ちょっとした感想   

05/1/27

   主任児童委員などをやっているとプライバシー保護と言う単語がしばしば入ってくる。しかし、実はそこから1歩踏み込んだところに役割があるような気がしている。
   幼児期にしばらく住んでいた東京の私鉄沿線の小さな商店街ではこれらはまったく縁の無い単語だった。噂話は子供の間であっという間に流れるし(たぶん大人の間でも)それぞれの暮らしぶりもそれなりに自覚していた。小さいなりにも「それは直接言っちゃいけないんだよ」とそれぞれに袖を引っ張り合ったりして知らせあったものだ。もちろん耳に挟んだ大人から「そんな事を言っちゃいけない」としかられることも度々あったが、その同じ口でおばさん達が似たような話をしているのを見て「悪いんだよね」と子供同士でうなずいたりもしたものだ。知らぬは本人ばかりであっても本人に伝えるのは余程のおせっかいだった。
   この微妙なところが今壊れてきているのではないかと気になっている。

05/1/24

   東京都で増えすぎたカラスを駆除したら今度はハトが増えすぎたようだ。食物連鎖を考えれば彼らの餌が少なくなればピラミッド全体が縮小するのだが、人間が吐き出す膨大なゴミ(特に食品ゴミ)が減っているという話しは聞かない。
   北限のサルとして知られる下北半島のサルも増え続けて人家や畑に被害が出ている。こちらは減りすぎた時点での餌付けがサルにもともとの食料を忘れさせて人間の食べ物で育ててしまったためらしい。
   人間がちょっかいを出さなければ自然の許容範囲の中で暮らしている生き物達を、人間がかき回すことによって混乱させ、結局人間が暮らし辛くなっている皮肉をどう考えるべきだろうか。

05/1/20

蒼のひとりごと
   おいら蒼。今日もおじいちゃんと縁側で日向ぼっこをしていたんだ。そこにDORAおばさんがやって来ておいらを捕まえて「蒼、君は男の子か?それとも女の子?」って聞くんだ。まったくDORAおばさんったらデリカシーが無いんだから…。「おいら男の子だよぉ〜!」ってDORAおばさんを蹴っ飛ばして逃げちゃった。もちろんな怖がりの茶々なんか捕まらないように隠れちゃったよ。
   「君より茶々の方が蒼に似ている」って、これは篠田真由美さんの小説の中の子供の頃の蒼ね。だけどもう少し大きくなった蒼はおいらみたいに素直で元気だと思うな。実はサブ主人公である彼にDORAおばさんもたぶん作者も入れ込んでいます。『建築探偵桜井京介の事件簿』ってシリーズだよ。
   ミステリーなので中身は内緒だけど思い切り凝った場所設定の中での華々しい殺人事件、主人公もその弟分の蒼も取って付けたような凝りすぎた設定だけど、その時々に取り巻く女性達が設定としては現実離れしながら妙に現実に居そうでそれも面白いんだって。

05/1/17

   昨年末からだいぶエネルギー切れをしてしまった。その間の出来事から。
   まず、昨年秋に何度かここでも作品の感想を書いた中野武彦氏が亡くなられたそうだ。心からご冥福をお祈りしたい。
   暮にやって来た蒼と茶々は父にはしっかり慣れてきた。場所にも慣れてちょっとかまっても飛び上がって逃げることはなくなった。しかし、性格の違いが出てきて、蒼はおおらか、茶々は割りと神経質で気が小さい。(ちゃんと4匹分のお皿に入れていてもその意味が理解できていないで)出ているだけ遠慮なく食べる蒼はムクムクと太り、その残りしか食べられない茶々はなかなか大きくならない。しかし2匹一緒に居れば安心らしくとてもおとなしくしている。そして、クロンとみゆはマイペース。ただし、みゆはおじいちゃんの所をとられて私の布団に寝に来るので、結局私はまたはりつけ状態にされて肩を凝らしている。
   主任児童委員の仕事はまだ実質的には何をすべきなのか分からない。とりあえず本など読んで基礎を作っておこうと思っている。

05/1/12

   1月からごみの収集方法が変わった。週2日が燃えるごみ、週1回、容器包装プラスチックゴミの日が別に入る。
   これがまた分かりにくいのだが、ラップやカップ麺などの容器・マヨネーズなどの入れ物は容器包装プラスチックゴミなのだが、プラスチック製品の壊れたもの(おもちゃとかバケツなど)は以前通りの燃えるごみになる。
   そんな訳なので家の前のゴミステーションは、よく分からないまま、或は勘違いも含めてゴミが出され、収集車の方は今日集めるものしか持って行かない状態が続いている。
   ゴミを出した方は分からなかったのかもしれないし、収集車も集められるものを集めなければ混乱をきたすのだろうが、我が家の前は連日ゴミが出されたままで、不快なことこの上もない。まだ寒い時期だから良いようなものの、暖かくなるまでには何とかしてもらわない事にはたまったものではない。また風の強いこの時期、放火だけでなくタバコの火による火事も気にかかる。

05/1/10

   今日の高校サッカーの決勝戦はすごかった。鹿児島実業vs市立船橋の試合は結果的に0-0、PK戦になったのだが、互いに譲らず、最後まで攻守のある好ゲームだった。PK戦は鹿実キーパーが1本止め、市船橋が1本外しで、4-2で鹿児島実業が勝ったが、優勝候補の常連校の割には単独優勝は初めてだったそうだ。(以前は引き分けた場合両校優勝で、静学と優勝を分けた事があった)
   チームに残る下級生・J1をはじめとするプロに行く子・進学する子、それぞれが今日というステップを生かしてジャンプして欲しい。

05/1/6

   3日から家の車に同乗して来たTOPPOさんとしばしのお正月休みを楽しんでいた。
   まずは子猫とご対面。蒼は炬燵でそっと触られていたが、茶々はやっぱりTOPPOさんからも逃げ回った。
   4日は私が忙しい1日。まずは呼び出されていた整形へ。茶々の咬み傷は無事に治ったとのお墨付きをもらったものの、その日にまた引掻かれた。
   その足で民児協の12月の報告を提出に。地図で探した細道を入っていったら陽だまりの犬。TOPPOさんそのまま犬のお相手。こちらが裏と見えて私は玄関を探して反対側へ。ちょうど来合わせた民生委員さんと一緒に副会長さん宅へ。彼女も「この辺り」という事で探そうとしているところへ私が現れたようだった。そして陽だまりの犬は副会長さん宅のロブちゃん。すっかり歓迎されて抱き付かれてしまった。
   ここから何となくTANUKIと3人で御前崎の方までドライブ。朝が遅くてお腹空いていなかったので、なぶら市場でジェラードアイスを食べる。強風の中を隣の公園で風力発電の風車と海を眺めて金谷のお茶の郷へ。せっかくなのでカーナビに案内をさせる。「TANUKI同様よくしゃべるカーナビだ」とTOPPOさん。
   カーナビに連れられて行ったお茶の郷の博物館で桜の香りの紅茶と地元のお茶の試飲の後お茶室で抹茶を頂く。本日のお菓子は羊羹。お客さんが立て込んでいてお茶器やお菓子の説明は聞けなかった。
   5日からTANUKIは新学期。TOPPOさんと2人で温泉へ。行きがけに急に銀行へ行く用事ができた父を送っていく。呼ばれても聞こえないので用事が終わるまでお付き合い。父は隣りの市立病院からバスに乗って帰って行った。
   初め御前崎へ向かったが休み。仕方がないのでなぶら館で早めのお昼を食べて川根に回る。真っ青な空。混んではいたが混雑のピークは過ぎたらしく、空気は冷えているが風が無いので露天風呂も気持ちが良かった。
   本日は静岡へ出て鍼の先生に身体のメンテナンスをしてもらって、駅ビルでお昼を食べて2人の正月休みも終わってしまった。

05/1/1

   明けましておめでとうございます。
   昨年は洪水・台風・地震、最後に国際的な大津波と天変地異の年でした。また人と人とのコミュニケーションが壊れた結果の事件もたくさん起こりました。そして、志太地区の合併も最後の土壇場での空中分解にガッカリしました。
   昨年私が引いたおみくじも大凶でしたが、ここまで来れば後は上に向かって上がるのみ、今年は良い事の思い出が残る年になると良いと思います。

12月    2月