ちょっとした感想   

21/6/29

   茶々の体調が大分悪い。
   パピと同じ年まで来たし、外猫としての母さん猫の躾がしっかりとしていて、獣医さんに行ったのも去勢手術の時だけ。臆病というより用心深いのだろうが、ここまで来て獣医さんに連れて行ってビビらせることはないと思う。
   昨日は口の中をよだれでベロベロにして何も食べれなかった。しかし、歯の悪いとら丸やルナよりはよほど良い歯をしている。これはそろそろ危ないかと思ったが、今日の午後になって少しお腹が空いたようで、チュ~ルやパウチを一口ずつだが食べている。夕飯にマグロを入れたらウニャウニャと言いながらよく食べた。
   この半年くらい、トイレ砂があっという間にダメになるほどおしっこをしていたので、腎臓のダメージもかなりなのだろう。
   それでもまだ生きようとしている。
   先に逝った兄弟の蒼が迎えに来れば「お疲れさん」と送り出してやるが、そう急がないでも良いじゃないのと思う。

21/6/22

   オリンピックの選手たちも各国から来はじめている。
   来日したウガンダのコーチからコロナ陽性者が出たが、他の選手たちは成田から合宿地の大阪へ移動した。しかも少人数での来日なので一般客とともに来日したと思われるのだが、飛行機の同乗者の濃厚接触者も特定していないらしい。
   さらに日本では一般成人、旅館関係者もバスやタクシーの運転手さんもワクチン接種はほとんどまだのはずだ。
   罹患者にしろワクチンを接種した人にしろ、免疫を付けた人は多少のコロナウイルスが体内に入っても攻撃態勢ができているので発症したり重症化したりはしにくいという。ただし、体内にウイルスが居ればそれを周りに排出することもあるわけで、免疫のない人がそれにさらされれば発症することもありうる。
   そういう意味では来日する選手やその他のお客さんがワクチンを打っているかどうかより、受け入れる日本の国民が免疫を付けている事の方がより重要な事だと思う。今、1回目のワクチンを接種しても、ほぼ1月後の2回目を打ち、さらに10日ほどしてようやく免疫が付くという。その頃にはオリンピックも終わっている頃で、今年早々からワクチンが出回っていれば、少しは安心できる状況だったかもしれないが、手遅れ感が否めない。
   さらにパラリンピックとなれば、選手の体調管理のリスクも上がるのではないかと思われるが、うっかりするとかなりの感染爆発が起こりつつあるところに、選手が来てくれるのだろうか。

21/6/14

   オリンピックまで1月余りだが、盛り上がらないどころかお客さんを会場に入れるかどうかもまだ決まっていないようだ。
   東京オリンピックなのに東京はいまだに緊急事態宣言下で「東京に来ないでください」という状況だ。マラソンなどが行われるはずの北海道も札幌を中心にまだコロナに振り回されている。
   ふと昔読んだ小松左京の『首都消失』を思い出した。訳の分からない雲に覆われて首都圏との往来が遮断された。内閣も国会も主要マスコミも雲の中、その状況で残った人々は日本というまとまりを守れるのか…、というものだったが、開発され始めていたインターネットをはじめとする最新技術を使いこなすことで何とかなりそうだというところまでの物語だった。
   双方向で利用できる国際的なテレビ会議やデーターを日本各地の手の空いている所に飛ばして仕事をするなど、当時としてはまだ学者の頭の中にしかなかったものだったのかもしれないが、今や現実のものとなった。
   パンデミック化で無理に人を集める危険を冒すことはない。
   インターネット通信で世界中から競技会場へそれぞれの言葉で応援メッセージを入れるくらいの事は今やできるのだ。発展途上国などでは来日して観戦する人などごく限られているだろうが、逆に競技の様子をネット配信すれば、今まで以上に盛り上げる事もできるはずだ。
   今までと同じ事を無理にしようとするよりも、コロナ禍を機に新しい形のオリンピックを提案すれば日本の存在感も上がるのにと思うのだがどうだろうか。

21/6/7

   本日は自分の誕生日。いくつになったかなどケロリと忘れても良いのだが、誕生日を祝ってもらうのはうれしい。最近は「美味しいもの食べようよ」になっているが。
   すでに立派な高齢者なのだが、焼津市からコロナワクチンのお知らせもまだ届かない。聞くところによると80代の方への接種が今行われているようだが、「家族に連れて行ってもらわないと行けないもの」という状況のようだ。
   TANUKIはサッサとワクチンを打って安心したい方、私は当分打ちたくないというか、副反応などの状況を見極めてからなるべく安心できるものを打ちたい方。アレルギー気の強い体質なので、ワクチンに殺されたくはない。

21/6/2

   テニスの大坂なおみ選手がうつ病であることを公表して全仏オープンを途中棄権した。
   そもそもは彼女が「記者会見をしない!」と言い切った事が騒ぎになっていたようで、テニスのプロ選手にとっては記者会見も仕事の内という規約になっているそうだ。
   プロであるからにはファンは素晴らしい技術の伴った試合を見せてもらいたいと思うし、その裏にある人間ドラマとして選手を知りたいと思うだろう。
   また、囲碁や将棋では戦いが終わった後、そのまま勝者・敗者ともに戦いを振り返る検討の場面に記者も入って質問もある。
   ただし、記者も含めて節度と試合へのリスペクトが大切なのではないかと思う。
   大坂選手にはひとまずしっかりと休んで心身をリセットして、また戦いの場に出てきてほしい。

21/6/1

   あっという間に6月となった。
   それでなくても朔日は忙しいのだが、今日はけやきの会の用事が入っているので10時までに公会堂集合。
   仕方がないので30分以上早起き。まず週1のプラごみの収集日なのでゴミ出し。
   そして、「腹減った」と騒ぐ猫たちの朝ごはん。茶々が特別食でパウチ1/3に超高齢用ドライフードを少し混ぜ込む。ようやく、とら丸のドカ食い吐き気が無くなったので、後はザラザラとカリカリを出して順番。ただし途中で追加をしないとルナやはなに「ない!」と怒られる。
   すでに梅雨入り中のありがたい晴れ間を逃さないため、座布団カバーや暖簾など月1で洗濯しているものをかき集めて、洗濯物と一緒に洗濯機に押し込む。
   人間様も朝ごはんを食べて、仏さんにお水とお線香。
   チョイとマッサージ機にかかって目を覚ました後は、神棚のお供えと榊の交換。
   猫のトイレの掃除をして、植木鉢の水やりをして、あっという間に出かける時間。
   用事を済ませて戻ってくればもうお昼。半日で24時間使い切った気がした。

5月    7月