ちょっとした感想   

18/7/22

   静岡市で農大教育後援会の地方懇談会。我々が学生時代の大昔の父兄会なのだが、校友会としても役員が何人か顔を出している。
   昔々、母などは1年か2年時に厚木農場見学に顔を出して義理は果たしたという顔をしていたが、今は1年生から4年生まで、ご両親そろって見えている方も多い。
   全体で学生生活・授業単位と成績・就職・大学院案内・国際交流などについて先生方から説明があった。また、静岡県と静岡市の担当者の方から県内・市内に戻っての就職する学生への支援の話などもあった。なかなか地元に戻ってこない、特に女子学生が帰って来ないという事に県も市も危機感があるらしかった。
   今回は昼食会がビュッフェ形式からお弁当になったが、落ち着てい食べられたぶん、それぞれのテーブルで話も弾んだのではないだろうかと思う。
   午後は各学科の先生と保護者の個別面談。それに合わせて校友会と県・市の担当さんも県内に戻っての就職相談などに応じた。
   1年生の子供さんの就職を心配して見える保護者もあり、せっかく入学したばかりなのだからもう少し大学に入った事を楽しませてあげても良いのにと思う一方、学科で学んだわりにはそれを生かした就職先がなかなか無いといった相談もあった。
   保護者の方が帰って一段落した頃、栄学の先生が来春開校する稲花小学校の栄養指導の教員を正職員として取らないのはせっかく農大が経営する学校として如何なものかという話を校友会のメンバーとしていった。
   食物アレルギーなど食に関するトラブルや子供の食生活に?を出したくなる事の多い今、食に関する研究を多く行って人材も出している学校で、そのあたりはこだわっても良いのではないかと思うのだが。

18/7/20

   長年ネットで愛読しているものの1つに『牧太郎の2代目魁新聞社』というのがある。
   本日の牧さんはテレビが猛暑の中での「不要不急の外出は避けてください」と呼び掛けているがご不満のようだ。しかし、天気予報やニュースの中でのこの呼びかけは台風が近づいているから、土砂災害や水害の恐れがあるから、猛吹雪になる可能性があるからなどという気象に関連する人に危険を及ぼす可能性があるから「ご注意を」というカテゴリーの中にあるのではないだろうか。
   台風が接近すれば学校などは登下校をどうしたら安全にできるか、登校時間をずらそうか、早く切り上げて集団下校をしようかという事を考える。大雪とのご縁はないので私はよく分からないが、そういう地方ではやはり考えるだろう。
   何人もの死者が出ている今回のような高温の時は、他の気象災害同様に対策を立てて危険回避をしなければならない事を、ニュースや天気予報でももっと注意喚起するべきではないだろうか。

18/7/18

   西日本豪雨と名付けられた今回の災害は岡山の水害、広島・愛媛の土砂崩れ、他にも福岡から岐阜まで、さらに北海道の旭川地方もかなりの被害となっているようだ。もっともテレビには倉敷・広島・愛媛の宇和島ばかりが出るが、全国的なインフラの破損や山の法面などの崩壊による農地・住居の損害、さらには農作物や養殖漁業などにも大きな被害が出ているようだ。また交通の寸断などの影響で物流にも影響が出ている。工業製品も工場の被災も含めてこちらも影響が出ているのではないかと思う。すべて東北から東日本を襲った未曽有の地震・津波で大きな反省をして7年、また同じような状況が起きているのが少しもどかしい。
   特に気になるのが、津波と違って行政機関までゴッソリと無くなった訳ではないのに、被災地への地元行政の手の伸ばし方が遅いのではないかと気にかかっている。
   例えば倉敷市の場合、水害が起こった北部以外は、特に中心部の美観地区などは「ここは大丈夫だから」と夏の集客に力を入れているのだから、慢性の病人や高齢者などは避難所から市内の別の地域への避難をすれば、水もない状況で無理な避難生活をする必要はないのではないか。また、子供達も少し離れてもスクールバスを用意するなどして被害のない学校を利用するなど市の判断で出来るのではないだろうか。
   昔取った杵柄でもう1つ、赤ちゃんや幼児を被災地域外での保育施設開を作ってほしい。段落が付くまでの短期で良いので責任者以外は有資格のボランティアやパート職員で切り回しても良いので、子供達が落ち着けて保護者が安心して後片付けや各種の手続きなど生活の再建のために動ける体制を作ってほしい。
   それにしても日本では古来から治山治水こそが国のトップの責任のはずだが、この近年の状況は天が今の政治にノーを突き付けているのではないだろうか。

18/7/8

   静岡で「七夕豪雨」というとS49年の水害を思い浮かべる人がいまだに居る。静岡市の24時間連続雨量は508mmを記録し600年に1度の大雨といわれたそうだ。静岡市内を流れる安倍川、巴川が各所で決壊・氾濫が発生するとともに崖崩れ・土砂崩れが発生し、死者27名、全壊・流出家屋数32戸、床上浸水11,981戸、床下浸水14,143戸もの被害を出した。
   今回同様台風の後から集中豪雨、やはり中国・四国地方でも大きな被害を出したそうだ。
   毎年のように日本の何処かで大規模な水害が起こる。災害が来なくなる事は無いので、災害から身を守る事を考えなければと思う。

18/7/4

   絵葉書を出そうと切手の入れ物を開けたら古い62円切手が出てきた。県花シリーズのヤマユリ、神奈川県の花だったか…。ちょうど季節が良いので貼って出した。
   今を去ること何年前、それでも消費税がかかってからのものだが、当時はこれで封書が送れた。

18/7/3

   サッカーW杯の決勝リーグの日本vsベルギーは2-3で日本が負けた。
   前半は0-0で、後半が始まったとたんに日本が2点を立て続けに取ったようだが、後半にジワジワと追い付かれ、最後にとどめの1発を入れられてしまった。
   この大会の始まる前は1勝もできないのではないかと言われていたのだから、ここまで来たのは素晴らしい頑張りだったと思う。しかも、試合後の監督・選手が本気で悔しがっているのを見て日本のサッカーも随分と進歩したものだと思った。
   選手達の多くが海外でプレーをするようになった事、体格が良くなって当たり負けをしないで進む力が付いた事など今回のチームがここまで活躍できた要因は色々とあるだろう。
   ただ、30才前後の年齢の高い選手達の多いチームだった事が、4年後へのこの成果の引継ぎの点でどうなのだろうと不安に思う。
   日本という国はスターを決めるととことんそこに寄りかかって、その人が消費しつくされると1からまたスターを作り上げていく傾向が特にスポーツ界で見られるが、何本もの芯になる人を中心に競い合って、そこまで築き上げてきたものに成果を積み上げていくような育て方が出来れば良いのにと思う。

18/7/1

   こちらはまだ梅雨の途中、夜は雨だったらしく外は濡れていた。月初めで山のような洗濯物をどうしようかと思ったのだが、洗っている内に晴れてきて、座布団カバーやら布団カバーなど大物もしっかりと乾いてくれた。

梅雨晴れや満艦飾の物干し台     DORA

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