ちょっとした感想   

10/11/30

   一昨日、志太常磐松会の先輩が亡くなられた。
   県内の常磐松会の多くが県庁や市役所などお役所勤めの方によって運営されている中で志太だけは民間主導なのだが、その中で唯一の市役所勤めの理事さんだった。
   大変人使いの上手な方で、前任の事務局の方の頃から、「女性は出てくる人が少ないので手伝ってあげて下さい」と言われて少しずつお手伝いに入っていたのだが、その方が亡くなられた後「男にやらせるとその家の奥さんに迷惑がかかるから」とクルリと押しつけられてしまった。しかし、女性の参加者がいると「大変だから手伝ってやってね」と事務局に振り向けてくれたりもしてくれた。下準備はしても実際の会合などはお任せのままだったが、要領よくまとめて下さっていた。
   時々スーパーでもお会いしたが「お前の所は何時も婦唱夫随だな」とからかわれたが先輩も奥さまのお伴だった。
   実はまだ現役の50代、仕事の上でもご家庭でもやり残した事が多くあるのではないかと思うと心が痛むが、ご冥福をお祈りしたい。
   今年は夏から風さんも亡くなられその直前に風さんの農大時代の友達の方も亡くなられている。若手が集まって三途の川の向こうでは今頃青山ほとり(大根踊り)が踊られているのではないだろうか。

10/11/23

   北朝鮮が韓国領の島に砲撃。住民にも被害が出ているようだが、韓国軍も撃ち返しているようで、今のところ国境線上の小競り合いで韓国政府も自制的だが、戦死者も出ているようだし今後大きな紛争にならなければ良いのだがという状況になっている。
   日本はのほほんと行政マンであるはずの公務員まで巻き込んでの政争中だが次々とやってくる危機を日本という国はかわし切れるのだろうか。
   日本のような国で政権交代を普通の事とするためには、与野党ともシンクタンクや大学との連携をとって行政の部長級以上を交代させるくらいのシステムを作らなければスムーズに政策を実行する事は出来ないのではないだろうか。行政何十年ではなく、内と外とから物事を見る事で視野を広めそれぞれの政権と共に政治家だけでなく行政の上層部もきちんとその仕事に精通した意見の近い人間を投入できるシステムを考えた方が、不毛な言葉尻を取り合い大臣を辞めさせるようなつまらないやり取りを政治家の仕事だと考えるような無駄を省けて結局は行政改革にもなるのではないだろうか。

10/11/19

   旅から戻って今日は掃除と大洗濯。さいわいの良い天気で助かった。
   3匹猫の心のメンテナンスをする間もなく、旅行で買ってきた菓子を持って、まず亡くなった遠縁のおじさんにお線香をあげに。ちょうどご近所になる民児委員さんはこのおじさんの葬儀のために研修旅行は欠席したのだが、役員さんが「おみやげを届けに来たのだけど同じ姓の家があり過ぎて」と道に迷っているのに行きあった。私も家は知らないので電話をかけてみたがお留守のようだった。
   引き続き今度の日曜日におじいさんの一周忌の法事だという藤守の家にも、法事のお呼びはかかっていないので今の内にお線香をあげに。お昼頃なら居るだろうとタイミングははかっていたのだが、ドンピシャリになり過ぎた上に植木屋さんが入っていたりの忙しい所に飛び込んでしまって申し訳なかった。
   途中でお昼を食べて、やはり昼ごはん時ならお母さんが居るだろうとTANUKIの友達の家に。しょっちゅう家庭菜園の野菜を頂くのでお礼がてらにおみやげを持って行って、また長芋を頂いてきた。
   帰りにはスーパーでおいべつさんの準備の買い物。帰ってきて飾り付けをしてお赤飯とお煮しめの準備。それにしても当日祭りでお参りにも行かないというのではどの位の御利益があるものやら…。
   猫3匹とばあちゃんとTANUKIも色々と言いたい事はあるようだが、こっちもそこまでの体力はない…。

10/11/16

   ここにきて身近な方の訃報が重なった。まず、我々の結婚式の仲人をして下さった遠縁のおじさん。仲人は当日だけの頼まれでやって頂いたが、義父と仲が良かったので私がこちらに馴れるまで色々と良くして頂いた。もうかなりの高齢だが、10年前には義母の入院先の富沢まで皆を乗せて車を運転して来てくれたりしていたし、ほんの何年か前までは神社の関係などには出てきておられた。
   またお葬式だね、と言っている間にTANUKIの陸協仲間のお母様が亡くなられて、明日はお通夜が重なった。
   そこにきて、はだかっこの会でお世話になっているボランティアの方が亡くなられた。連絡が来たのは最後だったが今日がお通夜で、お別れに行ってきた。しかし、この土曜日のはだかっこの会には元気な姿で見えていたのでとても信じられなかった。
   午後から慌ただしくこの5年位のはだかっこの会の写真をチェックしてご本人が写っているのを何枚か編集して供養に持って行ったが、かなりご高齢になってお元気とは言っても受付で座っている姿がだんだん多くなっていた。
   責任感の強い方で、時間前にきちんと受け付けを作って待っていて下さり、しばらく前までは工作でも遊びでも子供達に中に混じってやっておられたし、特に工作などは1人1人の子供に向き合って見ておられた。ご冥福をお祈りしたい。
   後からはだかっこの会の方から聞いたのだが、11月のはだかっこの会が終わって帰られた後、うたた寝をしているなと家の方が思って仕事をしていて戻って来たら亡くなっていたそうだ。ご本人にとっては大往生だったが、ご家族は今までお元気だったのにと、びっくりされた事と思う。

10/11/15

   例の尖閣諸島での中国船の衝突事故の映像は海上保安庁の人間から出たようだ。自分がユーチューブに投稿したという人が任意で取り調べを続けられているが、警察は逮捕は避けたようだ。
   守秘義務が争点になっているようだが、本来事故直後に世界に向けて公表するのがベストだったと私は思っているので、何が秘密なのかという点が聞きたいところだ。
   しかし一方で、公務員が自分の手にできる資料をポンポンと公表できるかという点も吟味をすべきところだろう。
   ただしこの場合内部では早くから資料としてデーターが閲覧できるようになっていたようだが、これはそれぞれが遭遇するかもしれない国境線上での外国船とのやり取りについてどう対処するかを研究するうえでも大切な事で当然の事だと思われる。
   一方これも政権交代に伴う行政まで含めた政権抗争でもあると見えるわけで、そんな事で国益を損なっても無事なほどこの世は住みやすい所ではないと思うのだがどうなのだろうか。

10/11/14

   今日は夏から予定をしていた川崎市の高津句会。事前投句はしたものの、「水」のお題には四苦八苦、結局どんな句を出したかも覚えていないという体たらく。句会といっても石寒太先生の講演と『俳句でおしゃべり』の仲間とのオフ会が目的なのだから…。
   早起きをして洗濯物を片付け8時に出発。今回は調べた予定通りのこだま632にタイミングよく乗れた。入れ替えはあるがほぼ満席。そして県内の駅でも横浜で行われているAPECの余波か駅員さんもいつもより多め、警察官やガードマンらしい人もいたが暇そうではあった。それでも居なければならないわけで大変だなとは思ったが…。
   新横浜からは中心部に向かうよりは無難だろうとJR横浜戦で長津田まで出て東急田園都市線に乗り換えて溝口まで来た。このルート、東名青葉IC近くの義姉の家の近くや東名川崎ICから日吉(以前TOPPOさんが住んでいた)に向かうルートとほぼ一致しているらしく、懐かしい駅名が次々に過ぎて行ったが、馴れないルートでホームの駅名がどこに書いてあるか分かりづらくかなり不安だった。
   それでも無事に溝口駅に付きTOPPOさんと合流、会場のすぐ近くという事で食事の場所の予約などをすっかりしてくれた悠さんのお陰で『俳句でおしゃべり』の仲間のたまごさん・ガス灯さん・悠さん・TOPPOさんと1年ぶりの旧交を温めた。
   おみやげに持っていった無農薬の丸子紅茶は食にこだわりを持つお嬢さんを持つたまごさんに特に受けた。TOPPOさんには子規庵で買った朝顔から採った種を分けてもらい、他にも皆さんから色々なおみやげを頂いた。
   食事の後、1度会場に行って受け付けを済ませて当日投句を済ませ、また5人でエスケープ。今度はカフェテリアでお茶をしながらまったり。「そろそろ行きましょう」とおみこしをあげたら、途中の階のかなしさ、エレベーターが満員でなかなか乗れない。何とかたまごさん・ガス灯さんTOPPOさんをエレベーターに押し込んで悠さんと2人階段を上った。しかし、4Fから12Fはかなりの重労働、山を歩きつけている悠さんはともかく私はかなり息が切れた。
   すでに寒太先生の講演が始まっていたが、遅刻はエレベーターのせいにしてお話を聞く。さすがに前の方に取った席まで息を切らせながら行くのは遠慮して後ろの方の空いていた椅子に腰をかけたが…。
   講演の内容はにしたが、講演の後で悠さんは次の予定に向けて出かけて行った。
   その後は事前投句の入賞者などの表彰と先生の講評。かなりの数の表彰があった。たまごさんもその間にお帰りに。
   最後が当日投句の表彰だった。ガス灯さんが特選5句の中に入り表彰された。
   時間をずいぶんオーバーしたが終了の後、たまたまエスカレーター乗り場にいらした寒太先生と記念写真まで撮ってガス灯さんTOPPOさんとJRの武蔵小杉まで、そこから東横線でガス灯さんとは右と左。その間ガス灯家の猫ノンちゃんの話など。ノンちゃん紐付きのままお隣の屋根まで行ってしまい、首が締まると大変だとお友達の協力でガス灯さんがはしごを上って救出したそうだ。
   最後はTOPPO&DORAのいつものコンビ。菊名経由で新横浜まで出て一緒にお夕飯を食べた。ほとんど動かずに昼から食べ続けでインドカレーの大ご馳走にビール付きの豪華版はお腹に押し込むまでに時間がかかった。怖い事には「焼津で食べさせてもらうから地元は…」とTOPPOさんの奢りになっている。
   タイミング良く立ち上がったようで食後にホームに上がったら、さほど待たずにこだまが来た。前の方は空席があったが並んだ所は満席で、小田原でようやく座れた。後は爆睡。それでもちゃんと静岡で待っていた東海道線に乗り換えた。さすがに疲れてお腹も重く焼津駅からはタクシーを使った。疲れたが良い息抜きができた。

10/11/10

   今日の市民児協理事会で会長から全国大会の報告があったのだが、初日の特別講演は義肢装具やメディカルアート製品の開発販売をしている会社の社長さんが講師だったそうだ。
   今年の全国大会は島根県で行われ、この会社も島根県にある社員60名ほどの会社だそうだ。
   義足や人工乳房などけがや病気で療養中の人や治療後の人の力になれればと願いつつ仕事をされているそうだ。
   どこかで聞いたような気がするなと思ったら先日読んだ北森鴻さんの『葡萄と乳房』の中にエピソードのように出てくる人物と重なるのだと気が付いた。北森さんは山口にお住まいだったというのできちんと取材をされたのだろう。
   花師・佐月恭壱のシリーズはいくつもの顔を持つ癖のある登場人物しか出て来ないのが面白いのだが作者の死去によってどこへ収束していくのか分からないまま終わってしまったのが残念だ。

10/11/9

   午後からガクンと家の中が冷えてきた。我が家は静岡県の焼津市という雪でも舞えばニュースになるような暖かい所に建っている家なので、暑さ対策はしっかりとしてあり、窓を開ければかなり縦横に風が通るようになっているが、家の真ん中にいるとしんしんと底冷えがする。
   そして寒くなると普段は抱かれるのが嫌いなみゆがひざに乗って来るし、茶々もそれとなく私の背中にくっついていたりする。
   そろそろ炬燵かとも思うのだが、お日様を追いかけて縁側にいると結構暖かいのでもうしばらく太陽熱パワーで済ませようかと思っている。蓄熱はできないので夜間はそうもいかないが、逆に雨戸までたてればまだ気密性は良いのでそう寒くはない。

10/11/5

   中国漁船と海上保安庁の船の衝突事件は政府が内緒・内緒と隠していたのがユーチューブを通してネットで現れた。
   画像そのものはテレビが二次利用してニュースで大々的に流し、中国でもネット接続と政府側の削除が続いているようだ。このさい、ドンと本物を全部、カットなし解説なしで公開をするのが最も良いのではないだろうか。
   映像を見る限り漁船がぶつかってきているようだが、意図的なものかただの酔っ払い運転なのかはまだ分からない。

10/11/3

   サッカーナビスコ杯の決勝戦だった。良いお天気で気持ちが良さそう。もちろんテレビで見たのだが…。
   清水も準決勝まで行ったのだが、広島に敗れて残念だった。本日の決勝はその広島vs磐田。
   こうなると県内の磐田にリベンジを果たしてもらいたくなるもの。今シーズンJスタートではコケた磐田だがこのところ調子も良い。
   決勝戦が素晴らしい試合なる事はあまりないような気がするのだが、この試合はすごかった。
   まず磐田が先制。しかしすぐに広島が同点弾。しかも後半早々に広島が逆転。それを後半終了間際に磐田が追い付く。延長に入って磐田が逆転。さらにもう1点追加。これで終わりかと思えば広島が1点入れ、さらに終了間際にPK。これを磐田のGK川口が止めてゲームセット。
   見ているだけでも激闘に疲れた。しかし良い試合だった。

10/11/1

   10月末は何かと物入りだった。洗濯機の脱水機がこき使い過ぎてカグカグと文句を言いだし、ダメになる前にと慌てて買い替えた。これはテレビを買った時のエコポイントが溜まっていたのであまり大きな出費にはならなかったが、希望の2槽式、以前よりずいぶん容量が大きくなっているのだが機械の進歩かサイズはほとんど変わっていない。
   そして、しばらく前から何度か立ち消えをしていた給湯器をガス展を機会に買い替えた。それが今日やってきた。こちらもこの家に来て3度目の買い替えだが、順調にダイエットを重ねているようで、半分程度のサイズになった。壁にかかりますとの事だったが、台というか覆いの中にパイプ類を入れてもらっても以前より小さくなった感じがする。
   しかしながら設置は洗濯機と同じというわけにはいかない。配管や電気系統を付け替えてほぼ2時間半。さらに営業さんがやってきて設置を確認して保証書などを書きあげた頃には日がくれていた。

10月    12月