19/7/23
芸能ネタに注目する事はあまりないのだが…。今回はお笑いの吉本興業が騒ぎになっているらしい。何しろ朝・昼のワイドショーがこぞって選挙結果を差し置いて取り上げているのだから騒ぎは大きい。これらの番組に出ている所属のタレントさんや組織は別でも共演しているタレントさんで仲の良い人もあるのだろうから、内輪ネタとして大いに盛り上がれるという側面もあるのだろう。
彼らにとっては当たり前なのかもしれないが、部外者としては不思議な事がある。芸人・タレントを育てるところからかかわっているため、組織が大きいというのは分かるのだが、宝塚のように入学試験が厳しいわけではないようなので、養成学校に入った全員がタレントや芸人として生活を立てる程のものではないと思う。そうであるのなら、とにかく養成学校は卒業しました、で売れる世界ではない。ジャニーズと違ってそこそこの年齢になってから入ってくる人が多いのだろうから、そこで放り出してはどうやって生活をするんだという人がたくさん出て来るはずだ。先輩のつてで妙なものが廻ってくるかもしれない。それならば会社として見習い期間数年間はアルバイトとして社内に置き、マネージャー見習いや会場の管理などとりあえず生活の出来る環境と練習やオーデションを受ける環境を作ったらどうなのか。そこで売れれば改めてマネジメント契約をして1人前と認めるなどシビアなようでも親身なやり方をすれば「家族のような関係」という言葉も納得がいくのではないだろうか。
スポーツ選手にしろ囲碁や将棋の世界にしろ、エンターティメントの世界だけでなく特別の才能を売るという事は誰にでもできる事ではない。売れている人・強い人にはそれなりのものがある。何もかもドンブリでは裏をのぞかれて夢を売る仕事にならない時代になっているのではないだろうか。
19/7/21
選挙速報でテレビのスケジュールが飛んでいたのでしばらくぶりでNHKの『ダーウィンがきた!』を見た。何せネコ島。ただし田代島ではなく福岡県の相島。ここは研究者とNHKが入って生態観察が続けられている。
今回はカップルで子育てをする猫の家族。ネコ科の動物で父親も子育て中のファミリーに帯同するのはライオンくらい。他の雄が子殺しをすることもある。だから、この家族はかなり珍しいと思うのだが、この母猫の兄弟ネコも自分の子供達と子育てをする母親を守っていたから、この島の中ではそういう形もあるのかもしれない。
しかし、とても以外とは思わない。なぜなら家のパピも去勢雄で自分の子供ではなくても仔猫に対する面倒見はとても良かったからだ。少し親から離す時期が早く人間の世界に来てしまった子だったが、本家のミイ(肝っ玉の据わった地域の女親分だった)に少しは面倒を見てもらってネコの流儀も教えてもらったと思う…。さらに意外かもしれないが茶々も去勢雄だが仔猫のトラ丸の面倒はよく見てくれた。茶々は3月位まで外猫としてキッチリと母猫に育てられたから猫の世界のやり方を知っていたはずだ。
この相島の猫達は外猫とはいえ漁師町で食料は豊富、おおらかに猫がいるのが当たり前と思っている人々の中でゆったりと暮らしているので飼い猫同様、ちょっと変わった生活様式でも生きていける環境なのだと思う。
19/7/20
はだかっこの会の前会長さんに誘われて、焼津市文化連盟俳句部の『俳句入門講座』に顔を出した。民児委員をしていた頃に理事会でお世話になっていた方が今回の代表のお1人、もうお1人やはり当時の理事会仲間の方がいて「しばらくです」のご挨拶。
焼津市文化連盟はS29年に発足したそうで、長きにわたる活動をされているが、ご多分に漏れず高齢化の波にあらわれ、新メンバー募集のための講座らしい。ただしどこまで新しい人が来ていたのか分からないが、同世代以上の方が多いように見えたが…。
講師は未来図同人で『文芸やいづ』の俳句選者もされている田中晶代先生。
本当の基礎講座のつもりのようで、詩歌→定型詩→俳句の流れや、詩歌としての韻・リズム、季語・季寄せの使い方などを例をあげながら話された。また17音しかないのだから、引き算・省略をする事で1句を整える事、写生句と心情句、女性句の中の生活感あふれる台所俳句など、「日記として作っていく事もお勧めです」と仰っていた。
その後は、では作ってみましょうとなった。1グループ5名前後で座っていたのだが、グループごとに説明役の句会のメンバーも加わってみんなで短冊を前に四苦八苦。30分ぐらいかけて1句投句。先生が初心者の方の句をいくつか講評したり添削したりして、本日はお終い。
実は私が加わったグループの世話役さんははだかっこの会のお仲間。その句仲間の方と他にお2人。おかげで楽しくできた。
さざめきてビール談義や句座なれど DORA
19/7/19
昨日、京都のアニメ制作会社が放火され33名が亡くなったそうだ。亡くなられた方々のご冥福と怪我をされた方々の早い回復を祈りたい。
犯人も大やけどで確保されたが、まだ事情聴取ができる状況ではないらしい。自分の小説を「パクられた」と言っていたそうだが、この直情的な行動に至る心の動きは理解できない。
それにしても、40代と言えば人生で一番忙しい時ではないのだろうか。たとえ不平不満があっても日々の生活に流されて、それを温める余裕などない年頃だと思うのはヘンなのだろうか。5月の登戸の小学生等殺傷事件も犯人は50代ではなかったか。
ヒトが人間として育ってこない教育、働き方の中で人々が壊れていく、その前兆ではないかという恐怖感がある。
19/7/15
参議院選挙まであと1週間。地域的には全く盛り上がっていない。
意味不明な意見表明の場として利用しているだけで、実際に参議院議員として国政に参加するつもりがあるのだろうかという候補者も居れば、国会議員は国・国民全体に責任を持つはずのものなのに「県内の原発を廃止して他所の何処かには遺棄したい」のような聞きようによっては突っ込みどころがタップリだったり、「今は景気が良い」どこが…。だったり。
「ふるさと」は日本全国、国民に安全・快適な生活環境と仕事環境を作る、対外的にどんな国として日本の立ち位置を考えるか、参議院という大所高所から意見を出していく議員を選ぶための仕掛けも候補者の資質も足りていないのではないだろうか。
19/7/10
ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が亡くなったそうだ。享年87歳、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血だったそうだ。
SMAPの解散騒動で何となく今のタレントの動きを知っただけだが、初代ジャニーズ(4人組でロカビリーをやっていたのではなかったか…)やフォーリーブスで私の印象は切れている。
男の子版タカラヅカを目指しているのかなくらいの印象で、SMAP騒動の時もあの中年4人組はどう見ても一般会社の部長クラスのオジサンでアイドルには見えず、アイドルでまとめて売り出しても、いいかげんな所でそれぞれの適正に合わせて一本立ちさせれば良いのにと思ったものだった。
それはともかく、今回のテレビでの一斉の報道の嵐で、名伯楽であり凄腕のプロデューサーである事は分かった。
その源流に、お寺の息子さんで、アメリカ育ちであり、異文化や価値観を色々と体験している中で人を見る目を開眼していったのではないかと思った。基本的に人が好きで華やかなショーが好きで、戦中派として平和だからこそそれがビジネスになる事もしっかりと認識していた人だったのだと思う。
彼の死で1つの時代が終わるのか、そこで育まれた人材がその続きを紡いでいくのか分からないが、ご冥福をお祈りしたい。
19/7/5
最近1日バッタリと寝込むことは少なくなったが、昨日はお天気が悪いのも味方にして1日布団の上でゴロゴロしていた。テレビでも見るか、漫画でも読むかと思いながら根が続かずに半分はしっかり眠っていた。
年とともにガツンと1日身体を使う事もできなくなりつつあるが、ボチボチやって一休みして何とかなっていた。ご隠居生活をある意味楽しんでいた父の姿を見ていたが、今になって体力に合わせて合理的な時間配分をしていたのだなと見習おうと思っている。
19/7/4
参議院選挙が始まった。今回のマスコミのネーミングは政権の中間テストらしいが…。
まず、外交はロシアとの北方領土交渉はスタートから動かず。韓国との間は韓国の駄々っ子ぶりを持て余しているだけ。アメリカのトランプ大統領と安倍総理は仲良しだが貿易交渉は押されっぱなし、沖縄をはじめとする基地問題も日本有利に解決をする気が無いのだろうと思うほど沖縄に居る日本国民の生活と意見を無視している。さらには秋田と山口に日本防衛には何の足しにもならない物を日本国民である住民の生活を無視して作ろうとしている。中東との関係は昔から悪くないはずだがアメリカに引きずられて悪化させている。中国との関係が少し良くなったかもしれないが、北朝鮮との拉致問題も全く解決のめどがつかないでいる。
経済については、どこを指して景気が良いと言っているのか庶民には見当もつかない。企業と役所がすべての労働者を引き受けるなどという無謀なモデルは社会主義国にならなければしょせん無理な話で、農林漁業や小工業、小売店を含めた個人事業主が安心して仕事ができる環境を作らなければ大都市圏以外は形のない高齢者施設となりかねない。それらすべてを年金と生活保護で賄うとなれば膨大な予算が必要なのは目に見えている。そうならないためには地方地方の津々浦々まで、若い人も含めて生活がたちゆく施策が必要なのだが何かやってきただろうか。
国の予算が足りない足りないと言いながら膨大な経費が掛かる議員の増員が正しい事だったのか。足りないのならリストラをして今の必要に合わせた予算組をするべきだがそれが出来ているのか。
憲法改正については反対なので進まなかったことは良いのだが、それならこの何年かで議論が進んだか?
他にも検討すべきは色々あるだろうが、採点して投票に行こう。
19/7/1
今年も集中豪雨の季節がやって来た。今回は九州南部でかなりの大雨が続いている。大きな災害にならなければ良いのだが…。
怖い事に災害慣れしてしまった。こちらで被害が出ていないせいもあるのだろうが、豪雨災害も地震災害も「ああ、またか…」になってしまった。気候変動もあるのだろうが、それも含めて地球のご機嫌を取る事は我々人間にはできない。被害に遭わないように気を付けるしかない。
いやだと言って宇宙へ避難するわけにもいかない。そして人情として他からはどう評価されようとも住めば都、せめて、人為的な被害を減らす努力をしていくしかない。