ちょっとした感想   

13/2/19

   オリンピックからレスリングが無くなるかもしれないとワイドショーで大騒ぎをしていた。古代オリンピック以来の種目が無くなるのは何だかなぁとは思うのだが、どの種目が入ってどの種目が無くなっても興味のないものについてはあまり気が付かないかもしれないなぁというのが私の実感に近い。何しろオリンピックの期間中の短い間に放送によるつまみ食い的に良いシーンだけを見ているようなものだからだ。
   現在28の種目がオリンピックで行われているそうで、27までが確定して残り1枠をいくつかの競技が争っているらしい。しかし、その選定基準もどこにあるのかよく分からない。
   お祭りなのだからどうでも良いとなればそれまでだが、せめて陸上・水泳・球技・格闘技・ヨットやカヌーなど舟を使うもの・馬術・氷上・雪上など大まかな種類別に分けて、その中の必ずあるべき競技、開催地のお国柄などで選ばれる競技と2つに分けて考えるなどもっとやりようはある気がする。
   しかし、スキーやスケートなどウインタースポーツにしろサッカーにしろオリンピックよりはそれぞれの競技単独のW杯の方がよほど大きな世界のイベントになっている今、オリンピックの意義から見直しても良いのではないかとも思う。

13/2/17

   自治会の役員研修のバス旅行。昨年は民児委員のほとんど皆に振られたのだが今年はほぼ皆出席。女性部や保健委員の方も見えていたので女の人も多かった。
   今回の主な目的地は三島市にある県総合健康センター。そのために普段なら朝から酒盛りが始まる車中もお昼まで禁酒。ガイドさんが盛り上げてくれて第2東名から富士山を愛でながらの車中となった。
   総合健康センターではまず担当の方から健康長寿についてのお話、そのためには身体が動く事、特に足が大事という事で、身体の奥深くで背骨を支えている大腰筋を動かすウォーキングについての話があった。そのためには手足の同じ側を出すなんば歩きで腰を回しながら大股で動くのが良いそうだ。食事のバランスを取り、無理のない程度で1度に10分も歩けば脂肪は燃えるとの事だった。(激しすぎる運動はかえって脂肪は燃えないそうで注意が必要)
   百聞は一見に如かずと健康筋力づくり研究室へ移動。準備運動の後、自転車型のものと空中を歩く形のものの2種類のマシンを皆で体験。理屈は分かるのだが上手く体に力が入らない。頭の理解に手足が付いて行かなかった。他にもウォーキングマシンや櫓をこぐマシンなどもあり、みんなで楽しませてもらった。最後にスクワットの正しい姿勢を教えてもらった。正しく負荷をかければ2回で十分効くそうだ。
   終わって、インストラクターの方が明日も筋肉痛はないはずですが、いらない所に力の入っていた人は起こるかもしれません…、と怖い事を言っていた。
   お昼は大仁の元の伊豆洋らんパークの食堂で現在はイズワールドみんなのハワイアンズとなっているらしい。和洋中取り揃えてあるバイキングレストランで地ビールはここで作られているらしい。午前中動いたので時間一杯食事。スペースが広すぎる事もあって食べ物をとって来るのに時間が掛る事もあって他は見る時間がなかった。
   食後は函南町のかんなみ仏の里美術館へ。昨年春に小学校の跡地に保存のための美術館としてオープンしたそうだ。こちらでは仏像が展示されている空間と解説の空間が分けられていて、解説の方ではボランティアガイドさんが色々と説明をしてくれた。干支を頭に付けた十二神将の像があったのだが、子の像がどう見てもルナに見えて笑えた。
   最後は三島大社。梅がそろそろ見ごろになっていたが、桜の木がたくさんあって1本早咲きのたぶん桜が咲いていたが、桜の花の頃は見事だろうなという思いのほうが強かった。お参りをして帰り道の途中で名物だという福太郎餅をおみやげに買った。
   日がずいぶん伸びたがもう4時過ぎ、第2東名から清水JCTを通って東名に出る道では夜景がきれいだった。予定に30分オーバーで6時過ぎに到着した。

13/2/11

   PC遠隔操作事件?の容疑者が逮捕された。証拠品を猫の首輪に仕込んで捜査陣を挑発していたようで、そのネコが見つかり防犯カメラのチェックから容疑者が割り出したそうだ。
   しかし、乗っ取られたパソコンを踏み台に使われた人達もその程度で容疑者にされ報道で大騒ぎになったわけで、今回の件も猫の首輪を付けたのはこの人かもしれないが、事件の全貌のどこまでと関わるのかは実は分かっていないのではないだろうか。ネット世界では一人二役もあれば何人かで一役もありうる。
   普通にパソコンをおもちゃに使っている身としては気にかかるが、全人類にとってまだまだ使い始めた技術で社会のルールとどう関連付けて利用者を守っていくかも発達途中のものであり、みんなで考えて行かなければならないものなのだろうと思う。

13/2/5

   昨日、外水道の栓を付けてもらったら家の中の水の出が妙に細くなって午前中に水道屋さんにも連絡を取って大騒ぎ。しかし、水道屋さんが来る前に普通に出るようになった。
   来てもらった水道屋さんによると、家を建ててからだいぶ経つので、工事のために1度水を止めた事で錆が詰まってしまったのではないかという事だった。それがあちらこちらで水を使っているうちに流れたのではないかとの事だった。要するに水道管の脳こうそく?のようなものだったらしい。
   一応全部の水をチェックしてくれて大丈夫でしょうとの事だった。作業らしい作業はなかったので「出張費はいいですよ」と言いつつ「また何かありましたら」と名刺を置いていった。

13/2/4

   今シーズンはほとんど試合を見なかったが、今日はNFLの最後の試合スーパーボール。今年はAFCがレイブンズ、NFCがフォーティナイナーズ。今年の話題はこの両チームのヘッドコーチが兄弟だという事のようだ。レイブンズはここ数年割合と良い成績できているチーム、フォーティナイナーズは老舗チームで日本にファンも多いが私の中にはあまり調子の良かった記憶はない。(私はBSが見れるようになったここ20年位の間に虜になったので)
   前半はレイブンズがぶっちぎったのだが、第3コーター途中で何の関係か会場が停電になりそこから試合の流れが変わってフォティナイナーズが追い上げを開始。最後は3点差で兄・ジョン・ハーポーHC率いるレイブンスが優勝を果たした。
   昨日の別府大分マラソンの優勝争いも面白かったが、今日の試合も面白かった。スポーツは好敵手が居る事で面白い試合になる。

13/2/1

   昨日の『牧太郎の2代目・日本魁新聞社』のブログを読んでいてちょっと違和感を感じた。柔道は『「暴力的な戦法」で、勝ち負けを決める、日本特有の武道』であり闘争心を高めるための叩く・蹴るもありではないかという趣旨で読んだのだが…。
   現在のスポーツと呼ばれているもののほとんどは古来の戦闘技術から発達したものが多いのではないだろうか。だからこそルールが重んじられる。それこそ熱中のあまり相手を殺してしまってはともに楽しむスポーツにならないからだろう。また、特に格闘技系の種目では選手の身体自体が武器であると言っても良い。だからそ大相撲の朝青竜が一般人に対して暴力行為に出た時に大問題になったのではなかったのか。
   さて、今回の女子柔道の問題は監督が辞任をして収まるようだが、オリンピックの選手といえども古代ローマの奴隷剣闘士ではない。ましてや小中高校生世代の子供達のスポーツ指導はすべてがプロを目指しているわけでもない。その競技が好きで自ら楽しむ・プロのゲームをより楽しむ下地としてのスポーツだし、人間として仲間とともに育っていく環境の一部でもある。
   スポーツを指導する行為は監督やコーチのためでも観客をうならせるためでもなく、自らが楽しむため、より楽しめるためのものでなければおかしい。その中で人々の共感や感動をよぶのは選手がルールの中でひたむきに一生懸命頑張る躍動感・高揚感というオマケではないだろうか。

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