05/2/27
午後から新潟県中越地震の復興支援に参加していた焼津市災害時ボランティアコーディネーターの中村晋也氏の『災害ボランティア活動報告会』がウェルシップやいづで行われた。
地区民児協でも出席割り当てがあったのでどの位集まるのかと思ったのだが、聾唖の方・目の不自由な方・車椅子の方など災害弱者も含めてほぼ満席の盛況となった。
写真を見ながらの活動報告が中心だったのだが、連絡調整役のコーディネーターが付いた団体でのボランティアの利点を上げると、移動手段(往復バスもボランティアで出してもらう)・宿泊手段((被災地から2時間位離れた所にきちんと宿を確保できる)などに頭を悩ませなくて済む。1人のできる期間は限られている(ボランティアが潰れてしまってはいけない。総力の60パーセント程度で良い)けれど、入れ替わる事で継続的な支援ができる。どこにどのような支援が必要かがつかみ易いなどがあるそうだ。
質疑は焼津市での災害を想定にしたものが多かったが、災害弱者の避難所(一般の避難所では居づらい)をどうするかが問題となった。これは中越地震でも解決されず、どこに誰がいるのかは把握されていなかったようだ。とにかくボランティアを求める方もする方も情報を発信する事がまず大切だろうという話になった。
支援物資などは水やトイレなども初めの混乱期の数日を過ぎれば心配は少なくなるようだが、そこまでは個人で持ちこたえる工夫が必要なようだった。
さらに、支援物資として色々な物をまとめて個人で送ると仕分け作業ができずに無駄になるので、1梱包には1つの物、それができなければ現金の方がありがたいとの事だった。今回の中越地震で問題になったネットでの支援物資募集について聞いてみたのだが、発信源の特定・終了情報を早く出すなど、上手く廻るような研究がまだ必要らしかった。
最後に現在も小千谷市などに雪かきボランティアが焼津からも出ているそうである。我々には雪下ろしは経験が無くてできない(ただの邪魔になってしまう)が道路や通路を作る雪かきならばできるとの事だった。
05/2/23
私が北海道へ行くというとネコにトラブルが起こる?前回の夏はジライヤが直前まで行方不明だった。今回はみゆとクロン。クロンのお尻の怪我もひどかったが、みゆの嘔吐もひどかった。しばらく絶食状態。小柄なので予備の体力が無いのが心配だったが、どうやら普通に食べても大丈夫になったようだ。
検査で病名を追求することが必ずしも良い事かどうか分からないが、ともかく寿命一杯元気で居てほしいものだ。
05/2/17
一昨日大阪で小学校に侵入して教職員3人を殺傷した少年のニュースが大きく扱われている。しかし、動機の解明も学校への部外者の侵入を阻止するという意見にもむなしさを感じる。
小学校時代にいじめがあったというのが動機らしいものとされているが、いじめがあったのなかったのと言ってみても彼の苛立った心を解明する手助けになるとは思えない。大雑把に彼が学校から切り離された疎外感を持っていた事が遠因だとしても、凶器をまったくの他人に突き立てるまでの感情の流れを捉えることはできない。
もう1つ、学校は本来地域に開かれたコミュニティーそのものだったはずだ。通学している子供達・教職員・父母・業者・地域の人々まで、色々な人が交差することで多くの情報も流れる。それを閉鎖し抱え込む事によってかえって危険になっていないかも考えてみる必要があると思う。
05/2/15
みゆの体調が良くならないので本日は河岸を変えて主治医の先生の所へ。触っただけで「細くなったよね」と言われる。これが長く見てもらっている先生のありがたいところ。昨日の血液検査の結果ともらっている薬を見せて次の1手は…。結局レントゲンを撮ることになった。胃が白っぽく写っているが原因は不明。
結局、栄養補給の点滴と肝機能対策の薬を注射してもらって「口から入れると反応して吐くから」と絶食。お陰で吐きもせずに大人しくしているが治る頃だったのか薬が効いているのか食欲だけは見せて餌場へやって来るが現実的には食べられないようだった。代わりに夕食をがっついたクロンが食べただけ吐き戻し…。いったい君達はどうしたの!
みゆを医者からつれて帰って自分が耳鼻科へ。こちらは花粉の季節前でめちゃくちゃに混んでいる。耳の中で存在を主張してガサガサと音を立てていた毛を1本抜いてもらう。これだけに予約をした時間から2時間ちょい待ち。その間にみゆを獣医さんに連れて行ったわけだがそろそろ時間だと焦って行ったのにまだ待たされた。慌しい半日だった。
05/2/13
みゆの吐き気が昨日から止まらないので緊急で日曜日も開いているぴっぴ動物病院へ初めて行った。
開業から1年半近く、ずいぶん落ち着いた佇まいになっていた。みゆの方も体調が悪いだけでなくネコを被っておとなしい。
過去に1度かかりつけの先生にこの症状で便秘と診断されて浣腸をうってもらった事があるので、今回もその心積もりでいたが便はそれほど溜まっていないという事で吐き気止めの注射をしてもらって薬をもらってきた。夜になってどうやらおとなしく寝たが食欲は無いようだ。
治療の途中で医者の変更もできないので明日食べなかったらまた通院、ちょっと遠いのが難点だが違う治療方法にも出会っておくのが良いかもしれない。
05/2/11
来週はDORA1人で旅に出るので本日はTANUKIとドライブに。
とは言うもののじいちゃん&ばあちゃんは風邪でほとんどダウン。我々も「喉が痛い…」と言いながらのドライブ。とりあえずの目的地は山梨県身延町の湯葉をメインにしたおみやげと食堂になっているゆばの里。ここで湯葉三昧のお昼を食べようという事で出かける。
am9:30出発。R150の久能街道はすでに石垣イチゴの最盛期。高校生位からかなりトウの立った辺りまでのイチゴ娘が道路沿いにずらりと並んでオイデオイデをしている。春浅き久能のイチゴ娘かな DORA
R52に廻り込みせっせと道を稼ぐ。富士川沿いの道はのどかに晴れ落葉樹の枝先はすでに柔らかな色が兆している。低山の木の芽やわらぎトンビ舞う DORA
昼少し前に目的のゆばの里に到着。TANUKIは湯葉ずくし\1200、DORAは湯葉の天ぷらが入った揚げゆばご膳\1200を食べる。どちらもご飯は湯葉の入った炊き込みご飯、卯の花、湯葉入りの茶碗蒸しがつく。しっかり味わっておみやげを買ってもまだ昼。
進行方向を勝沼に向けてぶどうの丘へ。カーナビに案内をしてもらったのでサッパリ道を覚えなかったが軽く雪を被った八ヶ岳が大きく見えた。町をめぐる山並み薄く春の雪 DORA
このぶどうの丘は勝沼のワイナリーのワインを一堂に集めて試飲をしたり買ったりできる。ホテルやレストランも併設されているようだ。ここまで来ると日陰には白く雪が積もっている。ここでバレンタインデー用に我が家としてはちょっと高級な白ワインを1本。車を出してからこの辺りなら蒼龍という銘柄が安くて美味しいとかつたかさんが言っていたのに気が付いた、残念!
帰りは河口湖経由でというTANUKIがカーナビを設定してそのルートを行く。周りはぶどうを中心とした果樹園が延々と続く。冬の手入れは終わったようで静かに新しい春を待っているようだ。如月や果樹園続く道を駆る DORA
しかし周りは雪。路肩に積まれている所あり、「凍結注意」の看板あり、山陰に午後の日は傾いてくる。河口湖大橋を渡るつもりが前の車にくっついて外周道路に入ってしまいちょっとばかり大回り。この辺りは雪景色、冬真っ只中だった。せっかくだからなるさわの道の駅に入り雪を撮る。綺麗に出ていた富士山もパチリ。山の日の暮れ早かりし雪残る DORA
この時点で4時過ぎ。富士ICから高速に入るつもりであわせたカーナビは、行き慣れていた道と違う道を勧めている。ならばと通ってみたが知らない道なので時間の予定が立てられない。それでも1本手前の道だろうと路肩で雪が凍っているかろうじて上下2車線の道を走らせる。立春を越えて日が伸びているのに励まされながらようやくR139に合流。富士ICから東名に入りpm5:30頃には焼津にたどり着いた。
05/2/8
まる暴さんの掲示板に紹介されていたので、今夜はNHKでクローズアップ現代から、教育テレビに変えて福祉ネットワークを見た。
クローズアップ現代で『学習障害に悩む子供たち』。福祉ネットワークは『大人のアスペルガー症候群』。どちらも最近注目を集めている脳のちょっとした障害を持つ人達の問題だ。
学習障害(LD)は字が書けない・文字を読んで意味がつかめない・計算が理解できないなど、ある一部分だけができない。本人の努力やそれまでの教育の問題ではなく、脳の器質的な問題なのだが見落とされやすい。しかし、本人が分かる部分からアプローチを取れば分かるようになるのだがまだまだ学校のような集団の中では取りこぼされやすい問題だ。
アスペルガー症候群もやはり脳の器質的な病気である。こちらは人間関係が上手く作れなかったり仕事の段取りが上手く作れなかったりという事で、子供のうちは人見知り、おとなしい、だらしないなどの言葉で過ぎてしまうことが多いが、いざ社会人になって自分で自分の事をすべて行おうとする辺りから問題が大きくなる事が多いようだ。
どちらの番組でも「増えている」と言われていたが、脳の障害なら過去においても一定の割合であったはずだ。それがあまり問題にもならなかったという事は、今ほど均一な人間を教育によってつくろうともしていなかったし、どんな仕事や立場の人にも同じ能力を求めるなどという事はせず、出来る所で出来る事をして人々が暮らして、それでも社会が成り立っていたという事ではないだろうか。
どちらが幸せな社会なのかは一概に言えないが、様々な人が居てこの社会が形作られている事は心の隅に留めておいて良いと思う。
05/2/1
あっという間に2月。何があったというわけではないが急き立てられ突っ走って行った1月だった。
静岡県常磐松会のオホーツク旅行は20名しか集まらなかったが無事に行ける事になった。主任児童委員としての時間の取られ方のパターンも何となく分かってきた。
しかし、何か重苦しいものに取り囲まれているようで、ゴロゴロと推理小説を読み散らかしている。いつの間にか鼻もむず痒い。今年は例年の何倍ものスギ花粉が飛ぶというその先駆けかもしれない。
せめて今年引いたおみくじが吉だったことを信じて元気を出していこうと思う。