ちょっとした感想   

09/8/31

   昨日の投票率は前回の郵政選挙を上回ったようだ。皆が意見を言いたくなったという事だろう。
   結果、民主党の1人勝ちとなった。これは小選挙区制になった時から分かっている事でどちらが良いか、またはどちらがマシかの白黒を選ぶもので、『良い』で選ぶか『イヤだ』で選ばないかの選挙なわけだから国民の今の気分が拡大して現れる。その緩衝作用が比例区なのだろうが、選挙区でダメ出しをされた人が比例区で復活というのだけはやめてほしい。
   昨夜から各党代表者と各局のコメンテーターが次の政府の政策について色々と言い出しているが、政権交代をしたにしてはどうも話が小さすぎる。
   私が思うに今一番皆が求めているのは誰もが誇りを持って自分の仕事をする事で生活が安定する事ではないだろうか。皆がきちんと仕事をして利益を上げるなり給料をもらうなりして税金を払えるようになれば国の懐も豊になり国民の気持ちも安定すると思う。無駄を省くというのは結構だが、どうもみみっちく誰にお金をあげるのどこの予算を切るのという話ばかりの政権のスタートはいただけない。

09/8/30

   8月の最終日曜日は市の防災訓練がある。今朝も早くから訓練の放送が入り、9時過ぎには1000名余りが避難場所の中学のグランドに集まった。
   訓練は集まる事に意義ありの部分が多いが、例年通り、グループに分かれて消火器訓練やロープワーク・簡易担架の作り方などをやった。中・高生は別にテントの張り方の練習をしたようだった。どれも何度もやって思い出す事でとっさの時にも出来れば良いものだが、消火器の使い方などは小学生やもっと小さい子が俄然張り切って、消防団の人や家の人とともにやっていた。
   そして、本日は衆議院選。皆どうせ学校まで来るのだからと終わった後は体育館で行われている選挙へ。いつもはのんびりとした選挙風景なのだが、体育館の外まで人が並んだ。
   インフルエンザ対策もあって担当者は皆マスク着用、入り口には手洗い用の消毒用アルコールまであった。
   今夜のテレビはどこを回しても選挙特番ばかりだが、こちらと違って投票率はさほどでもなかったようだが、民主党優勢は変わらないらしい。

09/8/28

   枡添厚労大臣が『働く能力と機会があるのに怠けている人に、貴重な税金を使うつもりはない』さらに『怠け者発言は生活保護の母子家庭(への母子加算)について言ったつもりだ』と発言したそうで物議をかもしている。
   プロの生活保護詐欺とも言うべき現住所を各所においていくつかの市役所を掛け持ちして生活保護費をもらうなどという手口もあるそうだが、身近に見ている保護世帯・片親家庭でそんな悠長な家庭はない。
   子供が幼ければ幼いだけ保育園に入れても病気などで手の掛かることも多く、アルバイトの掛け持ちや子供が寝てからの夜の仕事で生活を支えている人は多い。子供だけで深夜まで過ごす家庭の心配や逆に深夜まで営業している接客業の更衣室などに子供を置いているなどの情報に接することもある。さらには働きすぎで身体や心のバランスを崩した親によるネグレクトなど子育てにやさしい環境とはとてもいえない日本の実情がある。父子家庭でさえも子育ての時間を考えると仕事を犠牲にする他なく収入がかなり低い状況になることもある。また子供が小学生位になると父親は仕事だけで家庭生活は子供任せなどということも起きている。さらに母親の場合DVから逃れるため1つ所に落ち着けない場合もある。
   さらには義務教育期間は就学援助などもあるが、その先の奨学金制度は心もとない。特に、公立高校の場合弟妹が就学援助の対象になっていれば高校の学費減免もある(静岡県の場合)が、下の子も高校生になったとたんにその措置が切られてしまい「高校に入ったのはうれしいが今年はお金がきつい」という嘆きもよく聞く。特にその先進学をして資格を取らなければならない将来を希望している子供達にとって高校・大学の奨学金を得るとしてもかなりの高額の返済が待っている。
   子育て支援について、各政党が選挙向けに色々と言っているが、まず、大臣からしてこの現実を認知してほしいものだ。

参考     舛添発言への抗議文(生活保護問題対策全国会議等)

09/8/26

   TANUKIの夏休みももう終わりなので、6月に開港した富士山静岡空港を見に行った。
   行きがけに県会議員をされている先輩が衆議院議員選挙の応援演説をしているのをチラリと交差点で見たが、ようやくこちらにも選挙カーが廻ってきているようだ。
   それはともかく道路の看板を頼りにR150から空港方面へ。大井川を渡って吉田インター方面へ行くことになるがR1から金谷へ出るのとどちらが近いかはよく分からない。
   ともかく最後は道しかないところを上っていくと駐車場の只中に小さな空港の建物が見えてくる。路線バスはあるようだが他に交通手段はないので駐車場は充実、もっとも今はそのほとんどが見学者向けのようだが…。
   だだっ広い空港のはずれで見物人がたくさん離発着する飛行機を見ている。空港建物デッキも反対側の林の前も見物人はたくさんいた。
   ちょうど昼前後は離着陸が便が多く楽しかったが、食堂は3Fに小規模に1つ、2Fにお茶を出してくれる小さなカウンターがあるだけだが、利用者を考えればそのくらいで良いのだろうが、何もない丘の上、腹ペコのまま御前崎までドライブをしてご飯を食べに行った。このルート、バイパスが所どころ出来ている。ともかくカーナビがまったく知らない道ばかりを走るドライブになった。
   お昼はナブラ館の中の食堂でアナゴ天丼。だいぶ昼を過ぎた頃にしばらくぶりで食べたが、さすがに大きなアナゴ2つの天丼は食べるのがきつくなっている。帰りはお腹一杯で買い物もせずに家まで突っ走ってしまった。

09/8/25

   朝っぱらからテレビで緊急地震速報。こちらではなく千葉沖との事だったが、当然影響があると思って今回は押入れの戸を開けた。(もちろん飛び込むつもりで・・・押入れは柱に囲まれた狭い空間なのでもぐりこめれば以外と安全と言われている)
   結果、コンピューターミスによる誤報だったようだ。誤報の連絡が遅れたのが反省点のようだが、これからもチャレンジしてほしい。そして、より精度を上げ、より現実に合う方法を考えていってほしい。
   時に情報が出ることで我々も身構え、被害が出るような大きな地震が来るにしろ来ないにしろ自分の行動を考えるのは良いことだと思う。
   ただし、直接大きな被害が出ない所の放送まで止めて意味のない情報をテレビが流し続けるのは意味がない。先日の静岡の地震でも思ったのだが、ダラダラと意味のない情報を流し続けるよりもいつでも切り替えることが出来る体制をとりながら情報がまとまるのを待つほうが合理的だ。

09/8/24

   今回の衆議院選で民主党が政権をとれば公務員制度改革は進むだろうか。今はなんと呼ぶのか、我々の頃に1種と言われていた幹部登用の公務員制度についてだが…。
   彼らは国の舵取りのブレーンとなるポジションだ。政権交代が出来るのならば政権ごとに国に対するビジョンが変わるので、それとともにそれに近い方向の知恵が出せる人材がいるのが好ましい。しかし、1人の人の視点がそう変わるものではない。それならば、政権とともに人材がよりその政権に近い考え方の人に変わる方が改革を求めるためには望ましい。
   しかしながら公務員といえども1人の国民であって、住宅ローンもあれば家族もある。さらには働き盛りは子供の教育費も掛かる頃のはずだ。その人生設計が立たないのであれば優秀な人がその職につくはずもない。
   ならばどうすれば良いのか。私は彼らだけでなく働く国民全体の職の流動性を上げる方法にもっていくことを勧めたい。技術職も研究職もその他の仕事も履歴を積み重ねてその個人が評価される方向に持っていくべきではないだろうか。
   現在職場が請け負っている家族丸抱えの制度を1度解体して、子供・働けなくなった高齢者・病人・障害者には個別に福祉を厚く、仕事についている人にはこれも個別に税も保険も掛ける。それも同一労働同一賃金を徹底する。
   もう1つ、何が何でも企業に雇われるということではなく、自営業で暮らしていける政策がほしい。農林漁業だけでなく小売業や家内工業などがなぜ衰退したか、大きな部分が相続税にあるのではないか。必ずしも家族が後を継ぐというのではなく、後を引き継ぐ人があるのなら資産がそのままその人に引き継がれる政策がほしい。国が土地や金という価値観だけでそれらを計算しても何も生み出さないで地域の荒廃を招くだけに思える。
   投票日まで1週間たらず。言葉尻や風でなくチェックしたい部分である。   

09/8/19

   しばらく静かになっていた新型インフルエンザが勢いをつけているようだ。リスクの高い方が各地で3名ばかり亡くなった。
   この季節は高校総体、高校野球や都市対抗野球など各地から人が集まるイベントも多く、さらにお盆や夏休みで広い範囲を人が動く。さらにプロ野球や巡業中のお相撲さんにもかかった人があるようだ。
   手洗い・うがい・疲れすぎない。妊婦さん、幼児、リスクの高い病気を持つ人、さらにその周りにいる人達も含めてインフルエンザ予防の基本を忘れないようにしたい。

09/8/18

   いよいよ衆議院選の公示日。テレビも新聞もニュースは張り切っているが…。
   今回のポイントは21世紀半ばの日本の未来図をどれだけ具体的に描けるかではないだろうか。すでに21世紀も10年近く経っている。今の子供達が社会の中心になる頃、日本がどうなっているのか、決して遠い未来の話ではない。今準備を始めるべきものである。
   「安心・安全」とお題目を唱えるのではなく、どうすれば安全で、自分達が安心して暮らせるのか、候補者本人が自分を含めての国民の皆さんである事を土台にして実感し納得をするアイデアを出すべきである。
   「こうするための予算」を合理的に配分するのは官僚でも出来るが、「こうするんだ」と言うスタンスを決めるのは政治家でありそれを選ぶ有権者だと思う。
   ところで、自宅のすぐ側にも選挙ポスターの掲示板があるのだが、家の前の信号を渡りきった所に車を停めてポスター張りに行った人達がいた。片側1車線で反対側から私が車を出して道を渡ろうと信号待ちをしたので当然道は通れなくなった。本来信号前後30mは駐停車禁止、立派な道交法違反なので、どこの政党だと見たかったが方向が違うので分からなかった…。

09/8/12

   東名高速の牧之原の崩落箇所はかなり重症のようだ。初めは今日1日で復旧作業を終えると言っていたが、もっと時間が掛かるようだ。
   代替ルートとしてR1を使うかR150を使うかもっと遠方同士なら中央高速を通るかという事になるが、それぞれに渋滞をしているようだ。第2東名がまだ工事中で大変残念だ。
   物流だけでなく、夏休みシーズンでの遠出も多い季節で、利用者にも生活道路にあふれ出した渋滞に巻き込まれる我々にも困った問題だが、これは東海大地震の予行演習。本当の大地震なら清水から由比に掛けてR1も津波にさらわれかねない所を通っている事を、さらには鉄道も同じ所を通っている事を知っておく必要があると思う。
   直接ここを通る人だけでなく、物流の多くもこのルートを頼っている事を善し悪しは別として全国の人々に知ってほしい。

09/8/11

   朝5時過ぎに震度6弱の地震。ビックリして飛び起きた。トラ丸はドッと走る。
   後はテレビで災害情報をチェック。震度のわりに被害は大きくなく、津波も焼津港の60cmが最高だった。東海地震との関連はなさそうだとの事だ。
   ただ、台風の雨が続いていた事もあり、交通機関は静岡空港の飛行機以外はズタズタ。新幹線は1日ノロノロ運転。その他の鉄道はなかなか動かなかった。また東名は牧之原で道路が崩れほぼ1日通行止め、明日、復旧工事をするため付近が通行止めになるようだ。おかげで幹線道路は渋滞していた。
   午後は市内を様子を見に車で走ってみたが、屋根瓦が崩れた家が少しある程度で大きな被害はなかったようだ。
   もちろん物が落ちて当たったなどのけが人の情報もあり救急車も走り回っていたが、揺れの割には少なかったのではないかと思う。
   高校野球の常葉橘の試合は今日の第1試合、雨で2日も延びた試合だが、ゆっくり見ている間はなかった。2-0で勝ってくれたので元気づけられた人も多いのではないかと思う。

09/8/7

   午後からTOPPOさんと玉露の里までドライブをして1句詠む。出口で投句箱を見つけただけだが、用紙もたくさんあったし玉露ソフトをなめながら考えてみた。本日は立秋。秋の始まりなのだが数日天気が悪かった後の晴天でようやく夏らしく感じられた。しかし、空は秋?風も涼しい。
   夜は蓮華寺池公園の花火。音に誘われて瀬戸川の土手まで出てしばらく見物。結構たくさんの人が見に来ていた。遠花火だが川の向こうにきれいに見えた。夜風も涼しい。
   花火は夏の季語だそうだが、本物の季節はどこへ向かっているのやら…。

09/8/6

   昨日に続いて本日は鍼の先生へ行って疲れた身体のメンテナンス。TOPPOさんも最近は忙しくて年1回の夏休みの登場だが、長いお付き合いであることに変わりはない。
   私の方は何とか左ひざは治ったがその分、昨日からの鼻づまり。
   昼前には終わって2人ながら身体が軽くなって静岡駅近くのキャット&ボアへ。私は先日も行ったのでドライカレーにしたが、TOPPOさんはその私の食事日記を見てミートソースが食べたくなったようでカツも盛り込んであるキャット風。
   お腹が一杯になったところで春にやはりお義父様が亡くなられたTOPPOさんの妹さんのお宅へ初盆見舞い。しばらくおしゃべりをして帰ってきた。
   それにしても、夏空はどこへ行ったのか、しかも空気が涼しい。明日は立秋だが夏空は先日の2日間で見納めなのだろうか。

09/8/5

   昨日TOPPOさんがやって来たので今日は2人で骨休めの温泉行き。
   あまり遠くには行けないので近場をいくつか検討して川根温泉。アルカリ泉の掛け流しでなかなか気持ちが良い。夏休みのせいか平日とはいえ車はたくさん来ているが、温水プールもあるのでかなりがそちらに流れているようで温泉は空いていた。
   小雨が降っていたが露天風呂でゆっくりと温まって、風呂の後は食事。食事となると時間も人もダブるので場所がなかなかなかったが、食堂の椅子席の奥が空いていた。
   食後お腹が落ち着いた頃にマッサージの予約を入れていたので後はゴロゴロとして過ごす。
   時間とともにマッサージルームに行くと、最近になって食券の販売機にマッサージ券も買えるように入っていた。とにかく1時間ガッチリと揉んでもらう。
   女性の施術者だったが初めは飛び上がるほど痛かった。しかし、ツボには来ているらしく頭や目・耳・足先に響いてくる。「このコリを緩めると楽になりますよ」と言われたが、いまだにコリの塊があるのだが…。それでもコリ返しもなく少し楽になった。
   隣のTOPPOさんも相当凝っていたようだが途中から爆睡した模様だった。
   最後は抹茶味のソフトクリームで締め、何はともあれ年相応の楽しみ?をして帰ってきた。

09/8/1

梅雨明けぬままに8月来たりけり     DORA

7月    9月