07/10/30
この夏から秋はお葬式の多い年だった。
昨日はTANUKIの親類筋の伯父さんのお葬式だったが、今日は先年引退された本家の隣の和尚さんの奥さんのお葬式だった。お子さん達が後を継がなかったので、引退されてお寺は引き払って近所に住んでおられるのだが、今日は永年住み慣れた隣のお寺でお葬式だった。
お墓があるし葬儀・法事・お盆の棚経など永年お世話になったのだが、我々身内の女性は法事などの行事では後の仕事が詰まるのであまりお寺にお参りする機会がなく奥さんにはあまりお会いしたことがなかったが、S62年に脳卒中で倒れ左半身麻痺が残って不自由をされていたようだった。
親族と昔なじみの村の人々に見送られて穏やかな晩秋の陽に包まれたお葬式だった。
和尚さんもいちだんと腰が曲がられたようだが挨拶の声もしっかりしていてお元気そうだった。
07/10/10
しばらくぶりで電車利用で出かけるので乗り換えルートを調べようとネットで色々と見るのだが、細切れだらけで役に立たない。
乗り換え案内を利用すれば、ルートと予算は分かるわけだが、慣れない土地の慣れない駅で○○方面のどれを見れば良いのかがさっぱり分からない。それを知るためにはたとえば今回だと名古屋から近鉄で奈良方向へ向かうか、京都から向かうかとなる訳だが、名古屋辺りから大阪までのような形の大盤解説が出てこない。
ある程度調べようという時は長距離を移動する時、高速道路もそうだが、会社ごとに地域単位に区切られてしまってはかえって不便で使いづらい。
郵便もそうだが繋がってこそ意味があるものを細切れにするのは本当に効率化に繋がるのだろうか。
07/10/9
NHK『クローズアップ現代』で小児科の夜間診療の問題をやっていた。何しろ大勢の患者が集まって忙しいそうだ。
1つには生活環境の変化で両親が昼間働いているため問題の発見が夜になる事、さらに、周りに相談できる人が無く不安になって医者に駆け込む事などがあるようだ。
小児科医がハードワークで人が不足している上、大勢の患者のために重症の子供が見逃されるおそれもあるため、診療前のトリアージや、診療施設を1つにまとめて1人の医師の負担を減らすなど各地で色々な取り組みが行われているようだ。
しかし、子育て初心者の親にとって何が危険で何が大丈夫なのかの見きわめをつけろというのは難しいだろう。子育て友達だけでなく、どのお母さんにもちょっとした事を相談できる保育士さんや保健士さんが身近に必要なのではないだろうか。
07/10/6
マーミにもらったチケットでJリーグ観戦に初めて行った。
駐車場が少ない事はわかっていたので、新静岡からシャトルバスを利用。ゴール裏1Fの自由席という所は早くに埋まるというので、シャトルバスが運行開始するpm4:30に間に合うように早めに家を出た。(バスの発車場所も分からないし…)
もっとも行ったらあっさりと場所が分かったので目の前のドトールで一休み。ゆっくりお夕飯とはならないだろうとコーヒーと共にベーグルを1つ食べておく。バスの発車場所に人が並び始めるとTANUKIがあせりだしたので我々も切符を買って並んだが、途中の静岡駅でも人を乗せられるように6割位の乗車で発車、距離があるので座席数までしかお客さんを乗せないらしく2台目のバスにようやく乗り込んだ。R150の海岸でしっかり渋滞にはまったが、明るい内に日本平スタジアムに着いた。お客が半端に溜まらないように誘導路が作ってあり、それにつれて競技場内へ。まずは座席を確保。
荷物番を交代しながらTANUKIが先にお土産探しをしながらあちらこちらを探索。私もフラリと売店を見たが、グッズは買う気になれず、食べ物屋さんは黒山の人だかり・順番待ちなのであっさりと敗退。さすがにそろそろお腹が減ったTANUKIがまた入れ違いにビールとつまみとおむすびを手に入れにいった。
しかし、ピッチはまだ少年サッカーチームが練習中。その間にマスコットのパルちゃんのパフォーマンスがあったり、スポンサーの紹介があったり。
辺りがようやく暗くなり、選手達が練習に登場。本日のゲームはホームの清水エスパルスが名古屋グランパスエイトを迎えての試合。お向かいのアウェイ側のゴール裏ではすでに名古屋のサポーターがヒートアップしている。頭上では清水側もがんばっているのだろうが、時々旗が降りてくるだけで音はあまり聞こえない。
セレモニーやらチアガールのパフォーマンスやら色々あって待ちくたびれた頃にようやく試合開始。
生の試合の良いところはやはり全体の布陣やラインの上げ下げが良く分かる事、ただし選手の顔どころか背番号もよく見えないので誰がどこに居るのかなどはさっぱり分からなかった。とにかく1点リードで前半終了。
後半はこちらに攻め寄せて来るので攻撃がよく見えると思いきや、攻められてなかなかこちらに来ない…。しかし、効率よく攻め寄せて、終わってみればチョ・ジェジンのハットトリックで3-0で勝ち。
気分良くバスの列に並んでいる間に花火が打ち上げられ、ホーム側の2F席では何時までも旗が打ち振られていた。
しかし、静岡駅にバスが着いたのがpm9:50。静岡発の電車で座れたものの家に帰れば11時近かった。もちろん4匹ネコズがお夜食はまだかと待ち構えていた。
07/10/4
組内の方が亡くなって今日はお葬式。組の家数が多いので出られる人だけで良いという事で、お通夜は受付と交通整理・案内。今日のお葬式は家の受付と斎場での受付、斎場での接待に分かれてのお手伝いとなった。この役をこの地域では土人衆(どにんしゅう)というのだが、昔はこれでお葬式のほぼすべてを取り仕切っていた。しかし、最近は葬儀屋さんとお料理屋さんでほぼ段取りをしてくれるので、接待といってもお茶出しくらいだった。今回は私が出たが人数もたくさん居るし、このような事は苦手なのでほとんど居ただけ。後片付けはせっせと手伝った。懇親会などよりもメンバーが少ない分、時間の合間に色々な話ができた。
昼過ぎの出棺だったのでちょうどお昼過ぎに火葬場での待ち時間。3時からのお葬式、亡くなられた方は洒脱だが物静かなおじいさんのイメージが強いのだが、息子さんの挨拶ではお酒とカラオケがお好きだったそうだ。祓いの席が終わった頃に夕暮れとなった。
夜に入って土人衆の祓いを公会堂で行なった。ご遺族は挨拶だけで帰られたので後は組内の宴会。ついこの前懇親会があったばかりだが…。新しく越してこられた方のうち、先日の懇親会ではお嫁さんが挨拶に見えた1軒のおじいさん(と言っても我々とそう代わらない世代)が見えた。
07/10/3
今週一杯、静岡市役所旧館のギャラリーで作品発表会があると志太常磐松会の後輩が言っていたので見に行った。
日本画なので植物や人物が多かった。彼女の作品も越後獅子を演じる少女を描いたもので着物の柔らかさや髪の毛や眉毛の細やかさなど等身大の力作だった。もう1枚は小暗い中のベコニアで銀色に沈む葉とピンクの花の対比がきれいだった。
SBS学園の日本画教室の集まりだそうで、とても上手な作品もあるし、楽しんで描いたのだろうなと思われるものもある。描いている人以上にモデルさんが肩が凝ったのじゃないかなぁとほほえましいものもあった。
建物自体も落ち着いた良い雰囲気でなかなか良い時間を過ごす事ができた。
07/10/1
暑さ寒さも彼岸までというが、今年はお彼岸過ぎまで暑かった。ここ焼津だけでなく、盛岡でも今まで真夏日の最終日だった9/15過ぎての真夏日新記録を作ったそうだ。
世界的にも気候の異変が続いているらしい。思わぬ所での高温・乾燥、逆に水害など、人為的なものもあるかもしれないが、地球としてはあたりまえの変動の範囲なのかもしれない。ただ、今までと人間の住める所が変わってくるだけで…。
恐竜やマンモスなど古代からのいく度もの種の入れ替わり、王国の興亡、地球の上に乗っかっているものには何ともしがたい地球の営みが地球の歴史を作ってきたのかもしれない。