ちょっとした感想   

04/5/31

   イラクでの銃撃事件で亡くなられた橋田さんの奥さんは静岡県で暮らしておられる。
   今回襲撃されたバクダット行きはファルージャの戦闘に巻き込まれて目の怪我をしたイラク人少年を沼津市内の病院で治療するために迎えに行く旅だった。この少年の治療の支援主体は沼津ロータリークラブだそうだが、来月上旬の受け入れ準備が病院とともに進んでいる。
   願わくば今度はこの少年にイラクと日本の梯となって欲しい。

04/5/29

   イラクで日本人記者が乗った車が銃撃を受け記者2人と通訳のイラク人が亡くなった。日本人1人は銃撃を受け爆発炎上した車からは脱出したのだがその後射殺されたらしい。日本人だから襲われたのか、外国人はすべて敵なのか、状況のわからない中で言うべき言葉ももたないが、イラクから日本への直接の情報が来る道がまた1つ閉じてしまった。今は亡くなった方々のご冥福をお祈りするしかない。

04/5/28

   本日午後、大阪の友人がやって来た。友人と言っても学生時代にお世話になった母と同世代の方。お元気で万葉の旅を楽しんでおられる。今回は足柄の関から田子の浦の方を歩いた帰りだそうだ。田子の浦からの富士山、今日は見えなかったそうだが、赤人の気持ちはよく分かったと言っておられた。
   お昼過ぎに焼津駅で待ち合わせてまずは食事。もちろんお寿司。腹ごなしには焼津神社の万葉集の植物の花壇を見に行った。残念ながらあまり花は無かったが、歌と植物がセットになっているのでイメージはつかみやすい。たまたま花壇の手入れをされていた方と早速万葉談義。
   掛川から帰る予定だと言うので、R150から大井川沿いの道に入って蓬莱橋へ。蓬莱橋は明日・明後日がとうろう祭だとの事で飾り付けの準備中だった。「せっかく来たのだから橋を歩こう」と往復分¥100を払って橋へ。実はいつも岸から見るばっかりで初めて歩いたのだが、長い!全長897.4mあるそうだ。世界最長の木造の歩道橋という事でH9年にギネスブックにも登録されている。幅2.7mあるそうだが、ごく低い柵は両脇にあるものの欄干・手すりと言うほどのものではないので、けっこう狭く感じる。風も無く穏やかなお天気だが、幾筋もに分かれた川の水は白くにごっている。

   初めて行った対岸では恵比寿さんと吉祥天女が迎えてくれた。脇のちょっとした展望台までの山道には亀や竜宮城・鶴などの石像が並び、愛の鐘と長寿の鐘が置かれている。もちろん縁起をかついで打ち鳴らしてきた。
   長い橋を戻ってさらに金谷の方へドライブ。お茶の郷へ足をのばしてお抹茶とお菓子を頂く。時間が押していたので博物館は割愛して、旧道を通ってR1に出、掛川へ。幸いバイパスが空いていたので走りやすかったが、町まで入ってから駅はどこ?駅前ぎりぎりまで駅方向の表示が見つからないのには参ったが、pm5頃に無事に駅に送ることができた。

04/5/25

   次のニュースが入ると前のニュースが消えるのが良い悪いは置いておいて日本的なところである。
   そろそろ忘れられているのがボランテアとは…、盛んに騒いだあのニュースなのだが、インターネットの中ではまだ熱心に論争が続いている所もある。それぞれの経験に裏打ちされており一々尤もなのだが違和感もある。
   まずボランテアの定義が人それぞれで話がかみ合ってこない。読んでいていらだつのと論争に加われないのはこの定義が各人各様だとまた1つの別のものが出るだけに過ぎないからである。ボランテアを直訳ではなく日本語で探せば何なのか、私自身の考えを言えば『袖刷りあうも他生の縁』『情けは人のためならず』などの言葉で言われている事ではないかと思う。
   大上段に構えてするものではなく、ちょっとした心遣い・思いやりなど人と接する心の持ちよう・立ち居振舞いではないかと思う。
   お役に立ちたいと募金をしたり慰問をしたりもボランテアだが、「ありがとう」「うれしかったよ」と受け取る方も実はボランテアの心を引き出すボランテアなのではないかと思う時がある。

04/5/24

   オウム事件以来、洗脳と言うとどうも印象が良くないが、生まれてきた赤ん坊はその社会の洗脳を受ける。日本に生まれれば聞こえてくるのは日本語だし、生活のリズムも思考法も日本的なものが身に付いていく訳だ。日本のパスポートを持っていても幼い時期から外国で暮らしその国の言葉や暮らしに慣れていれば日本で暮らしてきた人とは違う感覚を身に付ける事になるかもしれないし、外国のパスポートを持っていても生まれた時から日本で暮らしていれば外国育ちの同世代の日本人よりも日本の感覚に馴染んでいるかもしれない。
   さらには時代が違えば同じ土地に住んでいるからといって同じ価値観が続いているかどうかは分からない。人は時代の空気にも洗脳される。
   普通の人間には生まれた時からもっとも情報量が多く与えられたその時・その土地の生活が楽であるはずなのだが、地球規模で人が動き情報が流れる世界に暮らしていれば人の感じ方も思いも必ずしも多数の共感を得られるかどうかは分からない。

04/5/18

   昨日、『菅直人のEメールレポート』が『私の年金未加入問題について』として配信されてきた。
   つらつらと最近の状況についての説明と反省の弁であったが、私としては細々とした子供の喧嘩の言い訳のような弁明よりも政治家としてこの問題をどう整理してどんな政治課題を提案するかが知りたかった。法を作る政治家が年金というものを理解しないまま、ソロバン勘定だけで次々とツギハギ細工をして不細工にしたのが今の年金問題の根本にある。その整理をする事こそが政治家に今求められている事だと思うのだが…。

菅直人氏の公式ホームページ   http://www.n-kan.jp/

   普段は配信されたものを読むだけで済ませるのだが、今回はこんな意見を送った。自分の文章なので『』付けはしない。

   年金問題のEメールレポートを読ませて頂きました。
   厚生大臣をされた方にも分からない年金制度をあなたは1人の生活する社会人として如何思われますか?政治家としてあまりにも複雑でばかばかしすぎる制度をシンプルで誰にでも分かるものに変えるべきでは有りませんか?
   今有る財源でいくら払えるかが問題ではなく、国民が老齢だったり事故や病気などで収入が絶たれた時に国はこれだけの用意ができていますというものが社会保障の原点ではないでしょうか?
   収入を得ていた時にこれだけの収入があったからが基礎ではなく、「この国ではこれだけの生活を基本的人権として保障する」というのが社会保障ではないのでしょうか?それ以上は資本主義社会なのですから、それこそ自己責任で貯金をするも良し、保険に入るのも良しというものではないでしょうか?
   現在の保険料は扱い主体によって違うようですが、累進性になるのは持てる者から持たざる者への奉仕、昔は町内の旦那衆が町の事にお金も手も出していたではありませんか。お金や効率ばかりが大事にされて、旦那衆がお金の使い方を知らない金持ちばかりになっているのが何とも残念です。
   私が聞きたいのはあなたの言い訳ではなく、この問題にどのようなビジョンで取り組んでいくかです。一人の人間として、日本国民として、一人の政治家として頑張って下さい。

04/5/17

   ホームページを開設してかなりになるが、まったく見ず知らずの人が訪ねてくれてメッセージをくれることはあまり無い。
   あまり大風呂敷を広げても応対しきれないところもあるので、あまり外部に対して宣伝もせずに身の丈に合わせてきた部分もある。
   ところがやっぱりインターネットは広く門を開いている。見ず知らずの今治市の小学校の先生から、志太常磐松会の図書室で保管している図書を読みたいという依頼がきた。恐る恐る書かれていた学校の電話番号に電話、先生が実在の人物である事を確かめて本をお貸しした。
   インターネットの世界はバーチャルな楽しみなのか実際の人間社会なのか戸惑う事がいまだに時々あるが、機械を介した向こうに人間の手ごたえがあるのはうれしいものだ。

04/5/14

   大相撲夏場所の最中だが、大関陣がだらしが無い。それを補って余りあるのが北勝力の勢いだろうか。今場所もし横綱を倒せるならばの一番手と見ていたが、今日は本当に横綱に土を付けた。
   古いものにこだわるよりも次々と新しい部屋、新しい人が出てくる事こそ活性化のエネルギーだと思う。今場所は久しぶりに面白い。

04/5/12

   処方箋で出るステロイド剤は強い!夕べもらった塗り薬をお薬検索をしたら強いに相当するステロイド剤だと出たが、一晩で腫れが消えた。まだ境界線がブツブツしているし赤黒く華々しい色だが、治ってきた実感がある。次は薬の止め時が問題になる。

   ところで、国民年金問題は厚生労働大臣を出している公明党に飛び火した。正直に党を挙げてチェックした点は評価するが、色々注文を付けていたわりには、払っていなかったとは…。自分の問題として捉えていなかったと私はみなす。
   本来システムそのものがおかしいのに、それを無視してソロバン勘定だけしようとしているのが間違っている。

04/5/11

   本日はお天気も良く、イエローページで当たりをつけた皮膚科に行ってみた。
   混んでる…のは、まあ人気がある先生なのだろう。そのわりには早く流れていくが、診察室では先生が1人3つのベットに配した患者さんの間を飛び回っている。
   首の方は見ただけで分かるカブレなので、こちらの状況説明も聞かずに薬を出してくれる。何とか間に割り込んで元になっているはずの足の住人(白癬菌?)を調べてもらう。菌は出なかったようで、水虫薬で効いている所はそれを使って、指先は汗でかぶれているようなので汗取りに綿のソックスをはきなさいとの事。
   きびきびと検査もこなすし看護師さんや薬剤師さん、事務の人も感じが良いのだが、話を聞いてくれない医者というものはどうも苦手で、とりあえず今の状況がおさまった後はどうしようかと考えている。

04/5/10

   医者ががあまりに専門化することはうれしくない。
   数日前から首がかぶれている。その前は湿疹だったかもしれないが色々な薬を塗りたくって今はかぶれ。それをさらに遡るとアレルギーの疑いもある。
   しかし、ただ今もっているかかりつけ医は内科と耳鼻科。新たに皮膚科でアレルギーにも詳しい先生を探すとなるとイエローページをひっくり返した上でまた1から説明をしなくてはならない。
   とりあえず気心も体質も分かっているかかりつけ医と相談して、これはきちんとチェックをしようと病院に回されるのなら納得もいくが、初めから細分化されていると、そもそもどこの科で誰が得意なのかから自己責任で調べなくてはならない。

04/5/9

   歴史をさかのぼれば東京裁判で、上官の命令に従った兵隊達が捕虜虐待などの容疑で死刑判決を受けていたはずだ。裁いたのはもちろん戦勝国側の米・英などの法律家だったのだろう。彼の国が今度は捕虜虐待。しかも今回虐待した相手は女性や老人など戦場で捕虜になるはずの無い人々が含まれている。
   人権意識は70年前よりはるかに進み、イラクへ軍を押し進めるための錦の御旗でもあるはずの人権がこのように扱われるのが戦場の狂気なのだろうが、世界中のほとんどの国民がアメリカという国に首を傾げるのではあるまいか。

04/5/5

   イラクの収容施設でのアメリカの蛮行がニュースに出てきた。国家が行っている現在進行形の物事についてうわさではなく報道情報として出てくるのがアメリカらしいといえば言える。
   大統領選の最中という特殊事情もあるのだろうが、誰がやっても悪い事は悪い。
   これでアラブの民心をつかもうと考えている訳ではなかろうが、アメリカが開戦前に考えたイラクの日本化ではなく、アメリカが日本化しかねない。戦争が人殺しそのもので双方とも奇麗事は言えないものだが、中国大陸や朝鮮半島で日本軍がやったと言われている事に対して、60年も経って戦後世代の我々がいまだに気まずい思いをしている。

04/5/4

   農水省・大臣秘書・業者…どこまで続くBSE対策という闇に消えた資金…。
   書くほどのデーターは無いものの、忘れたわけでも飽きちゃったわけでもありません。注目はしています。

04/5/3

   昨日のJ1の静岡ダービーで、清水が磐田に勝った!(見れなくて残念!!)
   今シーズン負け無し絶好調の磐田である。清水の調子が上向きに転じたのはアラウージョがようやくチームに溶け込んできたからだろうか。まだシーズン半ば、後は勝ちを重ねて前に出るのみ!

4月    6月