14/4/29
韓国のカーフェリー沈没事故から2週間が経とうとしている。修学旅行中の高校生等200名以上の死者を出し、多分もっと死者が増えるのだろうと思われる。
船の安全管理という面で実際に船を運航していたクルーだけでなく、船会社、監督官庁さらには救助にいたるまでミスの連続だった事が被害を大きくしたのだけは断言しても良いだろう。
乗組員が乗客を置いてさっさと逃げ出したのも信じられないが、徴兵制のある韓国では大人は当然危機管理(戦争は究極の危機管理だと思うが)の訓練は出来ているはずなのに、若い子ども達が大量に乗っている船が危険にさらされている中で、引率の教師をはじめ誰も「待避せよ」と彼らに指示をしなかった事が信じられない。完全に沈没するまでの2時間近くの時間に何もできなかったのか。
韓国の人達は感情をストレートに表すが、危機の中で自分達皆の力で何とかしようというという発想は出て来ないのだろうか。
14/4/28
小保方さんのSTAP細胞論文以来、画像の扱いの疑義で科学界が大騒ぎをしている。
思うに画像をなるべく解りやすく見せようという苦心は過去からずっと続いていたのだろう。うっかりだったか故意だったかは分からないが、その点を突かれて小保方さんが糾弾された事に反発を覚えたり、他にもあるのではないかと有名どころの研究論文をチェックしたりした人がたくさんいたということだろう。
この問題が、論文本体が理解できなくても画像処理という別の面の技術を持った人たちにも参加の出来るものになってしまったのが、騒ぎを外に広げていっているように思う。
程々にしておかなければ日本の科学技術の研究者全体の資質は大丈夫かという事になりそうだが、新しい伸びる芽をきちんと指導をして伸ばすのではなく、潰すべく突きまわしているように思われる理研の体質がどうなのかという見られ方をした事による部分もあるような気がする。
14/4/22
前回の『俳句でおしゃべり』のお題にマカロンが出て以来、マカロンづいている。実はしばらく前からデパートなどで華やかな色があふれ出すように並んでいるのを見て流行っているんだなとは思っていたが、どちらかというと和菓子好きなので買って食べてみようかという気にはならなかった。和菓子も色とりどりではあるが、マカロンの色は食品としてはいささか彩度が高過ぎてインパクトが強すぎた。
お題となればなんとか俳句にしたいものだが、あの華やかな色以外の印象がない。さて困ったと思っていたら、遊びに来たTOPPOさんが「見つけた」とおみやげに持って来てくれた。(1)和菓子屋さんのものなので軽いクッキーのような感じでフィリングもどちらかというと餡風。
その後、静岡に用事ができたついでにデパートに寄って売り場で見たのは記憶にある華やかな色どりのものだった。(2)これもせっかくなのでお味見にいくつか買ってみた。こちらは正統派のパリッとした洋風最中皮にジャムフィリング。皮にも何か入れてあるものもあって、香がわりと強かった。思いは同じだったらしく、TOPPOさんも「別のを買ってみた」と写真を送ってくれた。ピンクのが悶絶するほど甘かったそうだが、それぞれに香りが良かったそうだ。初めにおみやげで頂いたものは常温保存だったが、これらは要冷蔵。賞味期限の短いのでTOPPOさんには大変だったようだ。
そしてまたまた到来物。マカロンのお題を出したガス灯さんが送って下さった。(4)フランスのメーカーのものだそうで、香は強くないのだが自然の香りが程よく、さすがにお菓子の国のものだなと思った。
桜餅シーズンや柏餅シーズンには1つのお菓子を食べ比べる事もあるが、洋菓子をこれだけ食べ比べる機会はめったにないような気がする。
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14/4/21
東日本大震災から3年余りの時間が立った。当時、民児協に所属していた事もあり、自治会経由・民児協経由・その他の付き合いなどでいくつかの経路でわずかづつだが義捐金を出した。
その1つのつもりで猫つながりで出したのが、田代島の漁業復活と島猫支援のための基金だった。これは義捐金の形ではなく広い意味の通販で、復興を果たしたら牡蠣を送るので、港やカキいかだなどの施設復興資金と島猫(漁業の盛んな所に多い地域猫=好天や大漁の守り神的存在として大切にされており、人懐こい事から地域の観光資源にもなっている)の餌代などを予約金として支援してほしいというものだった。牡蠣を買うには「高い」金額だが、復興支援の1口株主的に地域を見守るには妥当な金額だと出したのだが、同じ思いの方は多かったようで、数か月で予定の金額が集まったようだった。
港のかさ上げ整備や道路等の復旧工事、牡蠣むきのための加工場など様々な公共工事が行われる中で、観光用の公衆トイレや漁船の手入れ用の船台などはこの資金から作られ、公衆トイレについては石巻市に寄付されたそうだ。
そして、昨年秋からようやく牡蠣の収穫期を迎えたが、今年はいよいよその牡蠣の予約者への送付が始まった。付いて来たお便りによると予約者への牡蠣の発送も3年計画だそうだが、まずはおめでたい事だ。
牡蠣は地元の漁師さん達の保存法らしい潮煮2袋の冷凍で来た。まるまるぷっくりとした牡蠣を食べるのを楽しみにしている。
ようやく復興は軌道に乗ってきたが、実は正念場はこれから、若い人が仕事を持って住みつき子育てができるところまでぜひ頑張ってほしい。私は猫好きではあるが、実はここの支援を考えたのは、震災前に牡蠣の養殖について次代に技を伝えようと研修生を入れ、彼らがようやく1本立ちしようかというところで津波にご破算にされたという話を聞いたからだった。お互いに初心忘るべからず、これからもにゃんこ共和国の仲間として後方支援を考えていきたい。
14/4/15
入学式シーズンだが、埼玉県の高校の先生が、学校の入学式の日に自分の子どもの高校の入学式に出るために休暇を取った事の是非がニュースになっていた。たまたま1年生の担任という事で、職業人としても大切な日であったのだが、皆さんはどう考えるだろう。
私としてはこんな事がニュースになる間は日本の少子化は解決しないだろうと思う。この先生、きちんと校長と相談をして休暇を取り、担任の子ども達にも理由を伝えるメッセージを残している。さらに学校という職場には1人が何かあった時にはそのフォローをする体制がなければならない。それでなければ仕事としての責任が取れないのだから。
そして、仕事とは自分の人生を充実させるためにある。自分の生活のベースは家庭であり家族であるという人は今でもたくさんいると思う。また人間も生物の1種であれば子孫を残すという子育ては、その最も大切なことではないだろうか。仕事をする事で生活費を得て、自分が作る事の出来ない生活のための食料や道具・サービスを手にする。しかし、仕事は代替がきくが、家族の中の関わりはそういうものではないと思う。
まずは家の子、しかし、組織として職員の家庭状況などは把握できるのだから、事前に入学式や卒業式などの行事が家庭とダブる先生をその学年におかない工夫などしておくべきではなかったのだろうか。
もう1つ加えるならば、少子化を心配するのならば、男性でも女性でも子育て中はきちんと子どもと関われる時間と経済の余裕がある働き方ができるようにするべきで、これは政治の役割だと思う。施設を作り職員がきちんと生活できる給料を払い、さらにその職員も子育て中でも自分の子どもに十分かかわれる働き方ができるようにするのはもちろんだが、やはり、自分の子どもと関わる時間を十分作れる仕事の仕方を社会全体が考えるべきだ。
14/4/13
焼津みなとマラソン、今年は上手く時間が空いたTOPPOさんも昨夜から泊まり込んで朝のみなとマラソンの開会式から付き合ってくれた。私も毎年途中で応援をしているので、スタート・ゴール地点の新港の会場に、しかも開会式から行ったのは初めてだった。
また、今年は農大の全学応援団に来てもらった。これで今年の大学対抗ペアマラソンはもらった!と思ったのだが、選手の1人が体調不良で18位に終わり、残念だった。しかし、かなり調子が悪かったようだが、最後まで完走出来たのは応援団のプレッシャー(後押し)だったのかもしれない。早く体調を回復し、自分の目標に向かって頑張ってほしい。
さて、みなとマラソンの後は例年通り志太常磐松会の懇親会。陸上部がそんな次第で挨拶だけして帰ったのだが、応援団の学生さん達を交えて歓談の輪がそこここに出来た。
、しばらく体調を崩していた先輩が車椅子で来てくれた事(車椅子で入れるか下見に来たと言っておられた)、「しばらくぶりにここで会えてうれしい」とその先輩と同期生の先輩も喜んでくれた事が1番うれしかった。
また毎年みなとマラソンでハーフを走っている同期生が今年も走った後で来てくれたが、還暦記念でロサンゼルスマラソンを走ったと、その記念Tシャツで登場、「オーケストラ部OBとしては次はウィーンマラソンにチャレンジ」とボルテージが上がっていた。
また、5人もOGが集まったのもかなり珍しい事だった。
14/4/9
今日も畳屋さんが入って、ようやく今回のメンテナンス計画も終了した。
14/4/8
今日から畳屋さん。以前は2部屋分を1日でこなしていたが、今回は8畳2間を2日に分ける予定で今日は寝室。今回の工事区間の先にある部屋なのだが、出ました!白アリの道。幸い板の傷みはなかったが幼虫は居た。薬をかけて掃除機をかけてから水ぶきをして風を通しておいたが、どうやらこのカビ臭さ+白アリが私のアレルギー鼻炎の原因物質の1つらしい。昨年末からの床下のシロアリチェックやらシロアリ対策の薬剤散布やらの度に鼻が反応する。危険予知として積極的に考えよう。
14/4/2
NHK俳句で田代島での吟行(と言うより散歩)の番組をやった。
写真では見たが動画で島を見るのは初めて。
猫を期待しての取材だったようだが船が着いた時には「ネコいませんねぇ…」の状況。その内に好奇心の強そうな猫が急ぎ足でやってきた。船着き場の漁師のご夫婦の所は首輪をした飼い猫だけでなくたくさんの猫が魚をもらいに集まっている。ただし飼い猫だけは船に飛び乗る技を会得して1番乗りで魚をもらっているそうだ。他の子たちは船着き場でもらっていた。
さらに島のお店屋さんの前の階段では点々とネコが日向ぼっこをしている。そこのおばさんが特に器に入れるでもなくキャットフードをばらまいて食べさせているらしい。(この島では島猫の餌やりをしてくれる人にキャットフードを預けている)
また猫神社では周りにネコの絵を描いた石がたくさん敷き詰められていた。昔、養蚕が盛んな頃にネズミ除けに猫を飼っていたそうだが、今は大漁の守り神として猫は大切にされているそうだ。
最後は島1番の猫好きだという方のお宅。家のまわりが猫だまりになっていた。この方はNHK俳句のファンだそうで、毎週のNHK俳句のノートを取っておられた。
ここは石巻の沖合の島でまだ雪も残っていたが、猫達は皆ムクムクと太っていて人懐こく、島の皆さんもお元気そうだった。津波の被害の大きかった船着き場付近もきれいになっていたし、順調に津波被害から立ち直りつつあるようで嬉しかった。
北国のねこ丸々とはだれ雪 DORA
14/4/1
川端の柳芽を出す日のまろし DORA