02/7/31
懸案の志太常磐松会の名簿改定をしようと思っていたのだが、エクセルの使い方がよく分らないままで、結局パソコンの先生に出張教授をお願いした。さてその使い方だが、
まず表の内容を設定する。各セルに何が入るのかを割り振る。次に大体の幅をカーソールをずらして決める。そしてページ設定。用紙サイズ、方向、余白を決める。
何行か試書きをして印刷して様子を見た上で、セル幅と文字サイズ、1ページの行数を決める。そして罫線のボタンを使って設定する。さらに各列ごとの文字の設定をしておくと、隣に飛んだ時に半角数字か日本語かの設定を変えなくてすむので、私のように仮名打ちをしている人には格段に楽だそうだ。これは書式のセルの設定で行う。さらにこのセルの設定の配置を使うとセル内のどこに文字が置かれるかが決まる。但し、均等割付よりも見た目の余白で割り付けた方が感じが良いようだ。
後はひたすら原稿を間違えなく打ち込んでいく。
その後で、並べ替えに入るわけだが、まず年度を次に昭和と平成で順に並べる。次の段階の学部学科別の並べ替えが考えもので、原稿段階ではコードを入れる事とする。これは印刷段階では削除すれば良い訳だが、「コピーしてから削除しないと次に編集をする時に大変ですよ」とのこと。さらにその中であいうえお順に名前を並べ替えれば完璧となるはず。
果してこれからボツボツと打ち込み終わって上手くいきますか…。「えっ、どうするの?と」と聞き返しながらここまでに1時間。後はその他の不具合を見てもらったりして暑い中での2時間講習を無事に終えた。
写真をパソコンに取り込むとしょっちゅうフリーズしていたのだが、どうやらパソコンの中で接続を切らずにカメラの電源を落としていたのが原因のようだった。これから気をつけなくちゃ!
クーラーもない部屋で大汗をかきながらお付き合い頂いた先生、ありがとうございました。
02/7/27
本日は農大の新村洋一教授(バイオサイエンス学科)の講演会が静岡であった。教育後援会(父兄会)の地方懇談会を兼ねているので、在学生の父母120名余と校友会員(OB会)、一般の受講者も含めて200名程が集まった。静岡では2年に1度、今回は全国29会場で開催される地方懇談会の1つである。
講演に先立って大学紹介のビデオが放映された。農大と言う名前ながらバイオに関する研究が飛躍的に増えている。今回の講演もその流れに沿うものである。講演内容の超ダイジェストは以下。ただし、ちゃんと理解して聞いてきたかどうかは自分でも不明。最後に普段は学生がつけるらしい講義の採点シートを我々もつけてきた。人間と微生物の関係は深い。食品・医薬品、さらに腸内の細菌が人間の消化吸収の多くの作業に関っている。さらに排泄物を分解するのも微生物である。また、酸素を作ったのも太古の藍藻類である。
そして、微生物は地球の表面だけでなく、さまざまな所に生息している地球最大の多数派生命である。動植物が複雑化の進化を遂げたのに対して、単細胞生物は機能的進化を遂げた。
生物は酸素と水が無くてはならないが、この酸素と水の間にできる活性酸素は毒として働き、病気の元となったり酸性雨を引き起こしたりする。ところが微生物の中には酸素が無くても大丈夫な物もあれば、さまざまな環境に適応しているものがある。
そこで、研究室では農業廃棄物の処理のために20年前から利用できる菌の採取にかかった。1年がかりで採取して酵素分析や遺伝子分析等の研究をしている。
現在は乳酸菌等を使った抗酸化作用の機能性食品の研究や都市ゴミの中の油を分解する菌の研究、微生物の還元作用を利用したダイオキシン等の分解などの研究を行っている。
02/7/25
昨日のJリーグ磐田vs清水戦の後半イライラした清水のサポーターがピッチに投げ込んだ缶が磐田の名波選手に直撃した。こういう人間はサポーターとは認めたくないが、清水オフィシャルが10月までの試合を出入り禁止にしたらしい。
ちょっと気になったのは清水側の選手のほとんどが間に入らずにボーっとしていた事。試合自体も何を考えているのか分らないような所が多かったから、サポーターもイライラする訳だが、サポーターをなだめに入るなり、名波選手に気を使うなり、続きをスムーズに始めるための気配りが欲しかった。
ただし、テレビを見ていての感想で、実際はやるべき事はやったよと言うのなら嬉しいのだが。
02/7/22
梅雨も明けそろそろ学校は夏休みに入った。はずだが…、小学生までが補修のために学校。先生方も学校での勤務を原則とする所もあるらしい。
しかし、とてもおかしい事ではないだろうか。纏った時間を学校から離れて違う価値観の中に身を置く事で得るものを大切にするための長期休暇ではないのか。児童書のかなりがこれをテーマにしている事からも、子供達の成長に欠かせないものであるはずである。
こちらでは十数年前、夏休みといえば、2学期の水泳大会と陸上競技会の練習、部活やスポーツ少年団等で、小中学生も指導に当たる先生方も学校に縛り付けられていた。家族で旅行も出来ないという反省から、学校行事の無い期間が作られたのだが、はたしてどうなるだろうか。
02/7/21
大相撲の名古屋場所の千秋楽だった。武蔵丸は途中で体調を崩したのか、終盤は生彩がないまま終わり、優勝は千代大海。その武蔵丸に初めて当たって勝った霜鳥が敢闘賞をもらった。最近人気上昇中の高見盛が技能賞。今場所の危機を救って快進撃を続けた朝青龍と、千代大海に唯一土をつけた土佐の海が殊勲賞。
そして、十両優勝は潮丸。静岡のお相撲さんが十両優勝したのは60年ぶりだそうだ。
02/7/19
大相撲が危機だ。お客さんが入らないからではない。怪我人が多すぎる。
格闘技なのだから怪我は昔からつきものだった筈だ。しかし、時に運の悪い大怪我もあっただろうが、こう次々と骨折やら靭帯損傷やらが出るのはどういう訳だろうか。痛み止め・テーピング技術などの発達が小さな不具合を見逃して大事に至っている気がしてならない。
また、最近は子供時代に外を駆け回ったり子供同士でじゃれあったりせずにすましてしまって、防御姿勢が覚えられないまま過ぎてしまう事も多い。今のお相撲さん、スポーツマンではあるが基本の受身をどれだけ心得ているだろうか。体重が重い分だけ敏捷さがより必要なはずだが、何かもたついて見えるのは私だけだろうか。
防具を使わない格闘技として、自分の筋肉と脂肪を防具として備えなければならない。ただ体格がよければ良いのではなく、キッチリと鍛えた身体を披露して欲しいものだ。それでこそ攻防のある面白い相撲を取る条件のはずである。
面白ければ、ヒーローは代替わりをしてもお客さんにも喜ばれるはずだと思う。
02/7/16
厚労省は外国で広く認可されている食品添加物を慌しく認可する方向に動いているそうだ。これだけ物流が国際的になったのだから、一国だけが基準が違うというのは確かにまずいが…、180度の方向転換である。厚労省は国民の健康が守られるのかデーターを揃える責任がある。
役所も含めてリストラの嵐はまだ続いているが、採算部門は民間に、採算は取れなくても国民のために必要不可欠な仕事は税金を使って役所でと、仕事を住み分けるべきである。そうなれば薬品・食品等の安全試験は国の仕事となるはずなのだが。
食品添加物だけでなく、米のカドミウム・水の環境ホルモン・さまざまな抗菌グッズ・住居に塗布したり敷き詰めたりして使う殺虫剤等、我々の周りには必ずしも安全でない物がたくさんある。それらとどう付き合うのか、我々一人一人も考えなくてはならないと思う。
02/7/15
長野県の田中康夫知事が失職した。議会の不信任決議に対して、自ら辞めるか、議会を解散するかなどで県民の真を問う訳だが、辞表を出さず議会の解散もせずに時間切れにして再度立候補する道を選んだようだ。
議会側は共産党が「知事不信任に我々は反対した」と知事候補を立てない場合もあるとしているが、肝心の不信任をした議会各派が候補者を出せずにいる。「あんたじゃだめだから私がやる」というのなら不信任も良いが、それだけのものが無いのならば、大金を掛けて途中で選挙をする必要が有るのだろうか。
対立の象徴のダム建設是非論の行方も含めて、他県の事なので見ているだけだが、岡目八目、しっかりと見学させてもらおうと思う。
もっと詳しい情報をチェックしたい方はこちらから。K嬢の秘密の小部屋 http://goo.gaiax.com/home/lady-k
02/7/14
米のカドミウムの残留量が問題になっている。
イタイイタイ病の元凶である。遠い昔、多分高校の社会科の授業で1度調べた事があるが、肝心な事はすっかり頭から抜け出してしまった。
ただ、この土壌カドミウムを除去するのにセイタカアワダチソウが役に立つというのを覚えている。この植物を生やすと根からカドミウムをよく吸い上げてくれる。しかし、このカドミウムをたっぷりと吸った植物体をどう処理するのかでつまずいていたような記憶があるのだが…。その後科学は進歩したのだろうか。
02/7/13
身の回りの香について考えてみたい。
基本的に私は迷惑をしている。たとえば洗剤。洗濯をするのに、洗剤の香料、仕上げ剤の香料、ついでに漂白剤や洗最近は柔軟材にまで抗菌剤が入っていて、その匂いまで加わってくる事もある。1つならば少しは我慢も出来るが、混ざってしまうとはっきり言って迷惑な臭いになる。
さらに、花の香りなどは、小さな女の子や若い女性には良いかもしれないが、こちらはじいさん&ばあさん、おじさん&おばさんでミスマッチも甚だしい。だから一人一人に香料を合わせて欲しいというものではない。洗濯は個人別ではなく汚れ別に仕分けをするのがせいぜいで、まとめて一度に洗う物なのだから。
香料が欲しい人は洗濯物を仕舞う段にふさわしい物を加えれば良い。その香を効果的にするのに一番親切なのは無香料である事になる。
化粧品などについてもそれは言える。欲しい物にみな香料がついていたら、香は喧嘩をしてただ臭いだけになってしまう。自分の気に入った香を使うためには他は無香料でなければならない。
02/7/11
復活ーー!
中国野菜の残留農薬が危険のようだ。問題点は2つ。
1つは日本人が、極端なきれい好きである事。生き物である野菜は当然形も違えば、他の生物に食べられる事もある。しかし、日本人は工業製品のような均一の物を望む。安全よりも見た目を優先すれば、生産者はそれにこたえる。
もう1つは、わざわざ中国で日本向け専用の野菜を作っている事である。自分達が食べない物については味も分らないし、健康や安全に関しても無頓着になる。
結論として、これは日本側の流通業者の要求を満たした製品である。消費者が望んでいる物は何か、我々は声を大にして伝えていかなければならない。すなわち、美味しくて、安全な季節の旬の野菜。わざわざ遠方から取り寄せるよりも、作り手も食べても一緒に「美味しいね!」と言えるものこそ、今私達が求めている野菜である。
02/7/9
石寒太のしりとり俳句塾の酔うの決定句にとって頂いた。
心の穴ポッカリとあき酔うてをり DORA
投句の『酔いてなお心の穴のポッカリと DORA』を塾長にだいぶ添削していただいたが、ジライヤを連れて帰ってきた時の感覚が甦る。
俳句といえば季語だが、地名・恋・生死や神仏に関する句は無季でも良いそうで、季を超えた挨拶としての句になるそうだ。ジライヤを失った事で一つ勉強し、また多くの人情を知った。猫1匹といえど、立派な葬式をしてもらったようだ。
さらにお付き合いのある各ホームページでもそれぞれの慰めの言葉をたくさん頂いた。
皆様、本当にありがとうございました。
ジライヤ、猫らしい猫、良い奴でした。心の片隅に覚えていてやって下さい。
02/7/8
サッカーのW杯日本代表に小泉総理が感謝状を送ったそうだ。総理は相変わらず「感動」を伝えているが、私は別の観点から見てみたい。
それは彼らの髪。色といい形といい華やかだった祭り衣装は終って、みんな次の戦いに備えていたようだ。
私はあのW杯の姿を戦国武将の旗指物と見た。「我ここにあり!」それを強烈にアピールする事によって、より強いチームにより高く売り込むチャンスこそが、選手達にとってのW杯のもう1つの戦い。
ただし、「あの技の切れる」が先で「珍しい格好」は今も昔も後。中断したJリーグの試合も始まる。選手達のそれぞれの成長を楽しみに4年後まで追っていきたい。
02/7/7
本日は七夕。残念ながら星は見えそうも無いが。
石寒太のしりとり俳句塾の皆さんからたくさんの句を頂いた。皆様ありがとうございます。
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02/7/6
ジライヤが死んでしまった。俳句塾への投稿をこのまま報告として残しておく。
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02/7/5
2〜3日あまり調子がよくなくて猫と一緒に縁側でゴロゴロしていた。その頭の上にみゆが、本箱の上に積んである『おいしんぼ』というマンガを降らせてくれた。TANUKI愛読書(ほとんど全部揃っている)なのだが、無茶苦茶に落ちてきた物を拾い読みしてみた。
それぞれの土地のもの、手をかけた食材を大切にしようよ、という趣旨は繋がっているし共鳴する。
食品の不祥事が起こる一方で、食物をおもちゃにするようなグルメ番組や大食い競争もマスコミの好む所となっている。植物や動物の生命を食物として頂いて我々は生きている。またそうせざるをえない。もっと真面目に食べるという事を考えていかなければならないと思う。
02/7/2
今日のNHKのクローズアップ現代で、スローフードをテーマにしていた。
スローフードとはファストフードに対する手間隙をかけた食事ということだが、いくつかの点で危機に陥っている。まず、食材の作り手が減っている。次に地の野菜が大量生産の品種に駆逐されている。さらに食材を食べる文化が途切れている。などである。
その土地の食材をその季節ごとに食べる、あるいは行事とあわせたハレの食等、土地に根付いた文化の伝承が私達の健康を守っていた部分は大きいと思う。幸い出かけて行くには、日本も地球も狭くなった。その土地その土地の美味しい物を食べに良く意気込みのある人が多いほど、守る事のできる部分があるかもしれない。
1980年代に農文協から『聞き書 ○○県の食事』という本が47都道府県分、出版されている。各地の昭和初期頃の季節ごとの食事や食材、食品加工について、当時の主婦達(取材時のおばあさん達)から聞き書きをしてまとめたものだ。図書館等にはあると思うので、故郷のあるいは住んでいる土地の部分を、ちょっと読んでみることをお勧めしたい。
02/7/1
サッカーのW杯もブラジルの優勝、ドイツの準優勝で終ってしまった。
見るスポーツ大好きな私にとってワクワクドキドキの1月だった。まだ総集編は華やかだし、色々な人が色々な場で感想を述べている。人によって見方はそれぞれで良いと思うのだが、私なりに思った事をいくつか書きたい。
まず、日本の伝統文化としての他所の文化の丸のみが健在だった事をあげたい。ヨーロッパや南米の人達が日本人の他所のチームに対する熱狂的応援にビックリしたようだが、これぞ日本のお家芸、縄文の昔から舶来のものが大好きなのである。外来語どころか神様まで和風にアレンジしてきた国である。我々が各国のチームカラーに熱狂したのは地の文化である。
そしてチーム(国)の象徴である君が代、日の丸もしっかり受け継がれている事もあげたい。国をあげて何十年も騒いだわりに違う国民歌も旗も出て来ない。やはり日の丸。応援歌にはなりにくい君が代だが、一生懸命に歌った若い世代も多いのではないだろうか。
結局これが日本、良いじゃない!