15/6/21
6月の第3日曜日は父の日、私の父は将棋が好きだった。門前の小僧で、私はちっとも指せないが将棋を見るのは今でも好きだ。ただ見ている分には次の1手位が難しくない所では見当がつく程度だが…。自分が指すと攻め急いであっさり伏兵にやられる(気が付かなかった駒が効いていたり…)お粗末だが。
しばらくぶりで今朝はNHKの『日曜美術館』の後そのまま将棋番組を点けていた。NHK杯将棋は大山康晴15世名人の頃から中原・谷川・羽生・森内と各名人の時代を父の側で見て来た。あまり話をしない父も良い勝負を見た後では「今日の将棋はすごかった」「○○は強いな」などと昼食時に興奮して話していたものだった。父が亡くなって6年になるが今日はふと父の事を思い出した。
父の日や写真の父と将棋見る DORA
15/6/16
藤枝まで加藤まさをの抒情画展を見に行った。大正時代から昭和初期にかけて竹久夢二をはじめ多くの女の子向けの優しい絵を描く人々が居た。絵画というよりはイラストのイメージが強いが、母達の世代の当時の若い女の子達が夢中になったものだ。
時代のムードは全体に掛っているが、夢二が描くのがシックな女性なら、まさをは等身大の少女というイメージが強い。
ただこの時代のものは雑誌の表紙絵以外は栞や便せん・挿絵など小さなものが多いので、大きなケースの中を遠くから眺めるより、小さいケースで上から見たかったものが多い。
今回加藤まさをの特集が組まれたのは彼が藤枝市生まれだからで、この人も絵だけではなく詩や童謡・小説も作っていたそうだ。『月の沙漠』が代表作らしい。
15/6/15
家の脇がゴミ置き場なのだが、50軒近くが出すので、かなりの量になる上、カラスが狙って散らかすので、環自協さんも気にしておられるようだ。今日もカラスネットをきちんと掛けるようにという看板を作って付けてくれた。散らかると私も写真を撮って時々張り紙をするのだが、敵もさるものカラスとの知恵比べで、なかなか良い状態が続かない。
1人1人がちょっと気を使うというのが基本なのだろうが、カラスそのものに「ここはダメ」と認識させるような何かがあればと思ってしまう。
15/6/3
母の部屋の前の縁側を片付けたので、父の本箱まで手が届くようになった。将棋関係と中国物はともかく、推理物やサスペンスは私も好きなのであっちこっちと手に取って見ている。内容とは別に、けっこう細かい活字を80代半ばまで読んでいたと思うと、たいしたものだと思う。ともかく当分退屈をしないで済むくらいの本が出てきた。
夏目漱石もずいぶん出てきた。こればかりは「読め」と言われて読んだが、エッセーと『虞美人草』以外はあまり面白いとは思わなかったが、父はかなりのめり込んでいたらしく、何度か時代を変えて買いそろえていたらしい。
15/6/1
あっという間に6月になってしまった。
先月は母が入院した事もあって気ぜわしかった。実際には病院で診てもらっているので、様子を見たり、食事の心配をしたりという細かい作業はなくなって楽になっているはずだが、結局は病院に様子を見に行かなくてはならないし、本人を通せないので、病棟・医療ソーシャルワーカー・市役所と打ち合わせは多い。
5月中に『農大リンク』とOB会ページを更新しようと思っていたのも、『農大リンク』のリンク先のチェックに思いのほか時間がかかった。ついでに自分の関連のリンク先『となり組』『ご近所さん』『おいしいものリンク』なども古くなったままなので整理しようと思ったのだが、切れていなくてもリンクする意義があるのかどうかというものもあり、結局『農大リンク』と『となり組』の2つに組み替えた。
母の部屋と縁側の片付けのついでに探していた母の古いアルバムも発見した。しかし、やるつもりで積み残した仕事も多い。