ちょっとした感想   

17/11/29

   横綱・日馬富士が引退した。
   酒席での暴行問題が大きくなり、横綱の品格を傷つけたことを本人は理由に挙げている。怪我をさせた貴ノ岩に対して生活態度を注意していたと理由だけ述べて気遣いの言葉を入れなかったのは、相撲協会内部での色々な事が絡んでいるからなのかもしれない。
   辞める・辞めないは本人の気持ちの問題だから傍からとやかく言う事ではない。しかし、前回の朝青龍にせよ今回の日馬富士にせよ、横綱としてさんざん大仕事をさせておいて、トラブルが起こると寄ってたかって追放するような日本のマスコミには腹が立つ。多くの世界の若者達が相撲界にあこがれて来てくれているのに、このような事を続けていれば、送り出した郷土の誇りを使い潰す日本という国そのものが嫌われていくのではないかと残念だ。

17/11/21

   日曜日のNHK『ダーウィンがきた!』で2週連続でオスの若猫の自立までを追っていた。
   ネコは可愛いでなく、男の子の自立の道筋として、ケンカやメスを取り巻く争い、仔猫殺し、テリトリーの確保などなかなか興味深かった。
   その中で、主人公の若猫コムギが自分のテリトリーを守る形で自分の子供を守っているのだが、研究者的には初めてネコのオスがお父さん的役割をするのを確認をしたそうだ。(DNA調査でコムギと子猫達の一部との親子確認ができたそうだ)
   しかし、家の猫達は新入りを受け入れるのはたいてい男の子だ。パピは特に面倒見が良かった。まだ勝手に外に出していた頃だし、全く自分の子でもないのに、小慈朗の面倒を見、小慈朗の子供達の面倒を見、みゆの面倒を見た。茶々達が入ってきた時は高齢のご婦人達(クロンとみゆ)が先住だったのだが、ほとんど面倒は見なかった。その後、ルナとはなはとら丸が面倒を見てくれた。(茶々ととら丸は今は仲が良いが当座は住み分けていた)
   パピは1月位のかなり早い時期に親から離されてもらわれてきたが、TANUKIの実家の何匹も子供を育てた肝っ玉母さんミーが時々面倒を見てくれた。ミーの子猫のいる時に預けたりもして猫同士の付き合いも少しは経験していたが、小さい時から可愛がられて育ったのが1番の世話好き条件ではないかと思う。とら丸は行き倒れて保護された子だが、多分大事に飼われていた子で元の飼い主さんはかなり心配をされたのではないかと思う。パピは外では大親分だったが、とら丸は今の子で家飼いなので、いつまでもお坊ちゃま気質が抜けない。
   性格や育つ環境などでネコの世界も10猫10色なのではないだろうか。

17/11/20

   大相撲九州場所真っ最中なのに、テレビの話題は日馬富士の貴ノ岩への暴力問題に親方衆の事情まで取りざたされたスキャンダルになっている。
   貴ノ岩の診断書を見ていてふと昔の事を思い出した。
   農大の後輩で時津風部屋に入門した霜鳥というお相撲さんがいた。運の悪い事に入門早々タクシーに乗っていて追突事故に遭ったそうだ。その時に校友会の大先輩が、「我々だったら大怪我どころか死にかねないけれど、ガタイが大きくて強いから軽傷ですんだ」という話を聞いた。その後、幕内でかなり活躍をした人なので、鍛えられたお相撲さんの体というものは我々の常識の範囲からは少し異なった所にあると思われる。
   暴力が良くないのは当然だが、ともに相撲界のトッププロとして体を鍛え上げている人達なので、診断書もそのように読むべきなのだろう。

17/11/18

   喪中はがきが舞い込む季節になった。
   母の親友のお子さんから9月にお母様が亡くなられたとのはがきが届いた。先に逝った母宛に届いているが、今頃は三途の川の向こう側で、「もう会えた!」と2人でおしゃべりに興じている事だろう。

17/11/14

   横綱・日馬富士が鳥取巡業後の打ち上げでモンゴル人力士を集めて(県人会みたいなものかな)飲み会中に、貴ノ岩を殴って頭に大けがを負わせたそうだ。
   確かに貴ノ岩は初日から休場していたが、解せない点も色々ある。まず10月中の事で飲食店での事だろうから、かなり大騒ぎになったはずなのにその時点で情報がなかったこと。脳震盪だけでなく右中頭蓋底骨折をしてるるという事は、その時点で救急車も呼ばれ最低でも病院には行ったと思われるのだが、入院情報が11月5日から9日まで福岡市内の病院に入院となっており、診断書もここから出されている。
   相撲も含めて格闘技の選手の体は凶器になりうるのだから、暴力はもちろん、怪我をさせるような事があってはならないが、一方的に横綱が悪いという論調はちょっと先走り過ぎている気がする。
   さらに、今日、横綱が親方と共にお詫びに行くというのに連絡もせずに行くわけもなかろうに貴ノ岩側の貴乃花親方とはすれ違いになっている。一方的な事件ならば、弟子の代わりにきちんと対応をし、状況によっては慰謝料等を要求する事も部屋の力士のために親方のするべき事ではないのだろうか。
   そうなっていない事からも騒ぎの元にもう1つ、日馬富士が怒らずにはいられなかった何かがあったのかもしれないと考える事は出来ないのだろうか。

17/11/13

   歯医者とご縁が切れない。「定期点検は必要だ」というが毎週半日も歯医者の待合室でつぶす時間は惜しい。
   何事もなければ「はい、さようなら」としたいところなのだが、なかなか状態が安定しない。
   夏の終わりにほぼ終了となりそうだったのだが、咳喘息でマウスピースがうっとうしかったり、ステロイドの吸入剤を使ったりでまた口の中がボロボロになっている。ギリギリと歯を噛みしめて潰しつつあるのを何とかしようとガードを張り付けてくれているのだが、1か所の工事が次の不具合を引き起こしているようでなかなか終わらない。「せっかく自分の歯がみんな有るんだから、大事に使おうよ」と言ってくれるのはありがたいのだが、何時になったら落ち着くのやら…。

17/11/9

   昨日8日が母の1年の祥月命日だったので八王子まで墓参り。
   昨日は雨で、とても行く気にならなかったが、今日はポカポカの良い天気。
   スタートはのんびりと10時。先月東名の集中工事は終わったはずなのに、そこいらじゅうで工事中。それでも渋滞で止まることもほとんどなく進む。しかし、東富士道路も中央道もなぜかそこここで工事中。紅葉がきれいで絶好のドライブ日和。予定通りにほぼ昼に谷村PAで昼食。2時前には墓に到着。
   石屋で花と線香を買って墓参り。タッチ&ターンでもないだろうと山1つ越えて親戚のお墓にも線香だけのご挨拶。
   帰り道は西日がドカンと目に差し込んでくる時間帯。サンバイザーも役に立たず、ほとんど前が見えないまま前の車の後ろ姿だけを追いかけて河口湖ICまで。さすがに疲れてここから朝霧高原経由の道に出たが、前が開けるとカッと陽が目に差し込んで前だけでなく対向車まで消える…。だいぶ日が傾いてホッとしたのは朝霧高原道の駅間近。富士山がきれいだった。R139を下る頃にはすっかり日も落ちた。富士ICから東名に入り、富士川SAの観覧車の光がきれいだった。
   TANUKIは帰ったらそのまま駅伝の練習に行くので、日本坂PAで夕飯。上りは結構サカナ物が食べられるのだが、下りはラーメンくらいじゃなかったかと思ったら、海鮮系や豚カツ系の店も入っていた。早夕飯を食べてすぐ焼津IC。ちょうど猫の夕飯時間に間に合うように帰り着いた。

17/11/8

   保健センターからメタボ〇きり教室の中間指導の電話が入った。保健師さんから「その後いかがですか?」のチェック。
   体重も生活も変わりなし、ただし、少し食事量は減らしているつもり。
   「朝は相変わらず食べていないんですか」と言われて、今は食後指定の薬のためにちょっとありあわせのお菓子などつまんでいるが、「せめてパンでトーストを」と言われてしまった。しかし、朝まともに食べるとキッチリその分体重に反映される。今の状態でお腹が空いて動けないわけでもないので、総カロリーは足りているはず、後はインスリンの出方がどうなっているかをチェックするべきなのだろうが…。
   攻め方を変えて「相変わらずお菓子もたくさんあるんですか」と聞かれて「母のお年忌が終わったばかりですから」と返したら爆笑されてしまった。
   午後からは眼科へ。白内障の方は変化は無し、何時手術をしても良いけど慌てなくてもよいとの事。それなら来春の花粉症のシーズンを過ぎてから考えたい。ドライアイの目薬と一緒に花粉症用の目薬も「開けなければ大丈夫だからシーズン前から使いなさい」と出してくれた。これで次は春の定期検診で済みそうだ。

17/11/1

   衆議院選を受けての国会が始まった。もっとも前回の内閣改造から国会も開かず、総理だけでなく各大臣の所信表明も行われていなかったので、仕切り直しとでもいうものなのだろうが…。それもやらずに済ませようという税金泥棒はさすがにやめたようではあるが、画策はしていたようだ。なんとも情けの無い内閣としか言いようがない。
   ところでマスコミも当の野党も野党再編ばかりを唱えているがどんなものなのだろう。今回分解をしたことで主張が鮮明になり、それぞれに賛同票を得たのではないだろうか。平均を求めれば自民党と似たような政策を味付けだけ変えて出すことにしかならない。結果人気投票にしかならないという弊害の方が大きい。それよりもそれぞれの主張するところを高らかに謳った方が分かりが良くないか。
   すべての政党が政権を取るべく総合商社を目指さなくても良い。ここは譲れないというもの(人権・労働者保護・平和・環境などなど)をもって、きっちりと発言を続けていく、それこそ国民を巻き込んで論陣を張る、そんな気概を持ってもらいたい。
   日本人は自民党の代議士先生が期待をしているほどバカではない。半数以上が大学までの勉強をし、それなりの意見を持っている。国民の意見を無視して急旋回をするような政治をさせないためにも、議員には高い歳費を税金から払っているのだから、きっちりとデーターと弁論で国会での議論のできる議員を擁するよう各党とも研鑽をしてほしいものだ。

10月    12月