ちょっとした感想   

 

03/12/31

   今年もあっという間に1年が過ぎました。
   色々な事がありましたが、個人的には今年はお正月に横浜へ出るための東名高速の雪のドライブに始まって、阪神が優勝して大阪へ遊びに行くための雪のドライブで終わりました。
   お付き合い下さった皆様、ありがとうございました。
   どうぞ良い年をお迎え下さい。

03/12/27

   イラクのお隣りイランで大きな地震があった。かなりの被害が出ているようだ。
   日本の陸上自衛隊、こちらでの方がよほど手馴れた仕事が出来て感謝されるのではないだろうか。
   しかし、自衛隊というものが日本国憲法との整合性が取れる組織になるまで、大規模に外に出せる組織ではないという私の意見は変わらないが。けれども、世界に認知してもらうための努力をしなくて良いというものでもないと思う。

03/12/24

   コメントなしで今日のニュースで見た農業ネタ2題。
   アメリカでBSEが出たそうだ。キャットフードを買う時に気をつけねば…。
   日本では耐病性の強い遺伝子組み替えの稲を開発しているようだ。

03/12/19

   あなたはちょっと風邪気味だなぁと思う時に薬屋で「○○ください」と風邪薬の銘柄指定をしないだろうか?胃腸薬、鎮痛剤などでも。それで「あなたには△△の方が良いですよ」と言われた事はあるだろうか。私は無いが。
   厚労省が薬局以外で置ける薬と置けない薬に変な線引きをしているが現実的なのだろうか。「危険な成分も含まれているので薬剤師が必要だ」と言うが、売薬を買うたびに解説をしてもらっているだろうか。
   逆に処方箋を持って行って「飲み合わせは大丈夫か」と聞いても「先生(医師)が出しているから」と疑問ももたずに言われた事もあるが、それでは薬剤師のチェック機能になっていないのではないだろうか。
   結局、我々は使ってみた経験で独自に薬を選んでいるのではないだろうか。

03/12/18

   『風の頁』の主催者の風さんが「自分のページには政治問題他いくつかの話題は持ち込まないで欲しい」とまた確認している。
   個人のホームページは主催者のホームパーテーのようなものなのだから、それぞれの色合いが出て当然である。
   「社交の場では政治や宗教の話はするものではない」と何かで読んだ。塩月八重子さんだったか酒井美意子さんだったか、昔の華族社会では社交が重要な仕事だったから彼女達もきちんと教えられたのだろう。
   家は縁側談義だからそうフォーマルにはなれない。色々な話が出来るのは楽しいし、色々な意見を戦わせるのも面白い。ただし、押し売りは困るし、言いっぱなしで人の意見を聞かないのでは意見を戦わせて楽しむ事にはならない。人と人との付き合いの基本ルールをはずしてもらっては困る。

03/12/15

   イラクのフセイン大統領が昨夜米軍に捕まった。日本のメディアはあえてかどうかオウム真理教の教祖逮捕のイメージと重ねて報道しているように見えるが…。
   彼が現れた(退場した)事で騒動が終わるとはとても思えないが、イラク国民にとっての新政権を作る準備は整った。

03/12/14

   本日はサッカー三昧。
   天皇杯3回戦で清水もようやく登場。J2の水戸戦だが状態が悪いままだったら危ないと見ていたが、選手1人1人がむきになる事も無く、まずまずの出来で勝てた。ところで裏でやっていたJ1王者の横浜は高校生の市立船橋に苦戦、延長戦の末PKにまで持ち込まれた。さすがにPKではキーパーの差が出たが。去年は国見が磐田と戦ったし、天皇杯が高校生を着実に育てている気がする。
   夜はトヨタカップ。ヨーロッパからACミランvs南米からボカ・ジュニアース。こちらも壮絶な1-1の試合の末PK戦。ボカのキーパーが頑張った。トッププロ同士のPKって止まるものなのか。すごかった。

03/12/12

   このところお天気が悪いとパソコンの前に座りっぱなしの日が続いている。年末は年賀状の準備やらクリスマスカード書きやら、喪中ハガキの返事やら何かと書く事が多い。
   実は『風の頁』のメンバーなど仕事でパソコンの前に座っている人達がホイホイとBBSで遊んでいるのを見て、よく時間があるなぁ…、と思っていたのだが、自分がその場にいると良く分かる。考えが煮詰まったり、一息つきたくなると作業画面からインターネットに切り替えてしまう。ちょっと遊んでまた続きへ。皆この息抜きで仕事を乗り切っていたのだなぁ…。

03/12/10

   自衛隊のイラク派遣基本計画を閣議決定した。
   総理の説明は呪いじみた意味不明のものだったが、報道も野党もこのままズルズルといってしまうのだろうか。
   世界常識では自衛隊は軍隊である。国が組織した殺傷能力の高い武器を持つ(日本が金持ちなのでGNP比の予算はそれ程でもないが、世界的にはかなりの予算を持っていると聞いた事がある)組織なのだから。
   それならばこそ世界標準で動くべきである。あやふやな立場のまま送り出すのでは派遣される自衛官にも失礼である。憲法との整合性を取り、わが国の何を守るための出動なのか(だって自衛隊でしょ)、はっきりと議論する事が国会と言論界の仕事であるはずだ。
   そして、本気で復興支援に当たるつもりならば、陣地に閉じこもっているなどという机上の空論ではなく、現地の人々と一緒に、それも賃金を払って仕事をしてもらい、地域全体を安定させる事である。意義のある仕事をし程々の暮らしが出来て社会が安全になれば、人の心は落ち着いてくる。
   アメリカだけでなくイラクをはじめとする世界が日本が何をしようとしているかに注目する事を忘れてはいけない。

03/12/6

   イラクで殉職された外務省のお二人の葬儀が今日あった。
   本日の毎日新聞夕刊の1面に、亡くなった井ノ上正盛書記官が小学生時代にアフリカの飢饉に心痛めて書いた作文が載った。そして3面がアフガニスタンの子供達の現状を追った記事だった。
   人が生きていく上での基本的な苦しみ、飢え・人為的に起こされた心身障害・生活苦、これらの事がある所に弱肉強食や暴力による君臨がますます混迷に拍車をかける。そこにいる人々にここから抜け出してもらうためにはこうしたらどうかという知恵を外から授ける事も必要だろう。しかし、彼らには彼らの世代を超えて伝えられてきた心の文化がある。それを無視してはどのような善意も無に帰する恐れがある。

03/12/2

   現在の日本国憲法9条は子供の世界にたとえるならば「喧嘩になっても殴り合いはしない」という事である。もちろん「喧嘩をするのに友達を引き連れていくのもダメ」である。
   しかし、人間同士、意見が異なり対立する事は多々ある。そんな時にどうするのか、話し合うのである。小学校の学級会などほとんどこの訓練ばかりだった記憶がある。友達を沢山作るというのもある。直接対立をするよりも間に共通の知人など居ると穏やかに取り持ってもらえる可能性が出てくる。さらに色々な所に顔を出してこまめに人の話を聞くというのもある。「あの人がこんな事を言っていたよ」というのが、対立を回避したり、解決の糸口になったりする事は良くある。話を国に戻せばこれこそが外交活動である。
   さて、日本国は本来の地道な外交活動をやった上での決断なのだろうか。

03/12/1

   今年ももう12月。ついこの間お正月だと思っていたらもう1年が廻ってしまった。早い…。
   ここの日記で発信していきたいそもそものテーマは環境や食べ物などの事だ。昔々私が学んできたものを何らかの形で誰かにバトンタッチしたいと思っている。ごく素朴なものだが、人が生きる上での基本なので誰かに引き継いで欲しいと思っている。
   しかし、この1年、かなりの分量を割いて戦争と平和に対する態度を表明する事になった。政治家ではないので上手くまとまらないが、自分なりの国の形についての哲学が無ければ言いにくい話題だ。それでもこの国で50年生きてきた人間の知恵を表明したい。『知らぬ』と投げ出せば地球が吹き飛びかねない瀬戸際に我々は居るような気がする。

11月    04年1月