21/8/31
アフガニスタンから米軍が撤退した。日本・朝鮮半島・ベトナム・アフガニスタンと1世紀近くアジアで戦争を続けてきたアメリカにとって、この1世紀は後世にどんな評価が下されるのだろうか。
アメリカと入れ替わってアフガニスタンはタリバンが政権を作りそうだ。傍がどう思おうと、アフガニスタンの将来を決めるのはアフガニスタンの人々なのだから、それについて今、何を言うこともない。
問題は日本政府が日本の関係者をアフガニスタンに迎えに行くのが遅すぎて結局3機も行った自衛隊機は役に立たなかったという事実だ。大使館の日本人は1番にさっさとアフガニスタンから脱出したそうだから、日本の官僚の体質は第2次大戦の頃から全く変わっていないようだ。
さらに、アフガニスタン人で外国とかかわりのあった人々が脱出しようとしているのを欧米は支援しようとしているのだが、もう少し知恵を絞るべきではないだろうか。
国から政治家・学者・技術者などが居なくなれば、文化大革命後の中国やポルポト政権下のカンボジアのように国の基盤整備や成長が止まって長く苦しむことになる。残念ながら武力だけでは統治はできない。まず、国に居る人達が外国人も含めて安心できるようなシステム構築のために国中の知恵を集めるべきだ。
21/8/25
例年なら新学期が始まっているはずだが、焼津はまだ夏休み中だ。コロナ感染拡大で子供への感染も増えているという事で、とりあえず月末まで様子見となったようだ。
しかし、早くに手を打つにこしたことはない。
本来なら夏休み中にワクチン接種の出来ない子供達と居る事になる保育園・幼稚園・小学校の教職員に可能な限りのワクチン接種をして、大人からの感染拡大を防ぐ手立てをしておくべきだった。そうすればある程度のコロナウイルスが入って来ても重症化はしないで済む可能性が高いから教職員も安心して対応ができる。子供達もよほど運が悪くない限り重症化はまれらしいので、ここまでやっておけば2学期だからと慌てないで済んだはずだ。さらに、小学生までの子供がいる保護者・家族についても同様にワクチン接種を済ませていれば、たとえ家庭内感染をしたとしても重症化は防げたはずである。
妊婦さんが感染し、早産してしまった赤ちゃんが死亡してからオタオタと妊婦さんへのワクチン接種を急ぐなど、人が死ななければ何も考えない行政が少子化を心配しているなど、とても思えないが、子供達を取り巻く環境を守るという事に関しても何も考えていないのだろう。
さらに、「若い男性がかかった場合の後遺症に精子減少症がある」と話していたお医者さんが居たが、おたふくかぜなど高熱が続く疾患とリンクしているものだから、信ぴょう性はあるかもしれない。
多くのコロナ感染者が医療につなげられずに隔離だけされて重篤化している中で、目の前の状況にどう対処するかも大切だが、遠い将来を見据えて限られた選択肢の中で何をするのかも行政に期待をして我々は税金を払っているはずなのだが…。
21/8/18
静岡県内のコロナ感染者増に合わせて焼津市内の感染者も爆増している。
何故、がさっぱり分からないのが不気味だ。
県東部はオリンピックがらみで人の出入りが多かったからだろうと見当はつく。選手はともかく、警備や輸送さらに選手の日常を支える様々な業種の人々も各地から集まって来ただろう。浜松は愛知とのつながりが大きい。静岡市も県庁所在地だけに県内だけでなく人の行き来は多いだろう。その次に何故焼津が来るのか?確かに静岡市のベットタウン化はしている。東名のインターもあるし、漁港とはいえ港も3か所もある。しかし、そんなに人の流れが大きいとも思えない。
何のどんな動きがウイルスを運んでいるのか、気になる所だ。
21/8/12
ワクチンというものに誤解があるのではないだろうか。あるいは私が誤解をしている可能性もあるが…。
そもそもワクチンとは体の中に免疫を作るものだと思う。つまり「これがお尋ね者だ」と体内の免疫機構に知らせるものだと思う。そしてウイルスと戦うのは体内でカスタマイズされた免疫という事になると思う。
すなわち、ワクチンを打ったからウイルスが体内に入らないという事ではない。ウイルスが入って来ても十分に戦えて発病しないという事だ。感染から回復したり、ワクチンを打って十分に免疫が働いている状況で本人はケロリとしていても、免疫を持っていない人には十分に感染させられる量のウイルスを体内に持っている可能性がある。
インカ帝国もイースター島の文化もウイルス(病気)が滅ぼしたという説がある。ヨーロッパの人々にとっては十分に免疫を持っている病気がこの地域にはなかったために、彼らがやって来たことで今のコロナのような状況下で現地の人々の多くが亡くなったという事だ。
21/8/11
ついに焼津市にも蔓延防止等重点措置地域に入るらしい。まだ高齢者のワクチン接種途中だし、感染経路不明の感染者も多い。
全国的にもコロナ感染が広がって病床がひっ迫している。
結果まことしやかに『自宅療養』という言葉が広がっているが、PCR陽性という結果が出て「家から出ないでください」と言われただけが実情のようだ。しかし、本来の自宅療養とは、まず不調を感じている人に対して医者が診察をし、PCR検査、CTスキャンなどの検査をした上で症状から重症度を測り、大丈夫~入院までの症状の仕分けをして、自宅療養というのならば、安静にする~輸液・薬の投与などの処置、さらにどうなったら医者に連絡を入れるのかの確認が必要なのではないだろうか。
軽症なら使える、中等症で使うべきという薬も医者が介在しなければ絵に描いた餅で、重症者を量産する体制になってしまっているのが今の日本ではないだろうか。
21/8/9
オリンピックが終わったとすでにマスコミなどは祭りの後状態だが、ちょっと待て。まだパラリンピックが残っている。いわば今はハーフタイムのはずだ。
もちろん、パラリンピックの方が体調に心配のある選手が多いと思われるし、世界的に感染拡大状況で本当に開催して安全が担保されるのかという問題はある。
しかし、オリンピック・パラリンピックがともに行われるのは、それこそ前回東京オリンピックのレガシーのはず。
すでに外国から選手が来日している今、安全を担保するため暑すぎる気候は仕方がないが、せめてコロナ感染を減らすための努力や治療手順の確立など国が率先してやるべき時ではないだろうか。
21/8/3
オリンピック男子サッカー準決勝、日本がスペインと戦った。
結果、延長後半に1点取られて負けたが、日本がここまで互角に戦えるとは思わなかった。後半は焦ったスペインの選手があえてファールで日本の選手を止める場面もあり、お互いに前の試合が延長まで行った事もありバテていたが、それだけに日本にもチャンスがあったかなぁと思える試合だった。
しかし、我々世代としては、あのスペインとこれだけの試合ができるのだという事が隔世の感に思われる。
21/8/1
あっという間に8月がやって来た。
7月の梅雨明けは早く、その後夏空が続いたが、それもしばらく、ここ最近は不安定な天気が続いた。
8月の声を聴いたとたんに夏空が戻ってきたが、夏もあと1週間。7日には立秋となる。
茶々はよく頑張っている。この調子ならばお盆に蒼が来ても歓待をするだけで一緒に行こうとはしないだろう。次の目標はお彼岸。暑いけれど頑張れ、茶々!