ちょっとした感想   

20/1/29

   中国で始まったコロナウイルスによる肺炎が中国で多くの死者を出し、世界各地に飛び火をしている。日本でも中国からの旅行者だけでなく、中国に滞在していた人や国内で中国からの旅行者に関わった人などに感染している。ちょうど春節で中国が大旅行シーズンであるのも折が悪かった。ウイルスを体内に取り込んだまま気が付かずに旅行をした人もあるだろうから、ここしばらく感染者数は上がっていくだろう。
   なるべく早くウイルスの正体を研究し、対策ができるようになる事を願うばかりだ。
   ただ、話を聞く限り、新型のインフルエンザ並みでワクチンが無いから蔓延もするし元々体調の悪い人などに重症者・死者も出るが、全く症状のない人もあるらしい。恐れ過ぎず、的確にうがい手洗い、栄養摂取と十分な睡眠で自分の免疫力を高めておくことが1番の予防のような気がする。日本はインフルエンザや風邪だけでなくそろそろ花粉症の季節だが、咳・クシャミが止まらなくなったら自分の為だけでなく周りの為にも今年はマスクをしようと思う。

20/1/24

   僕はDORAおばさん家の茶々。子供の頃にみゆに聞かせてもらった話をするよ。みゆはパピに聞いたんだって。
   昔々、DORAおばさんもTANUKIおじさんも若かった頃、パピも一緒に小さなアパートに住んでいたんだって。
   その頃、TANUKIおじさんは隣町の小学校に勤めていたんだよ。春休み、TANUKIおじさんのクラスの子供達が皆で自転車に乗って遊びに来た事があったんだって。わやわやとやって来た子供達の靴で玄関は大入り満員。もちろん部屋の中だって小さなアパートだから大入り満員、皆がやっと座れるくらいだったんだ。それでも子供達もTANUKIおじさんも大満足、DORAおばさんはちょうど親戚の子供の誰かが1歳のお祝いで大きなお餅をもらったのをお汁粉にしてイソイソと皆に食べさせたんだって。
   もちろんパピも皆に可愛がってもらって大満足。パピは小さい時からアパートの子供達と付き合いがあったから子供との付き合いも慣れていたんだって。
   そんな事もあって、TANUKIおじさんは家を建てる時に「玄関を大きくしよう!」って言ったんだって。もっとも家を建てた頃には学校も変わっちゃって、大勢で子供達が遊びに来る事も無くなったらしいけどね。
   おかげで僕達歴代の猫は夏は玄関の網戸の所で夜遅くまで遊びながら夕涼みができるし、そうでない時も玄関は良い遊び場なんだよ。

20/1/20

   和歌山市の漏水工事による断水宣言は大事にならずに何よりだった。
   どちらにしろ60年近く前の配管なので、漏水の発見からもしや太い配管を交換する大工事になるかもしれないと3日間の断水を周知しようとした事は、市長をはじめ行政の誠意を感じる。幸い主管ではなかったため手早い工事で済んで断水にはならなかったようだ。
   大慌てで水の手配をした地元の皆さんは大変だったが、ここは行政側を褒めてほしい。その上で、日ごろの備えや情報の周知徹底の手段について、もっと良い方法がなかったかを検討してこれも公開して頂けるとありがたい。
   そういえば私の育った町でも小学校を卒業する頃に「市内に下水道を敷こう」とキャンペーン中で、大きな下水道管の切れ端が市役所の前にデンと鎮座していた。あれから50年以上、全国的にそろそろ傷んでもおかしくないとの事なので何時どこで同じことが起こるか分からない。災害でなくともインフラが老朽化のためにストップする事もあり得ると頭のどこかにインプットする良い機会になったと思う。

20/1/17

   阪神淡路大震災から25年が経った。あっという間に四半世紀である。
   揺れによる建物倒壊も多かったが、火事の印象が強い。関連死も含めて6500人近くが亡くなっている。
   これを皮切りに日本各地での地震・風水害などの大きな自然災害が数年おきに来ている印象がある。地球がちょいと伸びをしただけかもしれないが、そこにしがみついている人間にとっては大変な大問題だ。

20/1/16

   オーストラリアの森林火災が猛威をふるい、野生生物にもかなりの被害が出ているそうで、自衛隊が日本から援軍に出る事態になっている。
   気候の変動による高温と乾燥で、あちこちから火が出ているようではあるが、火を追いかけて消す方法しか取っていないのだろうか。
   日本なら神話の時代から火の先の燃えるものを無くしてしまうという手がある。(焼津が舞台となったヤマトタケルの草薙剣の話ご存知?)
   江戸時代に入っても大火を押さえるのは破壊消火で、纏持ちの兄さんが登った所まで火が来ないように、そこから火に向かって可燃物を壊して防火帯を作る事で火を止めた。
   オーストラリアだけでなくブラジルやアメリカでも気候変動による大規模な森林火災が起こっているようだが、これがまたCO2の大量放出につながり温暖化を加速させるのならば、先の事より今の危機に世界の知恵を結集して火を止めるべきではないだろうか。

20/1/14

   昨夜のNHKで製鉄の歴史とアジアへの広がりのルート研究の放送をやっていた。(タイトルは忘れた…)
   当時の鉄が今の原爆なみの外交的意味を持っている等なかなか興味深かった。しかし、荒涼とした土地を渡ってきたというのは多分違う。緑深い森林地帯を鉄鉱石を掘り出し、大量の木材を燃料として製鉄をした結果、再起不能の荒野にしてしまったのは当時の最先端技術であった鉄を作る為であったはずだ。
   当時は地球が広かったから、人々は次の土地へ渡って生き延びる事ができたが、現在の工業化による広範囲にわたる大気汚染・海洋汚染から我々は逃げる場所がなくなりつつある。

20/1/10

   イギリスのヘンリー王子夫妻が高位王族の地位を退くと発表したそうだ。エリザベス女王の孫ではあるが次男坊殿下なので王位継承などにはあまり影響はないだろうが、物議をかもしているようだ。
   多感な年ごろに母であるダイアナ妃がマスコミの餌食になり亡くなった事を思えば、今度は家族を守り抜くと彼が決断したのは分かる気がする。
   日本でもそうだが、皇族・王族と言っても個人の尊厳もプライベートはあるわけだし、本人の友人など周りの人々も含めて、いらぬお節介でいくらつつきまわして良いというものではないはずだ。

20/1/5

   昨年は曜日に助けられた部分もあるが、12月31までゴミの収集はあった。今年の収集は明日1月6日から。
   しかしながら正月から収集されない(指定外のごみを出したため)物が残り、その上に年明けからのゴミが持ってこられ、すでにかなりの量が溜まっている。確かに家の中にゴミなくスッキリと正月を迎えたいと思うのは分かるが、町内の路上もまた、通る人の為にもお正月くらいゴミなくスッキリと片付いていてほしいもの。そこの貴方、どう考えるだろうか。

20/1/4

   アメリカがイランの要人をイラクで爆撃して殺したようだが、これもテロというべきではないのか。
   こんな事で紛争が戦争になったらたまったものではない。地球上のそこここで様々な矛盾と利害が交錯しているが、で死んでいくほとんどは政治とも利害ともかかわりなく普通に生きている庶民達。
   人間が何をしようが地球そのものが無くなる事はまずないだろうが、地球そのものが人の住めない環境となる事は十分あり得る。

20/1/3

   じきに成人の日が来る。親類縁者に今年の成人式の子がいるかなと確認をしようとしたのだが…。
   昨今は18歳で選挙権がもらえる。となると成人年齢は18歳?酒・たばこが自己責任になる20歳?そもそもある日突然大人になるわけではないし、区切る必要があるかという事もあるのだが…。
   とりあえず焼津市のホームページで調べてみたところ、今年度20歳になった人を対象にしていた。焼津市の場合、中学校区でその学年が集まるのでたいがいが第1回目の同窓会のようになるようだ。
   若者達、成人式を一つの節目として大人である自分を確認する日としてほしい。

20/1/1

   令和初のお正月。暖かな良い日になった。
   実業団駅伝を見て、サッカー天皇杯の決勝を見て、その間に縁側で日向ぼっこをしながら新聞と年賀状に目を通す。実に怠惰な年の初め。誰も来ないし電話さえもかかって来ない。ネコもそれぞれのお気に入りの場所で寝ていた。

日の丸も出さずうらうら昼寝かな    DORA

12月    2月