08/11/21
退職された厚生省事務次官のお宅が立て続けに2件襲われた。一方はご夫婦が刺殺され、もう一方は奥様が刺されて重傷を負われた。
マスコミでは「テロだ!」と騒がれているが、テロだと言うのならば主張が無ければならないのではないだろうか。私にはただの殺人事件にしか思えない。マスコミの主張の方にこの事件をテロにしてしまいたいと思っているような苛立ちようなものを感じる。しかし、主張を通すためには人を殺しても良いという主張にマスコミが組してはいけない。主張をするために言論がある。そして議論を戦わせることによって次の展開を求めるという日本人には苦手な過程をマスコミこそが道をつけていかなくてはならないと思う。
08/11/18
畠中恵さんの『しゃばけ』シリーズは大好きだが、この人の現代もの『アコギなのかリッパなのか』(実業之日本社)を読んだ。
元実力派政治家の事務所事務員の青年を主人公にした短編連作だ。この主人公、中学高校とヤンチャの限りを尽くし、そろそろ不良は引退すると話して保護司さんにこの事務所の仕事を斡旋され、主に気に入られて大学に進学させてもらいながら事務員をしている設定だ。しかも弱冠21歳にして中学生の弟の保護者、さらには選挙のプロ、本人は御免蒙ると思っているようだがすでに見事な政治家の卵である。
わざわざ議員事務所を取材しての選挙の臨場感もなかなか楽しい。
しゃばけシリーズの若旦那も病弱だが頭が良く気もよく回り生活力は素晴らしい。今回の主人公・佐倉聖君も喧嘩早いが気働きが良く生活力は抜群である。
最近、頭は良いがそれを生活の場で応用できずに暴走する事件が多い。ミステリーとしてはのんびりしているが、主人公の爪の垢をもらうつもりで楽しむのも良いのではないかと思う。
08/11/15
祖母の祥月命日なのでストレス解消をかねて八王子まで墓参りドライブ。
8時半に出発。富士川SAは混んでいたので次の愛鷹PAで一休み。御殿場ICまではスムーズだったが、ここから須走まで延々の渋滞。疲れたので11時過ぎに談合坂SAで早めのお昼。カツカレーにしたが油がきつくて全部は食べられなかった。これなら谷村PAでコロッケカレーうどんにすれば良かった。
何はともあれ12時過ぎに八王子IC。R20は銀杏並木が続いているのだが、かなり色づいてきれいだった。
家の墓に行く1つ前の信号を入ると多摩御陵なのだが、こちらはケヤキが色づいているようだった。焼津と違って街路樹がかなり大きく、5階建ての建物と同じ位の高さがあるので見ごたえもある。
墓地へ行く道も石屋さんもお彼岸と違って空いている。曇り空だか寒くはなく、花と線香を買ってお墓へ。
お参りの後石屋さんで聞いたら環央道の八王子西ICの方が近いと言うので帰りはそちらへ。こちらの道はケヤキ並木で道が新しいせいか木は細いがずいぶん高くなっている。たしかに八王子ICから30分位かかったが、八王子西ICまでは10分位だった。
帰りは大月JCTを曲がり東富士五湖道へ入る頃に霧から雨へと天気が崩れ、富士川SAでロールケーキとコーヒーで一休み。私も食事&おやつ撮りを楽しんでいるが隣に座った人が同じように写真を撮っていた。ブログなどではおなじみのコンテンツだが、実際にやっている人を初めて見た。
ほぼ予定通り買い物をして5時に帰宅。もう少し天気が良かったらもう少し紅葉の写真が取れたのだが…。
08/11/12
国会を通らなければならないのだが、与党は定額給付金を1人当たり1万2000円支給することを決めたようだ。「バラまきだ」と言われて所得制限を設けるかとも言われていたが、結局それは末端の市町村に任せて、しかも線引きを所得1800万円を下限とするそうだ。
こちら昼間に歳末助け合いの助成金申請の家庭のおおよその年間所得が200万円位という話を聞いてきたばかりで、桁の違いにクラクラしている。
予算規模の2兆円をもっと効率良く、たとえば流通経路の補助に入れるなど必要な所にドンと入れれば、経済活動全体の活性化にもつながるだろうが、平均的な家庭以上ではそんなものもあったのかで流れてしまうだろうと思う。私見ではふるさと創生資金以上の意味の無い政策だと思う。
派遣労働者や中南米からの出稼ぎ者の首切りや中小企業の倒産が続いている中、さらには母子家庭の増加など生活設計も立てられない人が増え社会不安も増加しているのにきちんと手当てをする事の方が先決だと思う。
次の選挙では私は与党に入れない。
08/11/5
最近またお産は命がけになってきたようだ。
しかし、太古の昔からお産は自然のこと。リスク管理さえすれば何が何でも産科医が必要というものではない。そのための助産師さんのはずなのだが、十分に能力を発揮しているだろうか。
不足を騒いで対応を遅らせるよりも、やれる事をやるべきだと思う。
08/11/3
夜、ニュースの後NHKをそのまま見ていたら『わが心の大阪メロディー』というのが始まった。同じ歌謡曲でも大阪ものばかりを聞いていると他の土地のご当地ソングと違って確かに大阪に根付いているという気がするのが面白い。母が大阪育ちで大阪の空気が半分身に入っているが私は東京育ちなのでいささか濃すぎると感じるのだが…。
そして『天王寺』なんて歌があるのですねぇ〜。
08/11/1
ナビスコ杯決勝、今シーズンあまり調子がよくなかった清水だがここまで上がってきた。
長谷川監督が選手時代以来の決勝戦ではないかと思うが、残念ながら大分の高さに0-2でやられてしまった。試合そのものはクリーンだけどいささか硬い、行ったり来たりの単調なものになってしまったが、見ていて気持ちの良いものだった。
大分におめでとう!を言うとともに、清水にはJ1リーグでのきちんとした締めと天皇杯での活躍を期待したい。