13/4/28
先日何となくテレビを見ていたら育児休暇を3年に引き延ばすと言っていた。選択肢として悪いとは思わないが、今の1年半すら公務員や大企業などでしかなかなか取れない中でどれだけの実現性があるのだろうかと思う。
少子化対策というのならば大ボケの話で、上の子が2歳を超えたら、あまり年の離れない内にそろそろ次の子を考えようかという頃になるのではないだろうか。まさか2人分6年間の育児休暇は実現しないだろう。
本来、自分の生活のために仕事をして生活費を得るのであって子育ても含めた家庭生活と仕事の両立は男女ともに必要なはずである。家族がそろう時間がないような働き方は子どもが育つ環境ではないし、そうであるならば改善しなくては少子化は止まらない。
現実的な育児時間確保のためには出産後の半年から1年は体調の回復(生理的に母乳育児は体調の回復に効果があるらしい)や子育てに慣れるためにも母親が育児休暇を取る、その後、最低半年は義務化して父親に育児休暇を取らせ母親は職場復帰の準備期間に充てる、さらに小学校終了まで両親どちらにも育児のための時間休を保証する。これは病気看護だけでなくPTA活動や子どもの学校外活動などにも活用できるようにしたい。それも非正規雇用やアルバイト・パートで働く人達にまで子育て中の権利として保障をしてほしいものだ。
また、保育を学ぶ学生はそれほど減っていないはずだが職業として長く続ける人は少ない。その1つに給料の安さがあると思われる。求人・求職のミスマッチを無くすというのならば、これから需要が見込まれる職種にきちんとそれに見合った給料を払い人員をそろえる努力が行政に求められるのではないだろうか。ちなみに当市の私立病院には職員用の保育室が小規模ながら病院の近くにある。このような企業努力も求められているのではないだろうか。
そして、次の時代に良い人材を集める事が出来るのは社員が家族で過ごす時間を保証する職場ではないだろうか。
13/4/25
イカ釣り漁船が燃料値上げで操業できないとストライキを行った。物流は世界規模になっているので彼らが操業しない事がどれだけ流通や消費に影響するか分からない。
しかし、燃料・電気・浮・船体など石油製品に頼った沿岸漁業が無くなったら、それは日本の沿岸に対する注意深い観察の目が無くなることを意味する。
産業としての損得の前に、国土という我々の生活全体の基盤に対する注意力がどんどんなくなっている事がとても心配だ。
13/4/19
しばらくぶりに美容院へ行ったらしばらく前におじいさんが亡くなられたそうだ。
すでに1世紀近く生きておられた方(関東大震災は7歳、上野の山に逃げたそうだ)で、「お葬式の段取りまでしていった」と奥さんが言っていた。
曰く、自宅で死にたいというので最期は自宅で過ごし、通夜は家から出せというのでその通りにし(邪魔なものをとにかく片付けて皆でアレルギーを起こした)、葬式の弁当に助六寿司はダメだというので幕の内弁当を頼み、墓石のデザインまで考えていったそうだ。
ずいぶん各地を移動しているので書類をそろえるのが大変だけど、それで初めて知ったことも出てきたそうだ。
13/4/18
ホームページの更新を済ませてアップをしようとしたら出来なかった。自分のホームページを見に行ったけどこちらも開かない。大家さんサイトの自分のページにもログインできない。しかし、大本のサイトミックスのページは開いたので障害情報を見に行ったのだが、そちらには何も出ていなかった。
そこでふと目にしたのがこのサイトミックスの現在の会員数が118.779名だそうだ。ところで我が焼津市の人口が144,543人。本物の町と違って赤ちゃんや小さい子供はいないだろうから、ほぼ同じ人数が1つのベースに立っているわけだ。
1つの会社のサイトが1つの市と同じくらいの人口を持っているというのはちょっとした驚きだった。
13/4/14
本日は焼津みなとマラソン。マラソンブームとはいえ、参加者は小学生の3.2kmからハーフマラソンまで1万人を超えたそうだ。ハーフマラソンでは箱根駅伝級の大学生の選手と走るという魅力もあるが、学生さん達にとってはペアマラソン(2人の合計タイムで争う)というチームプレーも魅力のようだ。
今年も先頭争いをする大学生達やそれに食いつく社会人、走るのを楽しむ一般ランナーやコスプレ(20km以上を走るのですが…)の人、参加する事に意義ありのマイペースの走りの人まで多くのランナーが楽しんでいた。
たまたまランネットのカメラマンさんの側で見ていたのだが、それをしっかり意識してポーズをとっていく人がたまに居るのには驚いた。これも1つの楽しみ方なのだろうなと思った。
何時も見る場所は行きはまとまって一気にランナーが流れていくが帰りには先頭集団はばらけ、真ん中に大きなお団子ができるのだが、今日は先頭争いがまだまだ続き、その後はかなりパラパラとランナーが流れていた。
今年の大学ペアマラソンの優勝は明治大学、農大は4位だったそうだ。コーチーに言わせるともう少しできたはずだとの事だが、懇親会の最後にOB達に「箱根に出たではなく活躍をすれば良い」とハッパ(プレッシャーか)をかけられていた。
13/4/9
ニュース報道で消費税値上げが規定のコースとして取り上げられている。
しかし、その試算が年収500万前後、夫婦と子供2人家庭、はたしてこのような家庭が国民の平均的なモデルになっているのだろうか。
この位の収入があれば、他の物価上昇も含めて3%の消費税値上げも何とかやりくりできるらしい。しかし、本当に心配をしなければならないのは年収200万前後で片親と子供2人、あるいは超高齢者と早期退職などで無年金の世帯(高齢者の国民年金と貯蓄でやりくりをする)など、円安(ガソリン・燃料・食糧とも値上がりする)・物価高(大手企業は賃上げができるようで政策としてそのムードに引っ張られれば)・消費税値上げをもろにかぶる所に居る人々ではないだろうか。その中から生活ができなくなって生活保護を必要とするのはどの位の世帯になるのか、マスコミには力を入れて調査報道をしてほしい。
13/4/1
一心に何見るネコや4月バカ DORA