14/7/28
ネットをめぐっていたら地方議員は無給のボランティアで良いのではないか、少なくとも『日本の地方議員は海外に比べ報酬が多すぎる』と大前研一氏が指摘しているという記事があった。『週刊ポスト』の記事らしいが、アメリカやヨーロッパの地方議会では報酬は無しかほんの小額だそうだ。さらに日本の地方議会には法的根拠があいまいだという指摘もしていた。
地方公共団体の予算がひっ迫しているなかで議員歳費や政務調査費は確かに大鉈を振るう必要があるのではないかと思う。私は国会議員も政務活動費も政党助成金もあるのだから歳費などは不要だと思っている。
ただし、『 日本は、アメリカの地方自治を形だけ真似したが、統治機構の実態は江戸時代の中央集権のままである』というのは大間違いで、細かい事は勝手に決めよと町名主・庄屋などの地域の自治組織(入れ札という選挙制で役員を決めていたらしい)に回し徴税以外はかなりいい加減だったらしい江戸幕府の自治制度の方が世界よりも先を進んでいたかもしれないと思っている。
14/7/27
大相撲名古屋場所の千秋楽だった。初めは空席ばかりが目立って、大丈夫か?と思われた名古屋場所だったが、後半はお客さんの数では盛り返したのではないだろうかと思う。
理由はいくつか思いつくが、まず、横綱・大関がとにかくそこそこの白星を挙げた事、ただし白鵬の1人勝ちという訳でもなく、千秋楽まで優勝争いをした事、さらに何人かの伏兵の働きで、相撲そのものが面白かった事などがあげられる。
まず、白鵬が30回目の優勝が出来るかどうか、琴奨菊や高安がギリギリまで優勝争いに加わって日本人関取の優勝があるかと最後まで興味を引き付けた事が大きいだろう。
遠藤はお勉強場所で最終日でようやく勝ちこしたが、大砂嵐は横綱初挑戦で2横綱に、豪風・嘉風の尾車部屋のベテランコンビが長年勝てなかった横綱戦で初金星をものにしたり、とにかく何が起こるか分からないハラハラドキドキを楽しませてもらった。
そして終わってみれば白鵬の30回目の優勝、下馬評にも載らなかった豪栄道が12勝して大関昇進を果たしそうな気配だ。
また、個人的には八百長問題だったか賭博問題だったかのとばっちりでプランクの空いた蒼国来が7勝8敗だったもののブランクを取り戻して動きが良くなったのも嬉しかった。
ついでながら、しばらく前までは各段優勝も日本出身者は県名ではなく「日本」で良いじゃないかと思うほどだったが、今場所は十両の栃ノ心(グルジア出身)以外は日本人だった。彼は怪我で幕内から落ちていた人で自力から言えば順当なのでまた活躍をしてくれるだろう。
1つ心配な事は本場所での大怪我が多い事で、日ごろの稽古不足と体重増加至上主義の結果ではないだろうか。
14/7/24
人間やらなくなると手順を忘れる。今の車からライトがオートマ化し暗くなると勝手に点く設定になっている。つまりウインカーとしては使うがライトを点けるためには触らないまま3月が経った。それが急にトンネルで言う事を聞かなくなった。
R150で焼津から静岡に向かうには新日本坂トンネルがある。かなり長い。それが半分程度まで進んでライトが付いていない事に気が付いた。しかも手が反応しない。暗いので目印は見えないからどっちに回すんだ?のまま…。いささか焦って何とかライトを点けた。が、当然ながらトンネルを抜けても自動でライトは消えない。え…?どうするんだ…。となかなか(心の中が)騒々しい道行きとなった。
帰りは気を付けて動く前に明るい所でライトの位置をしっかりオートにしておいたはずだがやはり点かず、そのまま車屋さんへ。ところが、家のネコ同様外顔は良いようで、テストの結果「大丈夫ですよ」となった。センサーの位置など気にもしていなかったのだが、センサーを覆ってチェックを繰り返したがちゃんと反応した。
心配だったのでトンネルの多いR1で追試。無事に反応をして点滅をしたので、今回はOKという事にした。
14/7/23
中国の食肉加工工場で賞味期限切れや傷んだ肉を混ぜて加工したり、床に落ちた肉をひろって混ぜたりをしていたという事で騒ぎになっている。悪意による農薬混入事件(考えなしに農薬などが残留しているものではなく)などと違って、単価を考えるとありうるかもと思ってしまうところが怖い。
食品だけではないが、そもそも原料費から始まって工場を動かすための経費・人件費・さらにはそこから流通させる経費がかかって消費者の元に品物がやってくる。ケンタッキーのフライドチキンあたりはともかく、マクドナルドのハンバーガーなどは原材料費はいったいいくらかという値段で売られている。設備費はどうにもならないだろうから人件費と原材料費で儲けを出しているのだろうが、サービス券もよく配られているし大丈夫だろうかと不安になる。
少なくとも食品に関しては作る側に「美味しく安全なものを作っている」「家族に食べさせたい」と思うプライドを持ってほしいし、買う側にも安ければ良いではなく、相手の作る物への尊敬を持って買ってほしい。
これは食品だけではなく、仕事とはその行いでお互いに生活をしているという事を考えれば、コストは削減するだけ削減すれば良いものではなく、人がその仕事で暮らしていく事が出来なければ仕事とはならない、つまり人件費をきちんと乗せたコストを出さなければ仕事ではないという事を考えるべきだ。
14/7/20
倉敷市で起こっていた小学5年生の女の子に誘拐事件が6日ぶりに解決、無事に保護された。
とにかく無事で良かったが、犯人の動機が分からない事件は不安が残る。
昨日ネット検索をしていたら、アメリカで小学生の子どもを1人で外で遊ばせ児童虐待に問われたという事件が出ていた。それだけ地域社会が信頼できない状況の所なのだろうが、日本でもじきにそんな事になりかねない。
日本でも学校の統廃合なども行われ子どもの足ではかなりの距離を歩かなければ通学できなかったり、私学通学で距離がある場合など子どもの安全をどう考えるかが大きな課題になっても良いと思う。
14/7/18
ウクライナのロシア国境近く(親ロシア派が押さえている所)で旅客機が爆破炎上した。犯人はともかく撃墜されたと言われている。大がかりな謀略でなければ親ロシア派の武装集団がミサイルを撃ったらしい。「政府軍からミサイルを奪った」とネットで書き込みをしたり、「撃墜したのは旅客機だったようだがどうしよう」とロシアの将校に電話をしたのを傍受され公表されているなど、出てきている証拠はそちらを向いているようだ。
一方イスラエル軍がパレスチナのガザに地上軍を侵攻させた。地上戦で失われる命の大半は子供や老人・病人などその場を素早く動けない人々、人の命が全く関係のない争い事で亡くなっていくのがなんとも辛い。
つい先日まで行われたサッカーのW杯、ボール1つの戦争ともいわれるほど国のメンツをかけての戦いが行われる。審判団がコントロールしていてさえ大けがを負う選手も出てくる。しかし、国と国の戦いもミサイルや戦車でなくボール1つで解決を付けてもらいたいものだ。
14/7/14
昨日・一昨日それぞれに別の海野さんとお会いした。
長野県に海野宿という所があるが、ここが海野氏の本拠だが戦国時代に武田氏に滅ぼされて海野姓の家は残っていないそうだ。そこから南に流れて実は静岡県には海野さんはけっこうたくさんいらっしゃるようだ。
一昨日お会いしたリコーダー奏者の海野さんもそのお1人らしい。。
昨日は農大就職支援センターの海野さんにお会いした。彼女は静岡とは関係ないようだったが、やはり武田氏に滅ぼされた側だそうだが、ルーツをたどると敗れた側の真田氏と武田氏のどちらの血も入っているとの事だった。
14/7/12
前のカメラから使い続けてきたSDカードが振り出しに戻った。今日写したものが途中から番号が狂ってびっくりしたが、つまりそういう事だったようだ。基本的に、撮ってパソコンに取り入れたらクリアをして使い続けている。「結構壊れないものですよ」と言われて、程々の容量のものを使い続けているが、確かにまだ十分使えるようだ。
困るのはそのまま整理番号にしていたものが、急に途中からずれてしまった事で、新たに名前をつけて分類するのも面倒だし、どうしたものかと思っている。
14/7/11
昼間、これを書こうというテーマがいくつか頭をよぎるのだが、パソコンの前に座った頃にはすっかり頭から消え失せている。まあ、その程度の感想だったとも言えるのだが…。
今日のは感想ではなく、今後のこのホームページの改定計画。書いて自分にプレッシャーをかけないと前に進みそうもないので…。
とにかくまずはリンク集の見直し。大分放っておいたのでかなりリンク切れになっているし、オーナーが放ったまま忘れているものもあるようだ。さしあたり、自分が定期的にお邪魔をしている『プライベートリンク』と『農大リンク』の2つに分けて使えるものにしたい。
もう1つは構造の改革。継ぎ足し継ぎ足しした迷路になっているものをもう少しスッキリと収めたい。外部のブログやアルバム・掲示板の使い方も見回りやすいようにするのにどうしたら良いかも考えたい。
本来とっくに終わっているはずだったのだが、結局手つかず、今年の内には何とかしたいものだが…。
14/7/9
先日、あまり腱鞘炎の治りが悪いので、別の整形へ行ってみたのだが…。
診断は全く同じで腱鞘炎。とりあえずとステロイド注射を親指の付け根に打たれて様子を見ましょうとなった。
様子を見だして5日目、症状はほとんど変わらない。ただ、腱鞘炎が起こり始めた3月頃と同じようにカクンと曲がったまま動かなくなることが増えた。最近はあまりなかったので、それだけ突っ張る力が強かったのが緩和されたのかもしれない。
それにしても不自由なのだが、結局、先日美容院の奥さんと話したように相当にひどい肩首の凝りを取らないと治らないのかもしれないが、こちらは40年来の(もっとかも…)懸案なので、そう簡単な解決があるとも思えないのだが。
14/7/1
政府は集団的自衛権の行使を認める憲法解釈の変更を閣議決定した。面倒に引きずり込まれるだけなのに、やめとけば良いのにというのが本音だが…。
私は個別的自衛権までは否定しない。降り掛った火の粉は払わなければならない。しかし、『日本と密接な関係にある国』などは時々刻々と変わっていく。その時のその国と必ずしも利害がすべて一致するわけではない。「憲法上腕力(武力行使)では参加しない」と様子見を決め込んだ方がフリーハンドを得られるという場合も多々あるはずだ。スイスなどは18世紀頃から優秀な兵隊を多く出しているそうだが国としては永世中立をうたっている。その分、国際機関を多く持つなど世界の情報が集まるように努力はしているようだ。
日本の現実は情報収集能力が高いとはとても言えない。その情報をもとに判断を下す事もどうなのかというところがある。そして何よりも日本という国は昔から日本国民を守る気概を持っていない。キリシタン追放、明治期以来の海外移民、沖縄戦での大量の非戦闘員を巻き込んだ地上戦、中国残留孤児、戦後の北朝鮮への帰還事業、北朝鮮による拉致事件、そして最近の子ども達の所在不明やネグレクトによる死亡事件、目の前から消えたものはない事としてしまう日本という国の思考構造が何よりも心配だ。