ちょっとした感想   

04/12/27

   我家のビックニュースから。
   『DORAおばさん家』の書き手のネコ募集にはるばる東京から2匹の子猫がやって来た。友達のそのまた友達の弟さんのお宅の外ネコの子。餌はやっていたけれどたくさんは飼えないのでという事で、きょうだい2匹(雌雄不明)、友達が休みに入って2人で連れて来てくれた。
   何でも昨夜の内に弟さんからお姉さんの家に移動したそうだが、逃げたら大変と水と砂箱と共にしっかりとボール箱の中に荷造りされていたらしい。そのまま今朝は車に積まれて半日、家に入って蓋を開けたとたんに飛び出した。1匹はそのまま縁側のTANUKIの机の裏に。もう1匹は台所まで飛んで行ってガス台の上から換気扇によじ登った。結局人間様が美味そうに食事をしたりネコじゃらしで誘っても固まってしまってダメ。クロンが鳴くと反応するように声は出すのだが…。みゆは自分もびっくりしてばあちゃんの領土に篭城してしまった。
   茶トラの子は何度か捕まえようとして手をバリバリにされた上にビックリしたはずみでおしっこまで掛けられた。今度の茶トラの尻尾はクーと同じでボンボン。もう1匹はグレーの縞のようだがよく姿を見せてくれない。まずは家の中に慣れてもらおうと思う。
   お昼に到着したお客さん達はお昼を食べて一休みをしてから、駅前の足湯に行ってみたのだが満員で見ただけ。そのまま港までドライブ、ツナコープでお土産を買って帰っていった。
   友達も子猫の写真を撮ろうとカメラまで持ってきていたのだが、「来月慣れた頃また来る」とのこと。その頃までには「ずっと前からこの家のネコ」という顔をしている事だろう。

04/12/26

   本日は高校駅伝。午前中の女子は少し丁寧な掃除(大掃除とは言えないが中掃除くらい)をしながら聞いていた。沼津西は飛び切り良かったとは言えないがゼッケンよりはかなり上13位で帰ってきた。
   午後の男子は浜松日体はあっさりと後ろへ行ってしまった。留学生が引っ張るのは相変わらずだが、途中から農大2高が2位争いに加わり、倉敷高校が入賞争いに加わり、ついいれ込んでテレビの前に座りこんでしまった。ぶっちぎりの仙台育英が記録を更新して優勝した後、農大2高は豊川工校に抜かれて3位、倉敷高校は惜しいところで入賞を逃して9位だったが、それぞれのデットヒートは面白かった。浜松日体は38位。
   男子は長い歴史の中で様々な浮沈があるが、記念大会という事で参加56校(58エントリー中、1校棄権・1校途中リタイア)15分以内の差で帰ってくるというのは、県ごとのレベル差が縮まり全体のレベルが上がっているのだろう。

04/12/22

   そろそろ高校スポーツの大会が始まる。
   12/26には駅伝大会、静岡県からは男子は浜松日体、女子は沼津西が出場する。最近不振だがゼッケン番号よりも上の順位を期待したい。
   12/27からはラグビー、12/28に東海大翔洋が大阪朝鮮高級学校と対戦する。強いと言われつつ近年ようやくこのような大会に出られるようになった朝鮮高級学校、どんな試合になるのか楽しみだ。
   そして12/31からはサッカー。今期藤枝東は県内では負けなしなのだが全国に出て行くと勝負弱い。初戦の相手は佐賀東。是非本領を発揮して欲しいのだが、どうなるだろうか。

04/12/21

   浜名湖のフグは実は近年よく獲れていた。ほとんどがフグの名産地へそのまま行ってしまっていたのだが、昨年辺りから産地として売り出そうという活動が始まっていた。共用の加工場作ったり、宿の料理として研究をしたり、いまや粉末を加えたクッキーやおせんべいなどのお菓子も出ている。
   ところが今年は不漁だそうだ。昨年の半分以下の漁獲量で、フグを冠したツアー予約は一時休止状態だそうだ。それでもせっかくだから他所からフグを買い入れるのではなく地元遠州灘の天然フグにこだわりたいと言う。
   自然の恵みは常に人の欲望をすべて満たしてくれるものではない。自然の恵みを大切に取り扱うことで自然とともにある食の魅力をアピールする方向も良いと思う。

04/12/20

   ついに師走も20日。慌しいようなそうでもないような…。とりあえず自分の担当の年賀状が終わった。
   家計簿も手帳も10月頃から店に並びすでに買ってしまったし、カレンダーのもらう数は減ったもののかなり集まった。
   しかし、大掃除も庭木の床屋さんもまだ!庭木については気候との関係と私の外出予定の関係(思い切り汚れるので1日何も無い時しかできない)で遅れているのだが、庭がきれいになってから大掃除の段取りが染み付いているので気持ちが大掃除モードには入らない。その間に父は地道に障子を張り替え、台所の掃除をしている。昨日はTANUKIが風呂場の換気扇の掃除に取り掛かったがあまりきれいにはならなかった。しかし今年はこの辺で手をうって…。
   例年ならそろそろTOPPOさんと遊び歩く計画など練っていたのだが、今年はそうもいかないようだ。その代わりにやはり大学時代の友人が子猫を連れて年末に遊びに来てくれる事になった。

04/12/15

   閑話休題。
   私は食通とはいえない。食べ物の好き嫌いは多いし、特に美味しいものを食べても「費用対効果…」などと考えてしまう。しかし、この店のこれが食べたいと言うこだわりならいくつかある。静岡の店のスパゲッティ・キャット風はミートソースのかかったカツが乗っている。かなりくどいのだが疲れると強烈に懐かしくなる。焼津のあるファミレスのクラブハウスサンドイッチもそう。ついでながらこの店のカツサンドも美味しかったのだがいつの間にかメニューから消えてしまった。
   最近行っていないのだが静岡市郊外のお蕎麦屋さんの天ざるも美味しい。無くなってしまった静岡の喫茶店のホットサンドも美味しかった。こちらはどちらかと言うとホッとしたい系のお店かもしれない。
   そういえばコーヒーの香り高い喫茶店も少なくなってしまった。コーヒー1杯でぼ〜っとできる異空間を1つも思いつかなくなったのがなんとも残念だ。

04/12/10

   言葉については男の子の方が苦手らしい。言葉を覚えたての幼児も女の子の方が言葉を覚えるのも早いことが多いし、世代を超えておしゃべりを楽しむのも女性の方が多い。(我が家は例外でTANUKIの方がずっとおしゃべりだが)
   清水で中学生が同級生を刃物で刺す事件が起こったが、ちょっとしたいたずらに苛立った位で言葉でやり返すのでなく腕力・刃物と直結してしまう。
   すでにいい大人と言ってもいい大学生が集団で痴漢行為をしたりレイプまがいの行動をとったりするのも、言葉を使いこなすことができず、感情がコントロールされないまま筋肉に伝わっているのではないだろうか。
   人間の文化を進めた1つの要因が男と女の恋愛感情を上手い具合にまとめ上げて次の世代に伝えていく事だったのではないかと思うが、自分の感情だけでなく相手の感情をもコントロールする言葉の技術が人間のコミュニケーション能力を高めてきたのではないだろうか。

04/12/8

   子供の読解力が落ちているらしい。世界各国の15歳(日本では高校1年生)で実施したテストであまり成績が芳しくなかったそうだ。他国と比較するまでも無く、文章を読みこなす能力が無いために他の科目も落ちていると、子供と普段接している学校の先生方は感じているのではないだろうか。
   夏休みの読書感想文を1クラス分読むと、昔は何冊か面白そうな本が見つかったものだが、最近はクラスの何人かが書いてくる指定図書さえ書いた全員の分を読んでも一体どんなものを読んだのかよく分からない事がある。私が教師をしているわけではないので詳しい解析はできないが、一方的にテレビなどから言葉を降り注がれるだけではなく、言葉遊びなどを通して言葉を使いこなす遊びが必要なのではないだろうか。
   ついでながら、しゃべくり文化のある関西とその他の地域との読解力比較なども資料があったら見てみたいものだ。

04/12/7

   社会福祉法人プロップ・ステーションの竹中ナミ氏の講演を聞いてきた。要旨は今日のお仕事の方に書いた。
   私の頭の中に最初に出てくる障害者は金光教会子弟の東京寮の舎監をしていた方である。子供の頃母に連れられて1度お会いしただけだが、幼い時に電車に轢かれて片足と両手が無い。足は義足をつけておられたが、主に手の代わりをするのは口である。ただ長文を書くのは足の方が楽だと言っておられた。ちょうど駅に自動券売機が出てきた頃で、「どうにも不便なものだ」と仰っていた。「駅員が相手なら行き先を行って財布を出せば用が済むが、機械では財布から料金を取って券を入れてくれない」とぼやいておられた。
   話だけならば和賀家の数代前の祖母が目の見えない人だった。旅館の女将さんなのだが目が悪いので奥で1日縫い物をしているのが常だったらしい。本人は指先だけの仕事で明るい暗いは関係ないのだが付いている女中さんが「暗くなりましたので明かりをつけましょうか」と言うと、「お前が不自由でしょう」と気の毒がったそうだ。
   障害というものについて我々はあまりにおセンチになりすぎているのではないだろうか。1つがダメだからと掛け算でゼロにするのではなく、ここは大丈夫と言う足し算で進んでいけば別の側面が見えてくると思う。

04/12/6

   ニートと呼ばれる若者達が居る。学校に行くでもなく働くでもなく、引きこもりを伴う事もあれば、仲間内では普通の青年である場合もあるようだ。
   彼らに共通するものは人生の目的の無さなのではないだろうか。
   もちろん彼らが結婚をしようか、子供を育ててみようかともおもわないだろう。
   目に見える所にチャレンジしてみようかという仕事が無く、中小零細企業が生まれにくく、大企業が若者を採用せず、育てようともしなければ、日本という国の存続をも心配しなければならない時が来るかもしれない。
   彼ら若者のせいにする前に、そんな状況を作り出している社会や企業のリーダー達の責任を問いたいと思う。

04/12/3

   先月に続いてまた風邪を引いてしまったが、ちょっと気になる事がある。
   先月もグランシップで講演会の最中にクシャミ鼻水が止まらなくなった。今回も同様。前回と違い朝アレルギーの薬を飲んでいた分だけ軽かったが、本日の症状は同じ。
   鼻づまりと喉から胸の重苦しさ。首の辺りのリンパも腫れがきているようだ。熱は無いけど典型的な風邪だが、グランシップの空調に余程体質に合わない何かがあるのだろうか。来週また研修で行くことになっているが気が重い。

04/12/1

   いよいよ12月、理論上は主任児童委員としての仕事が始まった。
   今日のニュースだけでも、まだ解決されていない奈良での小学1年生誘拐殺人事件、国士舘大学生が15歳の少女を輪姦した事件、これら大人が大人になりきれずに子供に甘えて起こす異常事件が頻発している中での船出である。こんな社会の中で子供だけが健全に育つはずは無い。
   大人から子供に手渡されるはずのものが狂ってしまっている。歪みはニュースになるほどに珍しい事だと思いたい。しかし、是正をしなければ狂いがますます大きくなっていくとしたら、今を生きる人として「それはおかしい」と発信していくべきではないだろうか。   

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