下記の大津の事件は警察が動き出した。私個人の感想としてはあまり良い事だとは思えない。
騒ぎになる前にもっと早く相談に対応をすべきだった。今の時点でマスコミに踊らされた形で大事にしてしまうのは今生きているこの学校の子供達全体に大きな傷を残す事になるだろう。その心の傷を引き受けるだけの力が学校をはじめ周りの大人にあるのだろうか。私は不安に思っている。
児童虐待もいじめも被害者が被害を感じたら虐待でありいじめである。その上で客観的にどうなのかを親も含めて児童相談所にしろ学校や警察にしろ冷静な周りの大人が見極めていく。その上で「ではどうしようか」を被害者の心にそって考えていかなければならない。その一方で虐待する親であったりいじめっ子であったりに対しても「何故」を含めてこちらの本人の心に沿って検証をしていかなければならない。
絶対の答えはないし、全員が納得のいく答えもないかもしれない。相談に乗る方も「何が何でも自分が解決を」と肩ひじを張らず時にはエスケープをする事も可として本人が進む道を選べるように伴走をする心づもりで付き合っていく胆力が必要なのだと思う。
人を一人一人前に育てるのにインスタントもハウツーもない。私も含めて今の大人にそこが抜け落ちている危うさを感じる。
12/7/9
大津市の中学2年生のいじめ自殺が大きなニュースとなっている。
子供なのだからケンカもすれば一方的ないじめも時には起こる。双方にどう対処すれば良いかを教える事が教育ではないのか。残念ながらこれができずに大人同士の不信感の中でマスコミにもあおりたてられて騒ぎが大きくなっているが、いい迷惑なのはその学校に学んでいる子供達だろう。
中学生にもなればケンカ・いじめなどはある程度までは子供達の解決に任せて良いだろう。しかし、怪我をするほどだったり、いやがらせがエスカレートして先生も調停役として頼りにならなかったら、学校カウンセラーや人権擁護委員会がある事を知っておいてほしい。またほとんどの警察も相談のためのシステムを持っている。学校で解決ができなくても解決の方法は他にもある。
そしてお金を取られていたというのなら恐喝や窃盗で犯罪として警察に届けるべきだ。ついでに言えば怪我をするほどの暴力は暴行傷害罪や殺人未遂罪もありえる。しかし、これらは親が早く気付くべきで、この年頃の子どもから手を放しても目を放してはいけない。
死んでしまった子は本当に気の毒で可愛そうだ。しかし、加害者の子供達も犯罪として処罰されるかどうかは分からないが、悪ふざけで人を死なせてしまった事実からは一生逃れられない。
人間は群れで生きていく動物だという基本がある以上、学校が集団のルールを学ばせられなかった事が1番残念だし腹立たしい事だ。
12/7/7
珍しく7月の七夕の夜空が晴れている。しかし、残念な事に星はほとんど見えない。周りが明るすぎるから…。
家の前の交差点の信号は仕方がない。以前に比べれば車の通行量も増えているので道路そのものが明るく感じられる。近くの自動販売機の明かりもけっこう明るい。さらに、少し離れた道にある看板の明かりもけっこう明るい。
実は家が立て込んできたわりには家の明かりは気にならない。本来高温多湿のこのあたりでは家の開口部を大きく取って空気の流れを作る方が理にかなっているのだが、デザイン重視のためかそうでもない上に、エアコンを利用するには窓はサッサと閉めてしまうのかもしれない。さらには家を囲んで塀や生け垣で囲ってしまえば家の明かりはあまり外に漏れてはこない。
昔は町を象徴するものは人々が居る家の明かりだったはずだが、今や道路とそれを彩る自販機や看板、車の明かりが町の光源となっているようだ。
12/7/3
小沢一郎氏がまた自分が作った政党を飛び出して新しい政党を作るという。
今回に関しては付き合った1年生議員については選挙区・比例区とも民主党マニフェストの元に集まったので、話が違うと一緒に飛びだしたのは逆に理解ができる。
しかし、彼の作る旗印は万人受けする代わりに野合を作りだし、動き出すとともに分裂含みとなる。そろそろ彼の賞味期限は切れたのではないだろうか。
それよりも静かに続いている反原発デモに参加している人達の意識が、今後どのように政治という自治の世界と向き合うかが気になる。
12/7/1
念仏のリズムたゆたう半夏生 DORA