05/12/31
今年もお世話になりました。
皆様にとって今年はどんな年だったでしょうか。
私は激動の年となりました。
昨年末から引き受けた主任児童委員の仕事も分からないながらに1年が過ぎ、色々な体験をさせてもらいました。それに伴って引き込まれた公民館の子育て支援はだかっこの会の活動も楽しませてもらいました。
秋には臨時雇いの国家公務員として国勢調査員も初体験しました。
さらには楽しませてもらっていた『寒太のしりとり俳句塾』が終了するのが残念で、年末のドサクサの中で『俳句でおしゃべり』のコーナーまで立ち上げてしまいました。
来年はどんな年になるでしょう。どうせならば楽しみに迎えたいと思います。
皆様もどうぞ良い年をお迎え下さい。
05/12/27
書いている現在は2日後ですが…。
しばらくぶりでNFLのマンデーナイトフットボール(その週の良いカードと思われるものを1つ全米で放送しているらしい。)が夜7時からNHKBSで放送された。面白いのでもっと見たいのだが、この時間帯に今シーズンはあまり放送が無くてつまらない思いをしていたのだが。
さて、勝負そのものは大した事がなかったのだが、そろそろシーズンは終わりかけているので思わぬ選手が登場したりする。4コーターにQB2人の年齢合計が80歳を越えるシーンがあった。ハードなスポーツなので30代で選手寿命が終わると思っていたので、これだけでもすごい事なのだが、ニューヨークジェッツのQBデスタバーディ(42才)が19シーズン連続のタッチダウンパスを決めた。記録好きなアメリカのテレビの事なので、他の選手の記録も並べ立てていたが新記録だそうだ。
残り1週を終えるとカンファレンスの優勝をかけたトーナメント戦、その後がスーパーボウルで全米チャンピョンが決まる。
05/12/26
クリスマスも終り年末。しかし、まずは蒼と茶々の今年2回目の予防注射。ついでに最近調子の悪いみゆも獣医さん行き。と計画を立てたまでは良いのだが、洗濯を干すまでに捕まえてくれと言ったネコ3匹は、蒼がじいちゃんに捕まっただけ。日向でとぐろを巻いていたみゆは難なく捕まったが、TANUKIは夕べわざわざ茶々捕獲用にネットを買ってきて網を作ったのにろくに捕まえようともしない。
捕まった2匹を先発で獣医さんへ。蒼は大人しく1本注射を打たれてお終い。
みゆはお腹にしこりがあるようだが原因は触っただけでは決めかねるとの事でまずは無難な浣腸から。たっぷりと栄誉補給を兼ねた輸液も注射されて、これで解決をすれば便秘だったという事になる。バックは蒼が入っているので新聞紙でグルグル巻きにしてガムテープで止めてもらって放り込んだみゆは待ちくたびれた蒼と二重唱する中で、早くも車の中でやってくれた。帰ってから見てみるとかなり硬いつっかえが取れた様子。そこいらじゅうで垂れ流されても困るのでケージの中に砂箱と入ってもらったが怒る、怒る。敷いた新聞をボロボロにして騒いでいた。夕方には落ち着いて一件落着。
茶々は本日は逃げ切り。獣医さんは明日もあるさ…。ただし年末の内の仕事も山積みだが。
05/12/23
今年、近所のお寺で行なわれる秋葉さんのお祭りをうっかり忘れていてお札を買いそびれた。という訳で本日はるばる浜松の奥地(旧春野町)まで行く事にしたのだが…。
まず、寝坊をした。もっとも早過ぎても山道が凍っているおそれがあるので急ぐ旅ではなかったのだが…。そして、布団をたたもうとしたら誰かが掛け布団の防水シートの上でお漏らしをしていた。最近無かったので気を許していたせいで、掛け布団のカバーに汚れが飛んで、ようやく終わりかけていた洗濯に追加。洗濯物を干し終えた頃には昼、TANUKIが残りご飯でアツアツのおじやを作っていてくれた。
そんな訳でお昼を食べ終えてスタート。遅くなったので東名に乗ることにしたのだが、西は雪のため通行止めになっていたらしい。浜松以西渋滞30kmの掲示。手前の袋井で降りるのだからと順調に進んで行ったのだが、トラックはかなりあせっているようで目の前に入りきれるスペースもないのに割り込んでくるオバタリアンのようなのあり、ベッタリと接近してくるのあり。ようやく袋井ICで下りようとしたらすでに目の前に渋滞の最後尾が来ていた。
後はカーナビの誘導のままに天竜川に沿って北上。途中からR362を行く。最後は路肩や北斜面、木の上などにチラチラと白いものが残っている。頭の上も黒っぽい雪雲、そこからも時々パラリと落ちてくるものがある。上社と下社の分かれ道では迷わず下社を目指した。
妙に新しいトイレのある駐車スペースの道の反対側に秋葉神社の下社はひっそりとあった。うっそうとした杉林の中の砂利の階段を上った所にすでに火祭りも終わりお正月の準備の整った小さな境内があった。社務所のお札売り場には正装の巫女さん。「どれを買うだ」というTANUKIに「小さくないと貼れないよ」と言って小さなお札を買ったのだが、私がイメージしたのは荒神さんのお札で、その上にもう少々麗々しく祭られているのが秋葉さんのお札だった。同じ神様なのだから、形を問わずご利益は同じはずだ。
寒いのでお参りをしてお札だけ買ってすぐに後戻り。階段を降りきった所にある土産物屋さんで味噌饅頭と刺身蒟蒻をお土産に買った。
R362をしばらく戻ると行きに目をつけておいた道の駅・横川。秋葉さん名物のごつい油揚げと正月のお煮しめ用に干椎茸を買った。TANUKIはホクホクとイノシシの角煮を買っていたようだ。
後は来た道をせっせと戻る。袋井に出るのと掛川に出るのとどちらが楽かと携帯でチェックしたのだが、東名上りは順調だというので、そのまま袋井ICへ。ところが入り口で渦を巻いている。身動きのできないETC入り口を入るのを諦めて普通に通行券を取って入ってみると、下り方面へのトラックが数珠繋ぎで身動きが取れなくなっていた。入ってしまえば上りは順調でスイスイ行くが、下り方面の最後尾は菊川IC近くまで伸びていた。
静岡県内でも中部の海沿いは風は冷たくても雪はめったに降らないので、雪のニュースはどこか他所の世界のものとして聞いているのだが、まさに雪害に遭遇してしまった。ほとんど雪は見ていないのに…。
05/12/18
TANUKIがスーパーのトラベルプレゼントを引き当てた。お1人様無料でお連れ様は実費徴収という事になっていたが、日曜日なので割り増し分はご招待者も取られる。それでも1人の料金で2人で遊びに行けるのはおいしい話で行く事にした。
『1足早く2007年大河ドラマ「風林火山」ゆかりの地を巡る旅』日帰りバスツアーなので朝が早い。
焼津駅のバスの出発がam6:40だというので、起床は5時半。そのまま布団だけ片付けて出発。近くのコンビニで朝ごはんを買いまだ暗い道をテコテコと駅へ急ぐ。ひたすら風が冷たい。
駅で待っていた2台のバスは予定通りに出発。焼津ICから東名に入り、旅行保健の申込用紙とこれから行く予定の白金工房のクイズの用紙が配られた。書き込み終わって用紙が回収された後で今度は料金の徴収。ガイドさんは乗らず添乗員さんはせっせとお仕事をするだけで、バスの中はイージーリスニングの音楽が流れている。たいていが数人で参加しているのでそれぞれのおしゃべりは弾んでいるようだ。年配のご夫婦や女性の友達同士、おばあちゃんとママと幼児の組み合わせ、この時期のバス旅行らしい取り合わせではある。バスの中はかなり暖房を効かせているが、外は相当に寒いらしく窓の下に置いた足先だけ冷たい。空は晴れ、ほぼ満月に近い昼の月が浮かんでいる。富士山は天辺に雲を被っている。
寒風やぽっかり浮かぶ昼の月 DORA
富士ICで東名を降り、8時前にまかいの牧場でトイレ休憩。お茶や牛乳を買ったり軽い食べ物を買ったりですぐに出発だが、バス1台のお客はばかにならないらしく、職員や朝の散歩中のポニーがお見送りをしてくれた。
富士山の麓を通って精進湖の所からR358に入る。精進湖の日陰の浅瀬はガッチリと凍っている。それでもゴムボートで釣りを楽しむ人は居た。
バスは山道を慎重に登って峠道、目の下に広がる町にキラキラと日が当たってとてもきれいに見える。
石和町から甲府に入りブドウ畑の斜面の広がる中、最初の目的地はシャトー酒折ワイナリー。まだ朝の9時になったばかりなのだが…。バスを下りるとぞろぞろと階段を降りてカーブに案内された。そしてワイン講座。コルク栓の開け方のような話をしていたが、ほとんど聞こえずキョロキョロしているうちに社長のサイン入りのワインセミナー受講修了書を頂いて講習終了。
こんなに下りたか、というほど階段を上って、お店に入り試飲とお買い物タイム。TANUKIには気の毒だったが辛口はやや熟成不足、甘口の方が美味しかった。当のご本人は「まだ血圧の薬とケンカする」とほとんど飲まなかったようだ。
ここは古事記の日本武尊東征の酒折の宮の故地だそうで入り口にそれにちなんだステンドグラスがはめられていた。
次はワイナリーから10分ほどの所にある武田神社。武田氏の居城、躑躅が丘館の後に作られたものだそうだ。お堀、石垣の向うに鳥居が立っている。
「ご先祖が仕えた殿様だ」とTANUKIは熱心にお参りをする。
脇にある宝物殿には甲冑や刀・槍などが並んでいる。代々の奥方が用いたという懐剣はきれいな拵えで刃が鋭すぎて喉をついても痛みを感じる間が無く死ねるといわれていたそうだ。また、お城の実測図や模型もあった。
反対側には姫の井戸と水琴窟がある。周りに小柄な鶏がたくさん放されていて、にぎやかに時を作っていた。
この近辺は花梨の木が多い。しかも実が取り残されて青空に黄色の実が映えている。
冬空に取り残されし花梨かな DORA
次の目的地は宝石屋さん、白金工房。やはり15分位で着いた。山梨県は水晶の加工から始まって今でも宝石加工のメーカーが多い。残念ながら石はほとんどすべて輸入らしいが。
ここでもまず元気なお姉さんがバスの中でのクイズの答えから始まって自社製品の説明をしてくれた。なるべく当たらないようになっているというクイズの全問正解者は男性が1名。景品は流行のパワーストーンだったらしい。我々もお土産にピンクのきれいな石をいただいた。
薀蓄が一渡り済むと加工をしている工場を見学。手作業での彫りや彫金、石を合わせてのネックレス作りなどをしていた。ここから無論お店に誘導。桁を数えるだけて目がクラクラしそうな所を一回り。オレンジのきれいなパールのネックレスを良いなぁと思って見たのだが、それは置いといて、ぐるっと回って店員さんを振り切ろうと思ったのだが、石に呼ばれてしまった…。お茶の色の小さな石を通したネックレス。石といっても大層なものではなくトルマリン。お買い得と言われても気にしないものの、気に入ると握り締めてしまうのは私の悪い癖で…。
「ちょっと長いですねぇ」と石を2つ外してもらってイアリングにしてもらい、結局最後にバスに戻ることと相成った。
お次は塩山市の信玄館でお昼。すでに12時半を過ぎている。団体さん専用の3Fの座敷でカニほうとうと2段せいろ蒸膳。予定よりも早い到着だったらしく、ようやく鍋に火をつけたところでおあずけ。店員さんが麺を入れ鍋のふたをし、「お玉はありますか?」と座った間を慌しく動き回る。その代わりアツアツを頂けたので文句はない。カニはワタリガニの半身なので良いだしも出ていたし…。
食後はお向かいの恵林寺へ。信玄公のお墓がある。夢想国師作のお庭があるのだが、冬枯れてただ南天の赤い実が印象的だった。本堂をめぐらすように作られている拝観コースは途中から鴬張りの廊下になり、外側へ回るとお庭が見渡せる。その先に信玄公のお墓がありもちろんTANUKIはしっかりとお参りした。
恵林寺の南天の実の赤かりし DORA
団体旅行の不自由は時間に追われる事で、恵林寺の境内を回っていて信玄餅の旗を見ながら買いそびれた。信玄館に戻っておみやげ屋さんを冷やかし、結局あまり荷物にならないほうとうを買い込む。
pm2:10に出発。最後の目的地・八ヶ岳チーズケーキ工房は、中央道が雪にならなければ良いがと添乗員さんが朝から心配をしていたのだが、大丈夫のようで気が付けば中央道を走っていた。小淵沢ICを降りてすぐ。こちらは雪がまだらに残り、駐車場は雪が凍り付いていた。店員さんの話だと今日は0℃まで上がらなかったようだ。
「今年一番の寒い中をようこそ」とまずは食堂に通される。ご自慢のチーズケーキをお味見の一口大とコーヒーはサービス。パティシエのお菓子自慢の話を聞きながらコーヒーブレイク。ここはもともとは和菓子屋さんで「今でもあんこは自家製です」と言っておられた。
後はもちろんお店にご案内。とても濃厚で美味しいチーズケーキだったが、荷物が持ちきれなくなるのでパス。パウンドケーキを買ってきた。そしてTANUKIはと見るとチーズを物色中。あまのじゃくなお客だった。
ここからはもと来た道をひたすら戻る。小淵沢ICで中央道に乗り、甲府南ICからR358、R139。まかいの牧場でトイレ休憩を取って、東名富士ICから焼津へ。暗くなってきた事もありウツラウツラしている内にpm7:00少し前には焼津駅に到着した。
その後は駅の近くの友達にお土産を渡して荷を軽くし、行きつけのお好み焼き屋さんで夕飯を食べ、マーミの所に寄ってお土産を渡し無事に家に帰り着いたらトヨタカップ決勝戦の後半が始まっていた。
05/12/14
今日は今後の予定が立て込むので美容院へ。実は女性週刊誌が読める唯一に近い状況。
パラパラと眺めていたら東京にあるらしい児童虐待被害者のシェルターの話が出ていた。NPOの設立で子ども自身が飛び込んできたり、児童相談所や学校の保健の先生の斡旋で入ってくるようだが、親が引き取る事で状況が今以上に悪くなる可能性があるためにまったくの非公開の活動らしい。
お腹は減っていないか、風呂に入るかから始まって子供を安心させて心身を休ませ、さて話を聞いて対応を考えるまでにかなりの時間を要するらしい。さらに問題を解決する道筋を立て見守って、さらにいざという時に帰ってくる場所を作る一生を通じた付き合いを考えた活動にならざるをえないようだ。
ほとんどが親が子供との距離の取り方がつかめず、小さいうちに放り出す(親は自主性を重んじているつもりでも、端から見れば育児放棄)か、親が子供と一体化してしまって過干渉から子供が自己主張をしようとして問題行動を起こし、それを親が過干渉しの悪循環を繰り返したりしている事が多いらしい。親子共に精神的自立を果たすためには支えとなる人との一生の間のお付き合いになるのだろう。
05/12/12
アメリカからの牛肉輸入が年末辺りから再開されるようだ。余命を考え、消費量を考えれば個人的なリスクはあまり感じないのだが、輸入再開決定までの議論の不透明さを考えると、買わない!という選択が正しいような気がする。
牛肉はともかく、耐震強度偽装の件。このグループが扱っていたのがマンションやホテルと大きな物だけに、責任問題より先に対応を考えるべきだと思うのだがいかがだろうか。地震国、しかも震度5位この秋にはずいぶん体験をした所があるのではなかっただろうか。大きな建物がどう崩れるか、色々な条件で違ってくるだろうが、住んでいる人だけでなく近隣住民が被害を受ける事はおおいにありうるわけで、その場合にすでに危険が分かっていて処置がされていなければ行政の責任を問う事ができるのではないだろうか。
事が大きくなって処置なしになる前に、行政の責任でマンション住民は災害時と同じように避難先を斡旋し、危険な物はさっさと取り壊すべきである。その上で責任を取るべきと思われる所を相手取り裁判で掛かった費用を取り戻すべきである。当然「詐欺である」とマンションを買った住民も販売業者に損害賠償請求をするだろうし、近隣住民でさえ「危険にさらされた」と建設会社なり持主なりを相手に損害賠償訴訟が起こせるかもしれない。
危険を行政がさっさと取り除いてから、犯罪は割に合わないと思える状況を作り出す事ができれば、ひとつ抑止力になるのではないだろうか。
とにかく、どの分野でも仕事にプロとしてのプライドを持ってもらいたいものだ。
05/12/8
NHK『クローズアップ現代』で通学路の安全についてやっていた。
交通安全を主眼とした通学路をその他の要因も含めて見直したり、スクールバスを導入したり、PTAや老人パワーのボランティア見守り要員を置いたり、これだけ事件が続けば神経質にならざるを得ない。
子供達に通学路の安全マップ作りをさせて自覚をさせるという所もあれば、全員に持たせたPHSでトラブル発生時に連絡ができ場所が確認されるようなシステムを作った所もあるそうだ。
学校の問題、子育ての問題という前に、地域力が試されている問題となってきている。
昔のコミュニティには子供達の役割があった。お祭りの寄付集めだったり、火の用心の夜回りだったり。私の子供の頃は子供会の運営資金のための古新聞集めなどもやっていた。これらの活動で子供達が地域の人々に顔を見せる事で、同じ位の年頃の子供の居ない家庭にも町に居る子供達が何処の誰かが分かっていた。もちろん子供達の方もいつも遊びに行く家以外の所にどんな人が住んでいるのかを知る事ができる機会になる。また口上が決まっていればそれを年上の子から習うわけだし、知らない家に行った時にどう振舞うのかも年上の子からの見よう見真似で身につける機会にもなった。すでに青年達でさえ危うくなっている他人と関わる技術を学ぶ場にもなっていた訳だ。
子供達の安全を守るための取り組みも大切だが、社会の中で子供達自身の安全を見極める力をつける事も大切だと思う。
05/12/5
TANUKIが休みだったので、茶々の大捕り物。どっちみちどこかで予防注射も去勢もしなければならないので、ここは強制発動。割合簡単に広縁までは追込めたのだが、頭上のカーテンレールと棚を移動して手が届かない。結局、脅かし、暴れ、棚の物と一緒に落っこちと2時間あまりの大騒ぎの末にケージの中に追込んだ。
その間、追われているのは茶々だと思い込んだ蒼を捕まえて先に獣医さんへ。こちらは術後のチェックと予防注射をしてもらい完了。
茶々は獣医さんへ運び込んでケージから出す時にまた一騒動。見事に逃げ出して縦に走り回った。何とか網で確保して麻酔。先生・若先生にTANUKI&DORAの4人がかり。麻酔が効いてから目方を量ったら4.8kgあったそうだ。「顔は小さいけど見た目より筋肉が発達して重いですね。」との事だった。
茶々の方は大騒ぎのリスクがかえってかわいそうなので手術と共に予防注射もしてもらった。大暴れで爪や肉球も傷めたようで、今日はケージの中で安静。時々思い出したように鳴き騒ぐが、まだ麻酔が切れてしまっていないようで、合間は大人しく眠っている。
ともかくネコ騒動も一段落してホッとしたが、ワクチンの性質上1回目の3週間後にもう1度予防注射が必要。捕まるのだろうか…。
05/12/3
サッカーJ1の最終節。優勝可能なチームが5つも残ってこの勝ち負けで天と地ほどに結果が変わることから、力のこもった試合が各競技場で行なわれたようだ。私が見ていたのはNHKのセレッソ大阪vsFC東京。合間に川崎vsガンバ大阪・鹿島vs柏・千葉vs名古屋・新潟vs浦和の状況が表示される。(太字が優勝可能チーム)
結果、鹿島・浦和は快勝、千葉も勝ち、セレッソが引き分けてガンバが勝ったため、優勝はガンバ大阪の手に渡った。
清水は恥ずかしながら15位。後がない所までいっている。若い力が出てきたのでこの才能を生かして来期は安心して見ていられるチームを作って欲しい。
05/12/2
広島で小学1年生の女の子が下校途中で殺された事件があったが、今度は栃木でやはり小学1年生の女の子が下校途中で行方不明。あまり先走りたくはないが、茨城県でその位の女の子の殺人遺体が出たそうだ。
確かに1人で何かができるようになった子供というのはできるようになった自信がある一方で経験の不足から事故に遭いやすい。それは人間でも動物でも変わりはない。それがために動物の子供は大人とは体のバランスがちがって(頭が大きく可愛らしく見えることで)大人の保護本能を働かせるという説があるそうだ。それは動物であるヒトも変わりはないはずなのだが…。
その機能が壊れてしまった突然変異種でない普通の人間の皆さん、車ではなく街を歩いて下さい。歩き回る用事はないよという人も日向ぼっこのつもりで家の外に出てみて下さい。
我々が子供だった頃、幼稚園からの帰りがすでに一人歩きでした。一人で歩くことで周りに気をつけたり、人とかかわったり、色々な事を町の中で覚えたはずです。それが小学生になってもできない状況の中で育つ子供達が、町の中での社会性を身につける事ができるでしょうか?子供は子供だけで育つことはできません。だからといって一から十まで大人が手取り足取りをしたからといってそれが子供の身に付くはずもありません。子供が様々な状況に関わる中で大人が相手をする事で、こんな時にはどうするが子供の身に付いていくのではないでしょうか。
05/12/1
先日、島田市博物館へ川瀬巴水展を見に行った。本館2Fと分館を使っての大掛かりなものだった。
大正・昭和の風景版画家と説明されているが、この時期の浮世絵師と言ったほうが正しいと思う。彫師・刷師との共同作業で作られているし、題材は情緒的なものが多い。大正半ばから活躍を初め昭和32年の平泉金色堂か絶筆だそうなので、洋服姿の人物や構造物の形などで江戸時代との違いは分かるが、何気なく混ぜられたら分からないかもしれない。
神社・仏閣の赤を効果的に使った建物や桜のピンクを際立たせながら全体としてしっとりとした色彩に見える技法は浮世絵以来のものだろう。
また、水の流れの処理や、光と影の扱いが上手い人で、実際にいくつもの色の重ねを試して作品の雰囲気を決定していたようだ。
島田市博物館の分館は海野光弘記念館になっているのだが、その開館5周年記念の企画だそうだ。今週末までだが、見ごたえのある展覧会だった。