18/4/27
南北朝鮮のトップが板門店で会談をした。出会いの場からなかなか見事なパフォーマンスだった。
1度顔を合わせて何かが決まるというほどのものでもないが、これをスタートにせめて朝鮮戦争の終戦位は達成ができればうれしい事だ。その時に共通の敵に日本がならない事を願いたいが、その位の外交努力を日本としても世界各国に向けて行うべきだ。
18/4/26
セクハラ続き、今度は珍しくもない芸能界だが、TOKIOの山口達也が女子高生相手にやったようだ。NHKのEテレでの共演者という説もあるが、そうなるとなお問題が大きいだろう。
しかし、40歳過ぎのアイドルというのはどうも違和感がある。セクハラをするおじさんのほとんどが都合よく自分の子供の年を忘れているが、彼だってこの年頃の娘が居てもおかしくない年齢なのだ。相手からすれば恋愛対象でもないおじさんにからまれて迷惑以外の何物でもないだろう。
また、彼の場合(本人は否定をしているが)アルコール依存症のように見える。まずはしっかりと自身の心身の健康を取り戻すのが大切だろう。ただ、彼を社会的に抹殺してお終いというほど簡単なものではないと思う。
18/4/22
こちらがバタバタしている間にテレビのワイドショーでは財務省の事務次官のセクハラ問題で騒いでいた。財務省では以前の大蔵省時代に銀行によるノーパンシャブシャブ接待問題というものがあった。その頃の生き残りがあまり上品でないのは仕方がないのかもしれない。
しかし、財務省を問題にする本筋はあくまでも森友問題での土地のダンピングで、周辺の国有地を買った他の買い手からも事情を聴くなどして他と比べてちゃんとした対応が取られていたのかを検証してほしい。
国そのものは財政ひっ迫、そのとばっちりはこちら庶民に重くのしかかっている。我々が怒っているのは公務員や議員個人の資質ではなく、本来の付託した仕事が税金の中から給料を払っているだけの仕事としてできているかどうかという点であるはずだ。
18/4/13
相撲協会がまたポカをやったようだ。
そもそもは地方巡業で挨拶に立った地元市長が土俵で倒れた事だった。土俵上に救護に向かい心臓マッサージ中の女性看護師に対して「土俵から降りて」と場内アナウンスが流れたのが騒ぎになった。
観客もアナウンスを担当していた行事もとっさの判断ができずに、女性を土俵に上げないという伝統に振り回されたようだが、ここは男女よりもプロかどうかが判断の基準だろう。救命のできる人が女性だから仕方がない。
その騒ぎが終わらない内に女性の市長さんが、開催市の挨拶を土俵上でさせろと言ってもう一波乱あった。これに関しては、土俵は勝負の場にして挨拶や表彰などのプレゼンテーションの場は別に土俵にこだわらずにサッカーのようにロイヤルボックスを作れば良い。これは正直言ってどちらもどちらと思うのだが…。
ところでこの地方巡業でちびっこ相撲として相撲をしている子供達を土俵に上げているのだが、今年は女子を排除したようだ。これには大いに問題がある。なぜならばスモウはすでに男女ともにするスポーツでもあるからだ。興行としての相撲の前に子供達は遊びとしてスポーツとしてのスモウに親しむ。この指導普及も公益財団法人としての相撲協会の行う所であるのなら、女子を排除するのは大いに問題がある。相撲協会はケガの問題をあげていたが、男女にかかわらず、スポーツにけがは付き物で、それを恐れていては強くならない。ついでに言えば関取の中にも女児のお父さんは何人もいるわけで、女の子に対する手加減も解っているはずだ。もっとも幼児期の男女差はさほどないし、小学生くらいでは女子の方が成長も早いし体力もありそうだが…。
相撲協会、頭の柔軟性を少し鍛えてほしいものだ。
18/4/8
午後から志太常磐松会懇親会。
ちょっと時間を早くしたらかなり準備が慌ただしい事になったが、OB達も早めに集まってくれた。また学生達も早めに駐車場から出してもらえたようで、思ったよりも早く会場に着いた。
学生達は応援団も陸上部も楽しんでくれたようだし、彼ら同士の交流の場にもなったようで良かった。
ただ、OB会と言いながらOBの集まりが少ないのが困りものだ。今回は予定外で県支部長や、うまく連絡が取れなかった義兄も来てくれたが、上の方の熱心な参加者が高齢や病気だったり亡くなられたりで会の中心の若返りが大きな課題になっている。
そんなわけで、学生達を帰した後でOB会総会となったのだが、体調を崩している会長の代わりに副会長2人で話し合ってどちらかが会長を引き受けるという事、理事を2名増員する事で活性化を図ろうという事になった。
18/4/4
自衛隊の日報問題がゾンビのように息を吹き返してきた。ないと言っていたものが1年以上も間を開けて防衛大臣が交代してしばらくすると出てきた。国会で大いに議論してもらいたい。
自衛隊という腕力(武力)を持った組織が戦前のように暴走しないように、戦後憲法では文民統制という仕組みが作られた。情報を伝えるという初めの1歩でそれがないがしろにされたという事は、右派も左派も大いに肝に銘じて議論しなければならない。ここをクリアしなければ国民全体の自衛隊として憲法で認知するのには無理があると思う。
18/4/1
あっという間に4月。3月に入ってもあまり花粉が気にならなかったのだが、庭に出る事が多くなったここしばらくで重症化した。
耳鼻科に行く間がないまま慌てて買った市販薬がかなり効いていたので、今年はそれでも良いかと思ったのだが(目薬は眼科でもらったし)大丈夫だろうか状態になっている。
この2日、クシャミ鼻水でほとんど眠れず、夜中にヒョイと洗面台の鏡を見たら、最晩年の母の顔がこちらを見ていた。一族みんな似ていると言われるので、どこか似通っているのだろうが、本気で一瞬ビックリした。
鏡より母の目が見る春の夜半 DORA