ちょっとした感想   

13/9/25

   JR北海道がしばらく前から事故続きだ。ついに国土交通省の査察も入った。
   しかし、起こるべくして起きた事故のような気がする。そもそも広い北海道を網羅し、利便性を考えた運行をするとして元はとれるのだろうか。北海道は何度か訪れているが、ほとんどが農村地帯で広々とした土地が広がる。人より牛・馬・野生のシカなどの方が多いのではないかという所もたくさんある。
   本来利益を上げる会社としては料金から経費を引いて利益が上がらなければ成り立たない。
   しかも、鉄道というものはつながってなければあまり役に立たない。そのためには乗客の少ない地域の線路もきちんとメンテナンスし、乗客は少なくても、乗り降りの利便性を考えれば、ある程度の距離ごとに駅を作ることも考えなければならない。当然従業員が必要でその人件費も確保しなければならない。電気のように先に必要経費を積み上げて料金を設定したら、とんでもない乗車料金になるのではないだろうか。
   全国を網羅していた国鉄時代には、利用者の多い首都圏や阪神・名古屋圏などの黒字路線で赤字の部分を補てんし、全国一律のサービスが成り立っていたはずだ。そのおかげで、過疎地で車がなくても通学・通勤・通院・買い物などの生活が成り立ったが、細切れにした上に赤字路線を切り捨ててしまえば多くの過疎地は生活の利便性を失いますます過疎化をしていく。狭い国土利用の方法としては下策としか言えない。

13/9/22

   夜、自治会の運動会後の組内の懇親会があった。だいぶメンバーが若返って、去年の組長さん、今年の組長さん、来年の組長さんがみな若いのだが、それぞれに盛り上げてくれた。
   また、生まれたての赤ちゃんはじめ2才・3才と小さな子供達が3人居たのでそれはそれで賑やかだった。

13/9/20

   秋の彼岸の入り、3連休に遠出はごめんと八王子まで墓参りに行った。
   9時半頃に焼津を出発、道路は混んでいないので楽勝と思ったのだが、富士川あたりで工事渋滞、3車線から1車線に絞るためにしっかりと止められた。その他にもあちらこちらで道路工事、もう1月もすれば東名高速の集中工事が始まるのに何なのだと思いながらイライラ。それでも他は停まるほどの事もなく流れ、御殿場ICからR138。季節がらススキの穂波がきれい。外気温は車の冷房設定温度の26℃を切っていた。
   いつも通り中央高速の谷村PAでお昼。なんだか疲れてしまいカツカレー+コロッケを買ってしまった。ご飯は少し残したがほぼ完食。山襞に抱えられるような稔り田を見ながら進む。
   1時過ぎに霊園着。彼岸の入りと言っても平日なのでお中日ほどの混雑はない。当然ながら家のお墓には1番乗り。割合きれいだったのでザッと掃除をしてお参り。山1つ超えた大叔父のお墓にもご挨拶。台風湿りの後のせいかあちらこちらでキノコを見た。風で叩き落とされたらしいドングリの青い実もいくつか拾ってきた。
     
   1時間ほどで帰り道。帰りもまた大月JCTの手前で工事渋滞にはまった…。
   疲れたので河口湖で降りて朝霧高原周りで富士ICに向かう。R139もまたあちらこちらで工事中だったが…。
   朝霧高原の道の駅で一休み。秋空にまだ雪のない富士山がドンとそびえていた。
   道の駅の裏手に朝霧フードパークができていた。昨年の春にできたそうで食に携わる6社がコラボレートした「食の工房団地」との事だったがそれぞれに工場見学をしながら買い物や体験ができるようになっているらしい。迷わず朝霧乳業へ。ガラス張りに工場内が見えるようになっているが夕方のせいか仕事はしていなかった。それでも試飲の牛乳を1口頂き、ここのお勧めのソフトクリームを食べた。ホッとしている所に見知った顔が…。休みを利用してツーリング中の鍼の先生と遭遇。お店の人によるとよく立ち寄って牛乳を1本飲んで行くそうだ。その方が「どこか別の所でお会いしているような…」から話が弾んで、先生がされている和田式痩身方のクラスに通った事があるようで、先生とも懐かしがって話をしていた。
   一息入れた後はせっせと道を下って、手前で新東名の新富士ICがあったのでそこから入って藤枝へ出るコースを取って帰って来た。

13/9/9

   静岡県の川勝平太知事が、学力テストの小学6年生の成績が最下位だった事に怒っているようだ。子どものせいではなく教師の教え方の問題だから学校名を公表しようと言っている。
   もともと私は東京生まれの東京育ちだが、静岡県人はノンビリしているし正直で素直な人が多い。今回のテストも問題の最後まで出来きらない子どもが多かったようだが、素直に初めの問題から順に解いていったのだろう。
   もう1つ気になるのが「本読み」(主に国語の教科書を読む)と「読書」が別のものとして考えられているのではないかという事だ。文章を読んでそれをとらえる事と考えれば何を読んでも同じはずだが、本読みが「声を出して読む」事に特化し過ぎているのではないだろうか。もう1つの読書の方も好きな子はそれこそたくさん読んでいるが、低学年ではかなりメジャーなものでも親子で知らないという事も多い。
   文章からイメージをつくる事、逆にダイジェストする事(極端にいえば数式化する)はコミュニケーションを取る上で大切な力だと思う。学習の基本だからこそ学者知事が気をもむ事も確かに分かる。しかしそれならば、子ども達が文章を咀嚼し自分のイメージにするだけの時間を持たせるようにゆとりのある時間配分をするべきで、後から自分で調べれば分かるような些末の事まで詰め込むような時間割を作るべきではないし、外国語の前にきちんと国語を教える時間を取るべきなのではないだろうか。

13/9/7

   本日、サッカー天皇杯2回戦の清水エスパルスvs藤枝MYFCがあった。そう、県内の対戦。会場も清水にあるエスパルスのホームグランドだったはずだ。
   ところがテレビ放送がない!いわゆる静岡ローカル局がNHKを含めて5局もある。ほとんどが他所で作られた再放送物で今日でなくても良いようなものを放送しているのに不本意だ。
   静岡県、特に中部地区のサッカー熱は半端ではない。しかし、誰もがスタジアムに駆けつける事ができるわけでもない。病気療養中の人もあれば、赤ちゃんやお年寄りや病人の世話をしなければならない、家で商売をしているなど、気になる情報を手軽にもらえればうれしいが、そのために特別の何かが欲しいというほどでもないという人達は地上波で放送があれば見ようかと思うだろう。
   放送に載らないという事は選手の活躍どころか名前と顔を覚えてもらえない、ひいてはサッカーそのものの興味が薄れるという方向に進むのではないだろうか。
   もともと江戸時代の相撲も歌舞伎も今の点けっぱなしのテレビのような扱いだった。わざわざ見に行くのだが接待のためだったり、食事がメインだったり見に行った仲間内で盛り上がって、良いところだけをしっかり見て楽しんだもののようだ。
   実は数年前までプロ野球もよく見ていた。最近はテレビでの放送そのものが少なくなり、目が悪くなってパソコンとテレビの両方を見るのも面倒になって、ファンだった阪神の情報にさえ疎くなった。サッカーもそれに続くと思うとちょっと残念な気もする。

13/9/1

   本日は防災訓練の日。早々と朝8時半頃に地震発災の訓練情報。さらに追い打ちをかけるように津波避難についての指示。
   実は家から1次避難地は近い。家3軒後ろのJAの屋上。今回は鍵を開けておいてくれたようで皆で屋上に上ってみた。建物そのものは2階建て+&の高さだが、側の4階建てのマンションとあまり変わらない高さがある。周りがフェンスでなく腰壁になっていて、南側は私の目線より高さがある。ただし、津波が来るなら川から遡上してくるのではないかという北側は少し低くなっている。海側である東南方向は、道路や新幹線の線路が遮蔽になって大丈夫ではないかと、これは東日本大震災後の津波の跡を仙台の街で見ての感想だが、建物は津波に負けずしっかりと建っていたけど人は流された(福島であった)にならない事を祈りたい。
   ここへの避難は2つの町内会のいくつかの組だが、今日の集まりではかなり広さの余裕があった。
   中学への2次避難でそれぞれの組長さんが点呼を取って本日の訓練は終わり。
   自治会の主な役員さんが交代した事や津波を想定して自治会全体での集まりでなかったので、後は訓練終了の放送を残暑の中で待つだけというのはちょっと良いのかなぁと思った。また、前で何か話しているようだったが後ろまで音が届かず、本番だったらもっと全体の混乱を抑えるための手段を考えなければならないだろうと思った。

8月    10月