ちょっとした感想   

20/2/26

   2月はずっと新型コロナウイルス騒ぎで過ぎそうだ。
   政府は危機感をあらわにしているつもりのようだが、やろうとしている事は素人目にもおかしいんじゃないかというものだ。
   まず、パンデミックを防ごうというのならば、無症状でも感染していてウイルスを出している人に、なるべく周りの人に感染させないように注意してもらわなければならない。本人に自覚症状のないこのレベルでは個々にマスクの着用や手洗いをするなど基本的な清潔を守る事くらいしかできないだろう。しかし、自覚症状(発熱・だるさ・咳など)が出たところでかかりつけ医へ行き、ただの風邪なのか、インフルエンザなのか、新型コロナなのか、その他の病気なのかなるべく早く鑑別する必要がある。風邪ならば出歩かずに数日自宅で安静、インフルエンザなら処方薬を出して必要な期間安静に、新型コロナならば軽症なら2週間の安静とその間の症状のチェック、1人暮らしなどの状況によって自宅に居てもらうための生活支援も必要だろう。さらにその他にもこの初期症状が別の病気の始まりの場合もあるはずで、その診療の態勢を忘れてはいけない。
   きちんと地域のデーターが集まれば、病床の手配の計画やこの先の予想もつけられるだろう。
   きちんとした検査もしないままどうやって感染拡大を防ごうとするのか、多少通勤時間帯を変えたり休みやテレワークを取り入れても科学的裏付けがどれだけあるものなのか心もとない。
   今後、子供が学校や保育園からもらってきて家庭で高齢者などリスクの高い人ににうつしてしまうのが心配されるが、さてどういう対策を取るのだろうか。

20/2/18

   横浜港に停泊したクルーズ船で次々と新コロナウイルスの感染者が出ているせいもあってこの話題が消えないが、いよいよ日本各地で本格的に発症者が出てきたようだ。
   そのために厚労省では電話相談ができるようにしたそうだが帰国者・接触者相談センターとなっている。ここまで来たら今更なネーミングだが…。
   さらに高熱が出ても4日間様子を見てというのだが、普通この季節なら「インフルエンザか」となるし、それなら薬もあるわけで、さっさと医者へ向かうだろう。また子供や高齢者が熱を出した時、落ち着いて「様子を見よう」という家族は少ないのではないかと思うのだが。
   今はコンピーター化された電話がある程度の仕分けをしてくれるので、特化させることなく「熱を出したら」即電話ができるシステムを作ってトリアージをすれば良いのにと思う。熱が出るという事は体内で免疫システムが盛んに活動をしている可能性が高く、何らかの不調があるはずだ。
   しかし、年齢や状況ですぐ治まるだろうものもあれば、新型コロナウイルスよりも見過ごすと危険なものもあるはずだ。大丈夫そうなものは最寄りのかかりつけ医へ、感染症の場合は状況に応じた医療機関へ、緊急を要するものは救急車要請もできる、判断が付かないものはドクターに電話を回すなどのシステムはできなくないはずだ。
   今回だけでなく、病気の蔓延が起こった時、何時でも活用できる危機管理体制として、まだ無いのならぜひ開発して頂きたいものだ。

20/2/15

   新コロナウイルスがいよいよ日本でも潜伏期間を終えてあちらこちらで顔を出してきた。もっと早くからあちらこちらで「治りにくい肺炎」として出ていたかもしれないが、ただの風邪で治ってしまった人も多かったのではないだろうか。何しろ武漢との関係が分かっている人の検査しかしてこなかったのだから。
   ついに武漢がらみでなく亡くなられた人が出たし重症者もいるようだ。
   しばらく日本各地でこの新型コロナウイルスの肺炎は出るだろう。例年ほどでなくても中国各地からの観光客がたくさん来日しているし、ビジネスで行き来している人もたくさん居るはずで、当人達はウイルス感染をしているとも思っていなかったはずだし、日本の都会はどこも人であふれている。

20/2/9

   パソコンの機嫌が悪い。うっかりしていれば猫が座り込んだり、踏台替わりに棚に飛び乗るのに蹴とばしたりしているので、精密機械としては機嫌も悪くなろうものだが、こちらとしては大変困る。
   昨日もオフィッスがストライキを起こしてメールは開かない、ワードが使えないで仕事にならなかった。
   再起動をさせたり、オフィッスそのものはアップデート途中で止まってしまうので、ウインドウズでアップデートをかけている内に夜も更け、機械任せで放り出しておいた。何故か今朝、機嫌が直ってホッとしたが、「何故」はさっぱり分からない。急ぎの用でエクセルを開いたらこれも無事だったので、後でワードに一働きしてもらわなければならない。
   今使っているパソコンは裏で何か始まっても表に表示が出ないので、これも案外不便だ。急に動きが遅くなったり、止まったり、消えたり、アップデート中だったりウイルスバスターがチェック中だったり原因はあるのだろうが、急いでいる時などは逆に待つことなく再起動やオフにする操作をして後から思うとこじらせているのではないかという時もある。

20/2/6

   中国からやって来たコロナウイルス。やはりというか春節の間に日本にも大分入っているようだ。幸い重症者のニュースは無いが、検査体制が行き届いていないので、どこから感染したか分からない肺炎患者の中に居るかもしれないし、熱の下がりにくい風邪のつもりでいる患者や医者もいるかもしれない。
   そもそも体調さえ整えていれば発症しないケースもあるようだが、どれ位の部分がそうなのかは分からない。ある一定の数の人が無症状のまま感染すれば免疫ができ、パンデミックは防げ、体調の悪い人がかかれば危険だが、検査対応や対策ができて普通のインフルエンザのような存在になる。
   今、横浜に入港しようとしたクルーズ船で感染者がいるのが分かり乗員乗客が足止めされている。しかし、そもそもが1週間以上も前の乗客が下船後に発症したというニュースから慌ただしく検疫をしたもののようだ。幸い重症者は居ないようだが、途中経過で20名が感染しており病院に隔離されているようだ。
   ただ、厳密ではないが閉ざされた空間でどれだけの感染者が出たかというデーターにはなると思う。
   そろそろニュースショーではしゃぎながら取り上げる材料から卒業させても良いような気がする。

20/2/1

   1月があっと言う間に終わってしまった。うるう1月と言って良いほど春っぽい1月だった。
   函館の先輩の所も西会津の知り合いの所も雪のほとんどない1月のようだ。本気で夏の水不足や野菜やコメの作柄が心配になってくる。
   水も食物も最大限に活用したい。自然を浪費すると後で取り返しのつかないことになりそうな気がする。

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