18/8/30
唐突にT家の祖母の事を思い出した。
誰だったか「泊まりに行くと大体放っておいて好きにさせてくれるんだけど、夕方になると必ず『お茶にしましょう』ってお茶とお菓子を出してくれたよね」と思い出話をしてくれていたが、3時のおやつは子供の頃からの定番だった。
子供の頃は特別何か出て来るわけではなく、買い置きのオカキや英字ビスケットをひとつかみと夏ならば麦茶だっただろうか。夏には時々粉末のジュースで色を付けた寒天の冷やしたのを出してくれた。これが友達にも好評で、夏休みなど学校ではあまり遊ばない子まで午後になると遊びに来ている事もあった。
祖母が元気な間はずっと続いた習慣で、大きくなってからでも私のいる時は「お茶にしよう」と急須にお茶を入れてお菓子の缶と共に持って来て、ほんの10分位お茶を飲んでいた。別に何を話すでもなくホッとした時間が流れていくのは今思うと贅沢な時間だった。
18/8/27
一昨日ようやく新しい眼鏡ができた。まだ手術後の目薬をさしているが、これにて白内障の手術については一段落。
眼鏡の度数がちょっときつかったかなとも思うが、調理をする手元と遠方にあるテレビ画面が両方はっきりするのはありがたい。パソコンは今のところ眼鏡がない方が楽だが…。
土・日に慣らして今日は森町までドライブをしてみた。元の老眼鏡(なぜか少し遠くのものに焦点が合って手術後眼鏡を作るまで運転には助かった)でTOPPOさんと御前崎まで行った時に比べるとだいぶ楽だが、しばらくぶりなのでやはり少し目の奥が疲れた。
とんでもなく暑い日だったが、そろそろ子供達の夏休みも終わり、田園風景の緑と川の青がきれいでのんびりしたドライブだった。
18/8/22
車の任意保険の時期が来た。大体、前年と同じで〇十年を過ごしているが、微妙に保険会社の方でサービス(商品?)を微調整してきているようだ。
今回の問題は、同じ契約でも60歳からは1年ごとに微妙に料金が上がっていく事。やはり年齢相応に注意力や反応力などが落ちて事故も増えるようだ。「60代を10年刻みにすると前半の人が後半の人の負担をすることになるので…」との事だ。それでも車の無い生活は考えられない地域の高齢ドライバーにとっては必要経費となる。
18/8/21
高校野球決勝戦は秋田の金足農業と大阪桐蔭高校。
東北に初の優勝旗が渡るか、桐蔭が2度目の春夏連覇を果たすかと話題は多かった。
残念ながら金足農のピッチャーが連投の疲れで2-13と差がついて大阪桐蔭の優勝となった。しかし、金足農のリリーフピッチャーも良い投球をしたので、ピッチャー交代のタイミングを間違えなければもっと拮抗した勝負になったかもしれない。良くも悪くも金足農は吉田投手のワンマンチームとして精一杯の戦いをしたと思うし、素晴らしかった。大阪桐蔭も最後まで力を抜くことなく、精一杯の戦いをしたと思う。両チームの選手の皆さんにはナイスゲーム、お疲れ様の言葉をかけたい。
ところで、農業高校出身者として(大昔の事だが)農業高校というのはチームプレーのスポーツで強くなるのは難しいのではないかと思う。特に動物にしろ植物にしろ微生物にしろ生き物を扱うので実験・実習・当番とチーム練習より優先して時間を取られることが沢山あり、なかなか全員での練習が難しい。それだけに金足農校の頑張りには頭が下がる。さらに、あまり野球の強くない秋田県が強化のために色々と取り組んだ成果が表れた準優勝でもあったようで、それも素晴らしい事だと思う。
18/8/20
お盆時に2歳の男の子が迷子になり、ボランティアで駆け付けた男性が発見したニュースがあった。
このボランティアの方、78歳だそうだが、鮮魚店を引退してからずっとポランティアに関わってきた方だそうで、迷子探しの後はまた広島の水害被災地で泥掻きのボランティアをされているそうだ。
また江戸時代を持ち出すが、現役世代はカチカチの身分制度の中で、代々の仕事を続けてきた中堅以上の人々は、子供が育って家督を渡して隠居をすると、趣味だけでなく身分を超えた様々な活動をしてきたらしい。浮世絵の歌川広重も武士だったが引退後は絵師として活躍した。伊能忠敬は商家の主人から日本全土を測量するという大事業に挑戦した。物語の中だが先の副将軍の黄門様の漫遊も引退後の話となっている。
人生の時間が長くなっている今、現役で家族と社会を支える時を卒業したら次に何を人生の楽しみにするか、考えたい事だと思う。
18/8/19
東京オリンピックの暑さ対策にサマータイム導入をという意見があるようだ。時計の針を2時間早めようというのだが、体調を崩す、暑さ対策にはならない、長時間労働につながると反対意見ばかりを聞く。ヨーロッパでは行われている所が多いそうだが、時間の切り替え時に心筋梗塞などのリスクが上がるというので廃止の議論が出ているそうだ。
ところで、江戸時代までの日本は日の出とともに時を刻む時の取り方をしていたので、必然的にサマータイムを行ってきた。照明器具が貧弱な時代、陽が出て明るくなったら起きだして活動を始め、陽が沈んで暗くなったらさっさと眠るというのは理にかなっていたはずだ。当然、日の永い夏場は昼が長く、冬になれば昼の時間が短くなった。昼夜それぞれを6等分してその1コマを1刻(いっとき)という単位は、昼と夜・季節によって長さが違った。かなり複雑だが、生命のリズムには合っているので、身体への負担は少なかったのではないかと思う。
今時やればコンピューターをはじめ機械が悲鳴をあげるだろうが、最近の気候も含め人体に危険な暮らしは変えていくシステム研究は必要なのではないだろうか。
参考 江戸の時刻制度
18/8/16
12日からTOPPOさんと夏休み。お互いに年を取ったらゆっくり遊ぼうと言っていたのだが、お互いに現役時代より忙しい。
12日はお盆の渋滞をかいくぐってきたTOPPOさんとノンビリ。TOPPOさんのリクエストで買い物に出がてら、藤守の父さんの顔を見に行く。
13日は起きぬけに本家でお盆の棚経。お坊さんも忙しいので1番でお願いをすると8時前になる。ジュンちゃんが帰っていたのでホッとしたが、まだ解決はしていないようで、マーミが一方的に言いつのっているが、これでは余計に嫌われてしまうと思うのだが…。午前中にTANUKIは初盆見舞い。お昼前には藤守が夫婦でお線香をあげに来てくれた。夕方にはTOPPOさんに留守を頼んで保福島の初盆見舞いに港の叔母さんも誘って行く。保福島で話をしている内に築地も初盆見舞いに登場。彼らは毎年この日に兄弟で集まっているそうで、その帰りだそうだ。その内に雷付きの大雨。少し小降りになってきたところであわてて帰って来たが、「すごかったよ」とTOPPOさんが雨戸を閉めてくれていた。
14日は恒例の港の花火。今年は他のお客が来ないのでお弁当持ちでのんびりと。行きがけに氷屋さんへ寄って宇治金時。風の通る店先の氷は美味しい。駅まで歩いてタクシーで港近くまで。「これ以上は渋滞にはまるだけ」という所まで行ってもらった。いつもとは違うアクアスの海側の高台で広々と見る。大きいシートは持って行けなかったので、寝転がるにはきつかったが、それでも横になって花火を楽しんだ。
15日はドライブ。私の目がまだいまいちなので、道が確実に分かっている御前崎へ。なぶら館で早めに食事をした後、海の縁を回ってバイパスを使って金谷へ。お茶の国(元のお茶の郷)が県の博物館に模様替えをしたというので行ってみた。展示内容もお茶室もあまり変化はなかったが、売店はだいぶ模様替えをしていた。
夜はTANUKIの誕生日の前祝に花道でお好み焼き。最近は閉めるのが早くなったそうで7時頃まで。帰ろうとしたら土砂降り。
そして本日はTANUKIの誕生日。TOPPOさんがお昼を食べて帰るのでお昼はよし寿司のお寿司。帰りも渋滞したようで(事故渋滞もあったそう)で今回はTOPPOさんも大変だった。
18/8/10
ついに介護保険の保険料を取られるようになった。来年度からは年金から天引きらしいが、今年度は途中からなので別に請求書が来たようだ。
年金に占める保険料はずいぶんと大きいと思うが、母の場合などは使い倒したので、人件費を考えると仕方がないかと思う。
介護離職というと家族の介護のための離職を指すが、介護現場の離職の問題の方がずっと大きいと思う。保育現場や教育現場もそうだが、人が人を相手にする現場の仕事が今1番大切なのに日が当たらない場になっているのではないだろうか。
18/8/8
アマチュアボクシング協会の会長が(たぶん会長を)辞任した。
ここ数日の騒ぎで石原裕次郎の若かりし頃のギャング映画の世界を思い出した。彼はそのままその世代だと思うが、それから半世紀が経って世の中が変わってきたことに気が付かなかったようだ。もっとも世界のアマチュアボクシング界も似たような状況だという話で、東京オリンピックの種目に入るかどうかさえまだ不確からしい。
しかし、古代ギリシアのオリンピック以来の種目がこんな形で廃れてしまうとしたら残念なことだ。
18/8/6
広島原爆忌。すでに73回目、実際に体験された人も少なくなっているだろう。
広島・長崎からこちら、戦争で使われる事は無かった武器だが、今でも地球上に山のように存在するというのが人間の愚かさを見せつけているようで何とも言えない。
18/8/3
女子レスリング・大学のアメフトに続いて今度はアマチュアボクシング協会で問題が起こった。
その前に女子のマラソンや女子柔道でも問題が起こっていたと思ったが、そろそろ昭和のままの組織の運営方法は使えなくなっているという事なのだろう。
今回問題なのはレフリーが公平な審判をしていなかったのではないかという事が大きく取り上げられている事だ。スポーツ、それもアマチュアスポーツで審判が公平で誰が見ても解る審判をしていないのならば、スポーツではなくなってしまう。
18/8/1
あっという間に8月。しかし、7月は変な気候だった。早々と梅雨が明けてものすごく気温が上がった。本来梅雨の最後の大雨となるところが、あまり雨量の無いまま、梅雨明け後にこれでもかという水害を起こす雨になった。台風がおかしなルートでやって来た。アメリカやヨーロッパでは山火事に悩まされているらしい。
人間の体そのものも多くのバクテリアを抱えた1つの世界だが、普通に居るものも人間の体力の弱っている時は悪玉菌となって病気を引き起こす。地球に乗っている我々人間は今、地球を傷めつける悪玉菌になってしまっているのではないだろうか。