07/7/31
自民党・公明党の与党は結局、安部総理続投で行くつもりのようだ。
小泉前総理は確かに自民党をぶっ壊したようだ。このような時に「それじゃ代わりましょう」とヌエのように次の頭が出てくるべきところで誰も出て来ない。自民党の長期政権は党内の意見が幅広く、こちらで国民に「ノー」と言われればあちらが出てきて生き延びていたのが、意見がまとまりすぎて別の声が出なくなってしまった。
もっとも、これでこそ自民党も1政党として政権交代可能な政治になるかもしれない。
壊し屋の小泉総理が信長とすれば次に待たれているのは「せっかくの平和を皆で謳歌しましょうや」という気配り型の秀吉、しかしまだ混乱の中の試行錯誤で国のシステムが再編成されて上手くまわりだすまでまだ時間が掛かるだろう。
戦乱の中でもとんでもない政権の中でも一般庶民はさほど深刻にならずに日々の生活の中に小さな幸せも喜びも感じて生きている。後世の人達がこの時代はとんでもない時代だったねと評価をしたとしても我々はその中で1日1日を生き続けている。
07/7/30
昨日の参議院議員選挙。与党の大敗北となった。ただし投票率が60%を切っている。せめて65%位なければ民意を反映したとは言いにくいかもしれないが…。
マスメディアも政党も年金問題や閣僚の発言・不明朗資金の結果だと考えているようだが、私はこの政権になってからの強行採決の多さに民主主義の危機を感じた。本来重要な問題は国会でオープンに議論されると共に巷でもマスコミだけでなく国民皆がああだ、こうだと色々言い合った先に出てくるもののはずだ。それがすべて落ちたまま、いつの間にか強行採決で決まっていく事に胡散臭さと不安を持った。
さらに都会は経済も回復しているらしいが地方はほとんどが落ち込んだまま、自分の生活を長期的に展望するどころか明るい先行きが見えない。自民党の敗退、しかも自民党でも新人が入り現役が多く落ちているという事は地方を選挙区としている人達がすでに都会の人になってしまって地方の問題点に鈍感になっていた証拠のような気がする。
それにしても総理大臣は「私の国づくりはスタートしたばかりだ。これからも首相としての責任を果たしていかなければならない」と続投を宣言したが、その方向へ行きたくないという国民の「ノー」の判断を読み違えているように思われる。
07/7/29
昨日の友人から追加情報の電話。
今朝になってモジモジと件の息子さんがお母さんの前にやって来たそうな。「今月の金が足りなくなった、お金貸して…」となったそうだ。「お母さん、あんたにお小遣いをもらって大感激したんだよ」と言いつつも、まだ万札が残っているつもりで気前良く1万出してしまったら残りが千円札ばかりだったという話を聞いては、「これは給料日に返してもらうからね」と借用書を取って昨日の1万円札を出したそうだ。
「返済が完了したらまた電話をするから証拠にホームページに残しておいて」と言うので「返してもらったらさっさと記念に何か買ってこれは息子君が大人になって初めてお母さんに買ってくれた物にしてしまったら」と言っておいた。
という訳で、この話題は彼の給料日後までまた続く。
07/7/28
問題山積みで「更年期障害がどんどん悪くなる…」と言っていた友人から朝から電話が来た。おやおやまたトラブルかなと思ったら、「今朝、息子がお袋にって小遣いをくれて、こんな事初めてよ」と大感激での報告だった。
「厳しくしなくちゃ独立しない!」と給料の半分を将来のための資金に貯金させていると以前言っていたが、「自宅に住んでいるとはいえ車の経費や携帯の費用などは自分持ち、昼食代やデートの費用だって必要なわけだし1万もくれて今月やっていけるのかしら」と母親らしい心配をしていた。
07/7/27
ずっと明け方に肌寒くて目が覚めていたのが、昨夜は蒸し暑くて目が覚めた。
そして、今日梅雨明け。体感的には夏の訪れをキャッチした訳だが、気圧配置的には本当に夏が来たのだろうかという感じだ。
今夏は暑いと予想されていたが、ここまでよく雨も降ったし割合に涼しい日が続いた。我々にとってはしのぎやすいのは結構だが、生き物を相手にしている農業や魚業に携わっている人達にとっては予想が付きにくくて大変な年なのではないかと思う。
07/7/26
梅雨明けはまだだが、そろそろ学校も夏休み。
残念な事に夏休み早々に島田市で小学生がバイクとぶつかって死亡する事故が起こった。
普段人通りの少ない道でも、昼間から子供達が遊んでいたり子供の自転車が行きかったりする。子供達自身も事故に遭わないようにと注意されているだろうが、まわりも気をつけたいものだ。
07/7/23
しばらく前に中国で肉まんの具にダンボールを煮て加えているという北京の放送局のニュースがあった。結局これは有名になりたかった記者のやらせによる捏造だったそうだが、「ありうるかも…」と乗ってしまった日本の放送局、人間。そう思われるほど儲けるためなら何でもありだと思われている中国も中国だが、それでも安ければ買う我々も我々だという所に落ち着いてしまう。
一つの物には物自体ができるまでの材料の原価+それを作る人の労力+運搬の経費+エネルギーや水など様々な経費の積み重ねの上にある。さらには1人の人間の仕事量を考えれば数や流通量などもふまえて適正な費用が見えてくるはずだ。競争を促せばいくらでも安くなるというものではない。
最近、日本の中小企業が消えつつあるのはこの1つのものが出来るまでに敬意を表さない評価をしてきたためだと思う。
07/7/18
中越でまた大きな地震があった。3年前の被害からようやく立ち直った所と思われるのにお気の毒だ。多少ずれて今回は柏崎市の海沿いの被害がひどかったようで、古い建物の倒壊とともに下敷きになったお年寄りが何人か亡くなられたし多くの人々が怪我をした。原発も火災が出たり放射能が少し漏れたり、他にも微量要素が検出されたらしい。鉄道の線路も土砂崩れで埋まったし、高速道路も段差が大きくしばらく通れないままの所ができそうだ。また梅雨時のため、まだ地盤が緩んだり亀裂が出来た所からの土砂崩れの心配などもあるのだろう。
大変な被害であり、即急に国を含めた支援が必要なのはもちろんだが、その直前には沖縄・九州地方をこの季節にしては桁外れの台風が襲い、更に梅雨の長雨の影響もあり東北地方までの各地で浸水や土砂崩れの被害があり、人も亡くなっている。(静岡県内でもまだ避難中の人達がある)最低でも国はこの事実を忘れてはならないし、災害復旧のための力を尽くさなければならない。
報道だけが忘れているのなら良いが、何のコメントも行動も出ないのならば現政権は頼りにならないという評価を下すしかない。
何も出来ないが被災された方々が1日も早く生活の再建ができることをお祈りしたい。
07/7/16
昨日の午後、家の入口前に自転車が放置してあった。時々付近一帯にチラシを配る人などがやるのでそのままにしていたら今朝になっても置いたまま。仕方なく警察に連絡をした。
幸い自転車から持ち主が分かり午後に取りに来てくれたが、2月も前に自宅から盗まれたものだったそうだ。放置自転車のタグが巻かれ、片面にサビも浮いてしまっていたが、「見つかって良かった、これが足だもので」と喜んで頂けてホッとした。
07/7/13
参議院選挙が始まった。マスコミが賑やかなだけで、現実世界は静かなものだが…。
ところで、今回、一昨日母とTANUKIの選挙の入場券が来た。父と顔を見合わせて何で?と言っていたのだが、今日残りの2枚が配達された。続き番号なのだからどこかで迷子になっていたのだろうが…。
07/7/10
ついこの間、何とか還元水の説明ができずに自殺した松岡農水相の後を受けた赤城新農水相も事務所費問題で槍玉に挙げられた。失礼だが今の国会議員さん、叩けばこれくらいのほこりは与野党を問わず出るのではないだろうか。
それが問題になった時、国民全体にどう説明をして納得を得るか、自分の言葉を伝える事こそが使命である議員さんとしては力量が問われるのではないだろうか。突っぱねるのは下策、「法律はクリアしている」などと開き直るのはもっと足を引っ張って騒ぎを大きくして欲しいと言っているように聞こえる。
これほど出てくる大臣の不正が次々と表に出るのは安倍内閣が国民から遊離して、出したいメッセージと受け取られるメッセージが乖離しているからではないだろうか。
07/7/8
腰痛でダウンした。ギックリではなく、座り疲れと冷えらしいが、とにかく動けない。足を延ばしても曲げても痛い!起き上がるなどというのは至難の業で、うつぶせになり、足を曲げて、腰を上げて、身体を起こして、1つづつ区切ってうめきながら、そこから柱につかまって無理やり身体を引き伸ばすと今度は足に向かってズキーンと痺れが走る。さすがに動く気にならなかった。
生活状況をしっかり知っている鍼の先生にあっさりと「パソコンの前に座りすぎ」と言われたが、右の背中から足にかけて痺れが走っては車も運転できない。近くに整形もあるのだが歩く気にはならず、ほかに誰も運転免許を持っていない我が家では私はいざという時には医者にもいけない。最近の医者は往診もしてくれないし、一瞬を争うのでなくても救急車を呼ぶ心情が分かったような気がする。
もちろん、どんなに重症でも自分で行けば延々と待たされ、救急車で行けば優先して診てくれるというのもあるが…。
07/7/3
久間防衛大臣が米国による広島、長崎への原爆投下を「しょうがない」と発言した責任を取って辞任した。本来の責任の取り方というよりは選挙も近いし早く終りにしたいという様が見え見えだったが…。
本来、広島・長崎・第5福竜丸と原水爆に3度もさらされた日本国としては人類だけでなく地球上の生命そのものに大変危険な物を武器として使用する事はもちろん持つ事にも反対すべき立場である。
07/7/1
忙しさにかまけている内に今年も後半に入ってしまった。以前も書いたかもしれないが年々1年が短くなっていくような気がする。
実生活では付き合い下手だがインターネットを通した付き合いも主任児童委員として村の仕事をする中での人との出会いも多くなった。はだかっこの会で読むための絵本探しだけでなくストレス解消を兼ねて読みやすい本を手に取る事も以前より多くなった。しかし、すべてが駆け足で頭も気持ちも整理をつけないまま時間に追われて先へ先へと進んでいる気がする。だいぶ先へ行ってみないとこの期間が良かったのかただ時間が過ぎただけで何もなかったのかは分らないが、今を大切にする余力はないが、せめて意識して過ごしていきたい。