ちょっとした感想   

06/5/30

   国民年金の不正免除処理問題でニュースは大騒ぎをしている。
   しかし、無い袖は振れないのも事実で、免除の手続きをする事ができる事も広報すべき仕事ではあろう。けれども、本末転倒である事は間違いない。
   もっともこれだけ自営業者が冷遇されている中で掛け金は高く受け取る年金は小遣い程度では年金としての役割は無いのかもしれない。国が袋小路のような年金をいくつも作って無駄な人材を使うよりも、1人1人の人間がきちんと生活できる基準を出した上で第一線をリタイヤした人を支える年金に改変すると共に、障害者年金や生活保護費なども計算基準を同じにして一括管理をすべきではないだろうか。老齢年金に関してはそれ以上の生活を望む人達はそれこそ自己責任で貯金をするも良し、株で社会に貢献するも良し、年金保険も保険会社各社とりどりに取り扱っている。
   国の役割は国民の個々にに不慮の事があった時のセイフティーネットを整備する事で、それ以上の部分こそが各自の自己責任であるときちんと仕分けをした上で法と共に人員とソフトを整備する事だと思う。
   国の都合ばかりを国民に押し付けて国民に得る事が無い時、国は愛国心を押し付けるが、本来国民にとってかけがえが無い国ならば、そのような事を言わずとも国民1人1人が国を代表する気持ちを持つものだと思う。

06/5/27

   本日も夜NHKの『ETVワイド』をでお勉強中。認知症について。本人の視点・家族の視点。
   認知症のご本人達、サポートを受けて講演をする人、軽作業をする人、家族からの電話指示をうるさがりながらもそれに従って家事をする人、グループでボランテアをする人達、物忘れはあってもやる事を持つ人はその活動の中で生き生きとしている。年配の方ももちろん居るが50代で発症する事もある。
   居場所を作ること、社会の中で役割のあることが人間には必要なのだと思う。そしてまた地域社会もこういう人々に目配りが出来る事が大切なのだと思う。
   認知症のお母様を看取ったみのもんた氏、現在の日本の痴呆症の終末期介護体勢について本気で怒って論じている。

06/5/26

   NHKの金曜pm7:30から、中部地方では『ナビゲーション』という報道系の番組をやっている。本日のテーマは『自分以外は駄目なやつ〜名古屋発・新若者論』というものだった。自分に甘く、努力はしないで、高望みをする若者達という事らしいが、これはしばらく前に問題になった飼い犬が勘違いをして家族の中でリーダーの位置について家族に噛み付いたりする問題が起こったのと同じ感覚ではないだろうか。
   「可愛い・可愛い」としつけをしないままやりたい放題をさせた結果、犬はチームリーダーとして家族に言うことを聞かせようとし、人間の赤ん坊は精神構造はそのままで今や若者の体格に成長している。大人が大人としての役割を放棄し始めたのは、いったい何時からなのだろうか。

06/5/24

   鳥取県の境港が中々良いらしい。漫画家の水木しげるさんのゲゲゲの鬼太郎のキャラクターが並んだ通りが観光の目玉になっているという話はだいぶ前に新聞で見たが、たまたま志太常磐松会の先輩・雑魚さんの視察報告(ブログの05年10月15日参照)と従弟のワンワンの飼い主氏の出張報告が昨日まとめてやってきた。
   焼津市と同じ漁港である境港の中心市街地の集客力はこの妖怪キャラクターを種に住民の工夫が加わって魅力ある町になったと雑魚さんの報告は論じている。中心市街地での空き店舗率も10パーセント台に下がったという。『大人が行くと楽しい所ですね。お土産も洒落がきいてるのが多くて観光地の割には気が利いてて○。』とワンワンの飼い主氏も裏書している。
   目玉親父(ゲゲゲの鬼太郎のキャラクター)は境港で活躍しているのだろうが焼津港の活性化の目玉はさて何だろうか。

06/5/23

   今月は見事に腑抜けている。とりあえずやらなければならない事はこなしているはずだが、後になってみたら大ボケが発覚するかもしれない。(まだ気づいていないが…)
   お天気のせいでとっくに片付いているはずの事に手がつけられないというのもあるが、軽い小説を濫読してもエネルギーが貯まらないし、野球やサッカーのテレビ中継を見続ける集中力もなくなっている。この天気ではドライブという手もダメだし、今日は島田の博物館に絵を見に行ったが、館内の他のお客さんの声に気持ちをささくれさせてしまう。
   BSE問題と牛肉の輸入や、たて続けに起こる子供を巡る事件・事故など、ここに書いておきたい気になる事も色々あるのだが、記事を精査して考えをまとめる事ができない。
   そんな訳で、見た目は元気、ぼ〜と小説本を抱えている毎日を送っている。

06/5/13

   冬の間からイチゴの季節になったらと言っていた『俳句でおしゃべり』仲間のよっこさんの畑に有志でお邪魔した。
   残念ながら焼津は朝から雨。関東地方は曇りというのを信じて8時頃に家を出る。新幹線は大入り、ひかりだったが三島に停まるので、そこで人が降りてようやく座れた。品川から山手線に乗り換えて池袋へ、そこから東武東上線に乗り換えた。これは始発なので何気なく座ったその前に、後から乗り込んできたご夫婦が「待ち合わせの目印は麦藁帽子」と話しているのを聞いて「もしや」と話しかけたらビンゴ!ゆらぎさんご夫妻だった。最寄り駅で待ち合わせ。我々が最後で、後から聞いた話ではTOPPOさんはかなり早くに1番乗りを果たしたそうだ。萌さん、悠さん、ガス灯さん、それによっこさんの総勢8名。残念ながらこちらも雨だが、タクシー2台でさっそく畑へ。
   地図を渡してくれたよっこさんはバイク。タクシーの運転手さん達、あまり何の目標も無い所で停まれと言われて不安になったか農業体験センターにつけてくれたが、我々の乗った車の運転手さんがもうちょっと手前で案内が来るまで待っているほうが良かろうと車を戻してくれた。そして、その手前の道を反対側に曲がるとよっこさんの新しい畑だった。「今植え替え中で…」とこれからの予定を楽しそうに話してくれるよっこさん。
   そこから小道の反対側に入ったところがイチゴ畑。雨の中でイチゴたちが真っ赤に色づいている。ビニールマルチをきちんとしてあるのでそのまま口へ。「色々な品種が入っているのよ」との事だったが畑で完熟したイチゴはどれも香り高かった。「こっちにはサクランボもあるよ」という方へ行くと小粒だが真っ赤な実がたわわに実っていた。イチゴもサクランボも鳥との争奪戦のようで、防鳥用の糸やネットがかかっている。様々な野菜が植えられている中に、ちょうど刺し芽をしたばかりのサツマイモもたくさんあり、「次は焼き芋…」とこっそりTOPPOさんと。
   それぞれにたっぷりと収穫したイチゴを抱えて農業体験センターへ。管理人さんがいて、土間と板の間、ちょっとした作業のできるキッチンになっている。周りを花々に囲まれて晴れた日のピクニックにも良いなぁと思われる所だった。さっそく収穫したイチゴのヘタを取ってミルクと氷を加えジュースに。「雨が降る前に採ったのがあるからおみやげ用はその方が傷まないから」と大なべ一杯の収穫をドンと出してくれたので、摘んできたのと交換しながら各自おみやげ用をもらう。
   さらに、途中で摘んできたのよと言うアスパラガスとサヤエンドウモ茹でて出てくる。
   後は途中で買ってきたパンやよっこさんが持ってきてくれたマリーによっこさん手作りのイチゴジャムをつけたり、悠さんのおみやげの中華粽やTOPPOさんのおみやげのシュウマイを食べ、またイチゴをつまみ、萌さんのお土産の栗落雁、それぞれに準備したお弁当もありで、食べながら話、話ながら食べ、楽しいひと時を過ごした。
   最後にバスの来る前にもう1度畑に戻り、玉ネギのおみやげ。TOPPOさんと悠さんが畑から引き抜いてもらっていった。pm2:25に来た可愛らしい乗り合いバスに乗ってよっこさんとお別れ。駅に行く途中までは貸しきり状態。駅で皆さんと別れてTOPPOさんと行きに寄ったパン屋さんへお土産を買いに。
   池袋でTOPPOさんと荷物整理をしながら一服。pm4:56東京発のこだまで今度はゆっくり座って帰った。焼津は土砂降り、TANUKIから「飯できた」メールも着たのでタクシーを奮発して帰り着いたのはpm7:00少し前だった。

06/5/9

   留守中はネコ達もおりこうだったようだ。みゆが1泊旅行に出たほかは…。
   その気の緩みか昨夜は集中豪雨を降らされた。じいちゃんが゛「この頃やらなかったのに…」と掛け布団の上の防水シートにかぶせたボロ毛布をはずす。TANUKIは敷布団。幸い防水シート上だったので被害はシーツと防水シート。そして、私のパソコンの前の籐椅子のクッションもやられていたらしい。確かに雨で湿度は高いが、掃除もしたし、思い切り目に来るこの刺激はどこから来ているのかと散々探した結果、上げ底にしているクッションの下で古いクッションがしっかりと染みていた。
   一方、蒼は人間の食事時になると「何かいい物があるのではないか」とウロウロと甘えるようになり、茶々も昼間から蒼と家の中を走り回るようになった。そして、明け方にはみゆの「起きて!」攻撃にさらされて(それ位では起きません!)今朝は寝坊。
   クロンはマイペースでここ数日の寒さにばあちゃんの布団に乗って丸まっている。

06/5/8

   10日間家を空けた。詳細については特集で書くつもりだが、TOPPOさんのお母様が亡くなってのお通夜・お葬式、それに引き続き、かねてから予定していたTOPPOさんの引越しの手伝いをしてきた。
   以前は家を空ける事にさほど不安は無かったし、今回もTOPPOさんにあきれられたがほとんど家に電話も入れなかった。
   しかし、ジジ&ババも80代、ネコの抜け毛が丸まり家の中はホコリだらけ。冷蔵庫は空っぽ、しかし野菜室だけが減っていない。レタスもキャベツも傷んで半分ダメになっている。煮豆などおそうざい系の真空パック物を買い込んでおいて良かった。
   とにかく本日はそのリカバリー。掃除・洗濯・買出し、たまった家計簿の集計もして財布と数字をあわせ、あっという間に時間が消えていった。

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