ちょっとした感想   

07/2/22

   3月にちょっとしたイベントが公民館であるというのでネット検索ができないか調べてみた。ごく身近な地域の情報を調べるのにうってつけなホームページ志太ふるさとネットはあるのだが、情報が載せられていない。今回も空振りだったが、これだけインターネットが普及した現在、もう少し活用を考えたらどうだろうかと思う。
   このホームページのイベント情報は各公民館など地域の公共ホールなどをほぼすべてを網羅して検索が出来るのだが、中身がないのでは仕方がない。どこも様々な活動で利用されているし色々な主催事業もあるのだが残念な事だ。
   もっとも、焼津+大井川、藤枝+岡部でそれぞれの合併話が立ち上がったので、このホームページが何時まで在るかもまたあやしいものなのだが…。

07/2/21

   老人といわれる年齢未満の人も居たようで老人ホームと言って良いのかどうか分からないが、千葉県浦安市の「ぶるーくろす癒海館」の入所者虐待疑惑のニュースが流れている。
   老人ホームの定義を外れた所で、介護が必要な人達がどのように暮らしているかを国も県も市も把握しきれずにいたらしい。
   しかし、様々な理由で家庭で介護しきれない人がこのようなどこからも介入されない施設に居る事は必然だろう。そして、介護者側も人手も資金も足りない中でやりくりをしているわけで事故が起これば当然介護者の責任が問われるとなれば生命の安全を最重視してある程度の行動の拘束は必然なのではないかと思う。それが人権侵害に当たるとするならば、目を放せない1人の被介護者に24時間を3体制として休暇も加えると4〜5人を付ける必要がある。介護者も1人の人として人権があり、過重な勤務は人権侵害に当たると思う。
   ただ、人権侵害だ、身体拘束はいけないというのでは何の解決にもならないわけで、それならどうすれば安全かを勤務体制や勤務者の資格も含めて配置を考えるべきではないだろうか。かなり良心的な施設でも、夜勤の職員数はかなり少なく、昼夜の別が無い被介護者のすべてに目が届く状態とはとてもいえない。こちらの方こそが問題の核だと思う。

07/2/18

   本日は3地区中老会合同企画の芋煮会。これに北部コミュニティ推進協議会のバードウォッチングが組み合わさって、瀬戸川をバードウォッチングをしながら歩いてお腹をすかせ、芋煮会に突入という企画になっていた。
   ところが前日からの雨、朝のうちも雨が残ってどうなるかと思ったが9時過ぎに集まる頃には雨も上がり決行。年配の人が多いが、子供連れも含めてけっこう人が集って来た。
   芋煮の当番の桜会は料理番。歩く方は瀬戸川を愛する会の方々が世話をしてくれた。また野鳥の会の方がバードウォッチング用の望遠鏡を持って案内についてくれた。人数が多いので2班に分かれて川の両岸を行く。まず発見したのは鳩。普通の土鳩はもともと伝書鳩に飼われていたものが野生化したそうで、山鳩とは羽の色が違うとの事で両方を探して見せてもらった。大鷺・青鷺・小鷺などの鷺類、カラス。白い鷺は大・中・小とあるらしいが、中鷺は夏鳥だそうで今はいないとの事だった。
   鷹類やカワセミなど珍しい鳥がいる場所も近くにあるそうだが、なかなかタイミングよく会えるものではない。河口近くになると川鵜やカモ類がたくさんいた。川鵜は毎年稚鮎を放流するとかなり食べてしまうらしく、駆除するわけにも行かずに知恵比べになるそうだ。
   河口の折り返し点を過ぎる頃にはすっかり晴れて風も無く暑くなってきた。
   梅には鶯ではなく、鶯色のメジロがたくさん来ていた。川原にいるスズメサイズの群れはホオジロらしかったが見分けはつかなかった。
   それやこれやの鳥を見ながら歩いているうちにゴールの宮の森公園。芋煮も良い匂いをさせて出来ていた。飲み物やおむすびと共に頂いて、イスやベンチ、シートの上など思い思いの所でお昼。そのうちにまた頭の上に黒雲がかかってきたが、降られる事は無く無事に終わった。

07/2/16

   先日、民児協の会議に介護が必要になる直前のお年寄りを誕生月検診で把握してより長く元気で居てもらうためのプログラムを勧めようと保健センターの担当者が説明に来た。
   健康保険も介護保険も限られた資金を有効に使うためには、高齢者になるべく元気に年を取ってもらわなければならない。しかしながら元気なお年寄りはともかく、ちょっと病気があったり体調が良くなかったりする人の方が何か言われるのがいやで健康診断には来ないそうで、せっかくの計画はまだ計画のままのようだ。
   しかし、そういう皆さんも医者にはかかっているわけでアプローチの仕方がどうだかなと思った。
   1市だけでは出来ないだろうが、全市民に開業医からかかりつけ医を決めるようにシステム化すると良い。年間登録料を取っても良いが、登録した人についての健康相談には責任を持って当たり、その上で入院が必要かなど判断をする。慢性疾患の管理をする。障害者や高齢者など通院できない人については往診をする。その上に救急病院・検査を主体とした病院・療養病院を整備すれば病院ばかりが人であふれる事も無くなるだろう。
   徳川時代の初め、キリシタン禁令に合わせて全国津々浦々お寺の檀家制度を整えた事を考えれば出来ないはずはないのだが。

07/2/6

   久間防衛大臣がイラク戦争はやるべきではなかったと発言し、麻生外務大臣もアメリカのイラク占領政策を幼稚だと発言した。我々日本国民のかなりが初めから危ぶんでいた事を政府要人がやっと言ったかと思う。報道機関もお役所もアメリカに乗せられたままくっ付いていき、ノンビリしていたらアメリカと共にベトナム以上の泥沼に落ち込みそうなところでよく言ってくれたと思う。アメリカと違って石油燃料のない日本は国家戦略としても同じアジアの中近東ともっと上手に大人の付き合いをしなければならない。
   政治家は自分の意見を言う義務がある。問題になっている柳沢厚労相の意見にはこの人に厚労相が出来るのかと危惧を抱いたが、今回の2大臣の発言は私は日本国として言うべきことを言ったと思う。役所も報道も火消しに躍起になっているのは独立国である日本としてはどこかおかしい気がする。

07/2/5

   焼津市の市議会議員選挙が昨日行なわれた。定員21に24人が立候補したかなり厳しいもの。共産党と公明党が政党候補を出す以外は自治会対抗戦のようなところがある昔ながらのムラの選挙だ。
   選挙公報が配られた以外はどの選挙カーも名前を連呼するだけで議員それぞれの焼津市の未来に対する提案が見えない。報道では1市1町派が2市2町派に勝ったそうだが、それだけを選択基準に投票したわけではない。そしてその1点だけでだからどうなるという先の見通しがあるとは思えない。あくまでもこれは手段であって目的ではない。目的は住みやすい地域社会を作る事にあるはずだ。
   さて、議員さん達、議会だけでなく日常活動で我々市民にどんな未来図を提案してくれるだろうか。

07/2/3

   しばらくぶりに図書館で何となく手にとって気を引かれて2冊借りてきた。米村圭伍という作者の『退屈姫君伝』と『おんみつ蜜姫』(ともに新潮社)。タイトルどおり江戸物の気楽に読める娯楽小説、というよりは講談か黄表紙か。
   ヤンチャ姫物語ではあるが影の主役はネコ!それもきちんとネコがネコとして書けているのが良い。退屈姫めだかの君は実はすでに奥方なのだがこちらのミケは本当にただのネコ。狂言回しではあるがクライマックスではちゃんと黄表紙らしく主役を張る。一方のおんみつ姫の黒猫タマは立派な主役。旅に出た姫様のガードとしてきっちり活躍するが普段はただのネコ。特に本来の飼い主である姫の母君の前ではただのニャンコに変ずる。この落差が良い。
   最近のものらしくミステリーの風味はついているが、寝っころがってささっと読んでああ面白かった♪というものだろう。

07/2/1

   あっという間に今年も1月が過ぎた。
   いつの間にかというものは色々あるが、そういえば蒼と茶々の布団へのお漏らしもいつの間にか無くなった。しばらくクーが乗り移ったのか布団へお漏らしの代わりに神棚の榊をひっくり返し続けたが、それもいつの間にか上がっているお水がからでなければやらなくなった。
   そういえばつまみ食いも…。来たばかりの年のおせちのお煮しめから始まって、インスタントラーメンを齧ったり、レトルトご飯に歯形を付けたり、たしかレトルトカレーの味見もしたはず。その後はドライフードに狙いを定めたようだが、これは攻防の末にきっちりとタッパーにしまって保護。新しいのをはじから齧られるわけにはいかない。
   そして、私がパソコンに向かって足元に電気ストーブをつけるといつの間にか茶々がやってきて寝転んでいるようになった。私が動くとパッと逃げるが、ずいぶん進歩したものだ。蒼はTANUKIと一緒ならコタツにも入るらしい。マグロがあれば私の手からも食べる蒼だが、彼は私の方を警戒していてよほどボケッとしていない限り触れない。

1月    3月