14/9/29
9/27の昼に御嶽山が噴火をしてから2日経った。晴天の土曜日で紅葉のシーズンという事で山頂付近はかなりの人が居たようだが、危機一髪で助かった人、怪我をされた人、さらには死者・行方不明者も多数出てしまったようだ。
たまたま取材中のプロだけでなく、ほとんどの人がカメラやスマートフォンなどの記録機器を持っている現在、リアルタイムの多くの映像がテレビ画面でも見る事が出来る。一瞬何が起こったか、あるいは珍しいものの記録という事でカメラを向けた人々も次の瞬間には危険を感じて避難を始めている。しかし、火山灰を含んだ噴煙・火山弾などがあっという間に追いついて降り注いだようだ。今回の噴火は水蒸気爆発というもので、マグマの熱で熱せられた水が噴き上がったもののようだが、要するに沸騰したお湯が噴きこぼれ、そのついでに水に混じっていた(あるいはふたをしていた)岩などを噴き上げたものといって良いのだろう。火山灰に囲まれて真っ暗な中で石の当たる音と悲鳴が聞こえてくるのはかなりの恐怖がある。
しかし、阪神大震災以来、各地の火山活動が活発になっているし、火山だらけの日本ではいつ自分の周りで起こるか分からない。
大自然には太刀打ちできないが、なるべく命の安全を守るためには想定外の事は起きると心のどこかで思っている方が良いのかもしれない。その時どう行動できるかは日頃の自分の行動パターンによるしかないので、せめてその時になって後悔しないで済むようにしたいものだ。
14/9/28
大相撲の千秋楽だった。今場所は面白い相撲も多く、国技館のお客さんも多かったようだ。しかし、良かった半面、立役者は横綱の白鵬が千代の富士に並ぶ31回目の優勝をするか、旭天鵬が40歳を超えて勝ち越せるか、幕に上がって来た逸ノ城がどこまで通じるかなどすべてモンゴル人力士だった。日本の国技と言ってられないほど上位の日本人力士の割合が減っているが、それでいいのだろうか。
しかし、確かに試合としては面白かった9月場所だった。
結局、白鵬が優勝を決め、それについて来た逸ノ城が13勝を挙げて殊勲・敢闘の2賞を得た。残念ながら日本人大関は勝ち越しがやっとというのはどうにも情けがない。ついでながら旭天鵬も8勝で勝ち越し。ただ、昭和も初めの頃の先達は40歳1ヶ月、彼は40歳ジャストのようなのでさらに九州場所か初場所で新記録を狙うのではないかと楽しみだ。
逸ノ城については次は皆が研究をしてくるので今回のようにはいかないだろうが、そろそろ遠藤が2場所雌伏をした研究成果を出しても良いはずだ。
14/9/25
静岡のデパートに岩合光昭さんの『ねこ』の写真展を見に行った。デパートのイベント会場も実に久しぶりだったが、まずは猫。
以前、三島の佐野美術館でやった写真展とかなり近いものだったが、田代島の猫達や岩合家の初代ねこ海ちゃんの写真もたくさんあって楽しかった。
今回はそれとは別に、猫の背景に写りこんでいる風景や人物がものすごく良い味を出し、1つの作品として独立させている事に気が付いた。同じような街角、田舎道、海の風景の中で、季節の光があり、風物があり、人とのかかわりがありというのが実に良い。
平日の昼間はあまり人も多くなくゆっくりと楽しめた。
ところでしばらくぶりにデパートを歩いた(エスカレーターできょろきょろしながら)が、お客よりも店員さんの方が多い。ついでに言えば値段を見ずとも心ひかれる物が少ない。昔はデパートでは買わなくてもだいたいこんなものかと商品をチェックしたり、モードをチェックしたりしたものだが、そういう形での提案もなくなっているように思えた。
14/9/24
大相撲9月場所が面白い。
夏まで駆け上がってきて大砂嵐と遠藤はお勉強場所で覇気がないが、新入幕の逸ノ城が張り切っている。モンゴル人だが相撲留学からの大相撲入りで幕下付け出しからまだ5場所、髷も結えていない。今日は大関の稀勢の里戦。大関の方が立ち合いで2度嫌って3度目の立ち合いであっさりとはたき込みが決まって逸ノ城が勝った。
新人の逸ノ城は何をしても勝てば凄いだが、大関としてはキッチリと立ち合いを合わせて壁になってやる、力をはかる相撲を取るべきなのではないだろうか。遠藤の伸び悩みも先輩力士が本場所でキッチリと受け止めていたかが問われるし、大砂嵐は破壊力の強すぎるかちあげを外野からブーイングされて今場所は考えているように見える。
2月に1度の本場所があり、多少の怪我でも出てくるのが相撲稼業だから、次々と大怪我をするようでは興業と言えない。しかし、どんな技が出るか、どれだけ強いのかをワクワクしながら見に行くのがお客だとしたら、それにこたえるためにも自らを鍛え、対戦相手をよく知り、その上で技の出し合いをする面白さが求められる。
たまたま今は新旧交代期で、素で面白いのだが、興業としてはもう少し相撲協会全体として目指すものに向かって相撲を取るお相撲さんも含めて意思統一をした方が良いと思う。
14/9/20
この秋、景気の状況を見て消費税を10%に上げるかどうかを決めるという事になっていた。さてどうなるのだろう。
我が家も昨年の夏から否応なしの部分も含めて大きな買い物は済ませたところだ。特に耐久財は1度買えばしばらく買う事はない。円安そのものの影響にガソリン高(物流を車に頼っているのですでに貧血状態じゃないだろうか)・天候不順も加わって消費の盛り上がりには欠けているようだ。
消費税を上げるリスク・上げないリスクで専門家の皆さんの意見は色々だが、結局は10%さえも途中経過にすぎないのではないかと思う。何しろ国はリストラをしない。公務員も議員さん達も自分の働きと給料の中身を吟味していないように見えるし、家計で例えるならば給料は上がらないのに支出を見直さない典型的な借金体質になっている。
どうせどこかで消費税を上げるのならば、パートアルバイトを含め最低賃金を5%引き上げ、生活保護費や年金も消費税分の2%はキッチリと上げてほしいものだ。最低賃金については消費税分よりも多く上げる事で、それ以外の賃金もバランスで上がるだろうし、少しでも可処分所得が上がれば若い人は結婚をするかもしれないし、子どもが居ても良いかもと思えるかもしれない。
ついでながら、それでも何らかの事情で生活できるだけのものを稼げなければ遠慮なく生活保護を申請すれば良い。憲法に保障された最低限の生活を国は国民に保障する義務があるし、不正請求やその後の生活の再起の補助が出来ないのは行政の不手際に他ならない。居眠りや不規則発言ばかりが取り上げられる議員を削減するなり、仕事らしく新聞を読んで過ごしている公務員達を現場に回せばそれくらいの事が出来ないはずはない。ただし専門職なので多いなるリストラと採用をする覚悟が役所に必要かもしれないが。
14/9/19
彼岸の入りは明日だが、時間のある内に八王子へ墓参りに行った。
今回は夏に「圏央道が繋がって楽になった」と従妹達に聞いていたので、東名を御殿場ICで降りずに海老名JCTから圏央道へ。ジャンクションを通っている間にあちらこちらから合流があるので、慣れるまでかなり気を使う事になりそうだ。地域的には以前R129を通って行っていた道と重なる部分があるようで、地名は聞き覚えがあるのだが、実際に町は見えないので何処をどう通っているのやら…。高尾ICで降りるべきか八王子西ICまで行くべきか悩んだが、とりあえず知っている所の方がストレスがなかろうと八王子西ICを目指す。カーナビの道路は途中から破線(工事中)になったが、道路は無事に繋がっている。ただしまだ周りの工事は途中なのかもしれない。せっかくだからお互いに高速で走っていて止まることを考えずに合流を繰り返す部分については大きな事故になる前に改善をしてほしいが…。9時に自宅を出て11時過ぎには着いたので、時間的にはかなり楽だった。
墓はやはり土曜日の人出で混雑は嫌だと思う人達や明日の天気があまり良くなさそうだというので出て来たらしい人達が結構お参りに来ていて賑やかだった。
そろそろ転がっているドングリをいくつか拾って花と一緒にお供え。八王子の墓に秋に来るとついやっていまう。逆に母方のお墓は岡山で瀬戸内海に面しているので、拾えるのは松ぼっくり。しかし、別の場所に新しくお墓を建て替えたというし、遠いので次はいつ行く事が出来るのか分からない。
石屋さんで高尾山ICが出来てより近くなったと聞いたので、帰りはそちらに行ってみる。京王線の高尾山口駅を超えて少し行ったあたりがインターチェンジ。そのまわりだけだいぶ道が付き変わっていてビックリした。入ってから前で「あっちかな、こっちかな」と迷っている車を発見。中央高速へ行く道と東名高速へ行く道の分岐なのだが、どちらも八王子では一瞬の判断は難しいかもしれない。空いていたのであっさり後ろで停止してしまったが、考えてみるとかなり怖い。
時間の余裕があったので帰りは中央高速に入って御殿場経由で帰ってきたが、帰りの方がだいぶ高かったとTANUKIがのたまっていた。しかし、田圃や広々とした風景やススキ原を眺める事が出来るドライブコースとしてはこちらに軍配が上がる。
14/9/18
先日サッカーの男子代表は新監督のもとでウルグアイ・ベネズエラと練習試合を行った。そして今、その下のU21年代がアジア大会で戦っている。アジア大会については女子の戦いもあるので男女交互に集中的に見る事になったのだが、どうも男子より女子の方が上手なのではないかと思ってしまう。
もちろん体力でもスピードでも男子の方が早いし、多分技術的にも上手いのだろうが、それが見ていて楽しい試合に繋がらない。女子選手は前を切り崩そうとパスを出すし、ゴールキーパーから出した長いボールも味方に渡るが、男子は前に出したボールのほとんどがどこに行くか分からない。これは出し手の問題というより受け手の問題だと思うのだが、女子は少なくとも相手と競り合う場に誰かがいるが、男子はあっさりと相手に渡して相手の攻めに変わってしまう。女子はトップメンバー(と言っても次のW杯目指して若手を育てているが)だが、男子のU21もほとんどがプロ選手な事を思えば、どうにも見甲斐がない。
魅せてなんぼのプロ世界の住人なのだから、個人技だけでなくチームとしての見せ場を作れる試合をしてもらいたいものだ。
14/9/14
今年もお誘いを受けて『親守詩静岡県大会』を見に行って来た。
親守詩は子どもの5-7-5の句に親や祖父母・先生など身近な大人が7-7を付けた短歌形式の詩である。実行委員会という形で学校の先生方が中心になっておられるようで、県をはじめ県内市町の教育委員会やマスコミ各社などが後援に名前を連ねている。そのわりにはあまり広報はされていないのか会場は受賞した親子などが主体だった。そもそも私が1人で行ったにもかかわらず入った途端に「受賞者の方ですか?」と訊ねられたくらい、ただの見物はあまり想定されていなかったようだ。
それでも昨年の第1回よりも2.000作品くらい多くの作品が集まったようだった。幼児の何げない言葉に親が答えたような作品から、大人になった子と老親との掛け合いや、一足飛びにご先祖様への思いをはせた(こうなると連句というより短歌だが)ものまで様々だが、お互いにしっかりと思いを持ちあっている姿が共感できる。
今年の県知事賞(最優秀賞ということらしい)は大学生の「ばあちゃんと夢を語りて春炬燵 戻らぬ月日今が大切 寛和」だった。春休みに就職について語り合ったらしいが彼のおばあさんは「意外に堅実な考え方をしている」と仰っていた。
私的には「おかあさんおすもうさんになっちゃった あかちゃんくるのたのしみね ゆか」(県議会議長賞 幼児の部)を挙げたい。お母さんのお腹にいた赤ちゃんも無事に産まれて一緒に表彰式にやって来ていた。
幼い子供達の素直な言葉もすてきだが、中学生位の微妙な気持ち「お母さん素直じゃなくてごめんなさい 今のあなたは昔の私 綾野」(親守詩静岡県大賞 中学生の部)など、詩だからこそお互いに共感を持ってとらえている作品もとても良かった。
短いけれど講演会もあって、今年の講師は明石要一先生の『子どもに寄り添う親心を育む』だった。
ヒトにとって最も幸せな記憶は母の胎内にいた記憶だそうだ。さてそんな子供達が保育園に行くようになると月曜日の朝「保育園嫌」と駄々をこねて親を困らせるようになる、しかし、この月曜日の分離不安が出る子どもは家庭での楽しさ・落ち着きが心にある証拠で、かえって平気な子どもの方が心配だというのはちょっとした驚きだった。
さらに先生は晩酌を家でする事で家庭の文化や父親の変化を子どもに伝える良い機会だとも仰っていた。また臍の緒は子どもが20歳になったら渡して親子の縁切り(1人の独立した大人と認める)をした方が良いとも言っておられた。
最後は『子どもに寄りそい、子どもを育てる家庭・学校・社会』というテーマでシンポジウムが行われた。前半の講演をされた明石先生は今の大学生は判断力はあっても決断力がない。子どもの時から親が選ぶのではなく「どれが良い」と選ばせる(決断する)体験を多く取り入れたいとのお話があった。そして子育ては手を抜いても良いが気は抜くなとも仰っていた。寺子屋たっちゃんのパーソナリティ村松先生は西洋と日本の差を認識して『情』を大切にした子育て、ダメな所ではなく何が得意かを見極めたアドバイスが必要だと話された。今回の総合司会も担当された子育てサークル代表の浦田氏は勉強は学校が教えてくれるし仕事は会社で教えてくれる、しかし親になる事は誰も教えてくれないので、ママ友を作り子育てについてのちょっとした事を訊ね合う関係を作ることが大切だと話された。さらに親も自分のための時間を取ることによりリフレッシュして子どもと向き合う事が大切だと述べられた。長年PTA活動にかかわってきた尾崎氏は家庭というチームをどう組むか、見られる事で子育てを振り返る事の出来る客観的子育てを勧めていた。そのためにはコミュニケーション力が大切で地域の中での仲間作り、我が子だけでなく周りの子ども達をともに育てること、子育てを楽しむ事が大切だと仰っていた。さらに手をかけるから目をかけるへの子育ての時期によるポイントの変化について言っておられた。また、NPO法人子ども未来の高山氏は子ども達に達成感を持たせる、そのためには生活習慣が大切で挨拶・返事・片付けが出来るように育てようと仰っていた。そして『子ども叱るな来た道だ、年寄笑うな行く道だ』の言葉を伝えたい事として述べられた。
14/9/5
市役所から『市の公共施設に関する市民アンケート』が来た。14歳以上の市民3.000名を無作為抽出して送ったそうだ。
市役所の建物をはじめかなり老朽化した建物をはじめ、大井川町との合併で市の南北両端に同じような公共施設があることも一方を無くせば使いにくいとクレームがつくであろう事は明らかで、市も頭を抱えているのだろう。
回答者の基本データーの他に、市の様々な施設(市役所をはじめ文化施設・公民館・体育施設など)を使った事があるか、無いのなら何故かなどと今後の施設維持をどうするかが主となる質問である。
確かにバラバラには知っているが、こんなにあったのかというのが私の第1印象だ。「使った」の中の利用頻度などもあるのだが、今までは役割もあって市役所や公民館・子育て支援施設などによく顔を出していたが、これが「利用」となるかというといささか?が付く。正直よく使うのは図書館くらいで、他は利用と言っても行った事がある程度のものが多い。さらに体育施設などは個人利用が出来るのかどうかも知らないが、年に1度福祉団体の運動会に顔を出す程度だ。
ご多分にもれず予算がないので、今後について、かなり市も悩んでいるようだが、施設を減らせば良いというものでもなく、利用料や税が上がるのもこの不況の中ではどうかと思うし、良策は思いつかない。
今後どうしたいかという設問もあったが、意見を書く場がなかったので書かなかったが、公民館を充実させてほしい。公民館は防災拠点でもあり自治会活動の拠点にもなる。それにほとんどに市役所の窓口の出先機関が付いており市民課まで行かなくても用が足りるようになっている。さらに福祉や健康の相談窓口もつけてくれれば、本当の地域に根差した市民のための行政サービスが出来るのではないだろうか。
日本の行政は介護度が重くなったから支援をする、生活がどうにもならなくなったから支援をするという形で、支援体制が出来ると固定化して後のフォローはあまりなくなるが、ちょっと心配の所で早期に食い止めて、本人にとっても市の財政にとっても良い形に変えて行かなければいくらお金があっても足りなくなるのではないだろうか。
どうせなら公民館を古いものから改築して防災拠点に格上げし、市役所の出先機関としての役割も本格化して本庁まで行かなくても市民の用が足りるようにしていまえば、市役所としての大きな庁舎や駐車場が必要なくなる。本庁舎は安全対策をきちんとしてデーター処理管理と各出先との調整役に徹すれば良い。いっそのこと各部局も出先に割り振ってしまってもさほど業務に支障はないのではないだろうか。
色々な施設があるが、個人的には公民館と子育て支援施設は今後も優遇してもらいたい。
14/9/4
静岡県の川勝知事が平成26年度全国学力・学習状況調査の国語Aの成績が全国の平均点以上の262の小学校の校長名をホームページで公表した。知事の権限外の事だと物議をかもしているが、昨年は成績の悪さにかなりお怒りのようだったから半数以上の学校が平均以上だった事にホッとしたのもあるのだろう。知事曰く、先生方が実績をあげたのだから公表をためらう事はないということらしい。
実際問題、学校名もなく校長の名前だけ上がったからといって、学校関係者以外にとってはせいぜい我が子の学校はどうだと見る人がある位だろう。
それよりも行政のトップが公表をしたからには、今回入らなかった学校について十分な支援を行い全部の校長名が公表できるようにすべきだろう。先生方にとってはどれだけ指導が出来たかということだが、子ども達にとってはどれだけ教わった事が身についたかを測るもので、学校という場ではこちらの方が優先されるべきだと思うからだ。色々な状況の子どもがいるので100%はないはずだが、国語力はすべての理解の基礎となるだけに、小学校段階では落ちこぼすことなく丁寧な指導を出来る環境作りをお願いしたい。
14/9/1
事件としては7月末らしいが、通勤中の人の盲導犬の背中をフォークのようなものでつついて怪我をさせたという事件がニュースになっている。
盲導犬の利用者さんが「自分の目をっつかれたようなものだ」と怒っているのは分かるし、盲導犬を送り出した団体の側も事件に怒るとともに利用者や盲導犬への理解をとメッセージを出している。
実際に盲導犬へのいたずらや嫌がらせなども多いようだし、それ以前の理解不足で飲食店などへの立ち入りを断られたなどという事も多々あるようだ。
特にニュースバラエティでは「大人しい、仕事をしている犬になんて事をするんだ」という感情論が多いが、この人と盲導犬は通勤のため(普通の通勤時間帯よりは遅いようだが)都会の電車を乗り継いでいる中での被害だったようだ。それなのに背中から血を流して歩いている盲導犬の異常に周りの人が誰も気が付かない、利用者に注意を伝えないという事の方が私には気になる。