20/11/28
昨夜、タイムキーパー代わりに点けていたテレビからかなり昔の歌手・伊藤久男が農大生だったという話が流れた。福島のかなり裕福な家庭の子供だった彼は、ピアニストになりたかったようだが、堅実な道を進めと農大に入れられたそうだ。しかし、音楽への夢が捨てがたく、あっさりと農大をやめて親に内緒で音楽学校に入りなおしてしまったらしい。もちろん親にばれて学費を止められてしまったそうだが…。そこで出会ったのが古関裕而、生活に困って相談した結果、コロンビアレコードの試験を受けてレコード歌手にならないかという誘いだったそうだ。
そのコロンビアレコード、時代的にT家の祖父が若手社員としてすれ違っていてもおかしく無い頃なのではないかと思う。
『イヨマンテの夜』が有名だが、男っぽい声量のある歌声が好きで、妙なご縁を感じた。
20/11/19
日本のコロナ禍も第3波の大波が来ているらしい。ついに静岡県もかなりの人数の感染者が出てきた。ただし、感染即大変だではなく、症状が出る人や病状が悪化する人の数がどうなっているかが問題となる。
ほぼ半数近くが感染経路不明、感染経路としての家庭内や職場・施設内感染も持ち込んだ誰かがどこからもらってきたかが問題になる。結局は人がある程度居る所にはウイルスもいると思っていたほうが良いのだろう。普通の人ができる事は家にいる時の換気を良くする、人込みでのマスク、何かする前の手洗い、体調の悪い時は外に出ない位しか対策は思い浮かばない。
後は何かの時には検査ができるような体制を取っていかに早く感染を察知できるか、感染した場合に対症療法で良いので悪化させない治療を標準化してほしい。
ここはドンと気持ちを落ち着けて、せめてお正月には少し気楽に過ごせるように、感染リスクを抑える行動をとりたいものだ。
20/11/17
寒くなってくるとともに新型コロナの勢いが増してきた。春から言われていた事だったが、春を自粛し、夏を我慢して、もう我慢がきかずに人々がGoToで浮かれだすとともに各地で感染者数が増えている。特に札幌では感染者数が増えている。ある程度人も多く寒くもなって換気が行き届かないのか冬の都会の状況を先取りしているようだ。
特効薬もワクチンもまだ無いが、幸い検査体制が春に比べれば良くなり、対症療法は確立しつつあるようで、重症者や死者は低く抑えられている。
しかし、大都会以外の医療過疎地に持ち込まれると困った事になる。こういう所は高齢化率も高く、蔓延すれば集落が無くなる危機さえある。実は田舎の自然が水の循環、食料の供給、様々な生活技術の伝承など都会の生活を支えているという事を忘れるわけにはいかない。
都会に比べて議員数は優遇されているはずだが、その議員さん達が都会に住みついて地元の状況をしっかりと把握していないと日本という国の生命力を失う危機だと考えて頂きたい。
20/11/13
スマホの方に『ドコノコ』というアプリを入れている。犬・猫の写真を見せっこするたわいのないものだが、迷子になった時の支援システムがある。実は割と近い所でクロンによく似た黒猫ちゃんが脱走・行方不明中で気にしているのだが…。
迷子探し用のチラシ作成や近くの人達へのSOS発信などができるのだが、基本中の基本も知っておくと良いのではないかと思う。(ここで書くより言ってあげたほうが良いのかもしれないが、文字数が限られている所には書き込みきれない。)
まず、「出られた!」で最初に打つ手はお好みのおやつなど匂いのたつものを持って猫の名前を呼び歩くことだ。出てこなくても、割と近くにいる事が多いので帰ってくることがある。近くに来たらあまり騒がず後ろから追って家の中にお帰り頂く。
数日経ってしまったら、ポスター作戦。自宅の玄関先と、かかりつけの獣医さん、行きつけのスーパー・コンビニなどにも張らせてもらう。さらに、最寄りの保健所(保護された犬猫情報がある)・役所の環境衛生課(不幸にして車にひかれて死んでいた場合など)・警察(大切なものを無くしたことに違いないし)などに電話をしてみる。
ジライヤが行方不明になった時は、半月位して自分で帰ってきたが、「無事に戻って来ました」とあいさつ回りは大変だったが、皆さんに「良かったね」と言ってもらえた。
また、蒼は環境衛生課から「お宅の猫ちゃんが死んでいました」と連絡が入り「迎えに行きます」と言ったら受付できれいに段ボール箱に入れてくれていた。実は家の前でひかれたようなのだが…。ただし、これは市に猫登録をしておかなければならない。登録と言っても猫の特徴と飼い主の名前と連絡先くらいで猫は無料、市のマークが入ったタグをくれる。そこに登録番号が入っていて、これを見れば飼い主が分かる。埋め込み式と違って読み取りの機械がいらないので、この方が普段は使いやすいと思う。
ともかく、家出猫ちゃんが無事に帰ってくることを祈っている。
20/11/11
昨日土俵から転げ落ちた正代の足のケガは良くなさそうだ。昨日は何とか勝ったが、今日は足に全く力を入れられずに負けた。
『牧太郎の2代目・日本魁新聞社』の今日のヘッドライン日記で大相撲は『八百長が無くなれば怪我が出るのは当たり前だ!』と書いていたが、この意見はいささか古臭い。すでに現役のお相撲さんのほとんどが中・高・大学でスポーツとしての相撲を経験してきている。
ただし、今の子供達全体に言えると思うのが、小さい時から1つのスポーツに熱中して頭角を現していく事が多いので、身体全体をまんべんなく鍛える・成長させるというよりも、そのスポーツに特化して体を作りすぎているのではないだろうか。
もう1つ、強い者が選抜されてきているだけに、負ける、コケという体験が足りずに転び方に対する身体の使い方が身についていないのではないだろうか。身体が大きくなるとともに転ぶ技術も違ってくるのではないだろうか。
何が起こるか分からないからスポーツは見るのも楽しい。しかし、プロとしてはある程度のレベルでコンスタントな力を出して魅せてもらわなければならない。相手があってこその試合でもある。ケガをなるべく回避するのも技の内として研究してもらいたいものだ。
20/11/5
香川県の養鶏場で鳥インフルエンザが出たそうだ。こういう場合、生き残っている鶏も含めて大慌てで殺処分にして埋めてしまうが、生き残っている中にウイルス耐性の鶏がいるのではないかと素人考えをしてしまう。
検査だ薬だという以前の大昔から病原体と生物との闘いは続いていたわけで、その中から病原体に耐性のある個体が生き残ってきたはずだ。
20/11/4
組内のお年寄りが亡くなってお通夜だった。家族葬にしますとの事だったが、お葬式の回覧は回って来たのでお通夜に伺ったが、我々だけだった。ご親戚も遠くの方は来られなかったそうで、ひそやかな式だった。
亡くなられた方は父と同い年の大正9年生まれ。ご家族は「100歳を超えていたし、ぎりぎりまで元気だったので」と大往生されたことを受け入れておられた。
ご冥福をお祈りしてきた。
20/11/2
大坂都構想は2度目の住民投票で過半数を取れず、とりあえずぽしゃった。2回の住民投票のどちらも僅差で反対だった。
二重行政を1番の問題点としていたが、知事と市長が同じ政党から出て協力とすり合わせができれば問題が薄れたというのが、市民の「どちらでも宜し」につながったのではないだろうか。
平成の大合併で町が大きくなったのは良いが、身近な細かな所まで手が届くというわけにはいかず、周辺部の過疎化がより進んでいる今、国の役割、地方行政の役割、自治会など住民自身の役割についてもう1度きちんと議論する事が必要なのではないだろうか。
20/11/1
あっという間に11月。コロナウイルス騒動は世界的にはまだ続いているが、スポーツの世界は少しずつ復活してきた。
今日は朝から全日本大学駅伝。残念ながら農大はいないが、追いつ追われつ、次々にトップが変わる面白いレースになった。今年は「密」がまずいという事で学校や合宿所が閉鎖になり、それぞれが個人で練習をする時期が長かったからだろう。チームの戦略より個人のしてきた練習の蓄積が試されるレースになったように思う。1位の駒沢大が大会新記録を出したし、区間新記録もたくさん出た。
午後は県の高校ラグビー決勝戦。花園での全国大会の予選にもなっているようなので、全国大会もできるのだろう。
バックスを走らせる機動力の東海大翔洋がフォワードの圧力でせまる静岡聖光学院を14-7で破って優勝した。これまた見応えのある良い試合だった。